『ジュラシック・ワールド/炎の王国』の登場人物・キャスト・日本語吹き替え声優
SFアドベンチャー「ジュラシック・ワールド」シリーズの第2弾「炎の王国」。イアン・マルコム博士が約21年ぶりに再登場し、ファンから喜びの声が上がりました。 この記事では、「炎の王国」の登場人物やキャスト、吹き替え声優を紹介します。
タップできる目次
- 【「炎の王国」の概要・あらすじ】
- 【「炎の王国」のキャスト・吹替声優一覧】
- オーウェン・グレイディ役/クリス・プラット
- クレア・ディアリング役/ブライス・ダラス・ハワード
- イアン・マルコム役/ジェフ・ゴールドブラム
- フランクリン・ウェブ役/ジャスティス・スミス
- ジア・ロドリゲス役/ダニエラ・ピネダ
- イーライ・ミルズ役/レイフ・スポール
- メイジー・ロックウッド役/イザベラ・サーモン
- アイリス・キャロル役/ジェラルディン・チャップリン
- グンナー・エヴァーソル役/トビー・ジョーンズ
- ケン・ウィートリー役/テッド・レヴィン
- 【「炎の王国」の恐竜一覧】
- 「炎の王国」の登場人物には超豪華キャスト・吹き替え声優が!
【「炎の王国」の概要・あらすじ】
「炎の王国」は『ジュラシック・ワールド』(2015年)の続編として公開され、1993年から続く「ジュラシック」シリーズ全体の転換期になりました。 時系列は前作ラストから3年後、ヌブラル島で火山噴火の兆候が表れます。恐竜たちを救い出すか、それとも自然に委ねるのか、判断を迫られる人間たち。クレアは恐竜保護団体「DPG」の設立者として、恐竜を救うべく行動を開始しました。 ロックウッド財団に協力を依頼し、オーウェンや仲間とともに島へ向かいますが……。
【「炎の王国」のキャスト・吹替声優一覧】
役名 | キャスト 日本語吹き替え版声優 |
---|---|
オーウェン・グレイディ | クリス・プラット 玉木宏 |
クレア・ディアリング | ブライス・ダラス・ハワード 木村佳乃 |
イアン・マルコム | ジェフ・ゴールドブラム 大塚芳忠 |
フランクリン・ウェブ | ジャスティス・スミス 満島真之介 |
ジア・ロドリゲス | ダニエラ・ピネダ 石川由依 |
イーライ・ミルズ | レイフ・スポール 内田夕夜 |
メイジー・ロックウッド | イザベラ・サーモン 住田萌乃 |
ベンジャミン・ロックウッド | ジェームズ・クロムウェル 中田譲治 |
アイリス・キャロル | ジェラルディン・チャップリン 池田昌子 |
グンナー・エヴァーソル | トビー・ジョーンズ 高木渉 |
ケン・ウィートリー | テッド・レヴィン 黒田崇矢 |
オーウェン・グレイディ役/クリス・プラット
日本語版声優:玉木宏
オーウェン・グレイディは「ジュラシック・ワールド」の元恐竜監視員で、元海軍の軍人です。ラプトルと意思疎通ができる有能な飼育員でもあり、ラプトルのブルーをはじめ恐竜たちを救うため再びヌブラル島へ。クレアとは前作の最後でよりを戻しましたが、再び距離を置いているようです。 オーウェンを演じたのは、マーベル映画「アベンジャーズ」や「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズのピーター・クイル/スター・ロード役で世界的に有名なクリス・プラット。次作『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』にもオーウェン役で続投します。
クレア・ディアリング役/ブライス・ダラス・ハワード
日本語版声優:木村佳乃
クレア・ディアリングは「ジュラシック・ワールド」の元管理責任者。前作の事件の教訓から恐竜保護団体「DPG」を設立し、ヌブラル島の火山噴火から恐竜たちを救出するため奔走。距離を置いているオーウェンをも説得し、恐竜たちを守るためならなりふり構わない姿勢を見せます。 クレアを演じたのは、映画監督ロン・ハワードを父に持つブライス・ダラス・ハワード。2004年の『ヴィレッジ』で主役に抜擢され、ホアキン・フェニックスと共演。『ジュラシック・ワールド』でのクレア役で知名度もアップし、『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』でも同役で出演します。
イアン・マルコム役/ジェフ・ゴールドブラム
日本語版声優:大塚芳忠
「ジュラシック・パーク」シリーズファンにとって、1、2作目に登場していたイアン・マルコム博士のカムバックは嬉しいニュースでした。 演じたのは『ザ・フライ』(1987年)などで知られるジェフ・ゴールドブラムです。1作目では、そのニヒルな笑みが似合うキャラクターとして人気が上昇し、2作目では少し真面目な態度のマルコム博士を熱演。「炎の王国」に続いて、最新作「新たなる支配者」への出演も決定しました。
フランクリン・ウェブ役/ジャスティス・スミス
日本語版声優:満島真之介
フランクリン・ウェブは元ジュラシック・ワールドのIT技術者で、現在はクレアが代表を務める恐竜保護団体に所属しています。インドアで臆病な彼ですが、肉食恐竜に怯えながらもクレアたちと一緒にイスラ・ヌブラ島に向かうことに。 彼を演じたジャスティス・スミスは1995年8月9日生まれ、ロサンゼルス出身の俳優で、2012年公開の映画『トリガーフィンガー』でデビューしました。2016年公開のミュージカルドラマ『ゲットダウン』の主演を務めた注目の若手俳優です。
ジア・ロドリゲス役/ダニエラ・ピネダ
日本語版声優:石川由依
恐竜保護団体に所属する獣医のジア・ロドリゲス。フランクリンとは対照的なタフな性格の持ち主であるものの、初めて見る生身の恐竜に思わず涙してしまうなど、恐竜を愛する気持ちが強いです。 人気海外ドラマ『ヴァンパイア・ダイアリーズ』から派生したスピンオフ・ドラマ『オリジナルズ』で知られている女優、ダニエラ・ピネダがジアを演じました。 フランクリン役のジャスティス・スミスと揃って、最新作への出演が決定しています。
イーライ・ミルズ役/レイフ・スポール
日本語版声優:内田夕夜
イーライ・ミルズは、ロックウッド財団の創設者ベンジャミンに仕える財団の実質的な運営者。クレアとオーウェンの恐竜救出に全面的に協力しますが、別の一面もあるようです。 イーライを演じたのは、イギリス人俳優のレイフ・スポール。舞台と映画の両方で活躍しており、2019年には『メン・イン・ブラック:インターナショナル』にエージェントC役で出演しています。
メイジー・ロックウッド役/イザベラ・サーモン
日本語版声優:住田萌乃
メイジー・ロックウッドはベンジャミンの孫娘であり、お転婆で恐竜が大好きな9歳の少女です。一見、どこにでもいる女の子ですが、彼女の出自にはとある秘密がありました。 メインヒロインを演じたのは、映画初出演にして女優デビューとなったイザベラ・サーモン。当時12歳ながら難役を見事に演じきり、その後はモデル、女優として活躍中です。続編「新たなる支配者」では、メイジーと母シャーロット(少女時代)を1人2役で演じます。
アイリス・キャロル役/ジェラルディン・チャップリン
日本語版声優:池田昌子
Look who's joining the Jurassic adventure. #geraldinechaplin pic.twitter.com/deKWIbaImX
— JA Bayona (@FilmBayona) March 5, 2017
アイリス・キャロルは、ロックウッド財団の研究施設「ロックウッド・エステート」で働く家政婦。ベンジャミンが信頼を寄せており、彼の孫娘メイジーのナニーも務めていました。 アイリスを演じたのは、世界的に有名な喜劇俳優チャップリンの長女ジェラルディン・チャップリン。ロバート・ダウニー・Jr.がチャップリンを演じた『チャーリー』(1993年)では、自身の祖母に当たるハンナを演じています。
グンナー・エヴァーソル役/トビー・ジョーンズ
日本語版声優:高木渉
グンナー・エヴァーソルは、イーライと組んで恐竜を売りさばいている兵器密売人。ヌブラル島から連れ出した恐竜たちを売るオークションでは司会も務め、インドラプトルの試作品も紹介しています。 グンナーを演じたのは、声優としても活躍するイギリス人俳優トビー・ジョーンズ。2002年の『ハリー・ポッターと秘密の部屋』では屋敷しもべ妖精ドビーの声を担当しています。
ケン・ウィートリー役/テッド・レヴィン
日本語版声優:黒田崇矢
ケン・ウィートリーはロックウッド財団のイーライに雇われた傭兵。ヌブラル島でクレアとオーウェンを出迎え、一緒に行動しました。イーライに極秘にブルー捕獲を依頼されています。 ケンを演じたのは、1990年の『羊たちの沈黙』で殺人鬼バッファロー・ビルを演じたテッド・レヴィン。テレビドラマ『名探偵モンク』のストットルマイヤー警部役でも知られています。
【「炎の王国」の恐竜一覧】
ブルー(ヴェロキラプトル)
ブルーは遺伝子操作された上で、オーウェンが孵化したヴェロキラプトル4姉妹の長女。姉妹の中でも戦闘力と知能、社会性が非常に高く、信頼する人間の言葉を理解し実行します。 ブルーはノドグロオオトカゲ、そしてナイルオオトカゲのDNAが組み込まれているため、体に青銀色の模様があります。今作でもオーウェンとの絆を感じるシーンが多く、再会した時の甘えるような仕草や、彼を守るためインドラプトルに立ち向かう姿は涙なしに観られません。
インドラプトル
クローン恐竜は雌の個体が多いですが、今作に登場するインドラプトルは雄。体躯は全長7.3m、体重1.1tで、インドミナス・レックスの小型改良版ハイブリット種です。頭部や腰、腕に生えた鶏冠に雄の特徴が見えますが、見た目はほぼヴェロキラプトルと同じ。 生物兵器として生まれ、銃のレーザーポインターと音に反応する習性を持たされました。 トップクラスの凶暴性と残虐性、高い知能、強靭さが特徴で、ボスに相応しい恐竜です。屋敷でメイジーを追い回したり、狸寝入りで相手を油断させたりと、劇中では大活躍でした。
インドミナス・レックス
ティラノサウルスのDNAをベースに、様々な生物の遺伝子情報を組み込んだハイブリット種。体躯は体高12.1m、体長15.2mと巨大で、体色が他の恐竜に比べ白いのが特徴です。また、殺戮を楽しむ残忍さと凶暴性、擬態能力や高い知能を併せ持ちます。 前作で脱走してパーク崩壊の原因を作ったものの、最期はモササウルスに水中へ沈められて絶命。今作では傭兵団が骨を回収するシーンにのみ登場します。
あのシーンに登場する恐竜の名前は?
パーク跡の制御室で待機するクレアとフランクリンを襲ったのは、1作目で設定だけ登場してから約22年、今作でついに姿がお披露目されたバリオニクスです。 狙った獲物への執着心が強く、高い知能や防御力を見せつけて序盤を盛り上げてくれました。 巨大すぎて船に乗せられず、島脱出時に海岸へ置き去りにされたブラキオサウルスなど初期から馴染みのある恐竜のほか、初登場のスティギモロクも登場!オーウェンが屋敷の地下牢から脱出する際、頭突きの習性を利用して牢を壊すシーンで活躍しますが、本当の初登場は島でのブルー捜索中です。
「炎の王国」の登場人物には超豪華キャスト・吹き替え声優が!
前作の記録的大ヒットのあとに相応しい、超豪華キャストが勢ぞろいした「炎の王国」。新人イザベラ・サーモンも、堂々とした演技で物語を動かしてくれました。吹き替え声優は、俳優と本職の声優をバランスよく起用したことで高い評価を得ています。 鑑賞の際には字幕版と吹替版、両方を観比べてみると新しい発見があるかもしれません。