ブルース・ウィリス出演のおすすめ映画8選 アクションだけじゃない幅広いジャンルで活躍
アクションだけじゃない!ブルース・ウィリス出演のおすすめ作品を紹介
ブルース・ウィリスはドイツ生まれのアメリカ人俳優で、代表作も多数。プロデューサー、ミュージシャンなどもこなすマルチな活躍でも知られています。 コメディ、ドラマ、アクションと幅広ジャンルで活躍しており、映画界でゆるぎない地位を確立しているハリウッドスターです。 今回は、そんな彼のおすすめ出演作品を紹介しましょう。
「ダイ・ハード」シリーズ(1988~2013年)
「世界一ツイてない男」が繰り広げる最高のアクション
ブルース・ウィリスを一躍スターの位置へと押し上げるきっかけとなった『ダイ・ハード』(1988年)。本作は、悪いときに悪い場面に居合わせてしまう“とことんツイてない”刑事ジョン・マクレーンが活躍するアクション映画です。 それまでのアクション映画にありがちだった「マッチョで最強な男が悪に立ち向かう」という定形を覆し、「普通の男が頭脳と無線を駆使してジワジワと悪を追い詰めていく」という設定で人気を獲得しました。 1998年から2013年までに5作が公開されている「ダイ・ハード」シリーズ。2018年には6作目の製作も発表され、続報が待たれています。
『パルプ・フィクション』(1994年)
観れば観るほど惹き込まれる独特の世界観がたまらない!
奇才クエンティン・タランティーノ監督が手掛けたクライムコメディ『パルプ・フィクション』。3つの物語がバラバラの時系列で展開され、最後にはひとつの結末に収束していく複雑な構成の作品です。 本作でブルース・ウィリスが演じたのは、八百長を引き受けた引退寸前のボクサー。彼はギャングのボス、マーセラスから八百長試合を持ちかけられ、一旦は承諾しますが……。 カンヌ国際映画祭パルムドール賞の他、アカデミー賞脚本賞を受賞した傑作です。
『12モンキーズ』(1995年)
「人類が絶滅に追いやられたのは何故だ?」タイムスリップ系映画の最高峰
物語の舞台は2035年。1996年に全世界に蔓延したウイルスによって人類は絶滅の危機に瀕していました。かろうじて生き残った人々は、地下で生活しています。科学者グループが調査を重ねた結果、環境テロリスト集団「12モンキーズ」がウイルスに関係していることが判明しました。 ブルース・ウィリス演じる囚人のジェームズ・コールは、ワクチン製造の鍵を探すためにウイルス拡散前の過去に送られます。彼はそこで、誰も予測していなかった事実を知ることに。 公開されてから20年以上が経った今でも、本作の謎めいた結末については議論がつづいています。
『フィフス・エレメント』(1997年)
『レオン』の監督がおくるSFアクション超大作
『フィフス・エレメント』は、『レオン』(1994年)や「TAXi」シリーズを手がけたリュック・ベッソン監督が、9000万ドルを投じて完成させたSFアクション超大作です。 23世紀、邪悪な宇宙生命体の襲撃により絶滅の危機を迎えた人類は、かつてエジプトで発見された地球を救う至高の存在、第5要素(フィフス・エレメント)を探していました。そんな中、タクシードライバーのコーベンは、政府から追われる謎の美少女に出会います。 人類滅亡をめぐる異星人との争いの物語としてだけでなく、「愛」にも重点が置かれている本作。「バイオハザード」シリーズで、強い女性像のイメージが定着する前のミラ・ジョヴォヴィッチの演技にも注目です。
『アルマゲドン』(1998年)
エアロスミスの名曲が涙を誘う、宇宙映画の名作
巨大な隕石が地球に衝突するのを阻止するべく、宇宙に送られた男たちの熱いドラマが涙を誘う『アルマゲドン』。 地球に接近する小惑星を発見し、石油採掘のプロたちが宇宙へ飛び立つ訓練を始める前半は、シリアスながらも陽気な雰囲気。小惑星へ向かったあとのスリリングな後半は、がらりとイメージが変わります。 NASA全面協力のもとで撮影された実物のシャトル発射シーンは大迫力。ラストシーンで流れるエアロスミスの「ミス・ア・シング(I Don't Want to Miss a Thing)」は全米ヒットチャート4週連続1位を記録するなど、世界中で大ヒットしました。
『シックスセンス』(1999年)
もう一度観たくなる。切なくも美しい、精神科医と少年の日々
M・ナイト・シャマラン監督の不朽の名作『シックス・センス』。かつて担当していた患者の恨みを買い、銃弾を受けてしまった高名な精神科医のマルコム。1年かけて復帰した彼は、複雑な症状を抱えた少年コールの治療を受け持つことになります。 コールは「シックス・センス」と呼ばれる不思議な能力で、死者の姿を見ることができました。彼との交流を通して、マルコムは自らも癒やされていきます。しかし彼が最後に直面するのは、美しくも悲しい真実でした。 映画の冒頭には「この映画にはある秘密があります。まだ映画を見ていない人には、決して話さないで下さい」という前置きが置かれ、上映開始直後から早速観客の興味をそそるこの作品。衝撃的なラストが話題となりました。
『アンブレイカブル』(2000年)
「なぜ俺だけが生き残ったんだ?」不滅の肉体を持つ男が自身の謎に迫る
『シックス・センス』で大ヒットを飛ばしたシャマランが手掛けたミステリー『アンブレイカブル』。 フィラデルフィアで起こった列車脱線事故で唯一生き残った奇跡の男、デヴィッド。彼は「なぜ彼だけ生き残ることができたのか?」という疑問に日々戸惑いを隠せずにいましたが、ある日イライジャと名乗る男に「お前は不滅の肉体を持つ者(アンブレイカブル)だ」と告げられます。 一体デヴィッドにはどんな秘密があるのか?最終的に彼がたどり着いたのは、予想もしていなかった事実でした。 2016年に公開された『スプリット』、2019年に公開された『ミスター・ガラス』とあわせて三部作になっていますので、本作が気に入った方は、ぜひそちらもチェックしてみてください。
『LOOPER/ルーパー』(2012年)
「殺さなければ、殺される」あなたは未来の自分を殺せるか?
タイムトラベルが発明された近未来。しかし、タイムトラベルはその危険性から禁止されています。しかし犯罪組織は、「ルーパー」と呼ばれる者たちに未来の人間を暗殺させていました。凄腕ルーパーのジョーは、ある日いつものようにある人物の暗殺を命じられますが、未来から送られてきた標的は30年後の彼自身でした。 未来の自分と対峙する暗殺者の、数奇な運命を描く本作。ブルース・ウィリスが演じるのは、凄腕ルーパー、ジョーの30年後の姿。過去の自分から命を狙われ、ジョセフ・ゴードン=レヴィット演じる若きジョーと対決します。 一体未来で何が起こっているのか?未来の自分はなぜ暗殺対象になったのか?様々な謎が複雑な時間軸の中で渦巻く作品となっています。
ブルース・ウィリスの映画から今後も目が離せない!
1988年公開の『ダイ・ハード』1作目から30年以上が経った今でも、圧倒的な注目を浴び続けている実力派俳優ブルース・ウィリス。 2018年に明らかになった情報によると、「ダイ・ハード」6作目はR指定での製作・公開になるとのこと。これまで以上に激しいアクションや過激な内容になると予想されます。続報を楽しみに待ちたいですね。 ヒューマンドラマからアクションまで、幅広い作品で活躍をつづけている彼は、今後はどんな顔を見せてくれるのでしょうか。