2020年2月18日更新

「転スラ」リムルは最強の魔物!?覚醒して魔王になったチート級の強さを持つスライム

転スラ リムル サムネイル

前代未聞、スライムが主人公となり、魔物たちの指導者となっていく物語を描く「転スラ」。今回はその主人公、リムル=テンペストについての紹介です。人間時代の記憶とチート能力を持った、何もかもが予想外で規格外の転生スライムについて詳しく解説します。

目次

「転スラ」リムル=テンペストを徹底解説!サラリーマンが異世界転生してスライムに【ネタバレ注意】

『転生したスライムだった件』、通称「転スラ」は伏瀬(ふせ)の小説が原作のアニメ作品。小説投稿サイト「小説家になろう」出身の人気作品です。2018年10月にアニメ第1期が放送され、来期の2020年4月から第2期が始まります。 タイトルの通り、リムルという名のスライムが主人公の物語です。本名はリムル=テンペスト。普段はまんじゅうのような形状をしており、かわいらしい見た目をしています。 リムルは人間世界から転生してきたスライム。もともとは三上悟という37歳のサラリーマンでしたが、通り魔に襲われてそのまま死亡。人間界の記憶を完全に保有したまま、スライムとして異世界転生します。 リムルの性別については、生物学的にみると無性です。しかし、前世の記憶を持っているため、普段の口調は男性的なものとなっています。また、人間に擬態することが可能で、擬態時は女性寄りの中性的な見た目の少年です。 ※本記事では『転生したらスライムだった件』のネタバレ情報を扱っています。読み進める際はご注意下さい。

リムルに大きな影響を与えたシズ。 ただのスライムは彼女から様々な因縁と意志を受け継いだ

リムルを語る上で欠かせないのが、井沢静江(シズ)です。彼女は、リムルと同郷の人間世界からやってきた転生者でした。旅をしていた彼女は、リムルの生息するジュラの大森林に差し掛かり、そこで出会います。 シズは異世界召喚時に炎の精霊イフリートと同化させられていました。見た目はと違って精神の老いた彼女は、体内のイフリートをギリギリで抑え込んでいる状態。そして、リムルと出会ったタイミングでついに暴走し、リムルにイフリートを捕食してもらいました。 死にゆく中、シズはリムルに自分のことも捕食するように頼みます。こうして彼女を取り込んだことで、リムルは人間への擬態が可能に。そのため、人間の姿となっているときは、彼女の見た目が色濃く出ているのです。 また、シズはこれまで生きてきた中で数多くの因縁を抱えてもいました。リムルは捕食とともに、彼女の因縁と意志を受け継ぎ、成し遂げようと考えています。

最強レベルの魔物・ヴェルドラとはどんな関係?魂の回廊で繋がった初めての友人!

ヴェルドラは、転生したばかりのリムルにできた初めての友人。その正体は、この世界において最強と言われる4匹の「竜種」のうちの1匹です。ヴェルドラは、ジュラの大森林の洞窟内に封印されていました。転生時にこの洞窟に降り立ったリムルが、この世界で初めて言葉を交わした存在です。 意気投合した2匹は、お互いに名前を付け合う「名付け」を行うことに。ヴェルドラはリムルの名を与え、共にテンペストの姓を交わします。こうして互いに名付け合った2人は、“魂の回廊”で繋がる者同士となりました。 それからリムルはスキルを使い、ヴェルドラが封印された結界ごと体内に“収納”されます。“魂の回廊”が繋がったリムルは、ヴェルドラの持つ権能を生かした能力が使用可能に。その他、ゆくゆくはリムルの習得したスキルにより、消滅する運命を回避して復活します。

ファルムス王国に部下を殺されたリムルは魔王へと覚醒!ヴェルドラも復活させる

いちスライムだったリムルは名前を与えられ、またたく間に進化を遂げていきます。そして魔王へと覚醒し、世界に多数存在する魔王たちの一席に名を連ねるのです。 リムルが魔王化するきっかけとなったのが、ファルムス王国との争い。テンペスト勢力を脅威に感じるファルムス王国は、残忍な異世界転生者を森に遣わします。その他にも魔王勢力などが結界を張るなど、徐々に追い込まれていくリムルたち。さらにこのとき、幹部の1人シオンを亡くし、多くの住民を失ってしまいます。 リムルは、人間相手に容赦していたことを悔やみ、敵は全力で潰すことに方向転換。そして大量の魂を生贄に、魔王へと進化することで死者を蘇らせられるという話を聞き、魔王化を決心します。 ファルムス王国との全面戦争に踏み切ったテンペストは、国王らを除くすべての敵兵を虐殺。リムルは虐殺した兵の魂を使って魔王へと覚醒し、シオンの蘇生とヴェルドラの復活を成功させました。

チート級の強さを誇るリムルの能力を一挙紹介!ラスボスクラスのスキルばかり

大賢者→智慧之王(ラファエル)→シエルと名付けられた神智核(マナス)

当初から保有するユニークスキルで、思考の加速や分析・鑑定、無詠唱の魔法が可能です。これにシズのユニークスキルを統合して、段違いの演算処理能力を発揮する「智慧之王(ラファエル)」に。さらにシエルと「名付け」することで、リムルの全能力を支配できる存在へと進化します。

捕食者→暴食者(グラトニー)→暴食之王(ベルゼビュート)

対象を体内に取り込み、それを解析し再現したりすることができるユニークスキル。やがて、捕食して得たスキルを統合させて「暴食者(グラトニー)」へ。さらにスキル統合して「暴食之王(ベルゼビュート)」となり、相手の魂を食らう能力を獲得します。

暴風之王(ヴェルドラ)

ヴェルドラと“魂の回廊”が繋がったことで獲得した究極能力の1つ。暴風之王(ヴェルドラ)の名のとおり一部権能が扱えるようになり、召喚や復元、魔法書にもない超絶魔法も使えるようになります。また、リムルが無事である限り、不死身でいられるようになりました。

誓約之王(ウリエル)

ヴェルドラを封印していたスキル「無限牢獄」をベースに生み出された究極能力の1つ。「無限牢獄」のほか、複合結界と空間断絶を合わせた絶対的な防御結界、「万能結界」を会得しました。その他、物理法則の操作や、位置座標を把握して空間を自在に支配する能力を操ります。

虚空之神(アザトース)

ラファエルとベルゼビュートを統合し、ヴェルドラと「灼熱之王」の2つの能力を生けにえとして生み出した能力。捕食や空間支配、結界といったこれまでの能力が軒並み大幅パワーアップしています。なお、生贄としたヴェルドラの能力は、召喚以外は全て使用可能です。

豊穣之王(シュブ・ニグラト)

前述の能力が扱う以外の全ての能力を取り込んだもので、主に配下の魔物たちのための能力。解析して得た情報から能力を創造し、複製することが可能です。生み出した能力は相手に渡すこともでき、獲得した能力は情報化して集積し、いつでも再現可能としています。

アニメ版「転スラ」でリムルを演じた声優は岡咲美保

かわいらしい外見もあれば、中性的な少年の姿にも擬態するリムル。様々な側面を見せるリムルを演じているのは、声優の岡咲美保(おかさきみほ)です。 デビューが2017年という、これから注目を浴びるであろう若手声優。同年に専門学校を卒業した後、アイムエンタープライズに所属し、11月にすぐさまデビューします。デビュー作は『アイドリッシュセブン』の女性モブ役でした。 その後、2018年に『音楽少女』の西尾未来(にしおみく)役で初メインを務めます。そして同じく2018年に、本作のリムル役で初主役を果たしました。以降はまだまだ脇役が多いものの、「事件簿」アニメのイヴェットといったメインキャラも担当するようになっています。 異例の抜てきを果たしていることもあり、これからの活躍が期待される声優です。演技に磨きをかけ、実績を積み上げて、今後ますます多くの作品に登場してくれることでしょう。

「転スラ」リムル=テンペストはスライムの新しい在り方を示した存在!魔族を統べる最強の魔物

リムルは、その丸っこい外見だけが魅力ではありません。数多くのスキルを保有する、これまでにないスライムなのです。それも転生者らしく、非常な強力な「チート」能力ばかり。 また、魔王とはいえリムルは仲間や住民を思いやり、自らも見た目通りの愛されキャラ。同郷のシズの想いを背負った、義理堅い一面もあります。 多くのRPGを経験してきた人にとって、スライムはザコ敵の象徴です。物語の序盤に登場し、大して経験値も得られない、わずらわしいだけの存在でした。だがこうしてふたを開けてみると、なんとスライムが他種族を統べる魔王にまでなったわけです。 タイトルからして、本作が従来のスライム観とは一線を画した作品であることは十分に予想できます。「スライム」というものをどう描くのかという点に対する関心は高かったことでしょう。そうした中でリムルが見せた姿は、新しいスライムの在り方だといえます。