漫画『異世界禁忌婚』は全巻無料で読める？ネタバレあらすじやアプリ・サービスの調査も！

2023年9月の時点で、『異世界禁忌婚』を無料で読む方法は見つかりませんでした。無料ではないものの、コミックシーモアなら無料新規会員登録時にもらえる70%オフクーポンを利用することでお得に本作を楽しめますよ。 さらに、2023年9月30日まで1巻が無料で読めるので、さらにお得な利用が可能です！ また、この作品はコミックシーモア先行配信作品ですので現在のところは他配信サイトで読むことのできない作品となっています。

無料漫画アプリでの配信状況についても調査しましたが、『異世界禁忌婚』を無料で読めるアプリはありませんでした。本作はコミックシーモア先行配信作品ですので、コミックシーモアで一足先に続きが読めるだけではなく、70%オフクーポンでお得に読める作品だと分かりました。

ある日、目を覚ますと見知らぬ部屋のベッドにいた女子高生・あかり。彼女が目覚めた部屋には他に4人の女性たちがいて、彼女たち全員がこの館の主の妻だというのです。 とはいえ誰も主の正体は知らず、分かっているのは彼女たちが主との間に子をもうけるために連れてこられたということでした。 4人の女性たちの反応はさまざま。すでに主と夜伽を行った夫人は、その素晴らしさを悦にひたって語るほど。一方で、そこまで心酔していない夫人もいて……。 しかし未だキスの経験すらないのに主との夜伽など考えられず、しかも同室に夜伽が原因で精神を病んだ夫人もいることを知ったあかり。「こんなところで子供を産むまで監禁されるなんてかなわない」と脱出を企てる彼女でしたが……。

見知らぬ場所で目を覚ました主人公の女子高生・あかり。コンビニにいたはずなのに、なぜこの場所にいるのか思いだせずにいました。周囲を見渡すと、自分が寝ているものに似たベッドが4台あり、そこに4人の女性がいることに気が付きます。 あかりが受けた説明によると、4人の女性たちは、この館の主の妻だというのです。あかりに話しかけてきた第四夫人の美穂のほか、第一夫人の愛華、第二夫人の恵子、もう一人はベッドで眠っている第三夫人。 4人は主に選ばれた存在なのだと語る愛華でしたが、主の正体は不明のようです。美穂からこの場所が日本なのかどうかもわからないと伝えられたあかりは、不安を抱きます。 さらに美穂は、4人は子供を産むために誘拐されたのだと言います。愛華と恵子は主の夜伽が最高だと嬉しそうに話しますが、あかりはそんな現状に絶望し……。

現実を受け入れないまま翌日を迎えたあかり。そんなあかりを気に留めることなく4人はいつも通りの日常を過ごしていました。 使用人の男性が食事を届けに来ます。第三夫人の玲奈は、食事をとろうとしません。そこで使用人は、彼女を押さえつけ無理やり流動食を飲ませました。 同じようにされたくなければ食事をするように言われたあかりは、コップのなかに入っていた飲み物を気にします。泡立った牛乳のような飲み物の中身は、誰もその内容について知りません。この部屋ではほかに水分が与えられないため、仕方なくあかりはその飲み物を口にします。 その晩、第一夫人の愛華が主の夜伽に向かいます。暫くすると、部屋の扉から何かが投げ込まれました。よく見るとそれは愛華の首。さらに、その後、体の別の部位も投げ込まれてきて……。 主の機嫌を損ねると、バラバラにされてしまうことを知り、あかりはここから脱出しようと使用人にすがりつくのでした。

この部屋から脱出しようとあかりが、使用人にすがりついていたのには理由がありました。第四夫人の美穂と話した際、彼女が使用人について色々調べていたことを知ります。さらに彼女が言うには、この部屋の出入りを管理する電子ロック番号も、おおよそ見当がついているとのこと。 あかりは使用人にすがりついて騒ぎを起こし、その隙に電子ロック番号を解読しようと作戦を立てていました。使用人に殴られながらもあかりは、電子ロック番号の解読に成功します。 あかりと美穂は、ほかの女性に気づかれないようにベッドの中で脱出の方法について相談。3日後に脱出計画を実行することを確認しました。 それから3日後、計画を実行した2人は、扉のロックを解除し廊下に飛び出し、廊下にある通風口を目指します。あかりが通風口にたどり着いた時、扉が開いて使用人が現れ、隠れているあかりのもとに近づいてきて……。

タイトルに“異世界”とある本作ですが、よくある異世界モノとはかなり毛色の違う作品になっています。ヒロインをはじめとした妻たちが連れてこられた驚くべき場所とはどこなのか、ぜひ物語を追って確認してほしいポイントです。 自分たちの居場所がどこなのか分かった時点で彼女たちの夫である主の正体も発覚することになるのですが、ここでも他の異世界モノとは一線を画したストーリーが楽しめます。彼女たちをさらった主の目的が何なのかが分かった時、思わず背筋がぞっとしてしまう事間違いなしです！

この作品では“脱出”も大きなテーマの一つとなっていて、ヒロインはありとあらゆる手段でこの屋敷からの脱出を試みることになります。 彼女はある人物からの協力を得て屋敷の中を捜索していくことになるのですが、ここまでの導線が「上手くいきすぎている」感が否めないという声も。 脱出しようとするヒロインに協力者が現れ、とんとん拍子に方法が見つかって……という展開がミスリードなのでは？と思ってしまうかもしれません。 果たしてヒロインは脱出してこの屋敷の謎を解くことができるのか……。作品内に散りばめられた謎を、ヒロインたちと一緒に解く楽しみもある作品となっています。

ある日突然、見知らぬ場所に連れて来られた主人公と、すでにその部屋にいた4人の女性。それぞれの性格を見事に表現している人物画が、ストーリーの不気味さを際立たせます。 子供を作るために誘拐されたと聞かされたときなど、ことあるごとに豊かな表情を見せるキャラクターが、起こっている出来事の深刻さを感じさせます。 主人公が追い込まれていく部屋は、窓もなく外界から遮断されているようです。ベッドやソファーは豪華そうに見えるものの、その豪華さがより一層、閉ざされた空間の不気味さを伝えてきます。 奇妙なストーリーだけでなく、作画にも注目して読み進めてほしいです。