漫画『柚木さんちの四兄弟。』最新話まで全話ネタバレあらすじ＆感想！兄弟で生きるファミリーストーリー

両親を亡くし4人で暮らす四兄弟の、恋に友情に一生懸命な日々を描く『柚木さんちの四兄弟。』。月刊誌『ベツコミ』で藤沢志月が連載している漫画で、2023年秋にはアニメ化も決まっている人気作です。 そこで本記事では『柚木さんちの四兄弟。』のあらすじを最新話までネタバレ解説しながら、見どころも紹介していきます！

柚木家の長男・隼(はやと)、次男・尊(みこと)、三男・湊(みなと)、四男・岳(がくと)は、2年前に両親を亡くし四兄弟で暮らしています。湊と尊は、11ヶ月違いで生まれた同級生です。しかし成績優秀でスラっとしている尊とは違い勉強も苦手で身長も低い湊は、劣等感を感じていました。 家族の役に立とうと思い小学1年生の岳を花火大会に連れて行くも、逸れてしまう湊。2人の兄は湊の気持ちを感じとり、怒りません。そして一緒に花火をみた4人は、さらに絆を深めたのです。 同級生の女子である宇多は、湊の親友です。しかし宇多に初めての彼氏ができ、湊はこれまでと変わってしまうと焦ります。結局彼氏との関係に悩んだ宇多に湊が親友として声をかけ、宇多は彼氏との別れを選ぶのでした。

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岳の小学校では、授業参観がおこなわれることに。しかし隼に迷惑をかけたくない彼は、授業参観の存在を隠します。偶然弟の授業参観を知った湊は、自分の授業を抜けだし弟のため小学校に向かうことにしました。 湊経由で知った尊や同僚から話を聞いた隼も参加し、結局授業参観には全員の兄が参列することに。迷惑をかけたと泣く岳は、改めて兄たちを信頼します。最終的に全員が参加する兄が愛おしいです……！ 尊と違いテストで悪い点を取った湊は、同じく人気者の姉を持つ椿と仲良くなります。しかし椿の姉・桜と話した湊に、嫌がらせをするようになってしまった椿。周りから非難されるも湊が庇い、2人は本当の友達になれたのでした。

隼は家の前で、イケメンを拾います。実はその正体は、浮気をして霧島咲と離婚した宇多の父・理久でした。もちろん咲は復縁を拒否し、理久は一旦柚木家に居候することに。結局彼は定食屋にて、住み込みで働くことになりました。 ある日四兄弟は尊、湊の友達である悠真に誘われ、コテージへキャンプに出かけます。キャンプが楽しく、喜ぶ湊。しかし悠真の両親の姿が亡くなった自分の両親に重なり、思わず涙をこぼしてしまいました。 キャンプに誘ったことを詫びる悠真に、彼は今が楽しいんだと語ります。お礼を言う湊をみて、悠真も彼らを大切にしようと考えるのでした。

湊と仲良くなってから、宇多や尊などその周囲の人物とも話すようになった椿。しかし自分は暗い側の人間で、どこか明るい側にいる人間、特に宇多を苦手に思っている一面がありました。そんななか悠真と話していたのをきっかけに、彼女は女子から反感を買ってしまいます。 距離を置こうとするも、椿は校外学習で尊と同じ班になってしまいました。そこで自分を友達と呼び、絶体絶命のピンチを救ってくれた宇多をみて、彼女は変わろうと決意するのでした。 親友に誘われ合コンに行った隼は、ある女性と仲良くなります。しかしその女性が金目当てであると知った湊たちは咲に依頼し、隼に本性をみせることに成功したのです。

美人で頭も良く生徒会長もしている桜は、周りから憧れられる完璧少女です。しかしそんな彼女にも、完璧だからこそ友達と心から理解しあえない悩みを抱えていました。 自分の悪口を言っていた同級生を懲らしめた友人に、桜は思わず有り難迷惑だと本音を言ってしまいました。勘違いをした友人と疎遠になってしまった桜ですが、最終的には本音をぶつけ真の友情を手に入れます。 岳の親友である和歌は霧島家の他の面々とは違い、運動が苦手で神経質な性格をしていました。岳がいじめられているのを目撃しながら、何もできなかったことにひどく落ち込んでしまいます。しかし父である理久の助言を受け、次の機会には岳を救ってみせるのでした。

ある日隼は、本家にいる叔父から本家に来てほしいと誘いを受けます。父の生前から疎遠であり亡くなってからも何もしてくれなかった親戚に、隼はいいイメージがありませんでした。 そんななか訪れた本家で、彼は岳を跡取りとして養子に迎えようとしているのではと親戚が話しているのを聞いてしまいます。早く帰らなくてはと考える隼は、祖父に呼びだされその真意を知りました。祖父は息子をしっかりと愛しており、疎遠なままでの死を受け入れられなかったのです。 心の内を知った隼と親戚の誤解はとけ、四兄弟は帰路についたのでした。

ツンツンした湊が大好きな尊。突然そんな湊がお兄ちゃん大好きの甘々な弟になり、尊は動揺を隠せません。しかしそれは頭を打って倒れていた、尊の夢でした。やっぱり尊には、ツンツンしている湊がいいですね！ ある日湊は、公園で年上の少年である蓮くんと出会います。優しい彼は、実は不登校という悩みを抱えていました。湊の同級生であり蓮の弟である国芳のため外部入学してきた蓮ですが、不登校になってからは弟にも失望されてしまいます。 しかし国芳は、ついに兄の苦しみに気づきました。そして柚木家の助けを借りながら、仲直りを果たすのです。

両親を亡くし兄弟だけで生きるという、重い設定の本作品。優秀な兄や姉と比べての劣等感や壊れかける友情など、取り扱っているテーマも軽くないものが多いです。しかし作品全体がハートフルな雰囲気で、常に平和な方向に物語が進んでいくのが大きな魅力でしょう。 最終的には温かい気持ちになれて、ポジティブな気分で本を閉じられます。四兄弟の可愛らしい日々を楽しみながら、絆の素晴らしさを感じられる漫画に興味がある人におすすめです！

2023年10月5日から、ついに『柚木さんちの四兄弟。』のアニメ放送がスタート！ メインPVには漫画の魅力そのままの兄弟たちが登場しており、その完成度の高さに、ファンの期待値は急上昇！また声優陣も現在人気の声優たちが勢揃いしており、アニメファンからの熱い注目も集まっています。

制作は『夏目友人帳』などの名作を世に送り出してきた株式会社朱夏が担当します。 感動的なストーリーを巧みに見せる朱夏は、『柚木さんちの四兄弟。』にぴったりの制作会社。心温まる原作のエピソードを、しっかりと映像化してくれることでしょう。

柚木家の長男である柚木隼。柚木家の大黒柱として、弟たちをしっかり支える存在です。 彼の声を担当するのは岩崎諒太。『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』の白膠木簓役をはじめ、様々な作品で人気キャラを担当しています。

柚木家の次男である柚木尊。クールなキャラですが、弟を溺愛する意外な一面を持っています。 彼の声を担当するのは戸谷菊之介。声優デビュー間もないルーキーですが、人気アニメ『チェンソーマン』で主人公デンジ役を務めるなど、すでにメイン級の活躍を見せています。

柚木家の三男である柚木湊。明るく元気で兄弟想いな男の子です。 彼の声を担当するのは櫻井みゆき。デビュー間もない新人声優ですが、本作でいきなりメインキャラの1人に抜擢されました。

柚木家の四男である柚木岳。年齢的には最年少ですが、実は柚木家で1番のしっかり者です。 彼の声を担当するのは寺澤百花。櫻井みゆき同様、デビュー間もないなかでのメインキャラ抜擢となりました。

柚木家のお隣に住む霧島家。湊の親友である宇多をはじめ、個性的な家族が揃っています。 また霧島宇多の声は松岡美里、宇多の弟である和歌の声は唯野あかり、宇多たちの母である咲の声はM・A・O、祖父の声は立木文彦が担当。豪華声優陣が揃い踏みとなっています。

調査の結果、2023年11月現在、漫画『柚木さんちの四兄弟。』を今すぐ全巻無料で読む方法はありませんでした。 電子書籍サービスでは、コミックシーモアのほか複数のサイトで配信されています。 コミックシーモアでは、新規会員登録時にどの作品にも使える70％オフクーポンが配布されており、このクーポンを利用することで『柚木さんちの四兄弟。』もお得に読むことができます。

『柚木さんちの四兄弟。』は兄弟の絆を感じられる、ハートフルな作品です。日常を描いた漫画なので、今からでも軽い読み味で最新話に追いつけるでしょう。 アニメ化をきっかけに、ぜひ原作にも手を伸ばしてみてください！