「青のエクソシスト」メフィストの真の目的は？敵か味方か不明な悪魔の正体を解説

「青のエクソシスト」の重要人物の1人であり、未だ多くの謎があるメフィスト・フェレス。悪魔でありながらエクソシストとして正十字学園日本支部長を務める彼は、人間の味方をしながらも本来の目的がある様子です。 そこで本記事では「青エク」メフィストの、正体や目的、死亡の噂や声優についても徹底解説していきます！ ※本記事には『青の祓魔師』の重要なネタバレを含みます。

「青のエクソシスト」に登場するメフィスト・フェレスは、悪魔でありながら祓魔師(エクソシスト)組織である正十字騎士團に所属する人物です。肩書きは日本支部長で、正十字学園の理事長や祓魔塾の塾長も兼任しています。学園理事長としては、表向きの名前としてヨハン・ファウスト5世と名乗っていました。 カラフルで奇怪な格好と鋭い目つきが特徴的な男性で、基本的には明るくポップですが何を考えているかわからない魅力も。日本のサブカルチャーを、こよなく愛しています。藤本獅郎が燐に助けてもらうよう助言した友人で、実力や本心もまだまだ謎が多いです！

人間側に加担する悪魔であるメフィスト。しかし作中では、アマイモンを燐に差し向けたり、ネイガウスを利用して暗躍したりと、怪しい行動をみせています。その行いから、騎士團内にも、彼を怪しむ声は少なくない様子。 しかしメフィストの目的は、サタンの長男である光の王・ルシフェルに勝つことだと判明しています。非常に力が強いルシフェルは、耐えられる人間の憑依体がなく10年も経たず体が朽ちてしまうとのこと。そのストレスもあり、彼は地球を巻き込んだ心中を実行しようとしていました。 メフィストはそれを止めた過去があり、今後も物質界を壊させないためルシフェルを倒そうとしているのです。生徒を危険な目にあわせたり、裏で暗躍していたりするのも、成長のため。現段階では、彼は味方だと考えていいでしょう！

様々な肩書きを持つメフィストですが、その真の正体は八候王(バール)の1人時の王・サマエルでした。 八候王とは、サタンの息子である悪魔たち、つまり悪魔の王族の呼び名。彼はサタンの次男であり虚無界の第二権力者、そしてルシフェルの弟にして燐の兄だったのです。 時の王の肩書きの通り、彼は「時間」と「空間」を司ります。瞬間移動や時間停止など使える能力は強大。しかしその素性を隠しているわけではなく、騎士團は彼が悪魔であると知っていました！

メフィストはサタンの息子であるため、当然他のサタンの子供たちとは兄弟になります。特に兄弟として登場が多いのが、地の王・アマイモンです。 アマイモンはメフィストを兄上と呼んでおり、メフィストは彼を弟と言っています。呼び出して作戦に協力させているところをみると、関係は悪くない様子。また自由なアマイモンでもメフィストには強く逆らえないため、兄を位が高い強者と認めているようです。 また末弟である燐と、兄弟として接する描写はあまりありません。自分を面白がって助けてくれたメフィストは、燐にとって命の恩人。メフィストは燐を、強力な生徒であり手駒だと思っていると考えられます！

結論からいうと、2024年1月時点では、メフィストは死亡していません。しかし今後彼が死亡する可能性は、十分あるでしょう。 高位の悪魔は人間の肉体が耐えられず、憑依体が朽ちてしまう特徴があります。メフィストは時間を操る能力で崩壊を遅くしているものの、少しずつ壊死は進んでいました。 虚無界の悪魔なので、概念ごと完全に消滅するとは考えづらいです。しかし今の肉体が朽ちて、物質界に生きる彼として死亡する可能性は、高いのではないでしょうか。

アニメ「青のエクソシスト」でメフィストを演じているのは、青二プロダクション所属の声優である神谷浩史です。 5年連続受賞で声優アワード殿堂入りを果たすなど、超人気声優である神谷。代表的な役には『進撃の巨人』のリヴァイなどが挙げられます。 若々しくも落ち着いた深みのある声が特徴で、不思議な魅力があるメフィストにもぴったりでした！

表では明るく振る舞いながら、裏では事件を楽しそうに見守る。そんな暗躍が大得意のメフィストが、作中の重要人物であることは間違いないでしょう。 悪魔でエクソシストな彼の、今後の動向に注目です！