映画『ジョン・ウィック』のあらすじ・キャスト・公開日【キアヌ・リーブス復活!】

2017年7月6日更新

キアヌ・リーブス最新作にして復活作と謳われる映画『ジョン・ウィック』が2015年10月16日に公開されます。殺し屋、マフィアといった裏社会が舞台となっており、迫力のある銃アクション"ガン・フー"にも注目です。あらすじやキャスト、予告編などの情報をまとめました。

キアヌ・リーブス完全復活!映画『ジョン・ウィック』予告編

既に予告編が公開され、実力派俳優達のノンストップアクションが話題となっている本作『ジョン・ウィック』。マスコミやメディアは本作品を「キアヌ・リーブス復活」とこぞって取り上げ、世界興行収入7800万ドルをも超える空前の大ヒット作品となりました。傑作『マトリックス』『スピード』『コンスタンティン』以来、出演映画に恵まれなかったキアヌ・リーブスが、本作でその本領を遺憾なく発揮しています。

復讐がテーマとなっていて、キレのあるアクションも見どころのひとつである『ジョン・ウィック』。ラーメン好きだったり“ぼっち”画像や私服に関してなど、日本でも何かと話題になっている親しみやすいイメージのある俳優キアヌ・リーブスが、本作ではそんな優しげなイメージを覆すほどに暴力の限りを尽くします!

監督は、『マトリックス』シリーズなどのスタントを務めて、独自のアクションの世界観を作り上げてきたチャド・スタエルスキーです。早くも続編が決定している本作、見逃せない1作となりそうです。

遠藤憲一が予告編にナレーションとして参加!

『ジョン・ウィック』予告編 遠藤憲一Ver.

本作の予告編で、キアヌ・リーブスの代表作『マトリックス』ぶりに、遠藤憲一が再びナレーションを担当しています。マトリックスのイメージそのまま、囁くような声で語っています。

話題の映画『ジョン・ウィック』のあらすじをチェック!

暗殺者として裏社会で伝説的に恐れられていたものの、一人の女性との出会いがきっかけで裏社会から足を洗い、社会の片隅で静かに暮らしていた主人公ジョン・ウィック。病による妻の死で悲しみにくれる中、突然ロシアン・マフィアによって平穏な日常全てを奪われてしまう。

妻の言葉を胸に、抑え続けていた彼の心の糸がプチっと切れる。怒りと憎しみに支配されたジョン・ウィックが再び暗殺者として闇の世界へ降り立ち、壮絶な復讐劇が幕を開ける。

犬を殺された恨みが、キアヌを鬼へと変貌させる!

本作でキーワードとなるのが、キアヌが亡き妻から送られた犬の存在。車泥棒を生業とするマフィアの一員ヨセフ(アルフィー・アレン)に愛車の「1969年式マスタング」を奪われ、更に妻から贈られた犬を殺されてしまったことによって、ジョン・ウィックの殺しのスイッチが入ってしまいます。殺して殺して殺しまくる!まさに復讐に燃える鬼と化したジョン・ウィックの、100倍返しの復讐物語なのです。

キアヌは犬との共演についてインタビューでこう語ります。

「犬がいるシーンはよりリアルに見えるような気がするんだ。しかも犬は、すごくイノセントな存在だから、みんなに殺されそうになっているジョンにとっては、唯一癒される存在だった。映画を見ている人たちもすぐに感情移入できると思うしね。それがこの映画の醍醐味のひとつでもあったと思う。」

(c)日之出出版『DVD&ブルーレイVISION 10月号』 取材・文/中村明美

登場シーンとしては多いわけではない犬の存在が、物語全体に説得力を与えている。きっと観客もジョン・ウィックと同じ立場になって、マフィアへの復讐の炎を燃やすことになるでしょう。

映画『ジョン・ウィック』キャスト

キアヌ・リーブス/ジョン・ウィック

伝説の殺し屋として、裏社会の同業者も震え上がるほどの腕を持ち、名を轟かせていた主人公のジョンウィックを『スピード』『マトリックス』のキアヌ・リーブスが演じます。

ミカエル・ニクビスト/ヴィゴ・タラソフ

かつてのジョンの雇い主であり、ヨーロッパ一勢力を誇るマフィアのボスでもあります。ジョンの全てを奪い、復讐劇の発端となった人物です。彼を演じるのが、『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』に出演しているミカエル・ニクビストです。その後『ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル』の悪役にも抜擢された、演技派俳優です。

アルフィー・アレン/ヨセフ・タラソフ

マフィアのボス、ヴィゴ・タラソフを父に持つドラ息子で、車強盗で生計を立てています。うっかりジョンの車を強盗し、愛犬をも殺してしまったことにより、ジョンの逆鱗に触れてしまいます。そんなドラ息子を演じるのがアルフィー・アレンで、最近では2014年『ゲーム・オブ・スローンズ』に出演していました。

エイドリアンヌ・パリッキ/ミズ・パーキンス

本作唯一の女性の殺し屋で、男性も震えるほどの戦闘能力の持ち主です。協調性はなく、利己主義的な一面もあります。そんなミズ・パーキンズを演じるのが、人気海外ドラマ『SUPERNATURAL スーパーナチュラル』で一躍話題となったエイドリアンヌ・パリッキです。

ブリジット・モイナハン/ヘレン

暗殺者であったジョンの心を許した亡き最愛の妻、ヘレン。死に際に犬を贈った心優しき妻を演じるのは、ブリジット・モイナハンです。最近では2011年『世界侵略:ロサンゼルス決戦』に出演していました。

ウィレム・デフォー/マーカス

ジョン・ウィックの旧友であり、ジョンにも劣らぬ腕を誇る暗殺者。マフィアの首領ヴィゴからジョンの暗殺を依頼されながらも揺れるこのキャラクターを演じるのは、『プラトーン』を始め数多くの話題作に出演してきた名優ウィレム・デフォー。

『ジョン・ウィック』を傑作に導いたキアヌのアクションに対する熱意

小細工無しに全体像をみせ、美しい映像と共にストーリーを語る最高のアクションを魅せる本作『ジョン・ウィック』ですが、監督の功績は勿論のこと、キアヌ・リーブスのアクションに対するアツい想いがここまでの成功を呼ぶこととなったのでしょう。『スピード』『マトリックス』等であらゆるアクションの在り方を学び、2014年には『ファイティング・タイガー』というアクション映画を自ら監督するほどにこだわりを見せています。

キアヌはインタビューで、「『マトリックス』など過去に出演したアクション映画の体験が活かされたか」という質問に対して、こう語ります。

「もちろん『マトリックス』の経験が活かされたね。それから、『フェイク シティ ある男のルール』も随分と役に立ったよ。」「古典的でかつ新しいアクションを展開してみせたから、ものすごく大変だった。でも僕はそういう試練に立ち向かうのが好きなんだ。だから、すごくやり甲斐のある役だったよ」

(c)日之出出版『DVD&ブルーレイVISION 10月号』 取材・文/中村明美

興行的に成功しなかった作品の中でも、俳優として確かな成長を遂げていたからこそ、『ジョン・ウィック』という作品でその努力の結晶が実を結んだのではないでしょうか。

新たなアクションの在り方を切り拓く、最強の“ガンフー”!

今までに見たことのない接近戦型の襲撃戦は、『ジョン・ウィック』でチャド・スタエルスキー監督が開発したという「ガン・フー」という銃術です。予告でのこの銃術アクションに魅せられる方が続出中で、話題になっています。

名前の由来は「カンフー」と「ガン(銃)」との組み合わせからきており、日本武術の「カタ(型)」をも入れ込んでいるそう。本作品では主に二挺拳銃を使用してアクションが繰り広げられています。この銃術は動画をご覧のとおり、かなりの近接戦闘に持ち込む事で、多数の敵を短時間で倒す戦闘技法とされています。

この技を考案したのは『リベリオン』の監督であるカート・ウィマーと、殺陣を担当したジム・ヴィッカースだと言われています。キアヌ・リーブスによる、最新の「ガン・フー」に期待が高まります。

そんなキアヌ・リーブス復活作にして彼の情熱がたくさん詰まったアツい映画『ジョン・ウィック』は、2015年10月16日より日本公開です。