【ネタバレ】「チャンファとホンリョン」最終回まであらすじ解説!
2009年にKBSで放送された韓国ドラマ『チャンファとホンリョン~裏切りと復讐の女たち~』。嫁姑問題をテーマにした復讐劇であり、日本でも2025年4月からBS11で放送されました。 この記事では、「チャンファとホンリョン」のネタバレあらすじやキャストを紹介します。
【概要】『チャンファとホンリョン~裏切りと復讐の女たち~』あらすじ
| タイトル | 『チャンファとホンリョン~裏切りと復讐の女たち~』 |
|---|---|
| 放送年 | 2009年 |
| 演出 | イ・ウォニク |
| 脚本 | ユン・ヨンミ |
| キャスト | キム・セア , ユン・ヘヨン , チャン・ヒョンソン |
ホンリョンは高校時代には友達から慕われ、大学の進学先も決まっていた優等生でした。 しかし7年前、親友のチャンファが交通事故を起こし、泥酔状態のホンリョンに罪を被せました。そこからホンリョンの運命は大きく狂い、心に傷を抱えながら生きてきたのです。一方、チャンファは実業家のカン・テユンと結婚し、裕福な暮らしを送っています。 そんなある日、ホンリョンがとある老女と出会ったことで、2人の人生は再び交わるのですが……。
【ネタバレ】「チャンファとホンリョン」を結末まであらすじ解説
【序盤】裏切りと転落の始まり
ホンリョンは高校時代、交通事故を起こして大学進学の道を閉ざされてしまいました。現在はシングルマザーとして一人娘のギルナンを育てながら、必死で生計を立てています。 実は事故の加害者はホンリョンではなく、当時親友だったチャンファ。彼女はホンリョンが泥酔状態だったことを利用して罪を着せたのです。チャンファは天才工学者であり、実業家のカン・テユンと結婚し、何不自由ないセレブ生活を送っていましたが……。 チャンファの義母ジョンスクは、チャンファが息子と結婚するために妊娠を偽装したこと、テユンの会社の保安員と不倫関係にあることを知っていました。そんな悩みの種である義母が認知症を患ったことで、チャンファのストレスは極限に達します。
【中盤】複雑化する人間関係
ジョンスクはチャンファによって置き去りにされ、偶然にもホンリョンに保護されました。 必死で母親を探し、自宅があるソウルへ連れ戻したテユン。怯える義母に辟易したチャンファから、「ホンリョンに世話を手伝ってもらおう」と提案されます。ホンリョンは町金融の融資を受け、住まわせてもらうお礼として保証金をチャンファに渡しました。 すべてが順調に思えた矢先、ジョンスクが記憶を取り戻し始めたことで、「チャンファが自身の不倫を知る義母を殺そうとした」という疑惑が生じます。 実はチャンファが不倫していた相手は、ホンリョンの義弟でもあるイム・ヒョク。テユンがその事実に勘づく中、ヒョクは証拠となる映像を消そうとしていました。
【後半】恋の行方はどうなる?
ホンリョンは事故の被害者であるスチャンの協力も得て、ついにチャンファの裏切りを知ります。 当のチャンファは、夫であるテユンとホンリョンが惹かれ合っていることに気付き、ホンリョンを家から追い出そうと画策していました。ギルナンの父親がホンリョンの元恋人パク・ソクトゥだと突き止め、彼をも利用しようと考えます。 テユンがチャンファに離婚を迫る一方で、ソクトゥはギルナンの親権を主張するのでした。 義母を捨てた事実を認めるも、ホンリョンへの逆恨みを募らせていくチャンファ。テユンとの離婚が決まった後も、自殺未遂を犯すなどの奇行に走り始めました。テユンとホンリョンの結婚式当日、チャンファの妊娠が発覚し、彼女は子どもを盾にテユンを取り戻そうとします。
【ラスト】「チャンファとホンリョン」最終回の行方は?
テユンはチャンファの父親に懇願され、チャンファの病室を訪ねることにします。赤ちゃんの心音を聞く姿を見て、ホンリョンは彼の前から姿を消そうと決意しました。 そこへテユンが追いかけてきて、2人だけの結婚式を挙げるホンリョンたち。喜びも束の間、チャンファの父親から連絡を受けたテユンの叔母が帰国します。叔母はホンリョンを敵視し、テユンとの仲を引き裂こうとするのでした。 DNA鑑定の結果、子どもの父親はテユンではなく、不倫相手のイム・ヒョクだと判明します! 真相が明るみに出る中、義母の「あなたを許す」という遺書に涙を流すチャンファ。その言葉に救われ、ひとりで田舎の漁村に移って隠遁生活を始めました。しかし、お腹の子は早産児として産まれ、連絡を受けたホンリョンは必死で彼女を支えます。 その後、故郷に戻って暮らしていたホンリョン。ある日、目の前にテユンが現れ、一度は諦めかけた愛をようやく掴むことができました。 そして数ヶ月後、チャンファが無事成長した赤ちゃんを連れ、ホンリョンに会いに来るのでした。
【見どころ】実話をもとにしたリアルな物語
「チャンファとホンリョン」は、朝鮮時代の古典小説『薔花紅蓮伝』がモチーフになっています。 認知症の姑を置き去りにした嫁という、衝撃的な実話をもとに描かれた『薔花紅蓮伝』。韓国では古典怪談として広く知られており、何度も映画化されてきました。本作もその内容をベースとして、嫉妬と愛憎、そして家族愛の再生をテーマにした物語です。 国や性別を超え、多くの共感を呼ぶ普遍的なストーリーだからこそ、放送から15年ほど経った現在でも愛され続けているのでしょう。
【名シーン】「チャンファとホンリョン」衝撃回3選
チャンファとホンリョンが抱える問題にハラハラする第22~24話
義母ジョンスクの記憶が戻るにつれて、チャンファの不倫疑惑が現実味を帯びていきます。決定的瞬間を見られたことを理由に、チャンファが義母を捨てた可能性が出てきました。 一方、ホンリョンは友人のゴンミと一緒にオムライス店をオープン。そこへ高利貸しが押しかけ、ゴンミたちまで巻き込む騒動になってしまいます。その上、チャンファの浮気相手の正体が、テユンの会社で保安員をしているホンリョンの義弟イム・ヒョクだと判明しました。
対立が激化する第50~52話
テユンは母親の健康のため、「(ジョンスクを)ホンリョンが暮らす家へ移す」と宣言します。 その後、逆上したチャンファにホンリョンが啖呵を切るなど力関係が大きく変動。チャンファはホンリョンの娘ギルナンに対し、「あなたの父親は生きている」と知らせる強硬手段に出ます。周囲の人々を巻き込みながら、チャンファとホンリョンの対立は激化していくのでした。
感動の結末を迎えた最終回
テユンを諦めようとするホンリョンのもとに、ジョンヘ&ヒョンギュ夫妻が現れました。夫妻から「(ホンリョンの)おかげで養子縁組の決心が付いた」と聞き、喜びを噛み締めるホンリョン。そこへテユンがやって来て、2人はようやく結ばれることができました。 それから数ヶ月後、母となったチャンファが赤ちゃんを連れてホンリョンを訪ねるのでした。
【キャスト】主要キャストの現在の活躍を紹介!キャスト変更の理由は?
チャンファ役/キム・セア
ヒロインのユン・チャンファは美人でスタイルが良く、計算高い性格。高校時代には女優を目指していました。 演じたキム・セアは、1996年にドラマ『愛しているなら』で女優デビュー。本作への出演後、ドラマ『モンスター~その愛と復讐~』(2016年)や『彼女たちの完璧な一日』(2025年)などに出演し、現在も女優としての活動を継続中です。
ホンリョン役/ユン・ヘヨン
もう一人のヒロインであるホンリョンは、気さくで豪快な性格のシングルマザーです。 演じたユン・ヘヨンは、1993年にSBS公開採用3期タレントとしてデビューしました。近年は『三番目の結婚』(2023年)などに出演し、母親役やヒロインのサポート役で存在感を発揮。地上波ドラマでも安定した活動を見せ、現在も第一線で活躍しています。
ピョン・ジョンスク役キャスト代役の背景
カン・テユンの母ピョン・ジョンスク役については、中盤でキャスト変更が行われています。 当初はベテラン女優ヨ・ウンゲが演じていましたが、実は彼女は撮影前からガン闘病中であり、病状の悪化にともなって降板が決定しました。本作はヨ・ウンゲの遺作となり、代役には実力派女優のチョン・ヤンジャが抜擢されています。
『チャンファとホンリョン~裏切りと復讐の女たち~』あらすじとネタバレを解説
ドラマ『チャンファとホンリョン~裏切りと復讐の女たち~』のネタバレあらすじを解説しました。 2009年当時に韓国の主婦たちを熱狂させ、今なお愛され続けている本作。いつの時代でも共感できる復讐劇になっているので、ぜひ観てみてくださいね!









