2022年7月14日更新

クレアが「ジュラシック・ワールド」新作で再び体を張る?!性格や髪型の裏話・オーウェンとの関係も気になる

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ジュラシック・ワールド クレア
©Universal Pictures/Photofest/Zeta Image

「ジュラシック・ワールド」シリーズのヒロインであるクレア・ディアリングは、劇中での振る舞いから悪評が絶えないキャラクター。 本記事ではそんな彼女の基本情報や、「性格が悪い」と言われるようになってしまったワケを、徹底解説します! ※この記事は「ジュラシック・ワールド」シリーズのネタバレを一部含みます。読み進める際は注意してください。

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クレア・ディアリングの基本プロフィール

ジュラシック・ワールド 炎の王国 クレア
©Universal Pictures/Photofest/Zeta Image
名前 クレア・ディアリング
年齢 30代
職業 「ジュラシック・ワールド」運営責任者 恐竜保護団体「JDP」職員
キャスト ブライス・ダラス・ハワード
吹き替え声優 木村佳乃 (※TVオリジナル版のみ仲間由紀恵)

クレア・ディアリングは映画「ジュラシック・ワールド」シリーズのヒロイン。初登場時は肩の上あたりで切り揃えられたストレートのボブヘアに白いスーツをビシッと着こなし、まさに「クールで出来る女」というイメージでした。 運用管理者を任されていた彼女はパークの利益を最優先に考え、目の前で動いている恐竜たちのことは「ビジネスの道具」としか見ていませんでした。しかし物語の途中で恐竜のある姿を目の当たりにしたことで、徐々に考えを改めるようになります。 ラプトルのトレーナーとしてパークで働いているオーウェンとはかつて恋仲だったようですが、作中ではすでに別れていました。しかし2人は訳あって再び行動を共にするようになり……。

3作目「新たなる支配者」でアザだらけ?!

恐竜たちを相手に人間がくり広げるハードなアクションも見どころの「ジュラシック・ワールド」シリーズ。クレア役のブライス・ダラス・ハワードは、3作目となる「新たなる支配者」でこれまで以上に激しいアクションに挑んだようです。 2020年7月、ハワードは自身のTwitterでコロナ禍による中断を経て、本作の撮影が再開されたとそのよろこびを報告しました。それにオーウェン役のクリス・プラットは彼女がスタントでひどいアザができたと明かし、「アザの写真を見せてあげてよ!」と返信。 これを受けて彼女は「またよろこんでスタントをやりたいと思う人は手を上げて!」というコメントともに、二の腕や太ももにできたアザの写真を投稿しました。痛々しい大きなアザとは対象的に、彼女の表情は誇らしげ。 予告編には建物の屋根から屋根に飛び移って恐竜から逃げるシーンや、汚い水に浸かって恐竜をやり過ごすシーンも映っており、本編でも激しいアクションが期待できますね。

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1作目ではヒールで爆走!

『ジュラシック・ワールド』(2015年)ブライス・ダラス・ハワード
© UNIVERSAL PICTURES/All Star Picture Library/Zeta Image

第1作目では、映画終盤にクレアがヒールの高い靴を履いたままティラノサウルスから逃げるシーンがあり、ファンの間で話題になりました。現実的ではないとの声もあがりましたが、これには撮影上の都合もあったようです。 ティラノサウルスのところへ向かうときにヒールを履いているということは、その後全力疾走で逃げる間もヒールを履きつづけるか、途中で脱いで裸足で走るという2つの選択肢があります。しかしそのシーンでヒールを脱げば、その後のシーンもずっと裸足でいなければいけません。 ブライス・ダラス・ハワードがヒールを履いたまま走ることに決めた理由は「毎日仕事のために裸足でジャングルを走りたくない」というものだったとか。 しかし結果的にこの選択が、バリキャリ女性であるクレアのキャラクター性を印象づけるものとなりました。

2作目ではジャイロスフィアで失神!

1作目から3年後が舞台の2作目『ジュラシック・ワールド/炎の王国』でハワードは、撮影中に大変な思いをしたそう。 クレアは冒頭のシーンで、助手のフランクリンとともにパーク内の移動に使われる透明な球体の乗り物、ジャイロスフィアに乗って恐竜から逃げていました。しかし2人を乗せたジャイロスフィアはそのまま崖から海に落下します。 このシーンを撮影するために、監督のA・J・パヨナは専用のジェットコースターを作ったのだとか。しかしハワードはジェットコースターが大の苦手。何度も撮影するうちにパニックが増し、5回目か6回目のテイクで叫び声をあげて失神してしまったそうです。 撮影の舞台裏を明かした映像を見てみると、かなり身体的にも負荷のかかる撮影だったことがわかりますね。

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クレア役はブライス・ダラス・ハワード

シリーズを通してパワフルさを増していっているクレア役を演じるのは、アメリカ出身の女優であるブライス・ダラス・ハワード。 本シリーズでは見事なアクションシーンも披露している彼女は、これまでに映画『スパイダーマン3』(2007年)や『エクリプス/トワイライト・サーガ』(2010年)などに出演しているほか、テレビドラマ監督しても活動の幅を広げています。

クレアの髪型が変わった理由は?

初登場時はサラサラのストレートボブだった彼女の髪型は、劇中でふわふわのくせ毛に変化しています。実は彼女は元々くせ毛で、セットした上で美しいストレートヘアになっていたのでした。 オーウェンとともに恐竜から逃げたり立ち向かったりする中で次第に髪の毛のセットが崩れ、ボサボサになってしまったために髪型が変化してしまいました。 きっちり整った髪型でより隙のない姿を見せていた彼女ですが、少し油断しているような姿が何だか少し可愛らしく見えますよね。

クレアの性格が酷評されている理由は?

クレアは本シリーズのヒロインですが、彼女の行動や性格が「ひどい」とファンたちから酷評されています。ではなぜ、そのようなことになっているのでしょうか。 理由はいくつかありますが、1番はクレアがパークの利益増加のために作らせた新種のハイブリッド恐竜のインドミナス・レックスが、人々を危険にさらす事件に繋がってしまったところが大きいでしょう。彼女が劇中でインドミナスの危険性をあまり理解していなかったところも、ファンたちの反感を買っています。 さらにそれ以外にも、姉のカレンに頼まれた甥の世話をすべて部下に押し付けたせいで彼らの命を危険に晒したところや、オーウェンに対していつも上から目線なところも酷評される原因になっているでしょう。

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クレアの性格はもともとは良かった?

劇中ではパークの利益だけを追求する冷血な人間として描かれているクレアですが、どうやら元からそのような性格だったわけではないようです。 学生時代、恐竜への愛に溢れていた彼女は、2004年の夏にマスラニ・グローバルのインターンに参加するため、現在のパークがあるイスラ・ヌブラル島へ。当時恐竜たちの研究が行われたその場所でクレアは、恐竜たちの世話をしながら有意義な時間を過ごしました。 しかし1頭のヴェロキラプトルが島に輸送されたことが原因で、不慮の事故に巻き込まれたクレア。彼女はその出来事をきっかけに、性格が変わってしまったとされています。 この経緯は、スピンオフ小説「ジュラシック・ワールド0 悲劇の王国」で描かれていますよ。

クレアとオーウェンの関係

『ジュラシック・ワールド』(2015年)クリス・プラット、ブライス・ダラス・ハワード
© UNIVERSAL PICTURES/All Star Picture Library/Zeta Image

劇中でも語られていますが、実はクレアとオーウェンは過去に恋愛関係にありました。しかし実際には、1度デートをしただけのようです。彼女たちはその1度目のデートで価値観が合わずに喧嘩になったことをきっかけに、それ以来別れてしまいました。 久々の再会を果たした2人は、「デートの詳細な予定表を印刷してきた」や「初デートに海パンを履いてきた」など、当時のお互いのミスを罵り合います。 現在は微妙な関係が続いている2人は1作目の序盤でビジネスライクな関係を崩さなかったものの、次第にクレアのクールさが身を潜め、まるで熟練の夫婦のような口喧嘩をするように。 シリーズを通して付き合ったり別れたりを繰り返しているように見えるクレアとオーウェンですが、「新たなる支配者」で2人の関係に進展が見られるかもしれませんね。

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クレアの「ジュラシック・ワールド」シリーズでの活躍

1作目「ジュラシック・ワールド」

ジュラシック・ワールド クレア
©Universal Pictures/Photofest/Zeta Image

1作目でクレアは、生きた恐竜が見られるテーマパーク「ジュラシック・ワールド」の運営責任者として初登場を果たします。最初はパークの利益だけを追求する冷徹でいけ好かない人物として描かれている彼女ですが、徐々にその性格に変化が。 パークの新しい目玉であるインドミナス・レックスが逃げ出し、2人の甥が巻き込まれていることを知った彼女は、オーウェンとともに恐竜たちに立ち向かいます。最後にはインドミナスに対抗するためにティラノサウルスを檻から出すなど、非常にアグレッシブな一面を見せました。

2作目「炎の王国」

『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(2018年)
© UNIVERSAL PICTURES/All Star Picture Library/Zeta Image

1作目とは一転し、2作目で恐竜保護団体「JDP」に所属する職員として働いているクレア。彼女は火砕流に巻き込まれようとしているヌブラル島の恐竜たちを保護するため、奮闘します。 部下のジアやフランクリン、オーウェンと共にヌブラル島に降り立った彼女たちは、途中恐竜を軍事利用しようとする人々と対立。最後には新たに作られた凶暴な恐竜・インドラプトルに立ち向かい、見事討伐に成功するのでした。

吹き替え声優は木村佳乃

木村佳乃
©ciatr

シリーズを通して日本語吹き替え版でクレアの声優を担当しているのは、女優の木村佳乃。ドラマや映画だけでなく舞台でも幅広く活躍する彼女は、持ち前の演技力の高さでクレアの声を好演しています。 そんな彼女の代表作には、映画『蝉しぐれ』(2005年)やドラマ『真田丸』(2016年)などがあります。

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テレビ版は仲間由紀恵

本シリーズが地上波で放送された際には、オリジナル吹き替えとしてクレアの吹き替えを女優の仲間由紀恵が担当しました。木村佳乃の吹き替えとはまた少し雰囲気が異なり、クレアの声が魅力的に演じられています。

バリキャリなクレア・ディアリングに注目!【ジュラシック・ワールド】

本記事では映画「ジュラシック・ワールド」シリーズのヒロイン・クレアについて、性格や活躍シーンなどを含めて詳しく紹介しました。 彼女は2022年7月29日公開の3作目「新たなる支配者」での活躍も期待されるので、楽しみに待ちましょう!