『果てしなきスカーレット』ヴォルティマンドは悪役?主人公の前に立ちはだかる騎士団長
スタジオ地図の細田守監督による新作劇場アニメ『果てしなきスカーレット』が、2025年11月21日から劇場公開されます。この記事では、本作に登場するキャラクター、ヴォルティマンドを紹介。主人公スカーレットが復讐を誓う父の仇・クローディアスの側近ですが、彼は本当にただの悪役なのかを考察します。
『果てしなきスカーレット』ヴォルティマンドのプロフィール
ヴォルティマンドは、スカーレットの父アムレットの弟クローディアスの側近。騎士たちを従える騎士団長でもあるヴォルティマンドは、側近の中でも最高の戦力を誇っています。モヒカンに刈り上げた頭と立派な顎髭をたくわえた頑強な容姿で、いかにも猛者といった人物です。
ヴォルティマンドは本当に悪役?
予告映像には、ヴォルティマンドがスカーレットに切っ先を向けられて赦しを乞うような場面があります。その時彼は「知りたくないか?あの時俺は、王の呟きを聞いた」と、スカーレットに言っていました。あの時とは、王が処刑されたその時です。 小説版ではクローディアス側の宰相ポローニアスとその息子レアティーズに痛めつけられるシーンもあり、クローディアス陣営ではあるものの何か胸に一物抱えている様子。王の最期に立ち会ってもおり、スカーレットとずっと敵対するのかどうかも気になるところです。
ヴォルティマンドの声優は吉田鋼太郎

ヴォルティマンドの声優を務めるのは、蜷川幸雄演出作に多く出演した舞台俳優として長年のキャリアを持つ吉田鋼太郎。近年はテレビドラマや映画にも多数出演し、中でも「おっさんずラブ」シリーズの黒澤武蔵役やドラマ『半沢直樹』の大和田常務役などでもよく知られています。 吉田鋼太郎は細田守監督作には今回が初出演となり、シェイクスピア劇やギリシア悲劇などの古典舞台で培ってきた演技力で、復讐劇である本作にも重厚さを加味してくれそう!
『果てしなきスカーレット』ヴォルティマンドの動向に注目!
『果てしなきスカーレット』は細田守監督初の復讐劇。まるでシェイクスピア劇やギリシア悲劇のような復讐劇であり、吉田鋼太郎をはじめ市村正親や白石加代子といったベテラン舞台俳優の起用も注目を集めています。 スタジオ地図の新作劇場アニメ『果てしなきスカーレット』は2025年11月21日から全国公開です!

