2023年4月19日更新

韓国ドラマ『太王四神記』の全話あらすじ・ネタバレ!最終回の結末に評価が分かれる理由は?

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高句麗を舞台に、自身の命を投げ出してまでも国を守った王の生涯を描いたファンタジー時代劇ドラマ『太王四神記(テワンサシンギ)』。 ここからはそんな本作の全話あらすじ・ネタバレや、結末の賛否両論について紹介していきます! ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれているため、未視聴の人は注意してください。

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『太王四神記』の基本情報

原題 『태왕사신기』 読み方:テワンサシンギ
放送年 2007年
話数 全24話
放送局 MBC
ジャンル 時代劇 , ファンタジー , ロマンス
平均視聴率 27.9%
最高視聴率 37.0%
監督 キム・ジョンハク
脚本 ソン・ジナ

『太王四神記』の口コミ・感想

太王四神記』の総合評価
4 / 2人のレビュー
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20代女性

ファンタジー要素が強くて、まさに「歴史ファンタジードラマ」って感じ。昔のドラマだけど侮ることなかれ!CGが入ったアクションシーンは大迫力で、終始鳥肌もの。ストーリーも壮大だから、1話目から世界観にうっとりした!

吹き出し アイコン

30代女性

歴史ドラマっていまいち理解できないことがあるけど、本作はまったくそんな感じしなかったな。ぺ・ヨンジュン主演ってだけでも見る価値あるし、何より格好良い!イケメン度が桁違いで、最初から最後まで見応えだったな。

第1話のあらすじ・ネタバレ

舞台は西暦384年の高句麗のとある村。村長に呼び出された神の子・ヒョンゴは、幼いスジニを連れて村へ帰還していました。そんな彼の目的は、玄武の神器を守り抜くこと。そのために世界中を旅していたのです。 神話の時代、火の力で地上を支配していた虎族の女性・カジンを抑え込むために神の子はチュシンという平和な国を創造します。熊族の女性・セオは戦いの最中赤子を殺され虐殺を開始しますが、神の子によって封印されるのでした。

第2話のあらすじ・ネタバレ

紀元374年、村の人々は強く輝く光を見て新たなる王の誕生と神器の目覚めを予言していました。一方高句麗の神殿でも王の誕生を予知していたのです。しかしそれは神殿の主・火天会の野望でもありました。 火天会の者は、王と神器を派遣するために多くの村を襲い始めます。そんな中、朱雀の神器を持っていたキハと赤子のスジニは逃げ惑っていました。 2人のもとに火の手が襲い掛かりますが、朱雀の神器の力で命を救われます。

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第3話のあらすじ・ネタバレ

火天会の者たちはキハとスジニを捕らえます。しかしスジニだけは見逃され、キハと朱雀の神器は火天会の手に渡ってしまうのでした。 神の生まれ変わりと称されるホゲを守るヒョンゴは、スジニを火天会へ潜入させます。一方、戦争に勝利した高句麗軍を代表してホゲが、高句麗の権力者・ガリョから褒美をもらっていました。そこへタムドクがお祝いにやってきますが、ガリョは彼を遠ざけます。 ガリョはホゲを王にするため、ヤン王とタムドクに妨害工作をおこなっていたのです。

第4話のあらすじ・ネタバレ

ヤン王は体調不良により倒れてしまいます。不審に思ったタムドクがすぐさま調査に向かうと、ヤン王は毒を飲まされたという疑惑が浮上。さらにキハの助言もあって、ガリョのもとへと向かうタムドク。 そこでガリョの妻が亡くなったことを伝え、大人しく引き下がらせるのでした。しかしガリョは野望を諦めることはせず、ホゲに対して復讐を果たせと伝えます。 そのことを知ったタムドクはヨン家と火天会の目的を暴き、力を抑え込むのでした。

第5話のあらすじ・ネタバレ

ヒョンゴの護衛をしているスジニは、撃毯大会に侵入していました。しかし彼女の目的は大会に参加することではなく、不正をおこなった人物から金を騙し取ること。 早速不正をした軍の者から金を騙し取ろうとしますが、逆にスパイであることを暴露されてしまいます。そんな窮地に追い込まれたスジニを助けたのはタムドクでした。彼女に変わって不正を暴こうとするタムドクでしたが、軍の者は不正した事実を知らなかったのです。 そこへホゲが現れ……。

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第6話のあらすじ・ネタバレ

火天会の裏仕事を請け負っていたキハは、自分の過去もスジニのことも忘れていました。この日も汚れ仕事をこなしていた彼女ですが、神殿を抜け出して大長老のもとへ向かおうとします。危うく神官に捕まりそうになりますが、ヨン家の者に救われるのでした。 ヨン家と王家の対立は徐々にエスカレートしていきます。特にヨン家は火天会と協力関係を築いたり、毒殺計画を練ったりなど、危険な行動を取り始めたのです。 そんな中、タムドクは勝手に太子という地位を捨てることをホゲに伝えます。

第7話のあらすじ・ネタバレ

タムドクが王にならないとなると、候補として挙がるのはホゲです。しかしヤン王はもちろんこれを許すことはなく、タムドクに怒りをぶつけるのでした。 キハはホゲを王にするべく画策します。すべては火天会のために、そして神器を手に入れるために……。一方ヤン王は、タムドクこそが神の子に選ばれたチュシンの王であることを話します。 そんな中、各部族の長が即位式の会場で息子が拉致されたと騒ぎを起こしていました。タムドクとキハはすぐさま助けに向かいますが……。

第8話のあらすじ・ネタバレ

誘拐されたと思われる場所に到着したタムドクでしたが、騎馬隊の長チョク・ファンに襲われてしまいます。さらにチョク・ファンは、高句麗のために自殺しろと脅してきたのです。 一方火天会へ帰還したキハは、ホゲに真実を明かします。自分は朱雀の神器の守り人ではないこと、ホゲではなくタムドクを愛していること。 そんな中、各部族たちが城を囲い込みます。部族を代表してヤン王のもとへ訪れたガリョは、王位を退いて城から去るよう伝えるのでした。

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第9話のあらすじ・ネタバレ

脅されたヤン王でしたが、王位を退くことはせずにタムドクに王位を継承すると伝えるのでした。その結果、火天会の軍が城へ侵入してきて次々と国軍をなぎ倒していきます。一方城が危ないことを知ったキハは、朱雀の神器の力を引き出して火天会を圧倒していました。 その後ヤン王を連れて遠くへ逃げるキハ。彼女はタムドクとともに逃げてひとまず王位を譲ることを提案しますが、ヤン王は断ります。さらに剣を抜いて、自らの胸に刺すのでした。

第10話のあらすじ・ネタバレ

ヤン王は自ら命を絶ち、この世を去りました。しかしキハに悲しんでいる暇はありません。 タムドクが死んだと勘違いしたキハは、彼を殺したと思われるホゲの前に現れます。剣を喉元に向けてホゲを脅しますが、殺す覚悟を決めることはできませんでした。 一方タムドクは無事に城を抜け出し、コムル村に行き着きます。体力を回復してからすぐさま城へ戻りますが、そこはすでに地獄と化していました。さらにヤン王を殺したのはタムドクだという噂まで流れており……。

第11話のあらすじ・ネタバレ

各部族の者たちは、ヤン王を殺したのはタムドクだという話を流布していました。それに対してタムドクは、ヤン王を殺したのはキハだと主張します。 しかし証拠がないため劣勢になるタムドク。さらにホゲがこの機会を逃す訳がなく、タムドクは死刑に値すると主張したのです。タムドクはすでに戦う意思を失っており、自暴自棄になっていました。 しかしタムドクの首に剣が向けられた次の瞬間、キハが現れて各部族を圧倒します。

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第12話のあらすじ・ネタバレ

城へと戻ることができたタムドクは、すぐさま王政へ復帰します。その後ホゲから残りの神器を見つけ出して、百済に出兵することを告げられました。慎重であるべきだと話すタムドクでしたが、会議の末多数票を得て百済への侵攻が決定されてしまいます。 民の犠牲を出したくないタムドクは、コムル村へ向かいヒョンゴにとある策を告げるのでした。 その頃キハは永い眠りから目覚めます。しかし自分の腹に子を宿していることに気付き……。

第13話のあらすじ・ネタバレ

タムドクはヒョンゴと協力し、高句麗の民から犠牲者が出ないように軍の手配を進めていました。さらに百済軍を分断させるために、西百済を攻めることを決めます。 一方ガリョは大長老のもとへ向かい、百済への進軍を決めたタムドクの処罰を求めていました。タムドクの暴走を抑えたいガリョでしたが、大長老は部族の友好を深めるために行動していると話します。 しかしガリョが冷静になることはなく、頭が切れるタムドクをひたすらに警戒するのでした。

第14話のあらすじ・ネタバレ

侵攻が始まって以降、高句麗軍は次々と百済軍を圧倒していきます。しかし主に戦果はホゲ軍たちのものではなく、知略を巡らせ西百済を攻めていたタムドク軍によるものです。その結果、高句麗軍は犠牲者を最小限に抑えながら着実に侵攻していきました。 そんな中、ホゲのもとにとある情報が入ってきます。その情報とは、西百済の城に青龍の神器が保管されているというもの。そしてホゲは、タムドクが神器を奪おうとしていると勘違いするのでした。

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第15話のあらすじ・ネタバレ

順調に侵攻していた高句麗軍。ついにタムドク軍は、百済難攻不落の城・クァンミ城へ出陣していました。そしてクァンミ城には、青龍の神器が保管されていると言われています。 タムドク軍は鍛冶屋から特注した丈夫で折れない矢を放ち、ついにクァンミ城の防衛を破ることに成功。そして城主のチョロが単騎で特攻してきて、タムドク軍は多くの犠牲が出ます。さらにスジニも倒されてしまい、タムドクとの一騎打ちに。 しかし突然チョロは苦しみ始め……。

第16話のあらすじ・ネタバレ

胸を押さえて苦しむチョロは、スジニを連れて城内へ引き返していきました。 一方白虎の力を受け継いできた女性・パソンは、家に保管していた白虎の神器が盗まれていることに気付きます。その情報を得たホゲはすぐさまパソンのもとへ向かい、タムドクはパソン救出へ向かうのでした。 その頃、高句麗軍は順調に百済軍を圧倒していきます。しかしタムドク軍の残数は3,000ほど。そこへなんと3万を優に超える軍が侵攻してきます。

第17話のあらすじ・ネタバレ

白虎の神器を守りたいタムドクでしたが、3万を超える百済軍が侵攻してきたため対応せざるを得ませんでした。援軍を今か今かと待っていたタムドクでしたが、一向に高句麗軍がやってくる気配はありません。 そんな中、大長老はガリョの屋敷を包囲して重臣たちを幽閉します。そしてタムドクのもとへ遣いを送ると、捕虜の命が惜しければ神器を持ってこいと脅すのでした。 やむを得ず神殿へと向かったタムドクを待ち受けていたのはキハで……。

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第18話のあらすじ・ネタバレ

キハの活躍もあって火天会の者たちを倒し、重臣たちを解放することに成功します。しかし百済への侵攻を開始してから休む暇もなかったタムドクは、すでに疲労が限界を迎えていました。 一方ヒョンゴは、スジニが朱雀の神器の守り人または黒朱雀ではないかと疑い始めます。そしてヒョンゴが話しているところを聞いていたスジニは、自分の過去と黒朱雀の疑いがあることを知ってしまいました。 その後1人で悲しむスジニのもとへ、タムドクがやってきます。

第19話のあらすじ・ネタバレ

その日、キハはスジニに戦いを挑んでいました。戦いの最中、大長老に消された記憶が少しずつ蘇ってくるキハ。しかし2人の対決にチョロが乱入してきたことで、キハは火の力を使ってチョロを倒します。チョロを助けたいスジニは、朱雀の力を解放して火を消すのでした。 とはいえ朱雀の力を完璧に使いこなすことができていないスジニは、キハの力に圧倒されて気を失ってしまいます。 その後記憶を呼び覚ましたキハは、大長老を剣で刺すのでした。

第20話のあらすじ・ネタバレ

契丹へ遠征に出ていたタムドク軍は、そこでホゲたちが虐殺行為を取っていたことを知ります。契丹に配備された軍に襲われることも考えられましたが、タムドクは村人たちを弔うのでした。 その後タムドクは声明文を発表し、ホゲを叛逆した罪で捕らえると伝えます。さらに討伐軍を結成し、ホゲへに圧をかけるのでした。 一方ホゲはタムドクへの反旗を翻し、討伐軍に対抗することを決意します。ついにタムドクとホゲの直接対決の火蓋が切られました。

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第21話のあらすじ・ネタバレ

キハの頼みでガリョは、朱雀と青龍の神器を持ち出します。ガリョはようやくタムドクをチュシンの王だと認め始めていましたが、罪の意識から毒を飲んで自害してしまいました。その際に遺書を残し、2つの神器をホゲに渡すようにキハへ伝えます。 タムドクはホゲを討伐するために、4つの部族と交渉していました。数日前に契丹で村人を弔ったことから、契丹の族長はタムドクの話を聞くことに。どうやら族長は、ホゲが反乱軍に相応しいか問いたいようで……。

第22話のあらすじ・ネタバレ

キハの腹はどんどん大きくなり、ついに陣痛が起きるようになります。その結果火天会の仕事をすることができなくなり、少しずつ守りが薄くなっていきました。 その頃、タムドクのもとにホゲが内乱を起こしたという情報が入ってきます。なんとホゲは自暴自棄になっており、降伏する兵士を次々と殺していきました。 キハはついに男の子を出産します。大長老は赤子の心臓を取り出し、神器の力を引き出そうとしていましたが、心臓はキハの息子のものではありませんでした。

第23話のあらすじ・ネタバレ

タムドクはコウンが窮地に立たされていることを知り、すぐさま援軍を送ります。その結果コウンは助け出されますが、なぜか彼は高句麗軍がやってくることを知っていた様子。というのもコウンは、語学の先生からタムドクのことを聞いていたのです。 その先生とはなんとスジニでした。タムドクがコウンのもとへ訪れますが、スジニは恥ずかしさからか隠れてしまいます。その後、コウンから祖母が大切にしていたとされる巻物を預かるのでした。

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第24話(最終回)のあらすじ・ネタバレ

名実ともに最高の王となったタムドクでしたが、大長老が仕掛けた罠によって他国との戦争を繰り広げていました。少しずつ軍事拡大もおこなっていき、結果的に戦争には勝利し続け、領土を拡大していきます。 しかしなぜこのような戦いを続けているのか、この先に何が待っているのか、と疑問を持ち始めるタムドク。その結果内部で反乱が起き、高句麗は包囲されてしまいます。さらにホゲが火天会のメンバーになり、敵軍に加わってしまったのです。 絶望の淵に立たされたタムドク。しかしコウンからスジニの目撃情報を入手し、彼女に会いに行くのでした……。

【賛否両論】結末に納得がいかない理由は?

最高視聴率37.0%を超えたペ・ヨンジュン主演の時代劇ドラマ『太王四神記』。CGをたっぷり使用したアクションシーンや幻想的な世界観が人気を集めましたが、結末に納得がいかない視聴者が続出しています。 というのも、最終回で回収されるべき伏線がまったく回収されなかったのです。「結局スジニは黒朱雀なのか」「ホゲたちは生きているのか」「タムドクは死んだのか」など、多くの謎を残したままエンディングを迎えました。 そのため視聴者の間ではさまざまな考察がされています。とはいえ受け取り方によってはハッピーエンドにも見えるので、意見は賛否両論です。

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『太王四神記』のメインキャスト

タムドク役/ペ・ヨンジュン

ペ・ヨンジュン
©Park Jin-hee Xinhua News Agency/Newscom/Zeta Image

高句麗第19代目の王。人々が幸せに暮らすために、チュシン国を創り上げることを目的に舞い降りた神の子の転生した姿です。 父親の指示で病弱のふりをしていましたが、王位継承後は亡き父親の意志を継いで、立派な王へと成長します。

キハ役/ムン・ソリ

朱雀の神器の守り人。はるか昔に、火の力で地上を支配した虎族の女性・カジンの転生した姿です。カジンは、タクドムの前世である桓雄を慕っていましたが、とある出来事がきっかけで結ばれることはありませんでした。

スジニ役/イ・ジア

朱雀の神器の守り人。はるか昔に桓雄と恋に落ち、彼の子を産んだ熊族の女性・セオが転生した姿です。幼い頃から酒が好きでしたが、現在は飲んでいません。タムドクに冷たい態度を取りながらも、淡い恋心を抱いています。

韓国ドラマ『太王四神記』の全話あらすじ・ネタバレ

高句麗を舞台に、国を守るために命を懸けた王タムドクの生涯を描いたファンタジー時代劇ドラマ『太王四神記』。 結末は賛否両論ですが、CGが入った大迫力のアクションシーンやペ・ヨンジュンのイケメンっぷりは見物です!