2025年7月8日更新

『イカゲーム』VIPとは何者?キャストや声優などを一覧で徹底解説!

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『イカゲーム』シーズン3
Netflix シリーズ「イカゲーム」シーズン1〜2:独占配信中

『イカゲーム』で人間の生死を余興として楽しむVIPたち。シーズン3では新たなVIPが登場し、彼らの憎たらしい言動はさらにエスカレートしていました。 この記事ではシーズン1・シーズン3それぞれに登場した11名のVIPたちを全員紹介!さらにSNSで話題となった女性VIP役の素顔にも迫ります。 ※この記事は『イカゲーム』シーズン1〜3の重大なネタバレを含みます。

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『イカゲーム』VIPとは?

初登場回 シーズン1・エピソード7「VIPたち」
見た目 金色の動物マスクとスーツ

イカゲームのVIPたちは、金色の動物マスクを着用し、豪華な部屋でゲームを観戦する6名の外国人富裕層。それぞれ顔を隠しているため、特別な事情を除いて素顔や名前が明らかになることはありません。主人公ソン・ギフンが参加した2度のイカゲームでは、それぞれ異なるメンバーが集められました。 VIPはゲームの平等性を尊重する一方で、自分たちの娯楽のためにはルールを変更させることも厭いません。「飛び石渡り」では光の反射で落ちるガラスを見抜いた参加者が有利に進むと、VIPの一言により、会場の電気が落とされました。彼らにとって、参加者の生死は遊びの範疇でしかないのです。

フロントマンやオ・イルナムとの関係は?

『イカゲーム』シーズン3
Netflixシリーズ『イカゲーム』シーズン3 6月27日(金)より独占配信

フロントマンはイカゲームの運営であり、VIPはその出資者です。つまり立場的にはVIPが上であり、フロントマンも敬意を払って接していました。 そしてVIPは、イカゲームのホストであったオ・イルナムの顧客です。イルナムは「金貸し業」を営む実業家であり、その顧客から選ばれた6名がVIPとして参加していました。大金を手に入れ、人生の楽しみがなくなっていたイルナム。 同じ気持ちを持つ顧客とともに、「子供時代のように純粋に楽しめる遊び」として、イカゲームを作ったのでした。

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『イカゲーム』シーズン1のVIP一覧を解説

VIP①/ジョン・D・マイケルズ

マスク ライオン
セリフ 「直接観戦するほうが中継で見るよりも楽しめる」

シーズン1のVIPたちの中でも、リーダー的存在の人物です。会場入りは先頭で、フロントマンとも最初に会話を交わしています。第5ゲーム開始前には、雑談の中で「私はまだ(賭ける相手を)考え中だ」と答えていましたが、その賭け先は不明のままでした。 最後のイカゲームで、ギフンが優勝賞金を放棄する意志を示した際には「賞金を諦めるだと?」と信じられない様子を見せていました。

VIP②/ダニエル・C・ケネディ

マスク バッファロー
セリフ 「本当の69かな。召し上がれ」 「女の恨みは恐ろしい」

VIPの中でも一際明るい人物です。直感で賭けており、第5ゲーム前には内容も知らない段階で、2倍の賭け金を投下すると宣言します。 周囲とのコミュニケーションも盛んにしており、特にVIP④との会話はコントのよう。ただの下ネタ繋がりで賭ける番号を決めるVIP④に対して「誰が招待した?」と茶化し、VIP④とジュノが裏に消える際には「本当の69かな」と送り出して、VIPたちの笑いを誘っていました。

VIP③/デビッド・リー

マスク 鹿(トナカイ?)
セリフ 「韓国大会(のイカゲーム)がベストだった」 「良い雨は降るべき時を心得ている」

冷静沈着なVIP。最後のイカゲームで「良い雨は降るべき時を心得ている」と、詩人・杜甫(とほ)の言葉を中国語で話しており、中国人の富裕層ではないかと予想されます。 韓国大会の様子を知っていることから、イカゲーム常連の様子。ゲーム中には「命を賭けたゲームで1番手は恐怖」など、冷静に参加者を分析していました。

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VIP④/ジェフリー・ジュリアーノ

マスク ライオン
セリフ 「とても美しい番号だからさ。69だぞ」 「マスクを取らないと私が君を殺す」 「私を5分以内に満足させてくれ」

同性愛者でジュノを気に入ったVIP。第5ゲームの途中でウェイターだったジュノを呼び出し、口での奉仕を要求します。しかし、逆に銃を突きつけられ、イカゲームの内情を話すよう脅されました。 第5ゲームまでは「負け続きだ」と自虐していたVIP⑤。優勝者予想では、下ネタを連想させる69番に賭けていました。しかし、69番が自殺してしまったため番号を入れ替えた96番に賭け直しています。

VIP⑤/ステファン・モット

マスク クマ
セリフ 「頭脳か筋肉か」 「まだ何のゲームか分からないというのに」

口数少ない物静かなVIP。直感で2倍の額を賭けると明らかにしたVIP②の言葉を聞き「まだ何のゲームか分からないというのに」と、諭すような言葉を発します。VIPの中でも慎重派の一人なのかもしれません。 ゲーム前にはVIPの面々に「頭脳か筋肉か」と、参加者のどのタイプに賭けるか聞いていました。

VIP⑥/マイケル・デイビス

マスク イーグル
セリフ 「シェイクスピアではなくウィリアム・コングリーヴ」

理論派のインテリなVIP。一番の見せ場は「飛び石渡り」でミニョがドクスを道連れに落ちていったシーンでした。 VIP②が「女の恨みは恐ろしい」とウィリアム・コングリーヴの戯曲を引用して発言。VIP①が「シェイクスピアか」と答えたのに対し、VIP⑥は「シェイクスピアではなく、コングリーヴ」と静かに訂正したのです。しかし「君は黙ってろ」と、VIP①の怒りを買ってしまいました。

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『イカゲーム』シーズン3のVIP一覧を解説

リチャード/デビッド・セイヤーズ

マスク ライオン
セリフ 「子供もゲームに参加させるというのはどうかな」 「楽にはいかないだろう。456番はイカれている」 「456番をまた参加させたのは最高のアイデアだね」

シーズン3に登場するVIPをまとめるリーダー的存在です。フロントマン・イノの提案で、実際に"狩り"を行ったリチャード。しかし反撃を喰らいあわや死にかけてしまいます。助かった際には、思わずイタリア語で「マンマミーア(なんてこった)」とつぶやきました。 ジェニの子供をゲームに参加させる提案をしたのもリチャードです。そして、ほかのVIPたちが脱落を予想する中、リチャードはギフンの底力を見抜いていました。

ジェニファー/ジェーン・ウォン

マスク ヒョウ
セリフ 「ハンティングが趣味なの」 「あなたと飲むより枕と寝たいの」
声優 日笠陽子

シリーズ通して唯一の女性VIPです。ハンティングが趣味というジェニファーは、リチャードが参加者に殺されそうになるところを間一髪で助けました。 Sっ気があり、ゾーンからは「口を開かなければ良い女」と評価されています。一方で、そのゾーンから飲みの誘いを受けた際は「さっきからずっと部屋のベッドで枕を待たせている」と、余裕の返しで撃退しています。

ゾーン/ブライアン・ブッコ

マスク イーグル
セリフ 「行け456番」 「初めてだな。口を開いて魅力的に見えたのは」 「ワオまじか!333番が父親だって?」

テンションが高く、VIPの盛り上げ役を担った人物です。222番・ジェニに賭けており、456番・ギフンがジェニの子供を助けた際には大声援を送っていました。そして最終ステージでは、子供の父親がミョンギだと判明すると誰よりも大きいリアクションで驚きます。 初登場時からジェニファーに対してちょっかいを出す場面がありましたが、実は気になっている様子も。好きな子をいじめてしまう子供っぽい一面があるようです。

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ジャック/ジョーダン・ランベルトーニ

マスク クマ
セリフ 「ちょっと前までは老婆とその息子ってのもいたしな」

ジェニの子供がゲームに参加することをはじめは反対していた1人。フロントマンから222番を子供に引き継がせる案を聞いた際には「赤ん坊が加わることで何が変わるの」と質問。「ゲームがより楽しくなる」という答えを聞き、周りが賛同すると「じゃ俺も」と合意しています。 あまり起伏が激しい性格ではありませんが、ミョンギが父親だと明かした場面ではゾーンと一緒に盛り上がる様子も。先に死んだヨンシクとクムジャ親子を馬鹿にする性格の悪さも垣間見えました。

ケヴィン/ケビン・ヨーン

マスク バッファロー
セリフ 「彼女(ジェニ)が脱落したら赤ん坊も一緒に落とすべきだ」 「家族のリアリティショーを観ているようだ」

ジェニの子供が参加するのを反対していたもう1人の人物です。ほか4人とは異なり、冷静にゲームを見ていました。 赤ん坊を参加させる提案を聞いた際には「赤ん坊は単独のプレーヤーじゃない。222番(ジェニ)の一部だ」と理由を説明した上で反対。しかしフロントマンも賛同する様子を見せると「オーケー」と承諾しています。

『イカゲーム』シーズン3の女性VIPが話題に?

シリーズ唯一の女性VIPを演じたジェーン・ウォン。初登場でいきなり仮面を外して素顔を披露し、世界的に「あのVIP役の美しい女優は誰?」とSNSで話題になりました。 ジェーン・ウォンは香港出身の女優です。1987年11月14日生まれで、シーズン3公開時は37歳。Instagramでは日本語の投稿も多く、弓道は三段の腕前を持っています。

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『イカゲーム』を支配するVIP!セリフからその素顔に迫る

『イカゲーム』シーズン3
Netflixシリーズ『イカゲーム』シーズン3 6月27日(金)より独占配信

『イカゲーム』のVIPたちは、人間の生死を賭けの対象として見る異常者の集まりです。マスクの下に隠された感情や、歪んだ価値観、そしてそれぞれの個性は、セリフの端々からにじみ出ています。 『イカゲーム』をもう一度見る際は、ぜひVIPたちの行動やセリフに耳を傾けてみてください。