2026年2月6日更新

『チャーリーとチョコレート工場』ネタバレあらすじを結末まで解説&考察!子どもたちは死亡した?意外と怖い冒険ファンタジー

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【概要】『チャーリーとチョコレート工場』あらすじを簡単に解説

制作年 2005年
監督 ティム・バートン
原作 ロアルド・ダール『チョコレート工場の秘密』(1964年)
主要キャスト ジョニー・デップ , フレディ・ハイモア

『チャーリーとチョコレート工場』あらすじを簡単に

貧しい少年チャーリーは、年に1度、誕生日に大好きなウォンカ社のチョコレートを買ってもらうのが楽しみでした。 あるとき、ウォンカ社を1人で切り盛りする天才お菓子発明家ウィリー・ウォンカは、世界中で売るチョコレートのうち5つに「ゴールデン・チケット」を封入し、それを引き当てた子どもたちを工場に招待すると発表します。 チャーリーは幸運にもチケットを手に入れ、チョコレート工場の見学に行きます。

【ネタバレ】『チャーリーとチョコレート工場』を最後まであらすじ解説

チャーリーとチョコレート工場
©2005 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

【起】幸運なチケットと工場の謎

小さなボロ屋に両親と4人の祖父母と暮らす心優しい少年チャーリー。彼は誕生日に大好きなウォンカ製チョコを買ってもらうのを楽しみにしていました。 その矢先、ウォンカ社のウィリー・ウォンカは、世界中で販売するチョコレートの5つに「ゴールデン・チケット」を封入し、それを引き当てた子どもたちを工場見学に招待すると発表します。それを受けて、世界中でチケット争奪戦が勃発。人々はウォンカチョコを買い漁ります。 誕生日にたった1枚のチョコを手にしたチャーリーでしたが、チケットは入っていませんでした。しかしその後、拾ったお金でチョコを買うと、ゴールデン・チケットが入っていたのです。

【承】不思議な工場の見学開始

ウォンカは数年前、スパイによって商品のレシピが盗まれたことで全社員を解雇。今は工場の内部は謎に包まれていました。チャーリーは、かつてウォンカの工場で働いていたビリーおじいちゃんとともに工場見学に行きます。 チャーリー以外の子どもたちは、食いしん坊のオーガスタスとお金持ちのわがままなお嬢様ベルーカ、なんでもデータで分析するマイク、そして全てのことで1位になることにこだわるバイオレットです。 保護者を合わせて工場に招待された10人は、ウォンカの風変わりな歓迎を受け、工場に足を踏み入れます。最初に通された部屋は芝生から木まですべてお菓子でできており、チョコレートの川が流れる夢のような空間でした。

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【転】次々と脱落する子供たちと明かされるウォンカの過去

しかし、ウォンカの忠告を無視してチョコレートの川に入ったオーガスタスは、パイプに吸い上げられてどこかへ運ばれてしまいます。 その後、子どもたちは次々とウォンカの忠告を無視し、ヴェイオレットは「フルコースの料理が味わえるガム」を食べ、ベルーカはナッツを選別するリスを欲しがって立入禁止エリアに入り、マイクはお菓子転送装置で人間が転送できるか試し、脱落していきます。 ウォンカは「家族」に対してトラウマを持っていました。彼の父親は歯科医で、虫歯を防ぐため彼に一切の甘い物を禁止していたのです。しかしある年のハロウィンに、初めてこっそりチョコレートを食べたウォンカは、その美味しさの虜になりました。 そしてチョコレートを研究する旅に出たウォンカでしたが、帰ると家は無くなっていたのです。

【結末】見学ツアーの本当の目的と家族の絆

最後に残ったチャーリーに、ウォンカは賞品として、この工場を譲ると申し出ますが、その条件は「家族を捨てること」でした。家族想いのチャーリーにはその条件は受け入れがたく、彼は辞退します。 チャーリーが家族を優先したことにショックを受け、お菓子の売上を低迷させるほど落ち込むウォンカ。しかしチャーリーと再会し、彼に家族のことを話すと、父親との仲直りを提案されました。1人で父の元へ行く勇気が出ないウォンカは、チャーリーに一緒に来てほしいと頼みます。 チャーリーとともに父の歯科医院にやってきたウォンカは、なにも言わず患者のふりをして診察台へ。すると彼の口の中を見た父親は、すぐに息子だと気づき、2人は無事に仲直りしました。 その後、チャーリーはウォンカのチョコレート工場を継ぐことに。彼は家族全員で家ごと工場の中に引っ越し、そこへ雪のように砂糖が舞い落ちるのでした。

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【考察】子どもたちはどうなった?死亡した?

チャーリーとチョコレート工場
©2005 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

ウォンカの忠告を無視したことで恐ろしい目にあった子どもたちですが、彼らは死亡しておらず、無事に(?)帰路についています。 オーガスタスはチョコまみれになって工場を去り、バイオレットは膨れ上がった体からブルーベリーの果汁を絞るように圧搾されたため、体がぐにゃぐにゃになってしまいました。ベルーカは廃棄するナッツとともにダストシュートに放り込まれたため、ゴミまみれに。小さくなってしまったマイクはもとに戻すために飴のように伸ばされ、ペラペラの体になりました。 子どもたちは、なにかを欲しがったり、自分を大きく見せようとしたために変形してしまいました。工場に来たときのまま、人間の姿で帰ったのはチャーリーだけでした。

【裏話】『チャーリーとチョコレート工場』に関する怖い都市伝説を解説

チャーリーとチョコレート工場
©2005 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

チャーリーのお父さんは毒薬を作っていた

チャーリーのお父さんは、歯磨き粉工場で歯磨き粉のチューブに蓋をつける仕事をしていました。注目するべきは、その歯磨き粉のチューブです。 そこには「Simlex」の文字が。これは1989年にティム・バートンが監督を務めた『バットマン』で、ジョーカーが使っていた毒薬と同じです。チャーリーのお父さんは毒薬と同じ名前の歯磨き粉を大量生産する工場で働いていたのですね!

『チャーリーとチョコレート工場』怖すぎて放送禁止の噂が

結論から言うと、『チャーリーとチョコレート工場』が放送禁止になったことはありません。しかし、わがままな子どもたちがひどい目にあう描写が怖かったり、ブラックユーモアが多かったりと、小さな子どもの視聴には向かないといわれれるのは、頷けるのではないでしょうか。 また、主演のジョニー・デップのスキャンダルが影響したことも、放送禁止と噂になった一因だといわれています。

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【トリビア】『チャーリーとチョコレート工場』撮影秘話などを解説

ウォンカバーやゴールデンチケットは存在する!

WONKA ウォンカチョコレート ネスレ(ゴールデンチケットが入っているかもバージョン)チャーリーとチョコレート工場

アメリカやイギリスで実際に売られていたウォンカバーは2008年から日本でもネスレから販売が開始されました。中にはもちろんゴールデンチケットも5枚入っており、当選者にはウォンカのチョコレート工場ではなくウォンカの特大キューブリックがプレゼントされるということです。また2009年にはプレゼントはウンパ・ルンパの縮小版人形になっています。 ちなみに市場に出回っているゴールデンチケットはリアルタイムで確認できるようになっており、市場に何枚ゴールデンチケットが残っているかわかるようになっているんだとか。

劇中のチョコレートの川は本物ですごい臭かった?

工場に入って最初のドアの先に広がるチョコレートの庭園の草やモニュメントなどは、実際にチョコレート職人が手がけた本物です。しかし、残念ながらチョコレートでできた川は、限りなく本物のチョコレートの質感に近い素材で表現されたものなんだとか。 ちなみにその川は撮影終盤には傷んですごい臭いを放っていたので、その匂いに耐えながら撮影していたそうです。

東京のシーンに日本人は1人もいない?

チョコが全世界に売り出されるシーンでは、東京の子供たちがチョコを買いに来る描写が出てきますが、この子供たちは全員日系人や中国人とのこと。後ろにビックカメラなどの看板はでているものの、なぜ日系人や中国人であるのかは謎が残ります。

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映画館にもチョコの匂いが…

Charlie and the Chocolate Factory

最近では4DXなどの映画館が流行っていますが、公開当時、一部の映画館では芳香を放つ装置「アロマトリックス」を設置し、鑑賞中にチョコレートの匂いが漂うようにしていました。 映画の世界にいるような気分になれそうですね!

ウンパルンパが日本人アナウンサーに激似と話題

『チャーリーとチョコレート工場』(2005年)ウンパルンパ役/ディープ・ロイ
©2005 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

本作に登場する小人・ウンパルンパが、「めざましテレビ」(フジテレビ系列)の初代総合司会者として有名なアナウンサーの大塚範一(おおつかのりかず)に激似だと話題になりました。 ウンパルンパ役を演じたのはディープ・ロイ。132cmという身長を生かし、スター・ウォーズのドルーピー・マックールなどといった様々な作品に出演しています。 本作では165体のウンパルンパを1人で演じ、100万ドルの収入を得たとのこと。 ディープ・ロイは他にも『オズの魔法使い』や『スター・トレック』にも出演しているので、興味がある方はディープ・ロイの作品を観てはいかがでしょうか?

ウォンカ役はジム・キャリーやアダム・サンドラが演じる予定だった?!

『エース・ベンチュラ』ジム・キャリー
© 1994 Morgan Creek Productions, Inc. All Rights Reserved.

ジョニー・デップが演じ、彼の代表的キャラクターともなったウィリー・ウォンカですが、当初は『イエスマン』や『エース・ベンチュラ』で知られているジム・キャリーや、『50回目のファーストキス』のアダム・サンドラが演じる予定だったといいます。 どちらもコメディ俳優であるため、彼らが演じることになったらコメディ色が強いチャリチョコになっていたと推測できますが、ある意味見てみたい気もしますね!

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【パロディ】『チャーリーとチョコレート工場』はオマージュがいっぱい

ビートルズやクイーンのパロディソングが登場

ザ・ビートルズ

マイク・ティービーがテレポーターでテレビに転送された後に、ウンパルンパ達が歌った曲は、ビートルズやクイーン、キッスなどのオマージュを連想させるような曲調や画面作りになっていました。

『2001年宇宙の旅』など有名映画のパロディがたくさん

2001年宇宙の旅
© Turner Entertainment Company

マイク・ティービーのシーンでテレビ画面に映っているのは、『2001年宇宙の旅』や『サタデー・ナイト・フィーバー』、『鳥』、『サイコ』、『ベン・ハー』といった有名映画へのオマージュが組み込まれています! みなさんは気付きましたか?

『チャーリーとチョコレート工場』が元ネタの作品も

『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』 翔んで埼玉2
(C)2023 映画「翔んで埼玉」製作委員会

『チャーリーとチョコレート工場』のパロディは、日本の作品だけでもたくさんあります。 『銀魂』の185話では、真選組副長でマヨラーの土方十四郎がマヨリンのマヨネーズ工場に招待されるチケットを手に入れようと画策するエピソード登場します。また彼は工場内にはマヨネーズの川が流れていて……と『チャーリーとチョコレート工場』そっくりの妄想をしています。 また人気児童書「かいけつゾロリ」シリーズの『かいけつゾロリのチョコレートじょう』には、原作『チョコレート工場の秘密』のパロディが登場。 さらに2023年公開の映画『翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜』では、チョコレート工場ならぬ「粉物工場」が登場し、ゆりやんレトリィバァ演じるウンパルンパそっくりの小人が、パロディ全開のミュージカルシーンをくり広げています。

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【メッセージ】『チャーリーとチョコレート工場』に隠されたイギリス社会への批判

ロアルド・ダールによる原作『チョコレート工場の秘密』は1964年に刊行されました。同作のストーリーには、当時のイギリス社会の大量生産・大量消費社会や、それに伴う道徳観の変化に対する批判が込められています。 たとえば、工場に招待された子どもたちはそれぞれに異なる社会階級や価値観を象徴しています。 食欲を抑えられないオーガスタス、欲しいものを我慢できないベルーカ、競争心むき出しのバイオレット、数字でしか物事を考えられないマイク。彼らが最終的にひどい目にあい、無欲で家族想いのチャーリーが全てを手にするストーリーは、物質的な豊かさよりも心の豊かさが重要だというメッセージを伝えています。

『チャーリーとチョコレート工場』ネタバレ考察や裏話が面白い

チャーリーとチョコレート工場
©2005 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

ティム・バートンの唯一無二の世界観で、ロアルド・ダールのブラックユーモアたっぷりの児童文学を見事に映像化した『チャーリーとチョコレート工場』。本作はのちの作品でパロディが登場するほどに、誰もが知る作品となりました。 この記事で紹介したトリビアや裏話を知って本作を観ると、また違った視点で楽しめるのではないでしょうか。