2018年12月14日更新

『ホーム・アローン』シリーズがもっと楽しくなる39のトリビア R指定版情報も

ホーム・アローン

公開から20年以上経った今でもファミリー映画として人気を誇る映画『ホーム・アローン』。今回は、トリビアや舞台裏などすべてを紹介!また、R指定版リメイクの情報もお届けします。【ネタバレあり】

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クリスマス映画のド定番『ホーム・アローン』シリーズのトリビアを紹介!

クリスマス映画の定番『ホーム・アローン』は、5作も続編が作られたほどの大人気シリーズです。当時10歳だった主演マコーレー・カルキンは、本作で一躍スターダムを駆け上がりました。 家族のパリ旅行から置き去りにされてしまったケビン(カルキン)は、一人残された豪邸で自由を満喫します。しかし、そこに空き巣の影が。ケビンは泥棒を撃退するため、様々なトラップを仕掛けるのでした。 今回は傑作コメディ映画「ホーム・アローン」シリーズの知っておけばもっと楽しめるトリビア・小ネタ情報を紹介します。 また、シリーズの見どころや最新情報もおさらいしていきましょう。

1. 『ホーム・アローン』のアイデアが生まれたきっかけとは?

プロデューサーのジョン・ヒューズは1989年に映画『おじさんに気をつけろ!』製作しており、その作品にマコーレー・カルキンも出演していました。 製作中、カルキンに愛らしいスター性を感じたヒューズは、それを存分に発揮できるような映画を作りたいという思いから『ホーム・アローン』のアイデアを思いついたそうです。

2. ケビン役のオーディションも行なっていた!?

前述のとおり、ヒューズはカルキンありきで『ホーム・アローン』の構想を進めていました。 しかし、カルキン主演で大丈夫かどうか確信を持つため、ケビン役のオーディションを開催し他にも100人の少年を審査したそうです。 それでもやはり、カルキンに勝る魅力を持つ子役はいなかったのですね。

3. 38歳になったケビンはスマートにお留守番!?

2018年12月、マコーレー・カルキンが「ホーム・アローン」シリーズのケビン役でGoogleのCMに出演し、話題になっています。 CMの内容は、38歳になったケビンがやはりクリスマスにひとりで留守番をしているというもの。シリーズ1作目のパロディが満載です。 ケビンはGoogle Assistantを活用し、アフターシェーブを顔につけて絶叫するシーンはショッピングリストの作成、ピザの配達にもやはりギャング映画の音声で対応するという成長を見せています。 ベッドの上で飛び跳ねてシーツを洗うリマインダーを設定するものの、腰を痛めてしまう様子には時の流れを感じますね。 また、Google Assistantで“Project Kevin”を発動し泥棒を撃退、という展開もファンにはたまりません。

4. 『ホーム・アローン2』にはトランプ大統領が出演していた!

ドナルド・トランプ
©︎CNP/US Government Publishing Office/Newscom/Zeta Image

ニューヨークを舞台とした『ホーム・アローン2』では、ケビンは父親のクレジットカードを勝手に使って高級ホテルに宿泊します。 そのホテルの当時のオーナーがカメオ出演しているのですが、その元オーナーとは後にアメリカ大統領となったドナルド・トランプ。 彼はホテルのロビーでケビンに出会い、フロントの場所を教える男性を演じており、セリフもちゃんとあります。

5. ケビンを30歳の男性が演じていた?

シリーズ1作目『ホーム・アローン』(1990)の印象的なシーンに、マコーレー・カルキン演じるケビンが階段をソリで滑り降りるシーンや、ツリーハウスに突っ込んでいくシーン、壁の飾り棚が落ちるシーンなどがありますが、これらのを撮影当時8歳のカルキンが演じるのは危険と判断されました。 そこで30歳のスタントマン、ラリー・ニコラスがスタントダブルに抜擢されたのです。 ニコラスは奇跡的に当時のカルキンと同じ背格好だったため、子役に危険なシーンを演じさせることを避けることができました。

6. 車と衝突するシーンはどうやって演じたの?

危険なスタントシーンをスタントマンがこなしていたことはわかりました。しかし、それでは泥棒コンビの運転する車と衝突しそうになるシーンはどうやって撮影したのと思った人もいるのではないでしょうか? あのシーンはカルキンの顔がアップで映っており、スタントを使うのは難しかったはず。実際、あのシーンはカルキン本人が演じています。 実はあの車との衝突寸前のシーンには、映画撮影に古くからある映像トリックが用いられました。 ケビンが叫んだあと車がバックする映像を撮影し、それを逆再生するというものです。 しかし、何度もテイクを重ねて、いい映像が撮れたのは本編で使用されている1回だけだったそうです。

7. ケビンが歯ブラシを買うシーンが初撮影シーン

歯ブラシ

記念すべきシリーズ第1作目『ホーム・アローン』の、記念すべき最初に撮影されたシーンはケビンがスーパーマーケットで歯ブラシを買うシーンでした。 代金を払わなかったことで万引き犯とされてしまうシーンが、一番最初に撮影されました。

8. あのスパイ映画に影響を与えていた!?

スカイフォール ジェームズ・ボンド ダニエル・クレイグ
© MGM/Columbia Pictures Photographer: Francois Duhamel

2012年公開の『007 スカイフォール』では、ジェームズ・ボンドが敵を家で待ちかまえ、罠を仕掛けます。サム・メンデス監督は、このシーンは『ホーム・アローン』からヒントを得たと語っています。 また、『007 スカイフォール』の音響スタッフのうち、ふたりは『ホーム・アローン』の現場でも働いていたそうです。

9. あの名台詞は即興だった

家に侵入した泥棒コンビに、ケビンが階段の上から放った一言「You guys give up, or are you thirsty for more? (降参する?それともまだ続ける?)」という台詞は、ケビンの生意気さを象徴する印象的なものです。 しかもあの台詞は脚本にはなく、カルキンのアドリブだったとか。そういった点にも、天才子役の才能がうかがえますね。

10. カルキンには演技の他にも意外な才能が!

クレヨン

泥棒2人をやっつける計画を立てるためにケビンが描いた見取り図は、実際にカルキン本人が描いたものだそうです。 クレヨンで描かれた子供らしいカラフルな見取り図でしたが、家の間取りやどこにどんなトラップを仕掛けるかが丁寧に描き込まれ、印象的な小道具となっていましたね。

11. バズのガールフレンドはボーイフレンドだった!?

ひとりぼっちになったケビンが意地悪な兄バズの持ち物を漁るシーンで、ケビンはバズのガールフレンドの写真を見つけました。 しかし、実はその写真の人物は女の子ではありません。アートディレクターの息子が女装して撮影した写真が作中で使われました。 監督のクリス・コロンバスは、実際のティーンエージャーの女の子の写真を使ってあのように外見をけなすのは、その子の心を傷つけるのではないかと考え、女装した男の子の写真を使うことにしたそうです。

12. ケビンが読んでいたプレイボーイは7月号

ケビンがバズの部屋で見つけたプレイボーイは1989年7月号です。 人気テレビシリーズ『ベイウォッチ』(1989〜2001)などで知られる、モデルで女優のエリカ・エレニアックの特集が掲載されていました。

13. ケビンの姉はオリンピック選手!

シリーズの1作目および2作目で、ケビンの姉ミーガンを演じたヒラリー・ウルフは、女優として活動するかたわら柔道選手としても活躍しています。 しかも7歳から柔道を始め、14歳のときにはアメリカで最年少の国内チャンピオンに輝いたという実力の持ち主。1995年の世界選手権では準決勝まで勝ち上がり、田村亮子とも対戦しています。 1996年のアトランタオリンピックと、2000年のシドニーオリンピックにアメリカ代表として出場しました。

14. カルキンの実の弟が従弟役で出演

『ホーム・アローン』および『ホーム・アローン2』にはカルキンの実の弟、キーランも従弟のフラー役で出演しています。 丸い眼鏡をかけたかわいい男の子・フラーを演じたキーランですが、今やハリウッドでの存在感は兄以上と言えるでしょう。 数多くのインディーズ映画に出演し、2014年にはコーエン兄弟が製作総指揮を務めるテレビシリーズ『ファーゴ』のシーズン1にゲスト出演しました。

15. マカリスター家は実際に存在する!?

ケビンの家は、作中ではイリノイ州シカゴのリンカーン通り671にあるとされていますが、シカゴのリンカーン通りに671は存在しません。 実際は、シカゴから少し離れたウィネトカという街のリンカーン通り671にあります。 ファミリータイプで3階建てのこの豪邸は2012年に約17億円で売却され、今では観光名所のひとつとなっています。

16. ツリーハウスをわざわざ建設していた!?

ツリーハウス

マカリスター家の裏庭にあるケビンのツリーハウスは、撮影のために建てられたセットです。残念ながら撮影終了後に取り壊されています。

17. ケビンお気に入りのギャング映画は実在しない!?

シリーズ1作目と2作目でケビンが鑑賞したり、音声を録音して冒険に役立てたギャング映画『汚れた魂の天使(Angels with Filthy Souls)』は、シリーズのために作られたもので実在しません。 監督のクリス・コロンバスは、このフェイク映画の製作のために1930年代から1940年代のフィルム・ノワールを参考にしたそうです。 ちなみにこの映画のタイトルは、1937に公開され、アカデミー賞3部門にノミネートした名作ギャング映画『汚れた顔の天使(Angels with Dirty Faces)』のパロディになっています。

18. 作中のギャング映画に登場する男は『ホーム・アローン2』が最後の出演作

本編に登場する架空のギャング映画『汚れた魂の天使』に登場するギャングを演じたのは、『ブルース・ブラザーズ』(1980)や『カーリー・スー』(1991)に出演していたラルフ・フーディです。 彼は、『ホーム・アローン』に引き続き『ホーム・アローン2』でもやはりギャング映画の登場人物を演じたのを最後に、俳優業を引退し1999年に癌で亡くなりました。

19. ノーギャラで短く長い撮影スケジュールをこなした出演者とは?

ポルカ・バンドのリーダーを演じたジョン・キャンディはわずか1日の撮影スケジュールでしたが、撮影は朝7時から翌日の朝6時までの23時間にも及んだそうです。 その間、ずっと陽気なハイテンションで撮影に臨んだとか。 前述した『おじさんに気をつけろ!』に主演し、カルキンとも共演していた彼は、友情出演でギャラを受け取らなかったとのこと。 ちなみに息子を葬式に置き去りにした話は、キャンディのアドリブです。

20. あの不気味なキャラクターが生まれた経緯

第1作目に登場し、ケビンが怯えていた不気味な隣人マーリーは、元々登場する予定はありませんでした。 しかし、クリス・コロンバスが作品に感傷的な要素を入れたいと提案、そこで生まれたのがマーリーというキャラクターだったそうです。 マーリーを演じたのは、『未知との遭遇』(1977)や『アルカトラズからの脱出』(1979)などの映画をはじめ、テレビや舞台でも活躍したロバーツ・ブロッサムです。

21. 撮影で使われたタランチュラは本物

タランチュラ

泥棒マーヴを演じたダニエル・スターンは、ケビンの兄バズのペットとして登場する毒グモ・タランチュラを実際に顔面に乗せることを了承しました。しかしそのテイクはたった1回だけ。 実はタランチュラの持つ毒は弱く、刺されても死ぬほどのものではないのですが、それでもクモを驚かせないようにスターンは声を出さずに演技をしたそうです。 その後、ポストプロダクション時にスターンの叫び声が加えられました。

22. 安全に配慮したトラップシーンの撮影、だけど……

ジョー・ペシ演じる泥棒のハリーが雪の上を裸足で歩いた後、窓から家の中に侵入し、ガラスでできたクリスマスオーナメントを踏んでしまう、というとても痛そうなシーンがあります。 実はペシは雪の上を歩くために、裸足に見えるゴム製のプロテクターを付けていたそうです。そしてそのまま窓から侵入するシーンを撮影する予定だったそうですが、ペシは役者魂を見せプロテクターを外してオーナメントを踏むシーンを演じました。 幸い、と言えるのかわかりませんが、ガラス製に見えるオーナメントはすべてキャンディで作られていました。 ガラスよりはマシでしょうが、それでも相当痛かったのではないでしょうか。

23. マコーレー・カルキンはジョー・ペシに噛まれた

ジョー・ペシは、カルキンを“本当に”怖がらせるためにリハーサル中に「お前の指を全部噛み切ってやるぞ」とそのフリをしたところ、勢い余って本当に噛んでしまい、カルキンの指から血が出てしまったそうです。 今でもカルキンの指にはその痕が残っているとか。 またペシは、撮影中カルキンとは必要以上にコミュニケーションを取らないようにし、本当に怖い・嫌なやつだと思われるように努力していたと語っています。

24. 予算の都合でシーンを大幅カット!?

『ホーム・アローン』で、ケビンはもともと地下室を怖がっていたようです。地下にあるボイラーが燃える口を開け、しゃべっているように見える描写がその恐怖を表現しています。 元々のプロットでは、外にも家中のものがケビンを驚かすシーンが挿入される予定でしたが、予算の関係でボイラーだけになったとか。 二人のスタッフが釣り糸と懐中電灯を使って、恐ろしいお化けボイラーを表現していたそうです。

25. クリスマス映画つながり?

1作目でマカリスター一家がフランス旅行中にホテルで観ている映画は、クリスマスを題材とした名作として名高い『素晴らしき哉、人生!』(1946)です。 また『ホーム・アローン2』では、ケビンはリムジンの中でジム・キャリー主演で実写化もされたアニメーション映画『How the Grinch Stole Christmas!(原題)』(1966)を観ています。

26. ケビンの家族はパリへ行っていなかった!?

『ホーム・アローン』1作目の撮影はほとんどがシカゴで行われています。 パリの空港のシーンはシカゴのオヘア国際空港で撮影されたもので、ゴージャスなビジネスクラスの座席は地元高校のバスケットコートに建てられたセットです。 また、地下室が水浸しになるシーンは同じ高校のプールで撮影が敢行されました。

27. 鳩のトレーニングに12週間!

鳩

『ホーム・アローン2』に登場する鳩おばさんが連れている数百羽の鳩は、12週間ものトレーニングの結果、見事に演技を習得し撮影に臨みました。 泥棒コンビの1人であるマーヴ(ダニエル・スターン)が叫んだとき、一羽の鳩が口の中に飛び込むハプニングもあったとか。そのときのことをスターンは「すごくゾッとした」と語っています。

28. 2作目公開後 プラザホテルには予約が殺到

2作目でケビンがプラザホテルのスイートルームに宿泊するシーンは、実際に同ホテルのスイートルームで撮影されました。 ケビンが予約の電話をかける際のホテルの電話番号が本物だったため、映画公開後、ホテルには予約が殺到。 この人気を受けてプラザホテルは、約12万円でケビンが宿泊した“411スイート”に宿泊できる「『ホーム・アローン2』パッケージ」を提供しました。

29. ニューヨークのプラザホテルにプールはない

映画のヒットにうまく便乗したプラザホテルですが、実は同ホテルにはプールはありません。 ケビンがプールでくつろぐシーンは、シカゴのフォー・シーズンズ・ホテルで撮影されました。

30. ルームサービスのお菓子に10万円!?

お菓子(ホームアローンの記事で使用)

ケビンが高級ホテルで大量のお菓子を注文するシーンは、子供の夢ともいえるでしょう。 あのシーンのために用意されたお菓子は、チョコレートケーキ2つ、チョコレートムース6つ、M&Mがトッピングされたバニラとストロベリーのアイスクリーム、チェリーやナッツ、マシュマロ、キャラメルシロップにチョコレートシロップ、ストロベリーシロップ、ホイップクリームやバナナ、カスタードプリン6つと焼き菓子、ストロベリータルト8つ、チョコがけのいちご36個とものすごい数になっています。 そのお値段は、合計約10万円です。

31. ニューヨークのおもちゃ店は中と外は別の場所で撮影された

『ホーム・アローン2』に登場したニューヨークのおもちゃ店「ダンカンズ・トイ・チェスト」は、実は2つの場所で外観と内装を別々に撮影したものです。 内装はニューヨークにあるF.A.O.シュワルツというお店ですが、外観はシカゴのダウンタウンにあるロッカリー・ビルで撮影されました。 このビルは、ブライアン・デ・パルマ監督の『アンタッチャブル』(1987)で使用されたことでも知られています。

32. 映画『ホーム・アローン』の反響でおもちゃを販売

シリーズ1作目と2作目でケビンが愛用していたテープレコーダー“トーク・ボーイ”は、実際には動かない小道具でした。 しかし、映画公開後にこのおもちゃに対する問い合わせが殺到。実際に制作し、発売されました。 また、同じデザインでピンクとパープルの“トーク・ガール”も発売されています。 ちなみに、映画で使用された動かない“トーク・ボーイ”は、撮影後マコーレー・カルキンが持ち帰ったそうです。

33. 友情の証 キジバトの飾りも発売

『ホーム・アローン2』のラストで、ケビンが鳩おばさんに友情の証としてクリスマスツリーの飾りである2羽1組のキジバトを片方あげるシーンがあります。 この飾りは映画オリジナルのものでしたが、やはりこちらも反響が大きく、のちにレプリカが発売されました。

34. 『ホーム・アローン』のゲームがある

「ホーム・アローン」シリーズは、ビデオゲームやボードゲームなどが開発され、話題になりました。 特に第1作目と2作目を原作にしたビデオゲームは、スーパーファミコン版、ゲームボーイ版、メガドライブ版、ゲームギア版など、多くのゲーム機器向けのソフトが発売されています。 スーパーファミコン版の内容は、ケビンが泥棒2人を避けながら家中のアイテム(宝石やコインなど)を集めていくというもの。ちなみにラスボスは地下室のボイラーでした。

35. ノベライズ本も発売

「ホーム・アローン」シリーズは映画をベースにしたノベライズ本も発売されています。 1作目のノベライズはトッド・ストラッサーが執筆。 2作目はA.L.シンガーが執筆しており、こちらは映画でホテル給仕係・ヘクターを演じたティム・カリーの朗読によるオーディオブックも発売されました。 ちなみに、『ホーム・アローン3』のノベライズ本もアメリカでは出版されましたが、日本で翻訳・出版されたのは、残念ながら最初の2作のみです。

36. ロングランヒットし過ぎて新語が生まれた

『ホーム・アローン』は公開から12週連続で全米の動員数1位を獲得。その後、約1年近くトップ10入りを続けるという驚異のロングランヒットを記録しました。 その影響は、ハリウッドで“to be Home aloned”(ホーム・アローンされる)という言葉が生まれたほど。他作品のヒットによって、自作の興行収入が脅かされるという意味の隠語です。

37. ギネス世界記録に認定

公開1週目で1,708万2,000ドルを売り上げ、先ほど紹介したとおりとてつもない興行収入と超ロング・ランを達成した『ホーム・アローン』。 最終的な興行収入は全世界で4億7668万ドル、日本国内でも約34億円を弾きだしました。 その結果、アクションコメディ映画の総売上1位の作品としてギネス記録されています。

38. 『ホーム・アローン2』は1992年に2番目に成功した映画

ギネスブックに登録されるほど大ヒットした前作に引きつづき、1992年に公開された『ホーム・アローン2』は、同年商業的に2番目に成功した映画となりました。 第1位は『アラジン』の興行収入は約213億円、第2位の『ホーム・アローン2』は約173億円、第3位は『バットマン・リターンズ』で約162億円でした。

39. 実際にあんないたずらをされたら命はない!?

ハリーとマーヴが受けたいたずらが現実の世界で起こっていたら、2人は死んでいたというのがとある医師によって報告されています。 彼らが受けたダメージを現実的に分析してみると、股間粉砕、顔面骨折複数回、頚椎/脊椎の強打による下半身不随もしくは死亡、全身複雑骨折、重度のやけど、内臓出血、電気ショックで死亡、肋骨骨折、首骨折など。 「ホーム・アローン」シリーズ最初の2作だけでも計20回、死亡または再起不能の重傷を負っていると考えられます。 シャベルで頭を殴られて気絶する、などはコメディ映画でよく見られる描写ですが、現実にやると死亡する可能性の方が高いので気をつけましょう。

マジで面白い!記念すべき1作目『ホーム・アローン』の7つの魅力

魅力1:フランク伯父さんのクズっぷりがすごい

ケビンの伯父フランク・マカリスターは、頑なにケビンに映画を見せない、ピザ代を弟であるケビンの父に払わせるほどケチ、自分は弟の家に居候しているにも関わらず、ケビンを“厄介者”と呼ぶなどかなり嫌な奴です。 多くの映画には魅力たっぷりのヴィランが登場するものですが、フランクはただのクソ野郎。憎めない泥棒コンビに比べて、観客を嫌な気分にさせるのではないでしょうか。 しかし、ケビンのギャング映画好きはこの伯父さんの影響でもあります。

魅力2:ピザ屋とのやり取りが素晴らしい!

アメリカでは、11歳以下の子供に1人で留守番をさせるのは違法となっています。 そこで、ケビンはピザを頼んだとき親がいないことを悟られないように、ピザの配達員とギャング映画の音を使ってやり取りを行います。 映画の登場人物が使う汚い言葉と、店員の丁寧な言葉の対比がおかしく、『ホーム・アローン』屈指の名シーンとなりました。

魅力3:映画史に残る愉快な泥棒コンビ

『ホーム・アローン』に欠かすことが出来ないのが、ジョー・ペシ演じるハリーとダニエル・スターン演じるマーヴの泥棒コンビです。 ケビンに散々な目にあわされる彼らのオーバーなリアクション、コミカルな演技は『ホーム・アローン』の最大の魅力。 映画史上最も愉快な泥棒コンビであることは、間違いありません。

魅力4:映画史に残る叫び声!?

『ホーム・アローン』は登場人物たちが叫ぶシーンが多いことで有名ですが、ケビンがマーヴの顔にタランチュラを乗せた時の叫び声がとにかく最高、この場面で笑わずいるのは不可能でしょう。 まさに、映画史に残るスクリーム(叫び)シーン。アカデミー最優秀スクリーム賞があれば、マーヴの受賞は間違いなしです。

魅力5:ケビンがとにかくクール!

ケビンはまだ8歳ですが、花火、おもちゃのライフルなど様々な仕掛けで泥棒ふたりを撃退します。 さらに、最初はひとりになって自由な時間を持てたことに大喜び。ディナーにアイスクリーム、ソリで階段を滑り降り、暴力映画を観るなど、いつもならやりたくてもできなかったことを全てやっていきます。 子供の頃にこういったシーンを観て、羨ましいと思った人もいるのではないでしょうか。 親の留守中に子供の夢をすべて実行するケビンの行動は、まさにクール!

魅力6:容赦がなさ過ぎて痛さが伝わってくる

股間におもちゃの銃での銃撃、顔面にアイロンが直撃、熱々のドアノブ、素足に釘、頭にガスバーナーなどケビンの仕掛けは前述の通り、現実に起こっていれば命を落としかねないほど容赦ないところが魅力です。 ジョー・ペシとダニエル・スターンの演技もとてもコミカルでこの映画の最大の見どころ。 ハリーとマーヴを演じた2人は、常にオーバーすぎるほどの演技を心がけたとも語っており、そうでなければとても残酷な場面に見えていたかもしれません。

魅力7:音楽をジョン・ウィリアムズが担当

『ホーム・アローン』に欠かせない要素のひとつが音楽です。 映画音楽の名匠ジョン・ウィリアムズが担当した音楽は、盛り上げる場面では底抜けに明るく、不穏な場面では恐怖を煽る楽曲で映画の一部として完璧に機能しています。 ウィリアムズの楽曲以外にも“ホワイトクリスマス”、“ラン・ルドルフ・ラン”など、おなじみのクリスマスチューンがクリスマスの雰囲気を盛り立てています。

シリーズ2作目が気になった人はこちら

【新作】R指定版『ホーム・アローン』が製作される!!!!?

2018年7月、R指定版『ホーム・アローン』が製作予定であることが報じられました。 すでに発表されているタイトルは『ストーンド・アローン(原題)』。「ストーンド(Stoned)」は「ハイになる」という意味です。 R指定のコメディになるといわれている本作について、現在明らかになっている情報をまとめてみました。

気になるR指定版のあらすじは

本作の脚本はすでに執筆済みとのこと。そのあらすじはどんなものなのでしょうか。 主人公の20代負け犬男性がスキー旅行に行く飛行機に乗り遅れ、ひとり留守番をすることになったところから物語は始まります。 自宅に戻った彼がマリファナを楽しんでいたところ、そこへ泥棒が侵入。一方、マリファナを吸いまくった結果、主人公は実際の泥棒とは別に「何者かが自宅に入り込んでいる」という妄想に取り憑かれてしまいます。 ハイになった主人公は、一体どのように泥棒もしくは侵入した“何者か”を撃退するのでしょうか。

プロデュースに、ラ、ライアン・レイノルズ!?

ライアン・レイノルズ
©︎Snapshot/Tobias Seeliger/Future Image/WENN.com

さらに本作の製作には、ライアン・レイノルズが参加。 レイノルズは、自身の制作会社マキシマム・エフォートを通じてプロデュースすることがわかっています。 大ヒットとなった「デッドプール」シリーズでは、主演だけでなく製作・脚本にも携わっていたレイノルズですので、『ストーンド・アローン(原題)』にも注目が集まっています。

魅力満載の「ホーム・アローン」シリーズを楽しもう!

定番クリスマス映画「ホーム・アローン」シリーズのトリビアと魅力を紹介しました。 製作舞台裏を知ると、何度も観た作品でも違った視点で楽しむことができますね。 ケビンを演じたマコーレー・カルキンのかわいらしさ、泥棒コンビのコミカルな演技、そして彼らを撃退するために過激なほどに応戦しながらも、最後には家族に取り残されたさびしさを見せるケビン。そのギャップに胸を打たれる本シリーズ。 クリスマスの定番映画として、今年も鑑賞してみてはいかがでしょうか。