カヤ・スコデラリオの芯の強さはどこから?「バイオハザード」シリーズの新ヒロインに抜擢!
カヤ・スコデラリオが美しすぎる!韓流スターもメロメロな魅力の根元に迫る
実写映画「バイオハザード」シリーズをリブートする新作映画の公開が2021年に決定し、新ヒロインに抜擢されたイギリス人女優カヤ・スコデラリオ。 抜群の美貌とプロポーションを誇る彼女は、韓国人俳優キム・スヒョンや「SHINee」のメンバー、テミンとkey、さらにBTS(防弾少年団)のVまでもが好みの女性だと公言した人物としても話題です。 この記事では、そんな美しすぎるカヤ・スコデラリオの生い立ちや私生活、デビューからこれまでの活躍などをまるっと紹介します。
カヤ・スコデラリオの基本プロフィール
カヤ・スコデラリオは1992年3月13日生まれ、イギリス出身の女優です。イギリス人の父とブラジル人の母の間に生まれました。 幼い頃に両親が離婚したため母に引き取られ、父は18歳の時に他界しています。ブラジルの文化に囲まれて育ったため、イギリス料理よりもブラジル料理を作ることが多く、母親との日常会話も英語ではなくポルトガル語なのだとか。 彼女の死ぬまでにしたいリストのひとつは、ブラジルに1年間住むことだそうです。 2007年に海外ドラマ『スキンズ』でデビューし、14歳で子役としてキャリアをスタート。映画『嵐が丘』(2011年)ではヒロインのキャシーを堂々と演じ切り、高い評価を得ました。そして今回、「バイオハザード」シリーズの新ヒロインに抜擢され、さらに注目を集めています!
カヤ・スコデラリオの豊富な人生経験、辛い過去を乗り越えて
実は文字が読めない!?苦労人のカヤ
カヤ・スコデラリオは学習障害の一種、失読症であることを明かしています。中学校時代はいじめに遭っており、唯一好きだったのが演技の授業でした。 演技の先生の勧めで、『スキンズ』の一般公募オーディションを受けることにしたカヤ。オーディション当日、当時14歳の彼女は不安に襲われ、会場の目前で引き返そうとしました。 その時に話を聞いてくれた男性が同作の脚本家で、製作側が求める“リアルな10代像”に合致したこともあって、見事合格したのです。この時期には実の父とも連絡を取るようになりましたが、父は2010年に死去し、詳しい死因も不明とされています。 学習障害や家族の不幸といった苦難を乗り越え、現在のカヤ・スコデラリオがあるのですね。
これまでの恋愛遍歴、共演者との恋も!
美しすぎるハリウッド女優は恋愛遍歴も華やかで、『スキンズ』の共演者だったジャック・オコンネルとは、2008年から2009年まで交際しました。 2009年から2014年には、2歳年上のイギリス人俳優エリオット・ティッテンソーと約5年交際し、このまま結婚するのでは?と噂されたことも。破局した翌月、2014年に映画の撮影で出会った10歳年上のアメリカ人俳優、ベンジャミン・ウォーカーと交際を開始します。 その約2ヶ月後、2014年12月に婚約を発表。2016年1月に結婚し、結婚5周年を迎えた2020年には結婚式の2ショット写真を自身のInstagramに投稿しました。 夫のベンジャミンの方は再婚で、2011年にメリル・ストリープの娘で女優のメイミー・ガマーと結婚したのち、2013年に離婚しています。
現在の私生活、母親業と仕事の両立方法も
ベンジャミン・ウォーカーとはロンドンとニューヨーク間の遠距離恋愛だったため、結婚を機にカヤがニューヨークに引っ越しました。 2016年末には、第1子となる男児を出産。睡眠不足になってしまい、体力的に厳しい撮影もあるようですが、新米の母として仕事との両立に奮闘中です。夫とは子育てを完全に二分し、時には撮影現場に息子を同行させるなど、固定観念にとらわれない方法を取っているとのこと。 ちなみに彼女が飼っている犬は、名アクションスターのアーノルド・シュワルツェネッガーにちなんで「アーニー」というそうです。彼の出演作では『ターミネーター』(1984年)がお気に入りで、大ファンの彼と直接会った際には気絶するかもしれない、とも語っています。
モデルとしても活躍!美しすぎるカヤ・スコデラリオ
カヤは女優業と並行して、10代の頃から一流モデル事務所「Models 1」に所属し、モデルとしても早くから頭角を現していました。 一見、長身に見えるカヤですが、実は身長168cmと海外モデルにしてはやや小柄。ショーモデルとしてではなく、雑誌を中心に活動していました。ファッション誌としては他の追随を許さない「VOGUE」、「エル(ELLE)」などのカバーガールを務めた経験も! 女優転向後も、様々な雑誌のカバーを飾っているカヤ・スコデラリオ。2019年にカルティエが発表した、「クラッシュ ドゥ カルティエ」シリーズのイメージキャラクターにも選ばれました。
運動は大嫌い!?体型維持は?
カヤ・スコデラリオは女優の他にもモデルとして活躍し、素晴らしいプロポーションを維持していますが、運動は大嫌いだそうです。 スポーツは1度も好きになったことが無く、「運動もしないし、たくさん食べる。私って最低ね」と、少し自嘲気味に明かしています。こうした自然体なところが彼女の魅力なのかもしれません。
ファッションのこだわり
カヤは“ロンドン娘”なだけに、ケイト・モスに憧れているのだそうです。 クラシカルな女性らしさを持つシャネルを好んで着ていることもあれば、タフな女性の気分を味わいたい時はエッジーでクールな雰囲気のルイ・ヴィトンを着ると語っています。 シャネルやルイ・ヴィトンなど有名ブランドを着こなす一方で、古着のコーディネートも好きな様子。オールマイティな着こなし術を得意とするのは、ファッションの盛んな故郷、ロンドンのカムンデンタウンの影響が大きいのかもしれないですね。
「若い女性でも強い女性になれる」作品選びへのこだわり
カヤ・スコデラリオは作品選びにこだわりがあり、ただのガールフレンドなど「薄っぺらい女性の役は演じたくない」と語っています。 両親の離婚後、不自由だった英語を勉強して女手ひとつで育ててくれた母を「世界一強い女性のひとり」だと言い、尊敬しているカヤ。彼女にとって、”若い女性たちも強い女性になることができる”というメッセージを送ることは、大切な役割だと認識しているようです。 そのため、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズの出演契約をする際、製作側に“男性のお飾り的なガールフレンド役ではない”ことを何度も確認したのだとか。大作のヒロイン像が、自立していてユーモアもあり、自分を持っている女性だった点に感動したと明かしました。 美しいルックスはもちろん、聡明でブレない芯の強さが人気の理由かもしれませんね。
カヤスコデラリオ出演映画を総おさらい!
「スキンズ」シリーズ(2007年~2013年)
カヤ・スコデラリオをブレイクに導いた『スキンズ』は、2007年から2013年4までに全7シーズン放送された、イギリスの人気ドラマシリーズ。 ブリストルを舞台に、家族間の問題やいじめ、同性愛や友人の死といった悩みに翻ろうされる若者の姿をおしゃれに描いた青春ストーリーです。カヤが演じたエフィーは、男女問わず人気を集める小悪魔キャラで、傷つきやすい一面も持つ役柄でした。 本作は後に「X-MEN」シリーズなどで活躍するニコラス・ホルト、デーヴ・パテールらを輩出しており、カヤは共演者全員のファンを公言しています。彼らからは多くのことを学べるため、放送終了後も交流が続いているそうです。 また先述のとおり、本作で共演したジャック・オコンネルと約1年間交際していました。
『月に囚われた男』(2010年)
映画デビュー作となったのは、2009年に公開された映画『月に囚われた男』です。 宇宙飛行のサム・ベルは、地球の主要エネルギー資源であるヘリウム3の採掘のため、月の裏側の通信施設にたったひとりで派遣されることに。通信機の故障が発生し、限られた手段で3年に及ぶ孤独と対峙することになった様子をサスペンスフルに描きました。 この作品でカヤは、主人公であるサム・ベルの1人娘、イヴ・ベルを演じています。基本的にサム・ロックウェル演じるサムの孤独な戦いを主軸に置いた1人芝居であるため、カヤの出番は通信シーンや幻覚のみ。彼女のデビュー作品はSF作品だったのです。
『嵐が丘』(2011年)
イギリス人作家エミリー・ブロンデの長編小説を原作に、アンドレア・アーノルド監督がカヤ・スコデラリオを主演に迎えて映画化した『嵐が丘』。 黒人の少年ヒースクリフは、イギリス・ヨークシャーの荒野に建つ館「嵐が丘」に連れてこられ、主人の娘キャサリンと惹かれ合います。しかし、孤児であり黒人でもある彼に対する大人たちの仕打ちは酷く、成長したヒースクリフは一家への復讐を決意します。 カヤはヒースクリフと恋に落ちるものの、身分の差から結ばれること無く、上流階級の男性の妻となるヒロイン・キャサリンを演じています。これまで何度も映画化されてきた原作を新たな視点から捉え、ヒースクリフを黒人という設定に変更したことも注目されました。
「メイズ・ランナー」シリーズ(2014年~2018年)
カヤ・スコデラリオはSFスリラー映画『メイズ・ランナー』でヒロインのテレサを演じ、2014年にハリウッドデビューを果たしました。 物語の舞台は、毎晩形を変える難攻不落の巨大迷路「グレード」。突如、迷路に送り込まれた若者たちが脱出口を見つけ出すため、生死をかけた戦いに挑むサスペンスです。カヤが3部作を通じて演じたテレサは、グレードに最後にやって来た女性。 第2作目「砂漠の迷宮」でのテレサの裏切りは賛否を巻き起こしましたが、カヤ自身は大義のための裏切りを理解できると擁護しました。 共演者たちはとても仲が良く、初対面で「飛行機の中ではおしゃべりになるからよろしく」と、カヤが話しかけたのがきっかけだったと本人が明かしています。 この『メイズ・ランナー』の原作は若い世代に人気の小説です。それだけに、キャスティングは難航しましたが、ウェス・ボール監督はカヤの“スーパーモデルのような美とは違う、ナチュラルな美しさ”に注目し、テレサ役への起用を即決しました。
『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』(2017年)
2003年に第1作目が公開されて以来、世界中で大ヒットとなり多くのファンを持つ「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ。その最新作「最後の海賊」(2017年)にて、ヒロインに大抜擢されたのがカヤ・スコデラリオです。 カヤが演じるカリーナ・スミスは天文学者で、女性が学ぶことが許されなかった時代に、大学で学ぶために戦っていました。 自分自身の手で、伝説のポセイドンの槍を探す旅に出たカリーナ。彼女と時を同じくして、海の死神サラザールの脅威を阻むべく、ジャック・スパロウも槍を探していました。父ウィルの呪いを解くため、ヘンリーもこの槍を必要としており、それぞれの思惑が交錯していくのです。 伝説の秘宝を通じて、浅からぬ因縁を持つ者たちが集結!カリーナは槍の在り処の手がかりとなる日記を持っており、ストーリーのキーパーソンでした。
『クロール -凶暴領域-』(2019年)
動物パニック映画の定番「サメ」を題材に、『ルイの9番目の人生』(2016年)のアレクサンドル・アジャ監督が映画化したパニックスリラーです。 カヤ演じる女子大生ヘイリーは、巨大ハリケーンに襲われたフロリダ州に住む父と連絡がつかなくなり、彼の家まで探しに行くことに。浸水した地下室で気絶している父を見つけたものの、突如、巨大アリゲーターに襲われ、絶望的な状況に追い込まれていくのでした。 本作の製作を担当したのは、「死霊のはらわた」シリーズのサム・ライミ。アジャ監督とともにワニの生態を研究し、リアルで恐ろしいアリゲーターのビジュアルを実現しました。 獲物を咥えたまま回転するアリゲータの必殺技「デスロール」が、観客を不可避の恐怖に陥れます。
サバイバルホラーの金字塔「バイオハザード」シリーズの新ヒロインに決定!
サバイバルホラーゲームの⾦字塔を、主演のミラ・ジョヴォヴィッチ、ポール・W・S・アンダーソン監督のタッグで実写映画化した「バイオハザード」シリーズ。 全世界興⾏収⼊総額12億ドルを突破した同作のリブート企画が始動し、主役のクレア・レッドフィールド役にカヤ・スコデラリオが決定しました。ゲームお馴染みのキャラが集結し、全ての始まりである1998年のラクーンシティを舞台に、全く新しい物語が展開! 原作ゲームのクレアは、ゾンビ化する「T-ウイルス」に対し完全な抗体を持つ少女で、音信不通になった兄クリスを捜してラクーンシティを訪れます。前シリーズでは原作と全く違う設定に変更されましたが、今回はどのように描かれるのでしょうか。 リブート版の監督、脚本はヨハネス・ロバーツが務め、2021年に劇場公開される予定です。
悲しみを乗り越えて!大きく羽ばたくカヤ・スコデラリオの未来に注目
女優でファッションモデルという華々しい経歴をもつカヤ。過去には両親の離婚、さらに実父の死という不幸を経験しながらも、見事に羽ばたきました。 近年は「パイレーツ」シリーズ、そして新作映画『バイオハザード』と活躍の場を広げ、1児の母として仕事と子育ての両立を目指しています。いわゆる「ワークママ」のロールモデルとなり、若い世代に希望を与えてくれることでしょう。今後も応援していきたいですね!