【推しの子】についてる【】括弧(カッコ)の意味は?タイトル回収したシーンからわかることとは
【】の伏線回収も近い?最新刊を
覇権アニメ独走中の『【推しの子】』のタイトルには【】(隅付きカッコ)がつきます。作者がこのカッコに込めた意味とは? 本記事では「推しの子」というタイトルの意味やタイトル回収回を解説しながら、【】に込められた意味を考察!果たしてどんな伏線がカッコに込められているのか、自分なりの考察をする際のヒントにしてみてください。 ※この記事は「推しの子」の重要なネタバレを含みます。
「推しの子」のタイトルの意味とは
「推しの子」には「好きなアイドルを推す」「推しているアイドルの子ども」という2つの意味があります。ちなみに作者インタビューによると、当初はこれをタイトルにする予定はなく、企画名として使っていたとのこと。 1つ目の意味は表紙からも想像しやすいですね。漫画1巻(アニメでは1話)ラストに2つ目の意味が分かる構成になっていて、推し=星野アイのオタクだった2人が、その子どものアクアマリンとルビーに転生して物語が動き出します。
1巻からおさらい
タイトル回収シーン
「推しの子」というワードは4巻38話で登場しました。 新生B小町のステージで自信をなくしかけていた有馬かなは、3色のサイリウムを振るアクアに力をもらいます。かなはアクアに向かって「アンタの推しの子になってやる」と胸の中で誓うのでした。 重曹ちゃんのかわいさも相まって、激アツなタイトル回収名シーンです!
かなを推したくなる38話を
「推しの子」の【】は伏線になっていると作者が明言!
本作の正式タイトルは『【推しの子】』と【】(カッコ)がつきますが、これは作者の気まぐれではありません。赤坂はインタビューの中で、意図的にカッコを二重にしていること、作中でなんらかの演出に使う予定があることを明かしています。 つまりタイトルも含め、【】が出てきたシーンは伏線になっているのです。
「推しの子」に【】が出てきたのはいつ?意味を考察
1巻インタビュー映像
各話冒頭に挟まれる「15年の嘘」インタビュー映像には「【役者】」のように対象者の役職がカッコでくくられています。 役職にカッコがついているので、その役割を演じているといった意味合いがあると予想しました。役割としての表の顔と、インタビューには出していない裏の顔=本音があるとも考えられます。 幼稚園職員などモブキャラの詳細は不明ですが、カメラの前では誰でも多少は与えられた役割を演じるものではないでしょうか。
1巻の【】つきインタビューを復習
5巻42話
劇団ララライの演出家・金田一は「アレとどう戦うか必死に考えちまうもんなんだよ【役者】なら」と発言。彼が言うアレとは、姫川大輝とかなが見せた芝居のことです。【役者】という言葉はアクアのコマに描かれているので、アクアのことを指しているのでしょう。 金田一はアイと黒幕を結びつけた人物なので、アクアにアイドルだけでなく役者の血が流れていることを知っていてもおかしくありません。彼に流れる2つの血という意味が【】には込められているのかも。
【役者】の意味を考察してみる
【推しの子】カッコの意味はいつ分かる?結末が気になる!
アクアとルビーの復讐が大きく動きそうな「映画編」始動で盛り上がりを見せる漫画「推しの子」。作者が予定しているというカッコを使った演出が登場してカッコの真意が判明する瞬間を心待ちにしながら、ドキドキハラハラの展開を追いかけましょう!