2023年11月4日更新

「転スラ」だめだめ秘書のシオンが死亡?生き返る経緯やリムルと結婚説を解説

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転スラ 転生したらスライムだった件
©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会

シオンは、主人公リムル=テンペストに従う幹部の1人です。額に生えた1本の角と、ポニーテールにした紫色の長い髪が特徴的。長身で、すらりと伸びた手足に立派な巨乳を備えた、クール美女風の見た目をしています。 今回はそんなシオンの魅力を徹底解説していきたいと思います! ※この記事は「転スラ」の重要なネタバレを含みます。

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「転スラ」シオンのプロフィール

漢字名 紫苑
身長 不明
種族 大鬼族→鬼人族→悪鬼→鬼神(闘霊鬼)
所属 大鬼族の里→魔国連邦
称号 武士(もののふ)、闘神王(ウォーロード)
声優 M・A・O

そんな彼女は、大鬼族(オーガ)の生き残りの1人。ジュラの大森林にあった里で暮らしていましたが、オークに襲われ里は崩壊。ベニマルたちとともに逃げ延びたところでリムルと出会い、衝突の末にリムルの支配下に入ります。 このときオーガたちはリムルによって名付けられ、彼女は「紫苑(シオン)」の名を与えられました。そして、種族を大鬼族から鬼人族(キジン)へと進化させています。 凛々しい雰囲気をただよわせるシオンですが、実はクールキャラというわけではありません。主であるリムルを抱える彼女の姿は、なんとも愛らしいものです。その他、作中においては、お色気担当やコミカル要員としての側面も持ち合わせています。

吹き出し アイコン

見た目はクールなのに、コミカルな中身とのギャップが最高です!

【人物】圧倒的脳筋!シオンの秘書業務が壊滅的すぎる……

シオンは、そのクールビューティーな見た目とは裏腹に、冷静さや慎重さはあまり見られません。 実際は何でも実力行使で推し進めるタイプで、暴走してしまうこともしばしば。典型的な“脳筋”思考の持ち主です。また、リムルをとても慕っており、シュナとはよく取り合いになっています。 シオンがリムルから与えられたテンペストでの役職は、リムルの第一秘書。そのため、彼女は基本和服のオーガの中で唯一、元の世界風のパンツスーツを着こなしています。 知的な印象ですが、考えるより先に手が出てしまう性分のため、事務仕事はからっきし。実際の業務はシュナが担当しており、彼女はどちらかといえば護衛役です。 愛用の太刀を使って料理もしますが、その腕前は壊滅的。手料理を食べたゴブタは死にかけ、その結果「耐毒性」スキルを会得しました。あのリムルですら一時的に気を失うほどで、何人もの幹部を体調不良に追い込んでいます。

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【死亡】ファルムス王国の信仰によって最後を迎えるが……

転生したらスライムだった件 転スラ日記
(C)柴・伏瀬・講談社/転スラ日記製作委員会

シオンは、強者揃いのテンペスト幹部の中で唯一、死を経験しています。彼女はファルムス王国がジュラの大森林に攻め込んできた際に、戦いで命を落としているのです。 森の盟主であるリムルは、イングラシア王国に外遊に出ていました。テンペストはその隙を突かれ、諸勢力の手によって魔法無効結界と封魔結界が二重に発動。森は結界に覆われ、魔物たちの戦闘力は大幅にダウンしてしまっていました。 シオンは、王国が召喚した凶悪な異世界人3人の襲撃を受け、シュナたち非戦闘員を守ろうとします。しかし、結界の効果によって、彼女も同様に力を削がれており、状況は劣勢。 加えて、彼女たちテンペストの住民には、「人間にはむやみに手を出すな」という主からの“掟”がありました。ファルムス王国は人間の国であるため、たとえ敵であっても、攻めることができなかったのです。 結果として彼女は、住民の魔物とともに殺害されてしまいます。

【復活】リムルが⚪︎⚪︎になることで生き返る!?

転生したらスライムだった件
(C)川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会

戻ってきたリムルは、シオンの死を知り、ショックに打ちひしがれます。彼女の死を受け止めきれないリムルは、しばらくの間何も手につかず、放心状態に。同時に、悲劇の原因は自分が人間に対して甘かったせいだと、激しく後悔しました。 仲間が欠けることを最も嫌うリムルは、シオンを蘇生させる方法を模索します。だが、決定的な対処法は見つからず、手詰まりかのように思われました。そんな中、リムルは冒険者エレンの話す「おとぎ話」から、魔王化という手段を見出します。 リムルは、人間に対する認識をあらため、敵には一切容赦しないと方針転換。「おとぎ話」のとおり、ファルムス王国の約2万の軍勢を虐殺し、その魂を用いて魔王への進化を試みます。 見事魔王となったリムルはシオンを蘇生させ、蘇った彼女は悪鬼(オニ)へと種族進化していました。他にも、ユニークスキル「料理人(サバクモノ)」をはじめ、様々な能力を獲得しています。

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【強さ】シオンの脳筋すぎる戦闘スタイルとは?

転生したらスライムだった件 天スラ日記
(C)川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会

もともと“脳筋”であるシオンの戦いぶりは、剛腕そのもの。規格外と言われるほどの怪力で、シンプルに力でなぎ払う戦闘スタイルです。身の丈ほどはある大太刀「剛力丸」を武器に、豪快な技を繰り出します。「剛力」や「身体強化」といったスキルも有する、天性のフィジカルエリートです。 シオンは、先に述べた蘇生によって、種族を悪鬼に進化させています。彼女はこの蘇生によって、肉体を持つ精神生命体という、不死身の体となったのです。魂が破壊されない限り、彼女は決して死にません。仮に肉体が破壊されても、超スピードで再生が可能など、壊れにくくもなっています。 また、蘇生と種族進化によって、ユニークスキル「料理人」を獲得。この能力は、過程を飛ばして結果にたどり着く「確定結果」や、望む結果に向かって最適解を導く「最適行動」といったスキルを内包したもの。このスキルによって、彼女の料理は味“だけは”良くなりました。

【料理】シオンの料理は……クソマズイ!?

集落での見守りを終えて戻ってきたリムルを労うためにシオンは手料理を振る舞うのですが、その料理は食べ物とは思えないほどグロい見た目をしていました。ラノベ版だと少し伝わりづらいのですが、アニメ版では紫のダークマターのような見た目で、見るからにまずそう……。 実際に彼女が作った料理を前にしたテンペストの面々は、うまく理由をつけて逃げています。見た目はもちろん味も、それほどまでに恐ろしいものなんでしょうね。

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【結婚】リムル愛は成就するのか!?

転生したらスライムだった件 リムル
(C)川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会

リムルに対して深い愛情を抱いているシオンですが、果たしてその恋は成就するのでしょうか。現在リムルの正妻(?)の座をめぐって争っているのは、シオンやシエル、クロエをはじめとするメンバーたち。 ファンたちの間ではその複雑な恋愛模様が人気なのですが、どうやらシオンとリムルの恋愛を応援する人は意外にも少ない印象。とはいえ、作中でも一生懸命なシオンの様子は痛いほど伝わってくるので、個人的に彼女の恋は成就してほしいです。

アニメ版「転スラ」でシオンを演じる声優はM・A・O

M.A.O 市道真央

様々な場面でその存在感をいかんなく見せつけるシオン。彼女の声は、イエローキャブNEXT所属の女優兼声優、M・A・O(まお)が務めています。 2011年の『海賊戦隊ゴーカイジャー』ゴーカイイエロー役で注目されるように。自ら出演していましたが、同作でのアテレコ経験から、声優に興味を持ちます。翌年には、M・A・Oの名義で声優デビュー。以来、女優業は市道真央(いちみちまお)、声優業はM・A・Oで活動しています。 『がっこうぐらし!』の若狭悠里(わかさゆうり)や、『炎炎ノ消防隊』のシスターアイリスなどが代表作。アニメ化ゲームの出演も多く、「デレマス」の鷺沢文香(さぎさわふみか)や「グラブル」のナルメア、「プリコネ」のぺコリーヌなどで知られています。 大阪出身のため、関西弁キャラが多いのが特徴です。シオンは関西弁こそ話しませんが、いろいろな顔を見せる彼女らしい声を演じてくれています。

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シオンは「転スラ」において、無くてはならない愛されキャラ!

シオンは、本作の登場人物の中でも、特にキャラが立っています。巨乳かつパンツスーツの似合う彼女は、色気十分。しかも、角を生やした“鬼っ娘”。これでもかというくらい、キャラデザに属性設定が盛り込まれています。 他にも、一見知的美人と思わせておいて、中身はテンプレともいえる“ポンコツ”ぶり。殺人的な料理下手など、女子力もかなり低め。その代わり、戦闘面ではその怪力を生かし、無類の強さを誇ります。テンペストの主戦力として、また護衛役として、リムルからも厚い信頼を寄せられています。 これだけ聞けばかなり男らしいシオンですが、彼女だって1人の女の子。リムルをうれしそうに抱きかかえ、シュナと取り合っているシーンは、いつまでも見ていられます。彼女は、実に様々な顔を見せてくれるのです。 シオンは、リムルが魔王となってでも蘇らせたいと願ったほど、大切な存在の1人。本作における愛されキャラなのです。