『ゲーム・オブ・スローンズ』の意外な事実とトリビア
みんなが知っている『ゲーム・オブ・スローンズ』とは違っていたかも
『ゲーム・オブ・スローンズ』は、ジョージ・R・R・マーティン作のファンタジー小説シリーズ『氷と炎の歌』を原作にした、HBOテレビドラマシリーズです。 舞台は中世ヨーロッパで、歴史ファンタジー戦記かつ壮大叙事詩。 その世界で王位争奪戦が繰り広げられ、様々な人間模様が描かれます。ファンタジー戦記という側面を持ち合わせながら、人間同士の陰謀や裏切り、そして恋愛関係など、みどころがたくさんあるドラマシリーズです。 大人気ドラマシリーズの『ゲーム・オブ・スローンズ』のトリビアを紹介します。
1.スターク家の子供たちが飼う狼は出てこなかった?
制作当初、狼たちが子役や俳優の動きに合わせて演技をすることは構成の問題上困難だと判断され、いくつか考えられた代案の中には大幅に出番が削られたものもあったそうです。 物語が進むにつれて、重要な役割を果たすようになった彼らの出番が無くならなくて良かったですね。
2.『ゲーム・オブ・スローンズ』は映画として発表するはずだった?
原作者であり、脚本も担当しているジョージ・マーティンは、原作をドラマの脚本にするために多くのシナリオをカットするはめになりました。その結果、映画化を勧められたそうですが、内容が濃すぎて映画では伝えきれないと断ったそうです。
3.エミリア・クラークはデナーリス役の第一候補ではなかった
エミリア・クラークのはまり役であるマザーオブドラゴンズことデナーリスは、元々タムジン・マーチャントがキャスティングされる予定でした。エミリアが第1候補ではなかったのが驚きですね。
デナーリスは、自分の夫を殺すはずだった
作者のマーティンは、デナーリスがドラゴンの母になる設定を作る上で、様々なプロットがあったと語っています。その1つが彼女が自分の夫を殺すということだったのです。
4.アリアとティリオンは恋におちるはずだった?
純粋な役どころのアリア・スタークですが、原本では、どろどろの三角関係にあったそうです。その発端となるはずだったのが、ティリオンがアリアに思いを寄せるプロットだったとか。さらに、元々アリアは今の様に勇敢で多くの難関を乗り越える役ではなかったそうです。
5.ティリオンはスターク家ともっと仲良くなるはずだった
兄弟であるジェイミーに裏切られ、親族の多くを殺した罪に問われるはずだったティリオンは、スターク家の味方になるはずだったそうです。
6.メリサンドルは、サーセイの予定だった?
メリサンドルの陰険な感じをうまく演じているカリス・ファン・ハウテン。もともと彼女はサーセイの役のオーディションに呼ばれていましたが、予定が合わなかったそうです。
7.ジョン・スノウは家族よりも任務を優先させていた?
元々、エダード・スタークが処刑された後、妻キャトリンは2人の息子と故郷ウィンターフェルに戻る予定でした。その際にジョン・スノウも一緒に連れて行くという案があったそうです。 しかし、そのときすでにジョンは冥夜の守人(ナイツ・ウォッチ)としての任務に付いていたので、キャトリンたちと行動をともにすることはありませんでした。 ドラマでは、そういった事情もあり、キャトリンは最初からジョンに故郷に帰ることを提案していません。
8.マンス・レイダー役は、ドミニク・ウェストに依頼していた
野人たちのリーダー、マンス・レイダーを演じていのは、ドラマシリーズ「犯罪捜査官アナ・トラヴィス」のジェームズ・ラングトン役で知られるキーラン・ハインズ。 元々は、「アフェア 情事の行方」シリーズで知られるアメリカの俳優ドミニク・ウェストがレイダー役を打診されていたそうです。 しかしアイスランドでの撮影で家族と離れ離れになるのは嫌だという理由で断っていたそうです。
9.サンサとジョフリーに子供がいる設定
原作では、サンサはジョフリーの裏の顔を知った上で、家族を捨てるという行動に出ました。さらに、本当なら、家系を強くするために子供を産み、自分の家族を捨ててジョフリーとその子供の味方になる予定でした。
10.血の結婚式は無かった
Robb Stark played by Richard Madden. SHARE: http://t.co/i7fp3Q14 #gameofthrones #apriliscoming
— Game of Thrones (@GameOfThrones) February 13, 2012
ウォルダー・フレイの娘を嫁に迎えるという約束を反故にして、ほかの女性と結婚してしまったロブ・スターク。その復讐として結婚式でスターク家が全員惨殺されるという「血の結婚式」の残酷さは多くの批判を受けました。 もともとロブは戦死する予定だったようです。