2022年10月5日更新

『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』感想からドラマの魅力を考察!【面白いと話題沸騰中】

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Netflixで2022年6月より配信されている韓国ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』。配信開始されるやいなや、連日各国のNetflixでテレビ部門ランキングTOP10入りを果たしており、空前の「ウ・ヨンウ」ブームが巻き起こっています。 今回はそんな本作を視聴している人の感想を紹介しながら、作品の魅力や今後作品をより楽しむためのプチ情報などを解説していきます。 ドラマを今観ている人、まだ視聴してない人もぜひチェックしてみてください!

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簡単なあらすじ

初対面の人なら誰彼かまわず「どちらから読んでもウ・ヨンウです。キツツキ、トマト、スイス……」と一風変わった自己紹介をするウ・ヨンウ。 彼女はIQ164の持ち主で、優秀な成績で司法試験にも合格しています。その頭脳明晰さが認められて、大手法律事務所のハンバダで弁護士をすることに。 しかしヨンウは自閉スペクトラム症のため、空気を読んだり、相手の感情を考えたりすることが少し苦手です。そのため周りの理解が得られず、意図せずトラブルに巻き込まれてしまうことも。 そんな彼女が、上司のチョン・ミョンソクや同僚弁護士のチェ・スヨン、訴訟チームスタッフのイ・ジュノなどの支えを得ながら、一人前の弁護士として成長していく姿を描いていた作品です。

視聴した人の感想まとめ

ここからは筆者含め、実際に視聴している人の感想をいくつかピックアップして紹介していきます。現在進行形で作品を視聴している人にとっては、共感できるものも多いはず!

感想①:第1話から面白すぎる!

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第1話しかまだ観れていないけど、早くも神作決定!主人公のことを応援したくなりすぎて、ついつい前のめりで観てしまう……。これは毎週観るしかない!

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主人公が自閉症のドラマって聞いていたから、ちょっと雰囲気が重めなドラマなのかなと思ったら、そんなことなくてとっても観やすい!ポップでクスリと笑ってしまう場面もあるけど、しっかりとメッセージのこもったセリフや展開があるから、観ていて面白い!

まず多く挙げられたのは、「1話目からしっかりと面白い!」という感想。 韓国ドラマというと最初はあまり世界観にハマれなくて、我慢して観ていくとだんだん面白くなるパターンが多く見られますが、本作の場合は1話目から虜になる人が続出しています。 自閉症というテーマを扱いつつも、ところどころクスッと笑ってしまうコメディ要素が入っているおかげで、非常に観やすい作品になっているようですね。 また韓国ドラマの名物でもあるPPL(=間接広告の意)が少ないことも、本作の魅力のひとつ。PPLが入っていると話に集中できないときもありますが、本作の場合は露骨なPPLが非常に少ないため、ストレスなくドラマを楽しむことができますよ。

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感想②:登場人物が魅力的!

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ヨンウのひとつひとつの仕草が可愛すぎて、保護したくなる。あとイ・ジュノがいい人すぎて泣ける。ヨンウへの眼差しがまさに「愛」だわ。今年の流行語大賞はジュノの「悲しいな……」で決まり!

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ヨンウもイ・ジュノも本当に素敵な人なんだけど、やっぱりチョン・ミョンソクしか勝たん!自分が偏見を持っていたことに対しては素直に謝り、仕事面では部下のサポートもしていく、まさに理想の上司すぎる。世界中の上司がミョンソクであってほしい。

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回を重ねるごとにヨンウに対するスヨンの優しさが溢れていて泣ける。ヨンウも言っていたけど、スヨンは困っている人を放っておけない、本当に温かい人なんだなっていうのがよく伝わってくる。「春の日差し」っていうニックネームがぴったりすぎる。

次に多く挙げられていたのは、「登場人物が魅力的すぎる」という声。主人公のヨンウはもちろんのこと、彼女の周辺にいる人物たちも非常に魅力的であるため、観ているうちに虜になっている視聴者が多いようです。 特に多いのはイ・ジュノの沼にハマっているという人。偏見の目を向けずにヨンウを最初から接し、その後もピンチのときには救いの手を差し伸べる人柄に、「いい人すぎる」との声が続出しています。 そんなイ・ジュノを演じているカン・テオの人気もうなぎ上り中!ドラマが始まって以降、彼のもとには広告や出演のオファーが殺到しているのだとか。ただ、本作の終了直後には兵役に行くことが決まっており、しばらくの別れを惜しむファンの声で溢れかえっています。

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感想③:演出が凝っていて何度も観たくなる!

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『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』の演出がすごすぎる……!特に10話のキスシーンの照明のオンオフがやばい!!照明を消したときだけ、障害を忘れて“普通の恋人”になっていることを意味しているんだって!こんなに素敵な演出考えられるなんて、もはや演出変態では?(褒めている)

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後から見返したら、テ・スミとヨンウが丘の上で会話をしているシーンの、2人が髪をおさえる仕草が一致しているんだよね。こういう細かいシーンを通して「親子」であることを、視聴者に間接的に伝えているんだなって気がついて、演出の細かさに鳥肌が立った!

そして、やはり多かったのは「演出の細かさ」を絶賛する感想です!特に、10話でジュノとヨンウのキスシーンでの照明の切り替え方には、その演出に隠された意味に関する考察がなされ、「演出が美しすぎる」との声がSNS上で多く観られました。 しかもこのシーン、よくよく観てみると後ろのビルの光が少し青っぽく見えます。実は11話のこのシーンだけではなく、7話で職場でヨンウにジュノが歩み寄るシーンの背景も観てみると、同じようにビルの光が青く光っています!まるで2人が海の中にいるようで、非常に幻想的ですよね。 こうした細かい演出の数々を見つけ始めると、どんどん止まらなくなってしまいます! ちなみに、ジュノがヨンウに告白するシーンでは、2人の服装の色合いが似ていて、まるでペアルックをしているように見えるというなんとも可愛らしい演出も。その他の場面でもペアルックのように見えるシーンがあるので、ぜひ本編をチェックしてみてくださいね!

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「ウヨンウ」の魅力を考察

ここからは本作の魅力について簡単に解説していきます。たくさんの人を虜にする理由と一緒に、知っておけばドラマが100倍楽しめる豆知識も紹介していくので、要チェックです!

魅力①:難しい役柄を見事に演じるパク・ウンビンの演技力

本作の最大の魅力は、なんといっても主演を務めるパク・ウンビンの演技力でしょう。障害を抱えているという難しい役どころであるため、実は演じきれる自信がなくて当初出演オファーを何回か断ったそうです。 しかし、監督と脚本家からその後も熱烈なアプローチを受け、ついに出演を決意。その後1年に渡って自閉スペクトラム症の専門家に会い、綿密なリサーチをした上でヨンウ役に挑んだそうです。 そんな綿密な準備があったおかげで、愛されキャラのウ・ヨンウが生まれていたのですね。

魅力②:各話の事件は実話に基づいている

ドラマ内の裁判で取り上げられる事案の多くは、実話に基づいています。 具体的には1話の老夫婦暴行事件、4話での相続をめぐる3兄妹の対立、6話の脱北した女性の話、7・8話のソドク洞の話、10話の知的障害者女性の話、そして11話の宝くじ当選後の話は、詳細は異なるもののすべて実話が元となったストーリーです。 想像上だけの話かと思いきや、実際に起きた事件がベースとなった話がほとんどだなんて、かなり衝撃的ですよね。元となった事件の背景を詳しく知ることで、エピソードに込められた製作陣の想いを感じる取ることができるでしょう。 ちなみに事件ではないものの、9話でたびたび登場する背びれの折れたクジラも、実在したクジラがモデルになっていると言われています。海にいたところを2歳で捕らえられ、33年間監獄のような水槽で過ごした結果、背びれが大きく曲がってしまったそうです。 実際にはコンクリートの水槽の中で一生を終えたクジラですが、ドラマの中では法廷から泳いで出ていく姿が描かれており、一種の「解放」を表しているのではと考察されています。

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魅力③:設定のひとつひとつに込められた意味

高校時代いじめられていたヨンウを助け、この出来事以降、彼女の大親友となったトン・グラミ。とてもめずらしい彼女の名前ですが、韓国語で「丸」を意味するのだとか。 実は自閉症の人の中には、丸いものを目にすると安心感を覚える人がいるそうです。そのため、これがグラミの名前の由来なのでは、と視聴者の間では言われています。 またヨンウの大好物であるキンパ(韓国の海苔巻き)の食べ方にも、ちょっとした意味が!ヨンウのお父さん特製のキンパを作るときには、キンパを縦にして口に入れます。しかし職場の食堂などお父さん以外の人が作ったキンパを食べるときには、キンパを横向きにして口に入れています。 お父さんが作るキンパは材料がわかっているから中身を確認しなくていいけど、他の人が作ったときには中身に注意しながら食べている、というヨンウの癖を表しているのだそう。 このように、キャラクターの名前や行動ひとつひとつにこだわりがあるところも、ドラマの世界観を作っている重要なポイントになっているのです。

魅力④:「可愛い」だけでは終わらない、視聴後も考えさせられる脚本

ドラマを観ているときだけではなく、ドラマを観終わった後も毎話のテーマについて考えさせられるような脚本であるところも、本作の魅力と言えるでしょう。 例えば10話での知的障害者の女性と健常者の男性の恋愛に関する事件では、結果的に裁判で女性側の主張が認められず、男性に実刑判決が下されることになります。 本人たちからすると「純愛」なのに、周りの人たちから見ればそれは恋愛ではなく「搾取」にあたり理解されないという描き方は、社会が障害者や彼らを支える人に向けている視線について、再度考えさせるきっかけを与えてくれます。 ここには、「ドラマを観ている間だけでなく、観た後も考えてほしい」という製作陣の本当の目的がもしかしたら込められているのかもしれませんね。

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魅力⑤:ENAの公式SNSも一緒にチェックするとさらに面白い!

『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』の放送局であるENAの公式SNSでは、ドラマとリンクした遊び心あふれる様々な投稿をしています。そのためこれらをチェックしておくことで、ドラマをより楽しむことができますよ。 例えばヨンウやジュノなど登場人物のInstagramアカウント(もちろん架空)が紹介されていたり、ドラマ内でちらっと写り込んだヨンウのデートプランのノートを公開したりと、視聴者にとって嬉しい情報が盛りだくさん! さらにはドラマの未公開シーンも公開しているため、気になっていた場面の続きを確認することもできます。特に観てほしいのは5話の未公開シーン! ドラマの本編では、ジュノが謝罪の意味を込めてヨンウにプレゼント贈りますが、後日ヨンウが「捨ててしまった」と明かすシーンがあります。 「え〜ヨンウ、ジュノからのプレゼント捨てちゃったの……。」とおそらく全視聴者が思った場面ですが、安心してください。未公開シーンにはちゃんとこの場面の「その後」が描かれています。「なんでこのシーン本編に入れなかったんだ!?」と思うほど、とても素敵なシーンになっていますよ。 ドラマを視聴している人は、ENA公式SNSも一緒にチェックすることを強くおすすめします!

公式Instagram @channel.ena.d
公式Twitter @channelENA
公式YouTube @ENA

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『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』は感想と考察を読めばもっと面白くなる!

ここまで『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』の視聴者の感想を紹介しながら、ドラマをより楽しむための魅力や豆知識も解説していきました。 ヨンウが弁護士として活躍していく姿を通して、社会問題へのメッセージが込められている本作。気になった人はぜひチェックしてみてくださいね。