2021年5月7日更新

『ゴールデンカムイ』をネタバレあらすじ解説!金塊を巡る命懸けのバトル

ゴールデンカムイ
©野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会

『ゴールデンカムイ』ってどんな話?あらすじをネタバレありで解説

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©野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会

『ゴールデンカムイ』とは、明治時代の北海道を舞台に金塊を巡って繰り広げられるサバイバルバトル漫画。2014年に『週刊ヤングジャンプ』にて連載が開始され、2020年には第3期アニメも放送された大人気作品です。 この記事では、『ゴールデンカムイ』の最新話までのあらすじを詳しく解説していきます。

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①「出会い編」ネタバレ解説

不死身の男とアイヌの少女の出会い

「不死身」のあだ名を持つ主人公の杉元佐一(すぎもとさいち)は、その凄まじい生命本能で日露戦争での激戦を終え、北海道に来ていました。その目的とは、戦死した幼馴染みの妻・梅子の病を治すための資金を得るべく、砂金を取ることです。 砂金を探す仲間からアイヌの埋蔵金の噂を耳にし、網走監獄から脱獄した24人の囚人の体に刻まれた刺青が埋蔵金の場所を探す鍵になることを知った杉元。その後、彼はヒグマから救って貰ったことから、アイヌの少女・アシㇼパと親交を深めます。 アシㇼパの父が脱獄囚に殺されたと知り、杉元は彼女と手を組んで埋蔵金を見つけ出すことに。道中でアイヌの伝統などを教えられながら、2人の旅が始まりました。

金塊を狙う3つの勢力

北海道に眠る金塊の噂を嗅ぎつけたのは杉元たちだけではありません。日露戦争で戦死した部下達の思いに報いるべく、陸軍第七師団の情報将校である鶴見中尉もまた、金塊を狙っていました。師団内には鶴見注意の思惑に反旗を翻す造反組もおり、その中でも凄腕狙撃手である尾形百之助は軍から逃亡し、独自に行動するように。 また、戊辰戦争で死んだと思われていた土方歳三も金塊を狙っていました。網走監獄から逃げ出した脱獄囚の1人である土方は、囚人仲間の牛山辰馬やかつての同胞・長倉新八と共に、蝦夷共和国を立てるために軍資金を必要としていたのです。 杉元一派・鶴見一派・土方一派の3つの勢力はそれぞれの目的からアイヌの埋蔵金を目指し、刺青の入った脱獄囚を奪い合う戦いに身を投じていきます。

杉元一派は網走監獄へ

当初、アシㇼパは自身の父親ウイルクを殺害したのは「のっぺら坊」という囚人だと思っていました。のっぺら坊はアイヌでありながら仲間を裏切って金塊を独り占めし、どこかに隠したと言われている人物です。 囚人達に金塊の在処を示す入れ墨を入れた人物でもあるのっぺら坊への復讐を誓っていたアシㇼパでしたが、旅の途中でウイルクの過去を知る男・キロランケから「のっぺらぼうはアシㇼパの父親だ」と衝撃の事実を告げられます。 キロランケはウイルクと共に樺太から北海道へ渡ってアイヌとなった男性です。彼がアシㇼパに協力を申し出たことで、杉元一派はアシㇼパ・杉元の他に脱獄囚の白石由竹とキロランケを加えた4人となりました。彼らはキロランケの言葉の真相を確かめるため、のっぺらぼうがいる網走監獄へと向かいます。

②「網走監獄編」ネタバレ解説

杉元・土方陣営が結託

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©野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会

杉元達が順調に刺青人皮(いれずみにんぴ)を手に入れていく中、陸軍第七師団の鶴見陣営は他陣営を混乱させるべく、剥製師に偽の刺青人皮を作らせていました。しかし、完成直後に土方一派に加わることになった尾形が剥製師を襲撃。 杉元一派と土方一派が入り乱れる中、第七師団の月島軍曹らがこれを追撃。追い詰められた杉元と土方の2陣営は、「刺青人皮の真偽が分からない以上、のっぺらぼうから直接金塊の場所を教えてもらうしかない」と確認し、共通の目的のために手を組むことになりました。

アシㇼパを追う谷垣

一方、鶴見中尉の命を受けてアシㇼパ達を追っていた第七師団の谷垣源次郎は、杉元との交戦で負傷し、アシㇼパの祖母(フチ)から治療を受けていました。アイヌの村(コタン)で人々の優しさに触れてフチに感謝するようになった谷垣は、彼女がアシㇼパと会いたがっていることを知って行動を起こすことに。 谷垣はコタンにやってきていた占い師のアイヌ女性・インカㇻマッと孤児のチカパシと共に、アシㇼパのをフチの元へ帰すべく、杉元一派の足取りを追う旅に出ます。

突如浮上した疑惑……一同は網走監獄へ

鶴見陣営に刺青人皮を奪われるも、連れ去られていた白石を取り戻し、いっそう絆を深めた杉元一派。そんな彼らの元に谷垣が合流し、アシㇼパはコタンへ戻るよう説得を受けます。しかしアシㇼパの覚悟は固かったため、谷垣たちも杉元一派に加わって網走監獄を目指すことに。 道中では、これまで謎めいていた女性・インカㇻマッが、なんとウイルクの知り合いだったことが判明。彼女はアシㇼパに、キロランケこそがウイルクを殺した犯人であると衝撃の発言をしました。アシㇼパはキロランケとインカㇻマッ両者を疑い始めます。 その後、杉元・土方達は網走監獄に到着。土方はかねてより協力関係にあった看守部長・門倉から情報を聞き出し、監獄に潜入することに成功します。しかし、いざ対面を果たしたのっぺらぼうは実は本物ののっぺらぼうの影武者であり、混乱の中で土方はアシㇼパを杉元から奪いました。

のっぺらぼうの正体とは!?3つ巴の戦い

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土方の本当のもくろみとは、杉元を囮にして本当ののっぺらぼうの場所を突き止めることだったのです。土方の予想通り、本当ののっぺらぼうの元へと向かう犬童典獄でしたが、土方との戦いに敗れることに。 同時刻、インカㇻマッから情報を得ていた鶴見陣営が駆逐艦を率いて網走監獄を襲撃。火災の非常事態で一斉に野に放たれた囚人達を虐殺しながら、鶴見たちはアシㇼパとのっぺらぼうを確保しようと動いていました。 一方、土方に連れ去られたアシㇼパを追っていた杉元は、牢から逃げ出していた本物ののっぺらぼうと対面。のっぺらぼうの正体がアシㇼパの父・ウイルクであると判明するも、アシㇼパと顔を合わせる前に何者かによって狙撃され、死亡してしまいます。 何も知らない白石は計画通りにアシㇼパと共に逃げ出すための船に乗り込もうとしていましたが、そこへやってきたのはキロランケと尾形の2人だけでした。尾形の口からウイルクと杉元の死を告げられ、アシㇼパは失意のうちにウイルクの故郷・樺太へ向かうことに。

③「樺太編」ネタバレ解説

物語は樺太へ

狙撃により死亡したと思われていた杉元でしたが、脅威の生命力で生き残っていました。鶴見中尉に確保された杉元や谷垣たちは刺青人皮を全て奪われてしまい、今後は鶴見中尉の命令に従って行動することを余儀なくされます。 金塊の在処を知っていたウイルクが死んでしまったため、現状では刺青の謎を解けるのは娘のアシㇼパしかいません。そこで鶴見中尉は杉元達にアシㇼパを連れ戻すように命じ、鯉登少尉と月島軍曹を監視役に樺太へ向かわせることに。 一方、アシㇼパはキロランケに連れられて、亜港監獄へと向かっていました。そこにはウイルクの過去を知るソフィアがいるというのです。物語は樺太を北上するアシㇼパ達と、その後を追う杉元達という構図に変わります。

感動の再会

亜港監獄を襲撃し、アシㇼパ達はソフィアと対面し、流氷を渡って共に脱獄を試みます。しかしちょうどそこへ到着した杉元一行と鉢合わせし、キロランケは乱闘の末殺されることに。 一方、アシㇼパは尾形に連れられて別行動していました。これまでの旅で忘れていたウイルクとの記憶を取り戻した彼女に対し、尾形は「刺青の謎を解く鍵に気付いたのではないか」と迫ります。そこへ怒り狂った杉元が登場し、アシㇼパは誤って尾形の右目を毒矢で射ってしまいました。 彼女に罪は着せまいと杉元は尾形を救出し、地元の病院へ搬送。しかし意識を取り戻した尾形は1人で逃亡してしまい、一同はとりあえずアシㇼパを確保できたため鶴見中尉と合流することに。

二極化した勢力図

アイヌのために戦うジャンヌ・ダルクとなるか、それともコタンに戻って平穏な暮らしをするのか――。アシㇼパはこの2つの選択肢以外にも道を探すべく、アイヌの金塊はアイヌのために使おうと覚悟を決めていました。杉元はこれに同意し、「俺達だけで金塊を見つけよう」と意思を固めます。 その後、初めて鶴見中尉に出会ったアシㇼパは、杉元と引き離されることに反感を覚えていました。そこで彼女は一芝居打って第七師団の手から逃亡し、杉元と白石、そして尾形への復讐を願うロシアからの脱走兵ヴァシリの4人で、北海道稚内行きの船に乗り込むことに。 北海道に渡った4人は、路銀を稼ぐ道中で新たな脱獄囚と出会い、刺青人皮を1枚入手。しかしこれまでに得た刺青は全て鶴見中尉に奪われてしまったため、現在の勢力図としては鶴見陣営と土方陣営に二極化しています。

三つ巴の戦い再び!物語はいよいよ佳境へ

杉元一行は道中で脱獄囚の1人・上エ地(うえじ)と邂逅するも逃がしてしまい、その後もう1人の脱獄囚・海賊房太郎と出会います。海賊とは手を組んで共に他の脱獄囚を追うことにし、連続切り裂き魔事件が起きている札幌へ向かうことに。 同じく連続事件を調査しにやってきたのは、鶴見中尉の部下である菊田特務曹長と宇佐見上等兵の2人。菊田は中央政府からのスパイであることも判明しました。 一方、杉元達を追って北海道に戻ってきていた尾形は土方陣営へと身を寄せていました。土方一派も連続事件の裏に脱獄囚の臭いを嗅ぎつけ、札幌に潜伏中です。 そして切り裂きジャック事件の犯人が脱獄囚だと明らかになり、3つの陣営が再び同じ場所で衝突。現場の近くには行方が分からなくなっていた上エ地の姿も見られ、物語はいよいよ佳境を迎えています。

刺青所有状況(251話時点)

杉元一派 白石由竹 海賊房太郎 松田平太 土方一派 土方歳三 白石由竹 牛山辰馬 家永カノ 都丹庵士 土井新蔵 関谷輪一郎 鶴見一派 白石由竹 二瓶鉄造 辺見和雄 家永カノ 若山輝一郎 鈴川聖弘 坂本慶一郎 姉畑支遁 岩息舞治 後藤

主な登場人物紹介

杉元佐一

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杉元佐一(すぎもとさいち)は「不死身」とあだ名が付くほど生命力が強い主人公。アシㇼパと出会ってからは彼女を相棒として支え、汚れ仕事を代わりに行うことも少なくありません。埋蔵金を探す目的は、故郷にいる幼馴染みの女性の治療費をまかなうことです。

アシㇼパ

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アシㇼパはアイヌの女の子で、本作のもう1人の主人公です。父ウイルクから教えられたサバイバルの知識を豊富に持っているため、杉元達を道案内したり料理などを教えたりすることもしばしば。父の過去を知るべく、杉元と共に埋蔵金を探しています。

白石由竹

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白石由竹(しらいしよしたけ)は、体に刺青のある脱獄囚の1人。「脱獄王」の異名を持ち、どんな監獄からも逃げだす技術を持っています。酒や女が大好きなところが玉に瑕ですが、憎めない性格をしており、杉元やアシㇼパにとっても欠かせない仲間です。

鶴見中尉

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鶴見篤四郎(つるみとくしろう)は、陸軍第七師団の中尉。たぐいまれなカリスマ性で数多くの兵士を虜にし、中央政府の目を盗んで独自の目的で行動しています。埋蔵金を探す目的としては、日露戦争で戦死した部下達の思いに報いるためと言っているものの、その真意は明らかではありません。

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