2017年7月6日更新
滝藤賢一の徹底した役づくりがかっこいい!驚愕のエピソードとドラマ・映画情報まとめ
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©️ciatr
滝藤賢一のプロフィ—ル
滝藤賢一は1976年11月2日生まれの愛知県名古屋市出身。高校卒業後、映画監督を目指して上京。映画『バレット・バレエ』のオーディションに合格したことをきっかけに俳優を志しました。
1998年から2007年まで、役所広司などを輩出した俳優養成所「無名塾」に在籍し舞台を中心に活動していましたが2008年の映画『クライマーズ・ハイ』への出演を機に、映像作品に活躍の場を広げるため無名塾を退塾しました。
現在は映画、ドラマ、CMなどどんどん活躍の場を広げている大注目の俳優です。
滝藤賢一が大ブレイクのきっかけをつかんだドラマは?
『半沢直樹』で大ブレイク!
2013年、「倍返しだ!」のフレーズで社会現象にまでなったTBS系ドラマ『半沢直樹』。半沢直樹の同期で大学時代からの親友、近藤直弼(こんどうなおすけ)を滝藤賢一が演じました。
上司からの理不尽なイジメで病を患い、出世コースから外れ左遷されるという悲劇的なキャラクターを、発狂寸前まで追い込まれたような鬼気迫る迫力で演じた演技は当時大きな話題となります。
その結果「2013年ブレイク俳優ランキング」で8位にランクインするなど、知名度を一気に挙げることとなりました。
土ドラ『外事警察』で初の連続ドラマレギュラー
2008年の映画『クライマーズ・ハイ』への出演で注目を集め、2009年のNHK土曜ドラマ『外事警察』で始めてのレギュラー出演を果たした滝藤賢一。
公安警察とテロリストとの壮絶な情報戦争を描いたこのドラマで、警視庁の巡査部長で感情を表に出さないインテリ、久野秀真(ひさの しゅうま)役を演じ高く評価されました。
『クライマーズ・ハイ』出演後も俳優としての収入だけでは生活できずレンタルビデオ店でのアルバイトで生計を立てていましたが、『外事警察』の撮影が忙しくなったことを機にアルバイトを辞めたそうです。
ドラマ『S -最後の警官-』ではゲスト出演にも関わらず10キロの減量
2014年のTBSドラマ『S -最後の警官-』で板橋満生(いたばし みつお)役を演じた滝藤賢一。
自殺志願者に銃弾を送る“神父”と呼ばれる男で、余命半年の宣告をうけた精神科医という設定のキャラクターを演じるため、なんと1ヶ月に10キロの減量を実現させたそうです。
撮影現場では頬の痩せこけた姿で「現場のみなさんのプロ意識に負けたくない」と話した滝藤賢一。第5話のみのゲスト出演ながら役者魂を見せたその姿に撮影現場のスタッフは感服していたそうです。
話題となった深夜ドラマ『俺のダンディズム』って?
滝藤賢一は2014年テレビ東京系の深夜ドラマ『俺のダンディズム』で念願の初主演を果たしました。
部下の目を気にするサラリーマン段田一郎(だんだいちろう)が、石橋杏奈演じる新入社員の「ダンディーな男性が好み」という発言を耳にして、ダンディーな上司になろうとするこのドラマ。
それまで脇役を演じることの多かった滝藤賢一は主演のオファーについて「ドッキリかと思った」と驚いたそうです。
滝藤賢一が出演した映画は?
映画監督を志して上京後、映画『バレット・バレエ』でデビュー
滝藤賢一の俳優デビュー作は『バレット・バレエ』。この映画のオーディションを受け合格したのは映画監督を目指し名古屋から上京して1年目のことでした。
当初やる予定だった役が脚本が変わり出番がなくなると、悔しさのあまり塚本晋也監督の家の前で4、5時間ほど監督の帰宅を待ち、直談判してなんとか役をゲットしたといいます。
『ゴールデンスランバー』では堺雅人演じる主人公の台詞を全暗記した
滝藤賢一は2010年の映画『ゴールデンスランバー』に主演時間は短いものの重要な役で出演しています。
「撮影前にガチガチに作りこんでいく」と語るほど役作りに対してストイックな一面を持っています。
その発言通り『ゴールデンスランバー』では堺雅人演じる主人公、青柳雅春(あおやぎまさはる)の人格を隅々まで把握するためにその台詞のすべてを暗記したというエピソードもあり、そのストイックさに驚かされます。
撮影前のイメトレでは呼吸の位置まで決める徹底ぶり。それでも固執はしない。
映画『クライマーズ・ハイ』は日本航空123便墜落事故をテーマにした社会派映画です。堤真一、堺雅人らとともに滝藤賢一も出演しています。
映画『クライマーズ・ハイ』では、普通の新聞記者だった男が、日航機墜落の現場を見て常軌を逸していく演技を要求された際、事前のイメージトレーニングで台詞の中の呼吸をする位置だけで「狂っている」ということを表現しようとしたといいます。
しかし自分のイメージに拘ることはせず、撮影現場で急遽イメージした内容と全く違う演出をされても、「演技の幅が広がる」と受け入れていたそうです。
『はなちゃんのみそ汁』では妻を支える夫役を熱演
映画『花ちゃんのみそ汁』は日本中が涙したベストセラー実話エッセイ『はなちゃんのみそ汁』を原作に映画化された映画です。33歳で亡くなった母・千恵さんとの約束を守るため、5歳の誕生日から毎朝みそ汁を作り続けている小学校3年生のはなちゃんの姿を描きます。
がんと闘い続ける安武千恵役に広末涼子、その妻を支える夫を滝藤賢一が演じました。娘のはな役は、1000人の中からオーディションで選ばれ初演技となる赤松えみなが演じます。
共演者に、赤井英和、古谷一行、高畑淳子、平泉成といった豪華キャストが勢ぞろいし、主題歌を担当する一青窈も作品に出演しています。
『SCOOP!』では週刊誌記者に!
2016年公開の『SCOOP』はスキャンダルから社会的な大事件まで数々のネタを追いかける写真週刊誌の編集部を舞台にした映画です。監督は『モテキ』などの人気作品を手がけた大根仁監督です。
主人公の元凄腕カメラマンで今は落ちぶれてしまい芸能パパラッチに成り下がった都城静を福山雅治が演じ、ひょんなことからその都城とタッグを組む事になった新人記者の行川野火を二階堂ふみが演じています。
この映画で滝藤賢一は都城の居る編集部のグラビア班を仕切る副編集長の馬場を演じており共に副編集長の横川(吉田羊)と編集長争いをする様子をリアルに演じています。
メガネにはこだわりあり!お洒落眼鏡がかっこいい滝藤賢一
唯一の趣味を「服とメガネ」と言い、特にメガネにはこだわりのある滝藤賢一。
「マンレイ山」と呼ばれるのレトロな丸いフレームのデザインを好み、似たものを複数持っているそうで、服装によってメガネを変えているそうです。
服やメガネなどは地元名古屋のとあるショップのオーナーに見立ててもらい、そのショップ以外では購入しないとのことで、こだわりの強さがうかがえます。
結婚後四児の父に。愛妻家っぷりが素晴らしすぎる
滝藤賢一は2009年に栄養士の女性と結婚しました。無名塾時代の後輩であるという妻との間に、3男(2009年生、2011年生、2012年生)と1女(2014年生)をもうけ、自宅では家事もこなすイクメンパパ。
仕事以外では結婚指輪を欠かさず身に付けていて「結婚指輪は僕は人のものなんだぞっていうアピール」と話すなど愛妻家な一面もあるようです。
イクメンで愛妻家な面が認められ2014年には育児雑誌数社が主催の「ペアレンティングアワード」のパパ部門で受賞しています。
滝藤賢一の今後の活躍は?!
中村義洋監督作品での大出世
竹内結子、橋本愛のW主演で話題のホラー映画が『残穢 ざんえ 住んではいけない部屋』です。呪われた部屋に住む女子大生(橋本愛)が小説家である竹内結子とともに部屋の真実に近づいていきます。
滝藤賢一は本作で竹内結子演じる小説家の夫であり自身も作家である男を演じました。実は中村義洋監督作品に出演するのが本作が初めてではないのです。
『フィッシュストーリー』、『ゴールデンスランバー』、『予告犯』にそれぞれ出演していますが、いずれも端役。4作目にして今までで最も中心に近い人物を演じた滝藤賢一は
次は主役かな引用:asahi.com
と語っています。映画『残穢 ざんえ 住んではいけない部屋』は2016年1月30日に公開されました。
あの超話題作にも出演!
大人気同名漫画で三池崇史がメガフォンを取り実写化する映画『テラフォーマーズ』。火星で進化したゴキブリと人類との戦いが描かれます。
滝藤賢一は手塚俊治という役を演じます。手塚俊治は原作漫画におけるテジャス・ヴィジというキャラクターだそうで、このキャラクターは口からガスを吐き出すのだとか。口からガスを吐き出す姿が見られるかもしれません。
映画『テラフォーマーズ』2016年4月29日に公開です。