【推しの子】映画「15年の嘘」キャストは誰?インタビューからあかねの死亡フラグまで考察
「15年の嘘」は漫画『【推しの子】』で制作される映画です。アクアとルビーの亡き母・アイの事件をもとにしたこの映画は、双子の復讐劇になにをもたらすのでしょうか。 本記事では「15年の嘘」の内容や配役などの最新情報に加え、冒頭インタビューの伏線についても考察していきます! ※この記事は「推しの子」の重要なネタバレを含みます。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。
映画「15年の嘘」はアイの事件を扱う!DVDの内容は?
108話から動き始めた「映画編」。110話で星野アクアと五反田泰志(ごたんだたいし)監督が提示した「15年の嘘」の企画書から、この作品は星野アイの事件をベースとしていることが明らかになりました。 「15年の嘘」という作品の存在は、1巻5話ですでに登場していました。読者の間でも考察が盛り上がっていた「15年の嘘」が、約100話を経て動き始めます。
すべての伏線の始まりを
アイの事件との関係性
アイの事件をもとにした「15年の嘘」を使って、アクアはアイの復讐を果たそうとしています。脚本を読んだ不知火フリルが、台本からアクアが父親を殺そうとしていることを感じ取ったほど、作品にはアクアの復讐心が注ぎ込まれているようです。 また五反田監督が作品制作を決意した裏には、アイが生前、監督に渡した子供宛のDVDの存在があったことも明らかに。アクアの復讐とは別に、監督はアイの遺志を受けて他の目的を持って動いている可能性もあります。
アイが渡したDVDの内容とは
- アイが生前、五反田に託した
- DVDはアクア宛とルビー宛があり内容が違う
- アクアはルビーにDVDを教えていなかった
- アクアが1人で背負い込もうとしている
- 五反田に「15年の嘘」を撮る決意をさせた
- 10話のインタビュー【母】編で撮影風景が登場
- DVDタイトルは「お兄ちゃんへ」と「ルビーへ」
いまだ具体的な内容が分かっていないアイのDVD。アイはこのDVDを「未来に向けたビデオレター」と言っており、子供が15歳になったら渡すよう五反田監督に託しました。 10話を読む限り、子の健やかな成長を願う母親のメッセージのようですが、重大な秘密が隠されている可能性もあります。
「15年の嘘」動き出す100話を
「15年の嘘」はいつ・どのように描かれるのか
「15年の嘘」は118話後半から制作がスタート。映画を通じて双子は復讐をどう進め、黒幕と目されるカミキヒカルがどう動くのか注目です。 脚本を読んだフリルは「アクアさんはこの作品でお父さんを殺そうとしてる」と殺意を感じ取りました。この「殺す」がリアルな殺人なのか、別の形での死を与えるのかはまだはっきりとしていません。ただ、アクアはこの作品に復讐の完遂という目的を持っているようです。 復讐だけでなく他の意図が隠されている可能性もまだ残っていますし、アイが遺したDVDも気になるところ。いずれにしてもこの「15年の嘘」が作品自体の結末に関わるカギとなるのは間違いないでしょう。
アクアの殺意うずまく11巻を
「15年の嘘」キャストがついに決定!?
星野アイ役 | 星野ルビー |
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カミキヒカル役 | 星野アクア |
旧B小町・ニノ 役 | 有馬かな |
旧B小町・高峯役 | 黒川あかね |
旧B小町・めいめい役 | MEMちょ |
上原清十郎役 | 姫川大輝 |
姫川愛梨役 | 不知火フリル |
雨宮吾郎役 | 鳴嶋メルト |
斉藤壱護役 | みたのりお |
斉藤ミヤコ役 | とまと・ジャン |
貝原亮介(リョースケ)役 | 綾部トモ |
アクア・ルビー役 | ツクヨミ |
11巻110話で「15年の嘘」の想定キャストも公開されましたが、後に上記表のように変更になっています。当初は主人公・星野アイ役は黒川あかねに、ルビーは旧B小町メンバー、アクアは犯人役が候補でした。
「15年の嘘」アイ役はルビーに変更?
当初のアイの想定キャストは黒川あかねでしたが、プロデューサーはフリルを推し、監督はルビーを推していました。そこでフリルは、あかねとルビーに「個人間オーディション」を持ちかけます。 台本を読んだフリルは、アイ役をルビーが演じるべきだと感じたようです。ルビーも映画の目的がアイの復讐だと気づき、アイ役獲得に本気になります。 ルビーとあかねの即興劇バトルの結果、ルビーがアイ役を射止めました。
女優ルビー誕生!鬼気迫る11巻を
各話のインタビューは「15年の嘘」の伏線?あかねの死亡フラグとは
1巻では各話冒頭に、本編とは異なる未来軸でのインタビューシーンが描かれています。そのうちいくつかは「15年の嘘」公開にあたり撮影されたもののようで、重大な伏線が含まれていそうです。ここからは各内容を詳しく見ていきます。
各話のインタビューを確認しに
【アイドル】編
話数 | 1巻2話 |
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ルビーが女優初挑戦とのことなので、「15年の嘘」のアイ役のことを指しているようです。ルビーは後ろをうろちょろする人物の服をつかみ、「側に世界で1番信頼できる人が居る」と発言。 直後に「おにいちゃん」と話しかけているのでこれはアクアだと思いますが、なにがきっかけで冷戦状態は終わったのでしょうか。
ルビーのインタビューを確認しに
【マネージャー】編
話数 | 1巻3話 |
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居酒屋でジョッキ片手に酔った様子でインタビューに答える斉藤ミヤコ。2人のマネジメントは大変だと嘆いています。おそらくアクアとルビーのこと指しているのでしょうが、映画に関する具体的な発言はありませんでした。
ミヤコのインタビューを確認しに
【ドルオタ】編
話数 | 1巻4話 |
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ルビーのうちわ片手にインタビューを受ける男性は好きなアイドルとして「B小町のアイは外せない」と答えます。彼はアイがバズった、ヲタ芸を打つ双子の赤ちゃんの動画に言及。その赤ちゃんの正体を知らなそうなので、暴露前の時系列のようです。
ドルオタのインタビューを
確認しに
【映画監督】編
話数 | 1巻5話 |
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「15年の嘘」のポスターとともにインタビューを受ける五反田。監督は優秀な脚本家のもと「普遍的なエンタメに仕上がった」とコメント。顔見知りのメインキャストに関しては「孫みたいなもんだよ」と答え、最後に「この映画をアイに捧ぐ」と立ち去りました。
五反田のインタビューを確認しに
【女優】編:あかね死亡フラグ!?
話数 | 1巻6話 |
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有馬かなはインタビュアーに言われた「天才役者」を否定し、天才ではないと気づけたから今があると語ります。その後、誰かに思い浮かべながら「でも負けてるなんて思ってません」とヒートアップ。慌ててオフレコでお願いしますと取り繕っていました。
有馬かなのインタビューはあかねの死亡を示唆している!?
オフレコの中には「天才だってナイフで刺されればお陀仏です」という、かな曰く不謹慎な喩え話が出てきます。かなが認める天才=あかねだと考えると、あかね死亡フラグにも取れる発言です。死ぬまでいかずとも、刺されてしまう展開が待っているのかも。
かなのインタビューを確認しに
【幼稚園職員】編
話数 | 1巻7話 |
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アクアとルビーが1年ほど通った幼稚園の職員が登場します。すでに2人がアイの子供であることは明るみに出ていますが、映画では2人への注目がさらに高まるような内容が描かれたのでしょう。そうでなければここまで記者は来ないはずです。
幼稚園職員のインタビューを
確認しに
【元経営者】編
話数 | 1巻8話 |
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苺プロの元社長・斉藤壱護(さいとういちご)にアポ無しで突撃している様子が描かれます。斉藤は記者の言葉を「うるせぇ」と遮り、もう自分とアイに関わるなと激昂。髪型的にも、アクアと接触する前の時間軸のようです。
壱護のインタビューを確認しに
【役者】編
話数 | 1巻9話 |
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「演じることは僕にとっての復讐」だと語る人物。闇落ち風に語る姿は、ルビーの背後にいた人物と印象がだいぶ違います。誰のインタビューかが明記されていないため、アクアではなくそっくりな父親・カミキヒカルの可能性もあります。
アクアのインタビューを確認しに
【母】編
話数 | 1巻10話 |
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セルフでカメラを回すアイが登場。腕の中にはおくるみに包まれて眠っている双子の姿があり、アイは未来の子供たちに向けて語りかけます。とくに悲壮感はなく、子供が大人になるのを楽しみにしている様子。最後に母の願いとして「元気に育ってください」と締めくくっています。
アイのインタビューを確認しに
「15年の嘘」監督は五反田泰志!
話数 | 1巻5話 |
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「15年の嘘」のメガホンを取る五反田監督は、1巻5話冒頭のインタビューで作品のことを「15年前にポシャった脚本のセルフリバイバル」だと説明し、「この映画をアイに捧ぐ」と発言しています。 15年前、監督はアイに頼まれてB小町のドキュメンタリーを制作していましたが、アイの事件を受けて制作は中止となっていました。
五反田監督って誰?初登場の1巻を
「15年の嘘」脚本は誰?
110話の企画書の段階で、脚本は五反田監督とアクアが手掛けたと明記されています。1巻5話で監督が言及していた「優秀な脚本家」とはアクアのことでしょうか。 脚本家といえば「2.5次元舞台編」で登場したGOAがいますが、最終稿提出の118話までに彼は登場しませんでした。
映画に向けてアクアの動向は?
『【推しの子】』映画「15年の嘘」ですべての嘘と復讐に決着がつく?
父親の正体が判明、双子の出自も公開、そして残るは復讐です。ルビーがアイを演じ、アクアが犯人を演じることで事態はどう動いていくのか。まさに佳境に入った「推しの子」から、今後も目が離せません!