「転スラ」ユウキ・カグラザカはラスボス！？その正体や死亡説の真相とは

アニメ・漫画・小説と幅広いメディアに展開し、大人気を博している作品『転生したらスライムだった件』。 本作には個性あふれるキャラクターたちが多数登場しますが、この記事ではそのなかでも特に謎が多いユウキ・カグラザカについて徹底解説！基本的なプロフィールはもちろん、その正体や死亡説についてもしっかりご紹介していきます。 ※この記事は『転生したらスライムだった件』の重要なネタバレを含みます。

『転生したらスライムだった件』に登場するユウキ・カグラザカ。落ち着いた印象の好青年ですが、実は冒険者たちが集まる自由組合の総帥を務める権力者。さらに自由学園という育成機関の理事長も務めるなど、様々な分野で世界に貢献している人物です。 またその名からもわかる通り、彼はもともと日本人。自身同様日本から召喚されたシズエ・イザワの弟子となっており、彼女のことを尊敬しているようです。

自由組合総帥という立場でありながら、権力を振りかざさないユウキ。一見すると人格者に見える彼ですが、その正体はなんと本作のラスボス的存在！表向きは善良な人間を装っていましたが、裏では自身を召喚した元魔王カザリームらと手を組み様々な計画を押し進めていたのです。 彼の目的は「世界征服」。ユウキは不条理な世界を支配し、自分の思い通りの世界を作ろうと考えていました。ユウキは目標達成のために様々な謀略を張り巡らせ、世界を混乱の渦に巻き込んでいきます。 そしてその矛先が本作の主人公であるリムルにも向けられることに。最初は友好的な関係を築いていた2人ですが、次第に敵対するライバルのようになっていきます。

作中でリムルやその他の魔王たちと激戦を繰り広げてきたユウキ。そんな彼には死亡説が囁かれているのですが、結論から言うとユウキは死亡していません。彼はかつて最古にして最強の魔王ギィ・クリムゾンと対峙し敗北していますが、そこでは取引を持ち掛け何とか生存。 しかしそののちリムルとの最終決戦に臨み、そこで再び敗北を喫することに。ユウキはここで殺されるかと思われましたが、なんと彼はリムルの手によりシズの魂とともに虚数空間へ閉じ込められてしまいます。 つまり彼は死亡していないものの、実質死んでいるような状態。自身の師であるシズの魂とともに、果てしない時を過ごしているようです。

最終的にリムルに敗北したユウキですが、その戦闘力は作中でも屈指の高さ！彼が持つユニークスキル「創造者(ツクルモノ)」はスキルを生み出せるというとんでもないチート能力。ユウキはこれにより、全ての攻撃・防御を無効化する「封殺能力(アンチスキル)」を作り出します。 さらに触れた相手のエネルギーを奪える「強欲之王(マモン)」など、強力なスキルを所有。そのうえ周囲をけしかけて意のままに動かすなど人心掌握にも長けています。魔王になったリムルと渡り合える戦闘力とハイレベルな知能。ユウキの総合力は作中でも最強クラスと言ってよいでしょう。

ユウキが登場した当初、彼はリムルをシズ殺害の犯人と勘違いし攻撃を加えています。そののち誤解は解け、2人は共通の趣味でもある漫画を通し意気投合。ユウキはシズの教え子たちをリムルに託すなど信頼関係を築いていきます。 これ以降も表向きには友好関係が続いていき、リムルが長を務める魔国連邦に自由組合の支部を置くなど協力体制を構築。しかしユウキの暗躍はしっかりと続いており、神聖法皇国ルベリオスを襲撃するなどその活動が表面化。リムルとユウキは次第に敵対していき、激戦を繰り広げていくことになります。

アニメ版でユウキの声を担当するのは人気声優の花江夏樹です。 2011年から声優活動をスタートし、2019年に「鬼滅の刃」シリーズの主人公である竈門炭治郎を演じ大ブレイク！昨今では『東京リベンジャーズ』の九井一や『アンデッドアンラック』のシェンなどを担当し、さらなる注目を集めています。

本作のラスボスとしてリムルの前に立ちはだかるユウキ・カグラザカ。 作品の展開を握るキーマンとして、アニメ版では今後の活躍が増えていきそうな予感。これを機に『転生したらスライムだった件』を改めてチェックし、ユウキの活躍に備えてみてはいかがでしょうか。