2017年7月6日更新

映画『猫の恩返し』登場人物、あらすじまとめ【ネタバレあり】

『猫の恩返し』トト

映画『耳をすませば』のスピンオフ作品として、2002年に公開された森田宏幸監督によるジブリ映画『猫の恩返し』。『耳をすませば』の原作者である柊あおいが、宮崎駿の要請で描いた『バロン 猫の男爵』を原作とする本作の、あらすじと主要登場人物をまとめてみました。

目次

『猫の恩返し』あらすじ

ジブリ映画『耳をすませば』(1995)の主人公雫が劇中で創作する同名の物語であり、『耳をすませば』のスピンオフ的位置づけの作品である本作のあらすじを、5つの項目に分けてご紹介します。

ハル、不思議な猫を助ける

ごく普通の女子高生住吉ハルは、友達のひろみとラクロス部から帰る途中、トラックに轢かれそうになった猫をラケットで助けます。 猫は2本足で立ち上がり、日本語でお礼をして立ち去りました。不思議な猫の正体は、猫の国の王子であるルーンなのでした。

恩返しの始まり。猫の国への招待

恩返しとして猫の国から大量のラケットや猫じゃらしなどが贈られてきますが、ハルには不要なものばかり。 困っていたハルの前に現れた猫の国の第2秘書ナトルにそのことを告げると、では「猫の国に招待しましょう」と一方的に約束されます。 猫の国の王である猫王は、ハルをルーンの妃にしようと目論んでいるのでした。

猫の男爵、バロンの登場

猫の恩返し
©︎BUENA VISTA

どうしようかと悩んでいたハルは「猫の事務所を探して」という何者かのメッセージを受け、太った猫ムタによって異世界にある猫の事務所に導かれ、猫の男爵バロンとその相棒であるカラスのトトに出会います。

猫の国で猫化していくハル

バロンはナトルの誘いは怪しいと指摘し、ムタも「猫の国は自分の時間が生きられないやつが行く場所」と忠告しますが、ハルは猫の国の第1秘書ナトリ率いる集団によって連れ去られてしまいます。 猫の国に到着したハルはルーンの未来の妃として丁重にもてなされ、「このまま猫になっていいかも」と思い、見た目も猫に近づいていってしまいます。

猫の国からの脱出作戦

猫の国の城に匿われ脱出を諦めたハルの前に、変装して潜入したバロンが現れます。 ハルはバロンとムタの助けを借りて、進路を妨害する迷路や塔を攻略しながら進み、あと一歩のところで猫王の罠に嵌められそうになりながらも、トトと仲間のカラスらの助けもあって脱出に成功します。 人間界に帰還し学校の屋上で告白するハルに、バロンは「また困ったことがあったら、猫の事務所は開かれる」と言い残して、彼らの世界へと帰っていくのでした。

『猫の恩返し』主要登場人物

人間世界では置物や動物として存在し、異世界で正体を現す不思議なキャラクターが多い本作の主要登場人物をご紹介します。

ラクロスに励む健康的女子高生

吉岡ハル(池脇千鶴)

ラクロス部に所属する快活な女子高生ですが、やや自己判断能力に欠けたところがあり、流されやすい性格。 気になっていた男子に彼女がいると知り、落ち込んでいた心の隙を突かれます。

ドイツ貴族ふうの名を持つ英国紳士な猫

バロン(袴田吉彦)

本名はフンベルト・フォン・ジッキンゲン。人間界ではドールハウスで猫の人形として存在している、異世界の相談所・地球屋のマスターである紳士です。 いかなる状況でも冷静な判断を下せる性格と、剣術を含めた高い身体能力でハルを助けます。

猫の世界では稀代の大泥棒

ムタ(渡辺哲)

本名はルナルド・ムーン。人間界ではふてぶてしい太った野良猫として商店街を徘徊している猫です。 猫の国の壁画に伝説の泥棒として描かれている不老不死の猫ですが、バロンには敵わないのでつき従っています。

生真面目な猫の国の王子様

ルーン(山田孝之)

傲慢な父である猫王を反面教師にし、自分は真面目にしようと努めている猫の国の王子です。 白猫のユキと恋仲にあり、結婚したいと願っています。

傍若無人な猫の国の王様

猫王(丹波哲朗)

ルーンの父親にして猫の国を治める王様です。 誰も逆らえないのをいいことに傍若無人に振舞い、溺愛するルーンの為に人間の妃として、ハルを強引に猫の国に呼び寄せた張本人です。

ルーン王子の恋人(恋猫)

ユキ

幼い頃のハルにお魚クッキーをもらったことがあり、以後お魚クッキーが好物になった白猫です。 猫の国の城で給仕として働いていますが、ルーン王子と恋愛関係にあります。