韓国ドラマ『冬のソナタ』最終回ネタバレ・全話あらすじ！血縁関係や2人のその後を考察

ペ・ヨンジュンが主演でお馴染みの、日本に韓流ブーム巻き起こした超名作韓国ドラマ『冬のソナタ』。ここからはそんな本作の全話あらすじ・ネタバレや最終回後のストーリー、血縁関係などを紹介していきます！ ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれているため、未視聴の人は注意してください。

チョン・ユジンは春川に住む高校2年生。天真爛漫で遅刻常習犯ではありますが、成績優秀です。 そんな彼女は幼馴染で優等生のキム・サンヒョクや大人しくて美人のオ・チェリン、おっとりした雰囲気のコン・ジンスク、キム・サンヒョクと仲良しのコン・ヨングクたちと放送部で充実した学校生活を送っています。 そんなある日、クラスにカン・ジュンサンという男子生徒が転入してきました。初めのうちは彼を嫌な奴だと思っていたチョン・ユジンでしたが、ごろつきに絡まれていたところを助けられます。 授業をさぼって遊びに行くチョン・ユジンとカン・ジュンサン。しかし翌日クラスで話題になり、キム・サンヒョクと気まずい空気になります。 数日後、放送部のメンバーに加えてカン・ジュンサンと7人でキャンプへ行くことに。そこでチョン・ユジンは、カン・ジュンサンのことが好きだと自覚するのでした。

雪山で遭難したチョン・ユジンを見つけ出したカン・ジュンサン。その後2人は想いを告げ、交際をスタートさせます。そして初雪が降る日に初めてデートし、キスをするのでした。 何もかもが幸せにあふれていた2人でしたが、チョン・ユジンの家でデートしたときに衝撃の事実を知ります。それはカン・ジュンサンとチョン・ユジンが同じ家族写真を持っていたということで……。 そして翌日、チョン・ユジンが学校へ向かうとカン・ジュンサンが交通事故で亡くなったという情報が入ります。最初のうちは彼の死を信じなかったチョン・ユジンでしたが、少しずつ事実を受け入れて涙を流すのでした。 10年後、チョン・ユジンは設計事務所「ポラリス」で働いています。さらにキム・サンヒョクと婚約し、幸せな生活を送っていました。そんなある日、カン・ジュンサンにそっくりな男性を見つけ……。

高校で婚約式を開催することになったチョン・ユジンとキム・サンヒョク。そこへ現れたのは、パリから帰国したオ・チェリンと恋人のイ・ミニョンでした。そしてイ・ミニョンこそ、チョン・ユジンが街で見かけたカン・ジュンサンとそっくりの男性だったのです。 さらにイ・ミニョンは、ポラリスの取引先である「マルシアン」の理事でした。一度に色々なことが起きて動揺するチョン・ユジンでしたが、取引としてイ・ミニョンの担当者になります。 スキー場の視察も終え、順調に事が進んでいたある日。チョン・ユジンは「マルシアン」の創設パーティーに参加していましたが、着るドレスがないことに気付きます。 そこへイ・ミニョンとの関係を良く思わないオ・チェリンが、あることないことを教えるのでした。一方イ・ミニョンもオ・チェリンから、驚くべき過去を明かされ……。

カン・ジュンサンという人物とそっくりであることを知ったイ・ミニョンは、スキー場へ向かいます。しかし建設用の資材が落下してきて、イ・ミニョンを庇ったチョン・ユジンが怪我を負ってしまいました。 入院したチョン・ユジンのもとへやってきたキム・サンヒョクは怒りを露わにします。一方イ・ミニョンは、自分に嘘の情報を与えたオ・チェリンと距離を置くことに。 無事退院したチョン・ユジンは早速仕事に復帰し、イ・ミニョンとともに山頂のレストランへ下見に出かけます。しかし強風が原因でゴンドラが停止し、2人は山頂に取り残されてしまいました。 翌朝、キム・サンヒョクとオ・チェリンが迎えにきますが、4人の間には気まずい雰囲気が流れます。さらに怒ったキム・サンヒョクは、チョン・ユジンと無理矢理一晩をともに過ごそうとし……。

乱暴なキム・サンヒョクの行為に涙を流すチョン・ユジン。その後、彼女はイ・ミニョンのもとへ逃げ出し、キム・サンヒョクは自己嫌悪に陥るのでした。そしてイ・ミニョンはチョン・ユジンを優しく抱きしめます。 数日後、2人のもとへキム・サンヒョクが謝罪しにやってきました。しかしチョン・ユジンは婚約破棄を申し出ます。 そしてキム・サンヒョクは、スキー場からのラジオ放送を計画。自分の家族やチョン・ユジンの母親、友人たちを勝手に招待し、チョン・ユジンと結婚すると発表するのでした。 しかしすでにチョン・ユジンは、イ・ミニョンへの恋心を自覚しています。結局婚約は破棄され、周りの反対がありながらもイ・ミニョンと幸せになることを選択するのでした。 一方キム・サンヒョクは無気力な生活を送っています。そんな彼を心配するチョン・ユジンの姿を見たイ・ミニョンは……。

イ・ミニョンは見舞いに行くことを躊躇うチョン・ユジンを優しく送り出します。キム・サンヒョクの病室を訪れた彼女は、彼が死のうとしていることを知ったため婚約破棄を取り消すのでした。 イ・ミニョンのもとへ帰ったチョン・ユジンは愛の言葉を伝え、ポラリスのネックレスを付けたままキム・サンヒョクのもとへ向かいます。 傷心中のイ・ミニョンでしたが、別荘にいた男性からカン・ジュンサンという人物の話を聞くことに。そのとき頭の中で過去の記憶が呼び覚まされます。そして自分がカン・ジュンサンであることを知るイ・ミニョン。 その後カン・ジュンサンとしての記憶を完全に思い出そうとする彼は、必死に過去の足跡を追います。しかし一向に戻る気配がなく、ついにはアメリカへ出国することを決意。そしてキム・サンヒョクにだけこのことを伝えるのでした。

ポラリスに出社したチョン・ユジンは、イ・ミニョンからの届け物を受け取ります。中には、カン・ジュンサンが死んだ際に彼から贈られたCDでした。 イ・ミニョンがカン・ジュンサンであることを知ったチョン・ユジンは、すぐさま空港へ向かいます。再会した2人は抱き合い、一度ホテルへ行き話し合うのでした。 しかしイ・ミニョンは記憶がないことを理解しているため、翌朝アメリカへ出国することを決意します。その後追ってきたチョン・ユジンが車に轢かれそうになったところを庇って、イ・ミニョンは入院してしまうのでした。 意識不明の重体となったイ・ミニョンのもとを離れようとしないチョン・ユジン。数日後、無事に目を覚ましたイ・ミニョンは、なんとチョン・ユジンに関する記憶だけを思い出します。 一方キム・サンヒョクは、正式にチョン・ユジンとの結婚を諦めるのでした。

退院したカン・ジュンサンは、チョン・ユジンとともにアパートで幸せに暮らし始めます。10年振りに想いが通じ合った2人でしたが、チョン・ユジンは周りの人たちへの申し訳なさがありました。 数日後、高校時代の先生であるパク・ガガメルがチョン・ユジンら生徒たちを呼び出します。サプライズでカン・ジュンサンも会いに行きますが、再会したクォン・ヨングクから心ない言葉を言われるのでした。 この出来事がきっかけで、カン・ジュンサンとチョン・ユジンは記憶探しの旅へ出かけます。そして少しずつ失っていた記憶を取り戻し、かつての友人たちとともに食事をするのでした。 しかし記憶の一部だけは一向に戻りません。その記憶が父親に関するものだと理解したカン・ジュンサンは、幸せな今を大切にするために思い出すことを諦めるのでした。

その頃キム・サンヒョクの父親であるキム・ジヌは、カン・ジュンサンとイ・ミニョンが同一人物であり、カン・ミヒの息子であることを知ります。さらにカン・ミヒは、チョン・ユジンが高校時代に好きだったチョン・ヒョンスの娘だと気付くのでした。 一方カン・ジュンサンとチョン・ユジンは、結婚の許しを得るためにチョン・ユジンの母親イ・キョンヒのもとを訪れます。しかし予想に反して大反対され、カン・ジュンサンは追い出されてしまいました。 その後チョン・ユジンは母親から、カン・ミヒとチョン・ヒョンスが昔婚約関係であったことが明かされます。そしてチョン・ユジンは、イ・キョンヒから聞かされた話をカン・ジュンサンにも伝えるのでした。 とあることに悩み始めるカン・ジュンサン。それは自分の父親がチョン・ヒョンスではないかということで……。

2人のことを心配したキム・サンヒョクは、父親であるキム・ジヌが結婚に反対していることを知ります。その後カン・ジュンサンとチョン・ユジンのもとを訪れた彼は、とある事実を伝えるのでした。 カン・ジュンサンはカン・ミヒのもとに向かいます。そこで自分はカン・ミヒとチョン・ヒョンスの子であることを知らされるのでした。 それでもチョン・ユジンと別れたくないカン・ジュンサンは、なんと2人だけで結婚式を開催します。しかしすべてを知るキム・サンヒョクが現れ、チョン・ユジンを連れ去るのでした。 さらにカン・ジュンサンは、母親から「今すぐ別れなければチョン・ユジンに真実を伝える」と脅されます。運命に抗うことができないカン・ジュンサン。 その結果チョン・ユジンと別れることを決意するのでした。一方チョン・ユジンは、とある女性と会っており……。

チョン・ユジンが会っていたのは、キム・サンヒョクの母親パク・チヨンでした。そこでカン・ジュンサンと兄妹であることを知ってしまうチョン・ユジン。さらにカン・ジュンサンの家へ向かい、カン・ミヒからも真実を告げられます。 絶対に結ばれない関係であることを知ったチョン・ユジンは、カン・ジュンサンに別れ話を切り出します。一方カン・ジュンサンは激しい頭痛が頻発していました。病院で検査すると、交通事故が原因で頭にに血腫ができていると判明し……。 その頃、キム・ジヌはカン・ジュンサンのことが気になっていました。「もしかしたら彼は私の本当の息子かもしれない」ーー。真実を知るためにキム・ジヌは病院で検査を受けることに。 検査の結果から発覚したのは、カン・ジュンサンはキム・ジヌの実の息子だということで……。

キム・ジヌから衝撃の事実を聞かされたカン・ジュンサン。母親が真実を隠していたことに怒りを覚えますが、すぐさまチョン・ユジンのもとへ向かおうとします。 一方キム・サンヒョクはチョン・ユジンと結婚するために、あの手この手を使ってアプローチしていました。そこへキム・ジヌが現れ、カン・ジュンサンが実の息子であることを明かされます。 その頃カン・ジュンサンは、病院から「今すぐ手術しないと危篤状態に陥る」と連絡を受け、アメリカで手術することに。チョン・ユジンは空港へ向かいますが、アメリカへは行かずパリへ出国するのでした。 3年後、パリ留学を終えたチョン・ユジンは自分が設計した「不可解な家」が建っていることを知ります。そこには失明したカン・ジュンサンがいました。

パリから帰国したチョン・ユジンと、手術を終えてアメリカから帰国したカン・ジュンサンが再会したところで幕を閉じた『冬のソナタ』。 そんな本作は、2人のその後を描いた「もうひとつの冬のソナタ」というストーリーが存在するのです！ 「もうひとつの冬のソナタ」では、カン・ジュンサンとチョン・ユジンの幸せな結婚生活の模様が描かれています。さらにキム・サンヒョクとの関係も解消され、兄弟仲良く抱きしめるシーンも！ 本編ではぶつかり合っていた2人でしたが、「結婚おめでとう、兄さん」というキム・サンヒョクのセリフもあります。そして作中では、キム・サンヒョクがオ・チェリンにときめくシーンも描かれているのです。 最後はカン・ジュンサンとチョン・ユジンが子供を授かり、幕を閉じます。

『冬のソナタ』は、中盤でチョン・ユジンとカン・ジュンサンが兄妹であることが明かされます。チョン・ユジンの両親はチョン・ヒョンスとイ・キョンヒ、対するカン・ジュンサンの両親はチョン・ヒョンスとカン・ミヒだと判明しました。 この出来事がきっかけで、2人の関係はこじれていきます。しかしキム・サンヒョクの父親キム・ジヌが検査をしたことで、カン・ジュンサンの父親がキム・ジヌであることが明らかになりました。 そのためカン・ジュンサンとキム・サンヒョクが血縁関係であり兄弟です。ちなみにカン・ジュンサンが兄になります。

そんな『冬のソナタ』は日本で放送された2003年以降、日本に韓流ブームを巻き起こしました。「冬ソナ現象」とまで呼ばれ、韓国ドラマが日本で流行るきっかけになった本作は、なぜ人々を惹きつけたのでしょうか。 さまざまな理由がありますが、最も大きな理由はやはりペ・ヨンジュンのイケメンっぷりです。今でもヨン様の愛称で親しまれているペ・ヨンジュンは、作中で圧倒的な美しさを披露しています。 前半ではデリケートで不良っぽいカン・ジュンサンを、後半では積極的で高貴なイ・ミニョンを楽しめるのです。そして多くの人が、幻想的で儚い雰囲気があふれるペ・ヨンジュンの演技に夢中になりました。

(画像右)超名門のソウル科学高からやってきた転校生。チョン・ユジンとはバスの中で出会いますが、第一印象はお互いに最悪でした。 その後何だかんだ惹かれ合い、最終的に放送部に所属して交際をスタートさせます。しかしとある出来事がきっかけで……。

ポラリスという設計事務所に勤めるOL。10年前は転校生のカン・ジュンサンに恋心を抱いており、交際していました。 亡き父親と体が弱い母親のために必死に働いていましたが、現在は幼馴染のキム・サンヒョクと婚約しています。

アメリカ育ちで、開発会社「マルシアン」の理事。カン・ジュンサンに顔も声もそっくりです。 パリで出会ったオ・チェリンと付き合っていますが、チョン・ユジンと出会ったことで少しずつ彼女に興味を持ち始めます。

チョン・ユジンの幼馴染で婚約者です。高校時代は学級委員を務める優等生で、放送部に所属。チョン・ユジンに恋心を抱いていたため、カン・ジュンサンをライバル視していました。 大人になった現在は、ラジオ局で働いています。

ペ・ヨンジュン主演でお馴染みの、韓流ブームを巻き起こした韓国ドラマ『冬のソナタ』。ペ・ヨンジュンの美しさはもちろん、幻想的な景色や音楽、感動しまくりのストーリーに夢中になること間違いなしの作品です！