2017年7月6日更新

『ホームアローン2』は前作とここが違う!実は良作評価な続編の特徴まとめ【トランプも出演】

1990年、マコーレー・カルキン主演の大人気ファミリーコメディ『ホーム・アローン』が世界中でヒットしたため、1992年には早くも続編『ホーム・アローン2』が公開されました。今回は『ホーム・アローン2』の前作との違いを紹介します。なんとあの人も出演していました!(ストーリーネタバレあります。)

定番クリスマス映画の続編『ホーム・アローン2』

クリスマス映画といえば、『ホーム・アローン』が思いつく方は多いかと思いますが、『ホーム・アローン2』はタイトルどおりその続編です。 1作目はマコーレー・カルキン演じるケビンが旅行へ行った家族に自宅においてけぼりにされ、そこに忍び込んだ泥棒2人組をいろんな罠をしかけてコテンパンにする、というストーリーでした。 そしてその何年か後?のクリスマスの一日を描いた映画が『ホームアローン2』というわけ。この記事では両方の見所の違いや、続編ならではの魅力、巷の評価などを紹介します。 また、この記事ではストーリーのネタバレに触れています。読み進める際はご注意ください。

あらすじ

続編の舞台は大都会ニューヨーク。 そこでケビンは、1作目で逮捕された泥棒コンビが脱獄し、おもちゃ屋を強盗しようとしていることを知ります。そして、今回も2人を退治しようと計画するのです。

『ホーム・アローン2』のキャスト① ケビン役/マコーレー・カルキン

前作につづき主演を務めたマコーレー・カルキンは、1980年生まれの俳優です。 『ホーム・アローン』(1990)で有名子役となったカルキンは、翌年に出演した『マイ・ガール』も大ヒットし、その地位を確固たるものにしました。

前作との違い!『ホーム・アローン2』でケビンは頼もしい少年に成長

前作から2年が経ち12歳となったケビンを演じるカルキンは、まだあどけなさが残るものの以前よりもしっかり者の印象が強くなっています。 前作の泥棒コンビとの攻防戦を制し、内面的にも成長したケビンは顔立ちも「子供」というよりは「少年」といった雰囲気になりました。 また、本作で彼が泥棒たちを成敗する理由は自分の家を守るためではなく、他人の幸せのためのものになっている点も、成長の結果といえるでしょう。 泥棒たちに仕掛ける罠は相変わらず、というよりさらに過激になっています。

キャスト② 泥棒コンビ

(写真一番左:ジョー・ペシ、一番右:ダニエル・スターン)

ハリー役/ジョー・ペシ

泥棒コンビの1人ハリーを演じたジョー・ペシは、『グッド・フェローズ』(1990)でアカデミー助演男優賞を受賞した名優です。 イタリア系のペシは、それまで強面のマフィア役を多く演じていましたが、『ホーム・アローン』では間抜けな泥棒を演じ、驚いた観客も多かったとか。 続編でもコミカルな演技は健在ですが、ハリーは前作よりも手強くなった印象があります。

マーヴ役/ダニエル・スターン

ハリーの相棒マーヴを演じたダニエル・スターンは、193cmの長身が印象的な俳優。 デヴィッド・イェーツ監督の『ヤング・ジェネレーション』(1979)で映画デビューを果たした後、着々とキャリアを積み、前作『ホーム・アローン』への出演で人気と知名度を得ました。 続編でのマーヴは前作同様ハリーよりも少し抜けたキャラクターで、その魅力を存分に発揮しています。

監督は引き続きクリス・コロンバス

『ホーム・アローン2』の監督は、前作に引きつづきクリス・コロンバスが務めています。 コロンバスは『グレムリン』(1984)や『グーニーズ』(1985)など、子供が主人公、あるいは子供向けのジュブナイル系の作品を得意とする監督で、のちには「ハリー・ポッター」シリーズ最初の2作を手がけました。 2018年には、Netflixオリジナル映画『クリスマス・クロニクル』を監督しています。

『ホーム・アローン2』にはドナルド・トランプがカメオ出演している

ドナルド・トランプ
©︎CNP/US Government Publishing Office/Newscom/Zeta Image

作中ケビンが泊まっていたプラザホテルのロビーで、彼に道を尋ねた男性がいました。実はその男はのちにアメリカ合衆国大統領となるドナルド・トランプ。 1988年から1995年までプラザホテルのオーナーだったため、本作にカメオ出演しています。

撮影のためにホテルのカーペットが取り除かれ……

撮影のためにプラザホテルのロビーのカーペットが取り除かれていましたが、オーナーのドナルド・トランプはそのむき出しの床を大変気に入り、そのままの状態で営業していたそうです。

『ホーム・アローン2』の巷の評価

本作に関する巷の評価を紹介しましょう。

クリスマスのニューヨークに憧れる!

「子供の頃から冬のニューヨークに行ってみたいと夢見てた。特に初めて『ホーム・アローン2』を観てから」

さらに過激になったケビンの罠が泥棒たちを待ち受ける!

igagurichan
igagurichan 3.5

前作に引き続きケビン君の大騒動! ホテルマンとのやりとりに笑ったなぁ~。 あのトリップって普通、泥棒達死んじゃうよね。不死身。 個人的に「ビッグ」にも出てきたおもちゃ屋さんと、ロックフェラーセンター前のクリスマスツリーは死ぬ前に1度行ってみたい場所です。 ニューヨークのクリスマスは綺麗だなぁ。 街の良い宣伝効果になってるかと。

家族の絆や鳩おばさんとの友情に泣ける!

「『ホーム・アローン2』でお気に入りのシーンは、ケビンがクリスマスの朝にホテルを抜け出して、鳩おばさんにキジバトを届けに行くところ。それを両親が見てるんだよね。彼が文字通り何日かニューヨークでひとりぼっちだった後に #素敵な親」

「『ホーム・アローン2』を観て泣いてしまった。この映画なに?」

実は前作よりも人気がある?

「『ホーム・アローン2』は1作目よりも面白い。面白いっていうのは私が好きだってことで、これは私のTwitterだし、異論は受け付けない」

「(好きなクリスマス映画) 1. 『ホーム・アローン2』 2. 『ラブ・アクチュアリー』 3. 『グレムリン』 4. 『マペットのクリスマス・キャロル』 5. 『ホーム・アローン』」

実は『ホーム・アローン2』はシリーズ最後のカルキン主演作なのだ!

「ホーム・アローン」シリーズは2018年までに5作製作されていますが、マコーレー・カルキンが主演を務めたのは、『ホーム・アローン2』までです。 他の子役が主人公を演じた作品も多彩な魅力を持っていますが、やはり初代のカルキンのイメージが強いのではないでしょうか。

『ホーム・アローン2』のストーリー起承転結【ネタバレあり】

今回は無事に家族と旅行に出発したケビン

今年はクリスマスにマイアミへ旅行に行くことにしたマカリスター一家。しかしケビンは、温暖なマイアミにはクリスマスツリーも雪もないと聞き、あまり乗り気ではありませんでした。 出発の前日、ケビンはまたしても兄のバズと大げんか。やはり屋根裏部屋で寝ることになってしまいます。 翌朝、今年も家族は全員寝坊し大慌てで空港に向かいます。しかし、今回はケビンも取り残されることなく一緒に出発しました。

ところが家族とはぐれて別の飛行機に……

無事に空港に着いたマカリスター一家でしたが、飛行機の離陸時間まではギリギリ。大急ぎで搭乗口に向かいます。 そんななか、愛用のテープレコーダーの電池を入れ替えようと立ち止まったケビンは、家族を見失ってしまいます。あわてたケビンは、父と同じコートを着た男性に着いていきます。 そしてそのまま、ケビンはニューヨーク行きの飛行機に乗ってしまったのでした。

母ケイトがケビンがいないことに気づく

マイアミに降り立ったマカリスター一家。しかしそのとき母ケイトは、今回もケビンがいないことに気が付きます。 マイアミ警察にケビン捜索を依頼したケイトは、ケビンが夫ピーターのクレジットカードを持っていることを思い出し、あわてて利用停止手続きをとります。

ニューヨークの高級ホテルで豪遊!

一方ニューヨークに降り立ったケビンは、父のかばんの中に大量の現金と手帳、そしてクレジットカードを発見。彼は空港で広告を目にした高級ホテル「プラザホテル」に宿泊することに。 テープレコーダーを使って、父を装いホテルの予約をとることに成功。 チェックインまでセントラルパークを観光していたケビンは、鳩の大群を連れたホームレスの女性に遭遇し、怯えて逃げてしまいます。 その後、スイートルームに通されたケビンはルームサービスで大量のお菓子を注文し豪遊するのでした。

巨大おもちゃ店の店員との交流

翌日、巨大おもちゃ店を訪れたケビンは、レジ係から店の経営者がクリスマスの売り上げを小児病院に寄付していると聞き、商品の代金に加えて寄付金を出します。 レジ係はそのお礼として、2羽1組になっているキジバトの飾りをケビンにプレゼントしてくれました。それは永遠の友情を示すため、1つはケビンが、もう1つは大切な人に渡すものだと言います。 その頃、ホテルボーイがケビンのクレジットカードを照会し、盗難届が出ていることが発覚。同時にケビンがプラザ・ホテルにいると連絡を受けたマカリスター一家は、そろってニューヨーク行きを決意しました。

泥棒コンビと再会しピンチに!

一方、脱獄してニューヨークに上陸したハリーとマーヴの泥棒コンビは、おもちゃ店の前でケビンと遭遇。 ケビンは彼らからなんとか逃れホテルにたどり着きますが、そこでは従業員たちが彼を待ち構えていました。ケビンは機転をきかせてホテルから脱出しましたが、再び泥棒コンビに捕まり、おもちゃ店襲撃計画を聞かされます。 ケビンは再び逃げ出し、父の手帳を頼りにニューヨークに住む叔父の家に向かいますが、改装中で誰もいません。

実はいい人だった鳩おばさん

仕方なくセントラルパークに行ったケビンは、鳩おばさんと再会します。ケビンの状況を知った彼女は彼をカーネギーホールの天井裏に連れて行き、2人は仲良くなりました。 その頃ニューヨークに着いたマカリスター一家でしたがホテルにケビンはおらず、彼を探して奔走することになります。

ケビンの泥棒撃退計画

鳩おばさんと別れたあと、偶然小児病院の前を通りかかったケビン。泥棒コンビの襲撃が成功すれば、病院への寄付がなくなってしまうと思い当たり、2人を撃退することを決意します。 早速ケビンは、叔父の家に罠を仕掛けることに。 泥棒コンビがおもちゃ店で盗みをはたらいているところをしっかりと写真におさめたあと、窓ガラスを割って、警報を作動させます。 ケビンを追って彼の叔父の家にやってきた2人は、またしても彼が仕掛けた罠にコテンパンにやられてしまいますが、セントラルパークに逃げ込んだケビンを捕らえることに成功。 しかし、そこに鳩おばさんが現れ、鳩の大群に泥棒2人を襲わせます。行き場を失った2人は、警察に逮捕されました。

最高のクリスマスプレゼント

一方、母のケイトは必死にケビンを探していました。 警官に事情を話したケイトは「息子さんならどこに行きそうですか」と聞かれ、ケビンがクリスマスツリーが大好きであることを思い出し、ロックフェラーセンターへ。 予想通り、ケビンは巨大なツリーの前でひとり佇んでいました。親子は再会を果たし、マカリスター一家はプラザホテルでクリスマスを過ごすことに。 兄のバズは、大都会でひとりで行動したケビンの勇気を称え、兄弟の和解を宣言。 家族団欒のなかセントラルパークに行ったケビンは、キジバトの飾りをひとつ、鳩おばさんに手渡すのでした。

【まとめ】『ホーム・アローン2』は観る価値ある?

前作との違いをまとめると、ケビンが結構成長してて少年ぽくなってるところと、泥棒の悪どさが増していて、ケビンとのやり取りに凄みが出ていて、それに伴って罠の強烈さに拍車がかかっている!といったところに落ち着きそうです。 基本的に最高のコメディ映画!という部分は維持されているので、前作ファンなら観ておいて損はないでしょう。ファミリームービーとして心温まる作品になっています。 クリスマスにぜひ鑑賞したいですね。