2023年4月6日更新

牛山辰馬は死亡した?最後まで格好良いなんてずるいだろ……【ゴールデンカムイ】

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ゴールデンカムイ
©野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会

『ゴールデンカムイ』で土方一派の戦闘力として活躍した刺青人皮の囚人・牛山辰馬(うしやまたつうま)。素手では作中最強の牛山は、ある1点を除いて完璧な紳士で、アシリパにも「チンポ先生」として慕われていました。 本記事ではそんな牛山辰馬の活躍や最期の瞬間、かっこいい魅力を紹介。全力で彼を丸裸にしていきますッ!!! ※この記事は『ゴールデンカムイ』最終回までのネタバレを含みますので、読み進める際は注意してください。またciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

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牛山辰馬のプロフィール

年齢 推定40代
身長 約200cm
特徴 鉄板が入っているかのような額と巨漢
モデル 牛島辰熊
声優 乃村健次

牛山辰馬(うしやまたつうま)は刺青人皮の脱獄囚のうちの1人で「不敗の牛山」と謳われる最強の柔道家です。彼の初登場シーンは2巻12話、土方歳三一派に加わる経緯が描かれました。 牛山は凄まじい性欲が残念な人物ですが、それ以外は変人奇人が集う「金カム」における貴重な常識人かつ紳士枠として活躍します。

おでこや指が変形している?

立派な体格に背広姿が印象的な牛山ですが、何よりも気になるのが四角いおでこのコブです。この額は五寸釘を通さないほど頑丈なのですが、中になにか入っているわけではなく、日々の鍛錬の成果で皮が異様に厚くなっているとのこと。 彼の指には柔道家の特徴である変形症も見られ、彼が真に武道家であることが窺えます。

【死亡】牛山辰馬の最期は?

牛山は最後までかっこよすぎる!

ゴールデンカムイ
©野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会

「金カム」の良心よ、生き残れ!という多くの読者の期待も虚しく、31巻307話、牛山はラストの暴走列車での決戦で死亡します。 ヒグマ&第7師団の兵士たちに囲まれて窮地と思いきや、牛山は兵士たちをちぎっては投げちぎっては投げとまさに無双。素手でこの男の右に出る者はなし、を証明してくれました。 「この牛山辰馬を神話に加えなよ。百年後のアイヌにだって大ウケするぜ」という、ともすると大げさなセリフも、牛山の快進撃の後では説得力が違います。

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アシリパを庇って死亡

快進撃の後、牛山は月島基(つきしまはじめ)軍曹と対峙。負けを悟った月島は手榴弾での自爆を決行しようとします。 ところがそこに現れた鯉登音之進(こいとおとのしん)少尉が部下の自爆を阻止しようと参戦。そうこうしているうちに手榴弾はアシリパの元へ……。 牛山は手榴弾を抱え込みアシリパを守りました。すでに半身は吹っ飛んでいましたが、牛山は武道家らしく最期は正座をして、「お嬢…怪我ないか?」と訊ねます。 死の間際、かつて家永カノに問われた「完璧な瞬間」に思いを馳せた牛山は「いまだよ…いま…」と息を引き取っていきました。

【モデル】牛山のモデルは実在の武道家・牛島辰熊

牛山のモデルとなったのは「鬼の牛島」「不敗の牛島」と恐れられた牛島辰熊(うしじまたつくま)です。彼は柔道史上最強と謳われる木村政彦(きむらまさひこ)の師匠であり、彼自身も当時最強の名を欲しいままにした人物でした。 皮膚が固くなってしまうほどの凄まじい稽古量や、試合開始と同時に突進する攻め一択の試合スタイルなどが牛山にも反映されているようです。口ひげをたくわえた姿や四角っぽい輪郭なども、牛島と牛山は似ています。

牛山がかっこいいと言われる理由とは?

牛山は漢の中の漢!不敗の強さを誇る

牛山は武道家としての強さを貫く漢です。戦闘は基本的に肉弾戦。暴れ馬をたやすく足払いし、襲ってきたヒグマも素手で投げ飛ばします。 主人公であり不死身と称される杉元佐一(すぎもとさいち)ですら、牛山先生に掴まれてしまってはあとは投げ飛ばされるばかりです。肉弾戦決定戦があったら間違いなく牛山がトップでしょう。 銃を向けられれば撤退もしますが、刃物程度なら刺されても蚊に刺された程度のリアクションで戦い続けます。まさに別格ッ!!!

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子供と女性に優しい紳士!

強くて粗暴かと思いきや、作中屈指の紳士というのが牛山の最大の魅力です。アシリパ(正確な表記は小さい「リ」)のことも子どもだからといって見下さず、敬意を持って「お嬢」と呼んでいます。アシリパが先生と呼ぶのは唯一この牛山だけ。そんなところからも彼がいかに人格者なのか伝わってきます。 性欲が強いということもあり女性に優しいのですが、彼の場合は容姿で判断して見下すようなことは決してしません。等しくデレるし、等しく紳士なのです。 さらにいうと牛山は男に対しても礼節をもって接します。瓦礫の山から仲間を抱えて生還するシーンなどは、紳士すぎて後光が差していました。

【声優】牛山辰馬役は乃村健次

乃村健次

アニメで牛山を演じているのは声優の乃村健次(のむらけんじ)です。1990年代からアニメや吹替などで活躍しています。184cmと長身な彼はローバリトンな声を生かし、男らしい役を多数担当してきました。 『グラップラー刃牙』の範馬勇次郎役や『アイシールド21』の大田原誠役、『グラゼニ』の迫田役などが有名。牛山役では彼の力強さを感じさせると同時に、人としての温かさも感じる芝居で牛山を魅力的に演じています。

『ゴールデンカムイ』チンポ先生こと牛山は作中最強でかっこいい!

ゴールデンカムイ
©野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会

初登場時はなにやらヤバいキャラが来たと思ったものの、登場する度に好感度を爆上げ。気づけば「金カム」最強キャラかつ紳士として人気を得ていた牛山辰馬について紹介しました。 最期まで武道家だった彼のかっこよさを、改めて漫画やアニメで追って再確認してみてくださいッ!