2025年7月16日更新

『地獄先生ぬ~べ~』トラウマ級のホラー回を4つ厳選!恐怖シーンを解説

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地獄先生ぬ~べ~ 鵺野鳴介 5年3組 立野広 稲葉郷子 細川美樹 木村克也 栗田まこと
©真倉翔・岡野剛/集英社・東映アニメーション

「鬼の手」を使い生徒たちを妖怪から守る、ぬ~べ~の戦いを描いた『地獄先生ぬ〜べ〜』。2025年7月から新作アニメの放送がスタートするなど、現在も高い人気を誇る名作ホラー漫画です。 この記事ではそんな「ぬ~べ~」のトラウマ級ホラー回を厳選して紹介!そのあらすじや恐怖シーンの詳細を解説していきます。 ※この記事は『地獄先生ぬ〜べ〜』の重要なネタバレを含みます。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

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「A」がきた!の巻(2巻24話)

シルクハットに仮面とマント、何とも奇妙な姿をした連続殺人鬼「A」が登場する『「A」がきた!の巻』。こちらは妖怪ではなく、人間の殺人鬼が敵という本作ではかなり珍しい設定のお話です。 ぬ~べ~はAの魔の手から生徒たちを守るため戦いますが、不死身とも言えるAの執念深さに圧倒されてしまいます。鬼の手の力を解放したぬ~べ~が何とか勝利したものの、物語の最後にAが復活したと思しき意味深なシーンが差し込まれるのでした……。 こちらはAの途轍もない強さ、そして仮面の下に隠れたボロボロの顔が「怖すぎる!」と話題に。さらに、「Aが実は妖怪だったのでは」という匂わせやラストの復活描写など、後を引きずるホラー要素もトラウマ回と言われる要因となっています。

赤いチャンチャンコの巻(4巻50話)

本作でも屈指のトラウマ回と言われている『赤いチャンチャンコの巻』。ぬ~べ~が勤める学校にある「開かずの教室」。生徒のひとり稲葉郷子がそこに入ってしまい、「赤いチャンチャンコ着せましょか」と呟く怪異と遭遇します。 その怪異の正体はイジメを苦にして自殺した女の子の霊。郷子はその霊に付き纏われますが、ぬ~べ~のサポートもあり窮地を脱することに成功します。赤いチャンチャンコは再び、開かずの教室に封印されるのでした。 この回で最も衝撃的なのが、赤いチャンチャンコの顔がドアップになる見開きシーン!牙をむき出しにしてニタ~っと笑う、その表情があまりにも怖すぎるのです。これは大人が読んでも嫌な気分になるインパクト大な一コマ。幼少期に読んで未だに忘れられない、そんな方も多いのではないでしょうか。

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七人ミサキの巻(6巻73話)

怪異に追われる2人の男女が学校へやって来る『七人ミサキの巻』。こちらに登場する七人ミサキはその名の通り7人組の怨霊で、誰かが欠けると他の魂でそれを補おうとするはた迷惑な存在です。 ぬ~べ~は生徒たちと一緒に七人ミサキとの戦いを繰り広げ、何とか彼らを退けることに成功します。この回で話題になったのが、敵である七人ミサキの恐ろしいルックスです。山伏のような格好に骸骨に似た顔。独特の迫力を持つ気味の悪い姿をしています。 それが一団となって追ってくる姿は「とにかく怖い!」の一言。また、冒頭で逃げ込んできた男女が実は強盗殺人犯だったというヒトコワな展開、彼らが七人ミサキに取り込まれる衝撃のラストも、トラウマ回と呼ばれる要因となっています。

ブキミちゃんの巻(10巻129話)

インパクト大な妖怪が登場する『ブキミちゃんの巻』。ブキミちゃんは意地悪な女の子が怪異化したもので、薄い髪・腫れぼったい目・尖った耳、その名の通り不気味な見た目をしていました。そんな彼女の魔の手にかかり、ぬ~べ~の教え子である立野広が死の窮地に立たされてしまいます。 ぬ~べ~はブキミちゃんの怨念がこもったハーモニカを浄化し、何とか広を救うことに成功したのでした。この回は全編を通して恐ろしいルックスのブキミちゃんが登場するトラウマ必至回。特に広を殺そうと鬼の形相になるシーン、彼女の手で広の魂が裂かれそうになるシーンは衝撃的な怖さ! ブキミちゃんは「夢に出て来る怪異」として描かれたため、これを読んだあと「寝るのが怖かった」「その日は眠れなかった」なんてひとも多かったようです。

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『地獄先生ぬ~べ~』のトラウマ回を紹介しました

エンタメ路線の楽しい漫画でありながら、実はトラウマ級のホラー回もある『地獄先生ぬ~べ~』。 苦手な人にはおすすめできませんが、ホラー好きには是非とも読んで欲しいところ。今後アニメ版「ぬ~べ~」でトラウマ回が放送される可能性もあるので、今のうちに漫画版で予習してみてはいかがでしょうか!