2023年4月12日更新

『空から降る一億の星』の全話あらすじネタバレを衝撃の最終回まで!悲しすぎる結末に号泣必至

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2002年4月期に、フジテレビ月9枠で放送されたドラマ『空から降る一億の星』。明石家さんまと木村拓哉によるダブル主演のドラマで、ラブサスペンスドラマとして大きな話題を呼んだ作品です。 この記事では、『空から降る一億の星』の全話あらすじネタバレ、リメイク放送された韓国版との違いまで、詳しく解説していきます! ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれているため、未視聴の人は注意してください。

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『空から降る一億の星』ってどんな作品?韓国版との違いは?

『空から降る一億の星』は、明石家さんまと木村拓哉によるダブル主演ドラマです。明石家と木村は初共演で、さらに明石家は初めての月9作品の出演ということで、放送前から話題を呼びました。 平均視聴率22.6%を記録し、特にラストが衝撃的だったため、お茶の間を賑わせた作品でもあります。

韓国版との違い

空から降る一億の星 韓国版

日本では2002年4月期に放送されたのですが、2018年にはリメイク版が韓国で制作されました。日本版と韓国版は大まかなストーリーは同じですが、いくつか違いがあります。 まず職業の違いです。日本版の涼(木村拓哉)はレストランのサブシェフ、優子(深津絵里)は編集者ですが、韓国版の涼はビール醸造所勤務、優子はデザイン会社で働いています。 そして美羽(井川遥)がビルから飛び降りるシーンは韓国版では描かれていないなど、少し違いがあります。

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第1話のあらすじ・ネタバレ

堂島完三(明石家さんま)は、日ノ出警察署の刑事。独身の完三は、「新時代電気」編集部勤務の編集者で妹の優子(深津絵里)と、2人暮らしをしています。優子も独身で、完三は優子に早く結婚して幸せになってもらいたいと願っていました。 ある日完三は、他殺に偽装された女子大生殺人事件の担当になります。その後完三は優子との共通の友達・美羽(井川遙)の誕生日パーティーに行くことに。財閥令嬢の美羽のパーティーは豪華客船で行われ、そこでコック見習いの片瀬涼(木村拓哉)は、ケータリングとして働いていました。 美羽は親の命令で御曹司の柏木(大澄賢也)と交際していましたが、どうしても柏木を好きになれず……。美羽は壊れたブレスレットを直してくれた涼に、心を奪われました。完三と優子も涼と出会い、その日は運命の出会いの日となったのでした。

第2話のあらすじ・ネタバレ

優子は圭太(八嶋智人)と見合いすることになり、完三は付き添うことに。場所は涼のレストランで、完三と優子は涼と再会しました。優子は圭太といい雰囲気で、完三は結婚前に優子の火傷の跡を治してやりたいと思います。 美羽は涼と会っていることを優子に明かし、涼が好きだと宣言。柏木にも涼のことを伝えた美羽ですが、柏木は認めようとしませんでした。優子は行きつけの定食屋で、涼がいつも髪の長い女性と来店するという情報を耳にします。 優子は、涼がその髪の長い女性・由紀(柴咲コウ)と歩いているのを目撃。その後美羽は、涼に他に恋人がいるのかと詰め寄りました。涼は由紀のことを女友達だと説明し、美羽は安心したのでした。 その頃完三は、女子大生殺人事件で大熊(村田充)という男を任意聴取します。

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第3話のあらすじ・ネタバレ

完三は、女子大生殺人事件の犯人が大熊であると言い切ります。完三は犯人が元に戻したと思われるビデオの並び順のことが、頭に引っ掛かっていました。 その頃美羽は、父の建造(鹿内孝)と母の京子(泉晶子)に、柏木以外に好きな人ができたことを打ち明けます。しかし建造は、受け入れようとしませんでした。悲しむ美羽でしたが、京子から「建造の会社がうまくいっていない」という衝撃の告白を聞きます。 一方優子は圭太との交際が順調に進んでおり、仕事で偶然涼の勤めるレストラン「レープ」の取材をすることに。優子は誰もいない店で、涼に取材をし仲を深めます。 一方完三は女子大生殺人事件の捜査に没頭するように。完三は捜査を進めるうち、頭の片隅に涼への疑いの気持ちが生まれてきていたのでした……。

第4話のあらすじ・ネタバレ

美羽は朝帰りが両親にバレてしまい、優子が協力して美羽と涼が会う時間を作るようになります。その頃完三は同僚の琴子(森下愛子)に、優子を引き取った時の話をしました。 そして完三は、涼への疑いの気持ちから、涼に女子大生殺人事件の犯人ではないかと直接聞くことに。しかし涼はすぐに、犯人ではないと否定しました。 その後優子は美羽から預かった手紙を、涼に渡します。その流れで食事に行くことになり、2人はお互いの火傷について明かしました。 完三は涼の火傷を知り、「あの時の少年では」と思うように。その時、優子にナイフを向けてくる女が近づいてきて……。ナイフを持っていたのは由紀で、優子を庇った完三が刺されてしまったのでした。

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第5話のあらすじ・ネタバレ

完三は由紀に腕を刺されたものの、優子に「事件にするな」と口止めします。さらに完三は由紀に土下座し、優子を傷つけないでほしいと頼みました。その後再会した優子と由紀は、食事に行くことに。由紀は優子にも火傷の跡があることを知り、なんと鍋をひっくり返し、自分の腕に熱湯をかけ……。 由紀は火傷の跡を残したかったと、完三に泣きわめきます。完三は涼に、由紀のことをもっと気にかけるよう伝えます。しかし涼は、「つまんない大人と同じことを言うな」と帰ってしまいました。 涼は完三に犯人として疑われていると優子に明かします。すると優子は「私は目で見たことしか信じない」と言い、涼とキスをしました。一方由紀は、完三に「本当のことを言わないといけない」と伝えたのです。

第6話のあらすじ・ネタバレ

完三は由紀の話を聞こうとしますが、由紀は琴子が忍ばせたレコーダーに気づいて帰ってしまいます。完三は由紀に謝罪し、刑事を辞めるつもりだと話しました。その頃優子は、好きな人ができたと圭太に別れを切り出します。涼は最近、誰かに後をつけられている気配を感じ……。 美羽は柏木と会うと両親に嘘をつき、家出をします。涼は美羽に「ずっと一緒」と伝えたものの、涼の元に柏木がやってきました。柏木は涼を尾行し、女子大生殺人事件の被害者と涼に面識があると調べていたのです。そして柏木は涼に、美羽の居場所を聞き出そうとしました。 美羽は涼に「しばらく会うのをよそう」と言われ、美羽は父の銃を柏木に向け……。美羽は「弾が入っているかわからない」と発砲し、柏木は血を流して倒れたのでした。

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第7話のあらすじ・ネタバレ

涼は柏木を撃った美羽に「誰にも言うな」と言い、美羽を逃がします。涼は美羽が使った銃で窓を撃つと、幼い頃の記憶が蘇り……。 その後涼は警察に連行されますが、警察は涼が誰かを庇っているとします。そして美羽は涼が身代わりになってくれたことに心を痛め、遺書を残してビルから飛び降り、自殺してしまったのでした。 完三は、涼が美羽に柏木を殺すよう促したと推測。琴子も涼が、女子大生殺人事件も由紀に殺させたのだろうと考えます。しかし完三は、由紀は殺人を犯す子ではないと否定しました。 その頃涼は、幼い頃育った孤児院に行きます。そこでシスターに、「自分の父親は本当に事故死だったのか?」と尋ねました。 完三の元に、由紀から電話がかかってきます。由紀は「本当は人を殺した……」と言い、完三は急いで由紀の元へと走ったのです。

第8話のあらすじ・ネタバレ

完三が由紀の元に到着した時、由紀は既に意識がありませんでした。病院に行き、由紀は意識を取り戻します。由紀は完三に、「死にたかったんじゃなくて、泣きたかった」と気持ちをこぼしました。その頃柏木の姉・小百合(とよた真帆)は涼を気に入り、涼と深い関係になります。 完三は、由紀に「自首するのを待ってくれ」と止めます。そして完三は涼に、「自首してくれ」と頼みました。その後涼は、優子に両親について調べたいと打ち明けます。優子はそんな涼を抱きしめ、「私が守るから」と寄り添い……。 完三は、優子に涼と会わないよう忠告します。さらに由紀は優子に、涼に自首するよう説得してほしいと頼みました。そして完三は、優子と涼の待ち合わせ場所に向かい、涼の脇腹にナイフを刺したのです。

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第9話のあらすじ・ネタバレ

完三に刺された涼は、なじみの診療所で手当てを受けます。完三は警察に辞表を提出。しかし涼は警察に刺されたことを届け出ておらず、事件になっていませんでした。その後完三はわざと、涼に優子と圭太がヨリを戻したと嘘をつきます。涼は「お幸せに」と言い、去っていきました。 しかし優子は、涼に会いに行き「人を殺していても、あなたを理解しようと思う」と告白。涼は優子を抱きしめ、2人はついに結ばれたのです。 その頃完三は、「澤田省吾」という少年について調べていました。すると、涼が最近澤田省吾のカルテを探していたことが発覚し……。 涼は、幼い頃の記憶を思い返していました。銃声が鳴り、父の元に急ごうとした幼き涼。その時テレビ画面に映っていたのは、若き日の完三であることを思い出したのでした。

第10話のあらすじ・ネタバレ

涼の過去について調べる完三は、涼こそが澤田省吾であると確信します。優子と同じく、涼も名前を変えていたと推測する完三。一方涼も、優子に完三のことを聞き出します。優子の子供の頃の写真を見たがったりと、涼は優子に探りをいれていきました。 そんな涼は、小百合に「拳銃を用意してほしい」と頼みます。その頃由紀は体調が回復し、完三に女子大生殺人事件のことを話しました。亡くなった女子大生と涼が親しく、嫉妬した由紀は花瓶のようなもので女子大生を殴り、殺害。それを涼が、自殺に見せかけて工作したと言うのです。 涼は優子の家に行き、さりげなく部屋を捜索します。すると完三宛の手紙を見つけ、そこには澤田省吾のカルテの捜索結果が書かれていて……。完三は手紙のあった棚を見られた痕跡を見つけました。そして警察に行った完三は、自分の机の中を漁る涼を発見。涼は完三に、銃を向けたのです。 涼は完三に、「なぜ父を殺した」と訴えます。すると完三は、「お前の父親は殺人犯だ」と打ち明けました。涼はそれを認めようとしませんでしたが、完三は涼をあえて逃がします。 涼は小百合に調べてもらい、強盗犯だった澤田省一が自分の父親であることを知ります。そして涼は昔、銃声を聞いて父のところに向かった時1人の女の子がいたことを思い出したのでした。

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最終話のあらすじ・ネタバレ

優子は、完三が人を殺した過去があることを初めて知ります。そして涼の部屋に行った優子は、冷蔵庫に拳銃があるのを発見。その頃涼は完三に、「妹について話してほしい」と連絡しました。完三は25年前の事件のことを、全て涼に打ち明けることに。 25年前、刑事になりたての完三は上層部からの反対を無視して、省一に近づきました。そして向かってきた省一に驚き、発砲してしまったと言います。完三は省吾(涼)と優子を引き取ろうとしましたが、省吾が病院から抜け出してしまい、優子だけを引き取ることになったのでした。 涼は当時、優子を守ろうと覆いかぶさったためひどい火傷を負っていました。優子はまだ、自分が殺人犯の娘だと気づいておらず、完三は今後のことは涼に任せると伝えます。 その頃優子は小百合に会い、初対面の小百合が自分について知っていることに驚きます。涼が話を遮り小百合と話しているのを見て、優子は出て行ってしまい……。涼は小百合に拳銃を返し、優子は涼が復讐するために自分に近づいたと思ったのです。 後日、小百合の死がニュースで報道されます。優子は涼が次に完三を殺すと思い、拳銃を奪って涼に向けました。涼が「優子を愛していた」と告げた瞬間、優子は拳銃を発砲。涼は撃たれ、優子は涼が持っていた手紙を見つけます。 手紙は完三に宛てたもので、優子を愛していること、優子が妹だと知ったことが書かれていて、優子は泣き崩れます。優子は完三に「ごめんね」と伝え、自分に発砲。涼と優子は寄り添った形で、亡くなったのでした。

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『空から降る一億の星』のあらすじ・ネタバレを全話紹介

日本版ドラマ『空から降る一億の星』は、明石家さんまと木村拓哉の素晴らしいタッグが印象的でした。ラブストーリーかと思いきや、本格的なラブサスペンスでドキドキする展開になっていますね。 衝撃のラストは必見ですので、まだ視聴していない方はぜひご覧ください!