Netflix韓国ドラマ『美男堂(ミナムダン)の事件手帳』のあらすじとキャストを紹介！相関図やOSTも一緒に

人気俳優ソ・イングクの出演で注目されている韓国ドラマ『美男堂の事件手帳』が、Netflixで配信されることになりました。 本記事ではメインキャストやOSTなど、気になる情報を詳しく紹介していきます。

男の巫女である男巫となった元プロファイラーのナム・ハンジュン。持ち前のプロファイル能力と口八丁ぶりを活かし、占いカフェ「美男堂」を訪れた顧客のニーズを満たしています。 一方強力班の刑事であるハン・ジェヒは、事件解決のためなら手段を選ばない女性。捜査への凄まじい執念から「寒鬼」というニックネームまで付いています。 そんな全く正反対のタイプである2人が事件を通して絡むことになり、事態は予測不可能に。ハンジュンとジェヒは衝突や仲直りを繰り返しながら、それぞれのやり方で正義を追求していきます。 「美男堂」を取り巻く人々を中心に繰り広げられる、コミカルとミステリーが両立したドタバタ捜査劇です。

ナム・ハンジュンは元プロファイラーの能力と巧みな話術、そして容姿端麗なビジュアルを活かし、カフェ「美男堂」でお金儲けにいそしむ男巫です。占いに訪れた顧客の情報を掴むことで、ニーズを正確に捉え、アフターサービスまで完璧にこなします。 そんなインチキ占い師ハンジュンを演じるのはイケメン俳優のソ・イングク。数多くの主演作を持ち「キス職人」と呼ばれるほどラブシーンに定評があります。 日本での人気度も高く、たくさんのファンが本作の配信を待ち望んでいました。刑事役のオ・ヨンソとのコミカルな掛け合いやラブロマンスの有無が期待されます！

正義を追求し、事件解決のためなら傍若無人にもなる刑事ハン・ジェヒ。 淡白な性格ながら、捜査となると周りを巻き込み突拍子もない行動を起こすことも。時には拳を使うことも辞さない女性です。ある事件がきっかけでナム・ハンジュンと絡んでいくことになります。 そんな女刑事ジェヒ役を務めるのは、アイドル出身の女優オ・ヨンソ。女優に転身後10年という長い下積みを経て、2014年に放送されたドラマ『私はチャン・ボリ!』で一気に知名度を上げました。 ラブコメから時代劇まで幅広く出演している彼女が、本作でソ・イングクとどのようなケミを見せてくれるのか、注目が集まっています。

コン・スチョルは、日中はカフェ「美男堂」のバリスタ、夜は強力班の刑事という2つの顔を持つ人物。セクシーで野性的な肉体を持ちながら、実は裏表がなく親しみやすい性格です。ナム・ハンジュンを人一倍思いやっているキャラクターでもあります。 今回スチョル役を演じるクァク・シヤンは、人気バラエティ番組『私たち結婚しました』で一躍有名となった俳優です。 ドラマや映画でも徹底した役作りで存在感を放ち、主演を務めた映画『目撃者』(2019)では13kg増量して冷酷な殺人犯役に挑みました。

ナム・ヘジュンはナム・ハンジュンの妹で、元国家情報院のエース。 天才ハッカーとしての才能を活かし、美男堂の一員として兄をサポートします。赤いロングヘアが特徴の彼女は、自由奔放で予測不可能な行動をする人物でもあります。 ヘジュン役のカン・ミナは元アイドルグループ「gugudan」出身で、時代劇『花が咲けば、月を想い』(2021)では負けん気の強い令嬢役を魅力的に演じました。本作で兄妹役のソ・イングクとの最高のケミにも注目です！

西部地検の検事で、全てにおいて優秀なチャ・ドウォン。見た目はもちろん、文武両道で財力も最上階級の彼は、ハンジュンたち美男堂メンバーに好奇心を感じて絡んでいくことになります。 そんな完璧な検事ドウォン役を務めるのは俳優クォン・スヒョン。 2019年に放送されたドラマ『アビス』ではサイコパスな悪人検事を存在感たっぷりに演じました。今回は全く違うタイプの検事をどう披露してくれるのか、放送前から期待が止まりませんね。

チョ・ナダンはカフェ「美男堂」で働くアルバイト。接客を担当し、整った顔立ちと子犬のような愛らしさで女性客を虜にしています。「美男堂」ではマスコット的なキャラクターです。 そんなナダンを演じるのは俳優のペク・ソフ。出演作はまだ少ないですが、ボーイズラブを題材にしたドラマ『カラーラッシュ』の出演が話題となり、本作で飛躍的に知名度を上げました。 「美男堂」でキュートな魅力を発揮しているペク・ソフのこれからの活躍が楽しみです。

ナ・グァンテ(画像左)はテウン署強力7班に配属された新入り刑事です。実績もなく仕事は頼りないですが、下っ端らしい愛嬌と人懐っこさで憎めない存在になっています。 グァンテを演じている俳優のチョン・ハジュンはドラマだけでなく数々のミュージックビデオにも出演していることで有名です。少女時代のテヨンが歌う「FINE」や、BTOBのユク・ソンジェがソロで歌う「告白」などで活躍しています。 2020年以降、少しずつドラマ作品に登場し、今後ますますの活躍が期待される若手俳優です。

チャン・ドゥジンは強力班15年目のベテラン刑事で、これまで大きな事件を解決してきました。無愛想に見えますが、実は情に厚く優しい人物です。 ドゥジンを演じるのは強面俳優のチョン・マンシク。迫力ある目力とガラガラ声が特徴的な名バイプレイヤーです。ドラマ『補佐官』のシーズン2(2019)では堅物な検事役で独自の正義を貫きましたが、今回はどのような正義の形を見せてくれるのか期待です。

ハン・ジェジョンは3年前に死亡してしまった検事で、ナム・ハンジュンの友人でした。そして実はハン・ジェヒの兄でもあり、ハンジュンとジェヒの関係に大きな影響を与える存在になります。 そんな物語のキーマンとなるハン・ジェジョン役は、俳優のソン・ジェリムです。小顔のイケメンで、ファッションモデルとしても活躍しています。 『太陽を抱く月』の護衛役で注目され、その後も数多くのドラマに出演し、ラブロマンスからサスペンスまで多彩な魅力を見せていますよ。

イム・ゴモは「神母」とも呼ばれる巫女で、神妙な占いによって韓国国内の上位1％の悪人たちを掌握しています。殺人事件などもイム・ゴモが裏で暗躍の動きを見せ、これをナム・ハンジュンたちが探ることになります。 怪しいシャーマン、イム叔母を演じているのは元アイドルグループ「2EYES」のチョン・ダウン。2015年以降は女優として数々の作品に出演しています。 ドラマ『サンガプ屋台』ではメインキャストの仲間入りを果たし、BTOBのユク・ソンジェと微笑ましいラブロマンスを披露しました。

イ・ミンギョンはMKノーブルホテル代表を務める女性で、ナム・ハンジュンのVIP顧客です。ハンジュンのことを崇拝しており、不祥事ばかり起こす夫の後始末を依頼します。 イ・ミンギョン役を務めたのはファンウ・スルヘ。ドラマ『愛の不時着』で主演のソン・イェジン演じるユン・セリの義姉を演じていた、といえばわかる人も多いでしょう。本作ではロングヘアでがらっとイメージが変わっていますね。

チョ・グァンイルが歌う「Ghost Buster」はラップ調のノリのいい曲で、第2話のエンディングなどで使われました。歌詞も「巫女」や「お祓い」などドラマの内容に沿ったものになっていて、主人公ナム・ハンジュンをイメージした曲になっています。 チョ・グァンイルは韓国で活躍するラッパーで、ヒップホップの韓国オーディション番組「SHOW ME THE MONEY」にて優勝した実績を持つ実力者です。耳に残る早口ラップが、ドラマの疾走感とよく合っていますよ。

次に紹介するOSTはナム・ヨンジュの「Stay Awake」です。第4話のエピローグからエンディングにかけて流れました。英語の歌詞がかっこよく、訴えかけるような歌声にマッチしています。 歌っているナム・ヨンジュは韓国のテレビ番組「K-POPスター」のシーズン3でTOP10に進出したことで実力が認められた人物です。今回の曲も素晴らしいので、若き女性歌手ナム・ヨンジュの今後の飛躍に注目しましょう。

韓国のアイドルグループ「AFTERSCHOOL」出身のRaina(レイナ)も本作のOSTに参加しています。今回の「終わらない夜」という曲は心に染みわたる切ないバラードで、ハン・ジェヒの恋心に寄り添ったような歌詞が特徴です。 Rainaは歌手をメインに女優やモデルなど幅広く活躍している女性で、近年ではYouTubeに歌声をアップしています。透き通るような歌声が素敵です。

最後に紹介するOSTはジャズバンドのGoniaと、韓国の伝統音楽家であるユ・テピョンヤンがコラボレーションした「부채춤을 춘다(扇の舞を踊る)」です。コミカルなラップ調で、いつも扇子を持って舞っているナム・ハンジュンを連想した歌詞になっています。 MVもユニークで面白いので、気になる人はぜひチェックしてくださいね。

今回は監督をコ・ジェヒョン、脚本をパク・ヘジンが担当します。 監督のコ・ジェヒョンは『夕食、一緒に食べませんか?』(2020)など魅力的な男女2人のケミを描くのが得意で、ポップで楽しい作品を複数手掛けています。また『プレーヤー～華麗なる天才詐欺師～』(2018)では映画並みのアクションシーンで高評価を得ました。 一方脚本担当のパク・ヘジンは『仮面の王 イ・ソン』(2017)を手掛けた女性作家で、重厚で切ない歴史ドラマを描き、高く評価されています。 この2人がタッグを組んだことで、ミステリーの中に愉快な要素が加わり、新しく興味深い内容になるでしょう。コミカルとシリアスが見事に融合したクオリティの高い作品になることが期待されます。

『美男堂の事件手帳』の原作は、韓国の投稿サイト「カカオページ」で大賞を取ったウェブ小説。累積購読回数は100万回、読者は15万人を突破しており、大変話題になった推理小説です。 ドラマは原作よりも話が少なく、新しいキャラクターが登場するなどの違いもありますが、小説を読んだ人々からは“原作とのシンクロ率が高い”と評価されています。 ドラマのコ・ジェヒョン監督も“原作がとても面白いので撮影も楽しい”と言及しており、本作品への愛情は深いようです。

Netflixで配信中の『美男堂の事件手帳』は、イケメン俳優をはじめ、演技に定評のあるキャストが多く出演し、注目度も抜群です！ 主演のソ・イングクとオ・ヨンソ2人のケミはもちろん、人気小説の実写化ということで、ドラマならではのオリジナル展開も楽しみですね。 コメディやアクションなど豪華キャストたちの新たな姿が話題の本作。気になったらぜひ視聴しましょう！