2025年2月14日更新

映画『エミリア・ペレス』あらすじ・キャスト紹介!アカデミー2025最多ノミネートの期待作

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『エミリア・ペレス』
© 2024 PAGE 114 – WHY NOT PRODUCTIONS – PATHÉ FILMS - FRANCE 2 CINÉMA

2025年3月3日に開催される第97回アカデミー賞で最多12部門にノミネートされている注目作『エミリア・ペレス』。この記事では、『エミリア・ペレス』の作品概要、あらすじ・キャストなど基本情報をお届けします。

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映画『エミリア・ペレス』作品概要

タイトル 『エミリア・ペレス』
公開日 2025年3月28日
上映時間 130分
監督 ジャック・オーディアール
キャスト ゾーイ・サルダナ , カルラ・ソフィア・ガスコン , セレーナ・ゴメス

アカデミー賞で最多12部門13ノミネートの本作

『エミリア・ペレス』はフランス人監督ジャック・オーディアールによるスペイン語ミュージカル。第77回カンヌ国際映画祭でメインキャスト4人が女優賞、第82回ゴールデングローブ賞ミュージカル/コメディ部門で最優秀作品賞を受賞し、第97回アカデミー賞では作品・監督賞など12部門13ノミネートを獲得しています。 本作はクライム・コメディ・ミュージカルという異なるジャンルの融合に挑戦した意欲作。主題歌賞では「El Mal」と「Mi Camino」の2曲がノミネートされています。

映画『エミリア・ペレス』のあらすじ

弁護士のリタ(ゾーイ・サルダナ)は、メキシコ麻薬カルテルのリーダーであるマニタス(カルラ・ソフィア・ガスコン)からある特殊な依頼を受けます。彼はトランスジェンダーであり、「女性としての新たな人生を極秘で用意してほしい」というものでした。 マニタスの性別適合手術は成功し、「エミリア・ペレス」として新しい人生を歩み始めます。マニタスの妻ジェシー(セレーナ・ゴメス)は何も知らずに幼い2人の子どもと暮らしていましたが、突然マニタスの遺体が発見されたというニュースを目にして……。

映画『エミリア・ペレス』キャスト・登場人物解説

エミリア・ペレス(マニタス)役/カルラ・ソフィア・ガスコン

カルラ・ソフィア・ガスコン

主人公のエミリア・ペレスは、メキシコ麻薬カルテルの元リーダー。実はトランスジェンダーであり、死を偽装して秘密裏に性別適合手術を受け、エミリア・ペレスとして新たな人生を歩み始めます。 演じるのは、スペイン出身の俳優カルラ・ソフィア・ガスコン。トランスジェンダー俳優としてカンヌ国際映画祭で史上初めて女優賞を受賞し、アカデミー賞でも同様に初の主演女優賞にノミネートされました。

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リタ・モラ・カストロ役/ゾーイ・サルダナ

ゾーイ・サルダナ

マニタスの依頼を受け、彼に新たな人生を生きる手助けをする弁護士リタ数年後にイギリスに渡り、そこでエミリア・ペレスとして生きるマニタスに再会します。 演じるのは、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズのガモーラ役で有名なゾーイ・サルダナ。「アバター」シリーズのネイティリ役でもよく知られています。

ジェシー・デル・モンテ役/セレーナ・ゴメス

セレーナ・ゴメス

マニタスの秘密を何も知らされず、突然の夫の訃報に驚くマニタスの妻ジェシー。それまでは幼い2人の子どもとともに、幸せに暮らしていました。 演じるのは、アメリカ出身の歌手・俳優セレーナ・ゴメス。ディズニー・チャンネルのオリジナルドラマ『ウェイバリー通りのウィザードたち』(2007年)のアレックス・ルッソ役でブレイクし、アニメ「モンスター・ホテル」シリーズでは声優も務めました。

映画『エミリア・ペレス』監督・脚本はジャック・オーディアール

『エミリア・ペレス』の監督・脚本を務めるのは、フランス出身の映画監督ジャック・オーディアール。編集技師、脚本家を経て1994年に『天使が隣で眠る夜』で長編映画の監督としてデビュー。脚本家としても1996年の『つつましき詐欺師』でカンヌ国際映画祭脚本賞を受賞しています。 近年の監督作ではすべて脚本も手がけており、代表作としてカンヌ国際映画祭審査員特別グランプリ受賞作『預言者』(2009年)やパルム・ドール受賞作『ディーパンの闘い』(2015年)、『パリ13区』(2021年)などがあります。

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映画『エミリア・ペレス』の感想・評価

エミリア・ペレス
© 2024 PAGE 114 – WHY NOT PRODUCTIONS – PATHÉ FILMS - FRANCE 2 CINÉMA
エミリア・ペレス』の総合評価
3.5 / 2人のレビュー
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30代男性

クライム・サスペンスで始まったのに、突然ミュージカルに変貌!ジャンルレスな上に先の読めない展開でワクワクして、急なミュージカルシーンもあまり気にせず楽しめたが、ラストにもう一捻り欲しかった。ダンサブルに踊って歌うゾーイ・サルダナは必見。

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40代女性

元麻薬カルテルのボスで、トランスジェンダーの女性に生まれ変わったエミリア・ペレスを演じたカルラ・ソフィア・ガスコンの演技が秀逸。本人もトランスジェンダーであり、エンタメ作品ではあるもののそこにリアルさを感じた。メキシコ社会の闇も描かれていて、クライム・ドラマとしても見応えあり。

映画『エミリア・ペレス』の公開日は2025年3月28日!

2025年3月3日にアメリカで開催される第97回アカデミー賞に最多ノミネートされている話題作『エミリア・ペレス』。日本での劇場公開は2025年3月28日!賞レースの行方とともに、注目して公開を待ちましょう。