2026年5月26日更新

『国宝』三浦貴大演じる竹野哲平の登場シーンは?原作との違いも解説!ラストの熱い拍手に思わず涙

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『国宝』
©吉田修一/朝日新聞出版 ©2025映画「国宝」製作委員会

映画『国宝』で主人公・喜久雄を最後まで応援した「三友」社員の竹野哲平。この記事では、竹野哲平の基本プロフィールや登場シーンを振り返り、本作ので役割を解説します。

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『国宝』三浦貴大演じる竹野哲平のプロフィール

名前 竹野哲平
年齢 登場時(原作)は新入社員(20代~30代?)
所属 「三友」社員
俳優 三浦貴大

竹野哲平は、歌舞伎興行を手がける「三友」の社員です。初めて三友社長から喜久雄を紹介された時は歌舞伎に興味がなく、少々反発した態度をとっていました。 しかし喜久雄の舞台を見るうちに、歌舞伎の面白さと歌舞伎役者の素晴らしさを実地で体験。喜久雄を応援し、共に成長し、最後まで彼の味方でいた人物の1人となります。

竹野哲平の初登場は?登場シーンをおさらい

初登場から喧嘩勃発?「歌舞伎なんてただの世襲」その本心とは

『国宝』 三浦貴大 嶋田久作
©吉田修一/朝日新聞出版 ©2025映画「国宝」製作委員会

竹野哲平が初めて登場するのは、喜久雄と俊介が「二人道成寺」を演じた後、梅木社長とともに楽屋へ挨拶に行ったシーン。ここで梅木が二人道成寺を京都の南座でかけてみようと言い出し、2人の大舞台が決まりました。 ところがそこで竹野は喜ぶ喜久雄に「歌舞伎なんて、ただの世襲だろ?今は一緒に並べてもらってても、最後に悔しい思いして人生終わるのアンタだぞ」と、お祝いムードに直球で水を差します。竹野は歌舞伎の血統主義や世襲制を嫌っていたようです。 しかしこのセリフには、実は喜久雄の行く末を気にかけているような優しさも感じられます。

辛い時期の喜久雄に「元気そうだな?」と声をかける

竹野は歌舞伎界から姿を消した喜久雄の辛い時期に、「元気そうだな?」と笑いながら声をかけて様子を見に来ています。落ちぶれていく喜久雄を明らかに気遣っており、冷笑家に見えた竹野の優しさがこのシーンに表れていました。

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喜久雄を「3代目」と呼び続けた唯一の男

竹野は最後まで喜久雄を「三代目」と呼び続けた人物。喜久雄が三代目半二郎の名を襲名した後、正当な血筋ではない喜久雄を冷ややかな目で見る人も多い中、竹野だけは変わらず「三代目」と呼び続けていました。

ラストシーンでは喜久雄に誰よりも熱い拍手を送る

喜久雄が人間国宝になった時、竹野は「あんなふうには、生きられないよなぁ」と呟いていました。それは彼の本音であり、喜久雄の波乱万丈な歌舞伎人生を見守り続けた竹野だからこそ、実感を込めて言える言葉だったのかもしれません。 初めの出会いから一貫して竹野は「血筋より実力が認められるべき」だと強く願っていた人物であり、彼の成長と成功を心から喜んでいたと思われます。「あんなふうには生きられない」という言葉は感嘆と同時に、一観客としての自然な感想を代弁したものでもありました。

映画『国宝』において竹野哲平は誰よりも観客に近い存在

竹野は登場人物の誰よりも観客の立場に近い存在であり、歌舞伎界に関わりながらも一般人の感覚を持っていた人物といえます。現実離れした歌舞伎の世界と観客側の世界を繋ぐ重要な役割を果たしていました。 竹野がずっと喜久雄の成長を見守っていた姿は観客と同じ視点であり、彼の最後の呟きによって喜久雄が「人間国宝」という稀有な存在になったことを改めて実感させられるのです。

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原作小説における竹野はどんな人物?映画との違いを解説

映画の竹野は前述のように、初めは歌舞伎界自体を冷笑的に客観視した人物として登場し、重要な場面で度々現れ、最後には人間国宝となった喜久雄に熱い拍手を送っていました。原作小説の竹野も概ね映画と同じ登場のしかたではありますが、中盤に俊介の復活劇に直接介入するなどさらに大きな役割を担っています。 竹野は中盤で三友から大阪のテレビ局に出向しており、マスメディアを使って巧みに俊介の歌舞伎界復帰を手助けしています。最後まで三友社員として喜久雄の舞台興行に関わっており、映画では「鷺娘」を春江と一緒に見ていていました。

『国宝』竹野哲平役のキャストは三浦貴大!

三浦貴大

映画『国宝』で竹野哲平を演じたのは、三浦貴大です。本作の中で観客と同じ視点を持つ人物として描かれていた竹野を自然体で演じ、竹野の存在によりリアリティを持たせることに成功しています。 三浦貴大は2010年に映画『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』で俳優デビューし、2011年には『学校をつくろう』で映画初主演を務めました。実写映画「キングダム」シリーズでは尾到役を演じています。

『国宝』三浦貴大演じる竹野哲平は誰よりも喜久雄の実力を信じた男

誰よりも喜久雄の実力を信じ、彼の人生を見守り続けた竹野。観客の気持ちを代弁する役割を担っているため、竹野の視点で本作を鑑賞するとまた違う味わい方ができるかもしれません!映画『国宝』は、2026年6月6日からAmazonプライム・ビデオで見放題独占配信がスタートします。