山田孝之の若い頃がかわいいって本当？結婚・現在までをまとめて解説

『WATER BOYS』(2003)でブレイクを果たした山田孝之。当時「女の子に間違われた」という逸話もある美しい顔立ちが印象的でした。 このままイケメン俳優として恋愛映画をメインにするのかと思いきや、まさかのシリアス路線からコメディまでこなせる「カメレオン俳優」として大活躍しています。 今回は俳優・山田孝之の若い頃を画像とともに振り返りながら、これまでの出演作品を紹介します！

山田孝之は鹿児島県薩摩川内市出身、1998年(当時15歳)に鹿児島から東京へ引っ越しました。原宿でスカウトされ、TVドラマ『サイコメトラーEIJI』(1999)で俳優キャリアをスタートしています。 ドラマ初主演の『WATER BOYS』(2003)は、最高視聴率は19％を超え、人気が爆発。近年では「勇者ヨシヒコ」シリーズを皮切りに、福田雄一作品にも数多く登場し、コメディタッチなキャラクターも完ぺきにこなしています。 私生活では沖縄で自給自足の生活を楽しんでいる、とバラエティ番組で明かしました。俳優活動は引退しておらず、現在も数々のヒット作に出演しています。

上京して間もない頃、女の子と間違ってスカウトに声をかけられた山田孝之。親交のある斎藤工は、当時の山田を「漫画の世界みたいに輝いていた」とバラエティにて語っていました。サラサラのロン毛にきめ細やかな肌、くっきり二重、と個々のパーツが美しいため、確かに女の子にも見えてきます。 そんな彼も今ではダンディな男性へと成長しました。童顔がコンプレックスだったため、あえてヒゲを伸ばし始めたと明かしています。

ファストフード店でバイトをしながら、オーディションを受け続け16歳で俳優デビューしました。「ちゅらさん」以降、レギュラー出演のドラマが増えていき、『ランチの女王』(2002)で、フジテレビの看板「月9」出演も果たします。 当時は外ハネの髪型がトレードマーク。まだあどけなさの残る表情も印象的で、ちょっとヤンチャな弟分的な役柄がハマっていましたよね。

『WATER BOYS』(2003)で、主役の進藤勘九郎役を演じ、人気俳優への道を歩み始めます。その後の『白夜行』(2006)では、闇を抱えた青年を熱演しました。 映画では『タイヨウのうた』(2006)や『そのときは彼によろしく』(2007)など、恋愛映画に出る一方で「クローズZERO」シリーズでは、「百獣の王」の異名を持つ不良少年を演じ、カメレオン俳優の片鱗を見せます。 そして『大洗にも星はふるなり』(2009)出演から福田組常連に。真面目な顔でふざけるアドリブ演技が光りはじめました。 20代前半は10代と変わらず可愛らしさが残っていましたが、27歳で演じたウシジマくんでは大人の色気がムンムン。さらに『のぼうの城』(2012)出演をきっかけに、ワイルドな髭をたくわえるようになりました。

山田孝之は20代最後の年の2012年1月1日に結婚を発表。妻は7歳年上の一般人で、翌2013年には男の子が生まれました。 役者としては風貌やキャラ作りに磨きが増して、主演でも脇役でも輝く名俳優として活躍します。2018年に出演した「モンスターハンター」シリーズのCMでは、リミッターを外し「ごっこあそび」をする役を演じ「山田孝之しかできない」と評判になりました。 さらにNetflixドラマ『全裸監督』(2019)では、破天荒なAV監督役と3年間向き合い続け、シリーズが終わると長期の撮影が必要な作品から一時離れたとか。 そして2024年の映画『正体』で、ついに日本アカデミー賞・優秀助演男優賞を初受賞。名実ともに名俳優となりました。

若い頃は可愛いルックスで、王道派イケメンだった山田孝之。しかし自身ではコンプレックスであり、童顔を変える方法が「髭」だったのです。 近年では「カメレオン俳優といえば山田孝之」と言われるほど、どのジャンルでも高い演技力を発揮しています。今後どんな作品に挑戦してくれるのか楽しみですね。