2023年4月7日更新

観ると元気が出るおすすめ映画9選 疲れたときに活力となる名作を厳選

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グレイテスト・ショーマン
©20TH CENTURY FOX

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頑張るあなたに贈る!観ると元気が出る映画

毎日仕事に学校に追われて癒しが必要な時は、誰しもありますよね。しかし、リフレッシュのための海外旅行などは時間もお金もかかってしまいます。そんな時、2時間ほどで現実世界を忘れて作品に没頭できる映画鑑賞はいかかでしょうか? 今回は、観ると元気が湧いてくる映画を紹介します。記事後半では、ciatr編集部おすすめの元気が出るミュージカル映画も紹介するのでぜひチェックしてください!

『シング・ストリート 未来へのうた』(2016年)

「ロックで君を振り向かせる!」80年代の音楽をBGMに展開される青春物語

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音楽青春映画の傑作!今この映画を映画館で観ずして何を観るのでしょうか。本作の監督ジョン・カーニーの前作『はじまりのうた』よりも個人的には好きです。今年ベストには必ずランクインすることと思います。中盤から泣きすぎて嗚咽しながら鑑賞していました。 荒んだ家庭環境で育つ青年は経済事情により転校させられることに。早速いじめっ子に目をつけられ、これからの学校生活に暗雲が立ち込める。ある日学校の前にいる美女に声を掛ける口実でバンドを組むことになります。 バンドメンバーでの仲違いや最後のライブにメンバーが揃わない、と言った陳腐な展開は存在しません。ただ音楽をする。規則に縛られた学校への反抗心もありますが、対象はもっと多くてしかも漠然としています。ただ彼らの音楽は自分に不都合なものに蓋をすることはありません。しっかりと直視し、受け入れていく。直視した結果のあの体育館のシーンかと思います。あのシーンは映画史に残るよ。音楽を自己表現と言いつつ、周りに目を向けないようにする音楽家はこの映画を観て汚い汁を出し切ってほしいものです。 ラストはむしろ現実味を失い冗談みたいな展開に。だがそれが良いのです。2人は雨に濡れ化粧は剥がれ落ちる(全編における化粧のメタファーが最高)が極上の生への渇望を目に宿します。この映画には最高の兄貴も登場しますが、彼の最後の大きなガッツポーズにはこの映画の本質が見えます。あの兄貴は僕たちなのです。まずは詩を書いてみよう。話はそこからです。

アイルランドのジョン・カーニー監督による本作は、80年代のロックにのせて冴えない少年が好きな女の子のために変わっていく青春映画です。 両親不仲やいじめなど問題を抱える主人公・コナー。ある日、モデルの女性に一目惚れし、接点を作るためにバンドを始めることになります。好きな女の子、大好きな音楽のために努力するコナーはどんどん垢抜けていき、人生のどん底から這い上がります! 映画内でコナーらが演奏するオリジナル曲の歌詞には、好きな女の子への告白やいじめっ子への宣戦布告などメッセージが込められています。彼女への想いを歌にのせるなんてロマンティックですよね。 音楽と恋への情熱で輝きを増していくコナーの姿に、きっと元気づけられるはずです。一生懸命なコナーの夢と恋の行方を見守りましょう。

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『LIFE!/ライフ』(2013年)

人生に冒険を!毎日頑張るあなたに贈るヒューマンドラマ

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会社の言うままになり役立たずのレッテルを貼られた男が旅に出ます。もちろん旅の中でも成長をしていくのですが、最後の鍵は実は一番身近にあるというとても素敵なテーマです。僕たちはすぐに旅に出られたりしないけど、一呼吸おいて周りを見回せば意外と現状打破のヒントが落ちているのかもしれませんね。テーマといいものすごく現代っぽさを感じましたが実はリメイク作。オリジナルの『虹を掴む男』を観ずに鑑賞してしまいましたが、うまいことリメイクをやったということなのでしょうか。 確かに登山経験もない奴がホイホイ登山できるんか、という脚本上の欠陥もありますが(もともと運動能力が高かったの?)あくまでベン・スティラーのコメディ映画なので無視してよいと思います。 なんといっても自然の映像が素晴らしい。アイスランドがすごく綺麗でした。映画館で観ればよかったなあ、と少し後悔しています。Blu-rayでも綺麗でしたけどね。

ベン・スティラーが監督と主演を務めた本作は、旅がテーマのヒューマンドラマです。 主人公のウォルター・ミリーは、雑誌社『LIFE』の写真管理部で働くベテラン社員です。彼は変化のない毎日を過ごしており、唯一の楽しみは空想でした。ある日、デジタル化の時代に追いつくために事業再編がされ、『LIFE』誌の休刊が決定。 『LIFE』誌のカメラマン・ショーンがそのことを知り、ウォルターに感謝の手紙と最後の撮影フィルムを送ってきます。しかし、最終号の表紙になるはずのネガが見つかりませんでした。ウォルターはネガを求めショーンを探す旅に出ることに。 毎日仕事や学業、子育てなど同じことを繰り返し、人生にうんざりしてしまうようなことはありませんか?主人公のウォルターも同じ悩みを抱えていました。彼は旅をきっかけに大きな自然の中で人々と出会い、自分を見つめなおしていきます。 「ウォルターは、私たち自身かもしれない」。そんなことを思いながら彼の人生を変える壮大な旅を覗いてみてください。きっとあなたも旅に出たくなるはず!

『ボヘミアン・ラプソディ』(2018年)

心震える圧巻のライブシーン!伝説のロックバンド「クイーン」の栄光と挫折の物語

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正直クイーンのファンでもなく、そもそもあの辺のバンドに基礎教養がない自分がちょっと泣いちゃったのは事実。ラミ・マレックが素晴らしくて。ルックスが似て見えるばかりか、初めから終わりまで繊細さと緊張感が途切れず、彼なりに肉薄したなりきりフレディ演技には隙がなかった。今年のマイ主演男優賞ラミ・マレック、助演男優賞はブライアン・メイのグウィリム・リーにあげたい。 但し、フレディの人生や芸術性を探求考察しようとする映画ではなかった。あくまで「クイーンのフレディ・マーキュリー」であり、メンバーや周辺人物もそれぞれ際立つバンド映画。当時の創意工夫溢れるレコーディング風景を観るのは楽しいけれど、イベント重視でクイーンの音楽性の背景とか、深堀りして提示してくれる訳ではない。そして、肝心のLIVE AIDのシーンはグッとはくるけど(当時を知らない人への情報が必要だったのかもしれないが)説明的すぎた。カットバックしないでステージだけ見せてほしかったな。 しかし、ゴロゴロ喉を鳴らす猫と歯!歯!あんなに歯の人扱いされると思わなんだ。

『ボヘミアン・ラプソディ』は、フレディ・マーキュリーを中心にロックバンド「クイーン」の軌跡を描いた公式伝記映画です。ラミ・マレックがフレディを演じ、外見、ステージパフォーマンスなどその再現度の高さに注目が集まりました。 フレディが自身のセクシャリティに目覚めたことをきっかけに、順風満帆だったバンドやフレディの人生に変化が生まれていく過程などが丁寧に描かれています。 音楽プロデューサーを「クイーン」現役メンバーが担当した本作は、「クイーン」ファンに評価されている作品です。また、誰もが聞いたことがある「クイーン」の名曲の数々やラスト21分の圧巻のライブシーンなどは、「クイーン」を知らない人でも感動できるものになっています。

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『ドリーム』(2017年)

肌の色も、性別も超え闘う3人の女性による感動と勇気の実話

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三人の黒人女性が冷戦期における宇宙開発戦争時のNASAで偏見に負けず活躍する物語。 能力があるのに黒人で女性だからという理由で酷い扱いを受けます。800m先にある非白人用トイレしか使えなかったり、同じコーヒーポットからコーヒーを注ぐことを許されなかったり。しかし主人公たちはそれに対して不断の努力で対抗しようとする。宇宙開発が一時ソ連に先行された際「アメリカのどこに非があるのか」を探す上司が見つけたのが、わざわざ遠いトイレに走る超優秀黒人女性の姿……。最高に気持ちの良いカタルシスを味わえます。 当時の黒人差別、女性軽視、さらに宇宙開発戦争の裏側など史実を描いた映画としての価値も十分ありますが、映画としても面白いのがすごい。ラストシーンはテーマからは想像できないような緊迫感を煽るシーンでした。手計算でゴリゴリ進めるのは僕も理系の端くれなのでよくやりますが、あんなプレッシャーの中でミスなくやることを想像すると震えます。 多くの宇宙用語が登場します。宇宙開発に関わっている友人もこの映画を鑑賞したそうですが、変なところは見当たらないそう。むしろ当時は手計算でやっていたことに素直に驚いたそうです。

セオドア・メルフィが監督、脚本を務めた『ドリーム』は、NASAで宇宙飛行士を支えた隠れたヒーローたちの活躍を描いた伝記映画です。 本作の舞台は、黒人差別が色濃く残っていた1961年のアメリカ。黒人のキャサリン、ドロシー、メリーは、NASAで宇宙船開発に計算手として従事していました。 黒人かつ女性であった3人に世の風当たりは強く、理不尽な扱いを受けることになります。しかし、持ち前の明るさや知性を武器に、彼女たちはアメリカ初の「有人宇宙飛行計画」を支え成功に導きました。 人種、性別差別を受けながらも成功を収める3人の姿は、勇気と感動を与えてくれます。逆境の中で働くすべての人に贈りたい映画です。

『最強のふたり』(2012年)

正反対で、最強のコンビが送る!ユーモアにあふれた奇跡のノンフィクション

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一般の方よりは多く映画を観ている分、正攻法では泣かなくなりましたが、この映画は久しぶりに涙しました。昼間から笑いながらオイオイ泣いてる二十歳の秋です。 前科持ちの不良と障害持ちの富豪(韻を踏んでますね!)が介護という関係を結びます。ネガティブな印象の多い介護ですが、この映画では障害者に対する”差別”言葉が多く飛び交います。しかし不謹慎とも言えるその言葉をフットバスくらいの熱量をこの映画は持っていました。そういう言葉を忌み嫌うことこそ差別である、とこの映画は教えてくれています。 こんなに素敵な映画はなかなかありません。フランス映画のいいとこどりですね。ひょっとすると歴史に名を刻む名作になるのかもしれません。ミーハーで恥ずかしいのですが、今年観た一本に挙げます。

エリック・トレダノとオリヴィエ・ナカシュが監督を務めた『最強のふたり』は、実話を元に作られたヒューマンドラマです。 身体の不自由な大富豪・フィリップは、介護人を募集し、そこで黒人男性・ドリスと出会います。お金目的や偽善ばかりの志願者たちにうんざり気味のフィリップでしたが、媚びを売らず堂々とした態度の彼に興味を持ち採用することに!フィリップの身体に同情せず、ユーモアにあふれた彼のおかげで退屈だった毎日が輝いていきます。 正反対の2人が互いを癒していく様子は、楽しく生きることのすばらしさを教えてくれます。笑顔が輝く最強のコンビにハッピーな気持ちになること間違いなし!

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『ショーシャンクの空に』(1995年)

仲間と共に地獄から脱獄せよ!逆境を生き抜く男たちの大逆転ストーリー

ショーシャンクの空に
©COLUMBIA
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映画の歴史は長く、濃密なので、「言うまでもない傑作」というのは沢山あるかと思うのですが、こちらもその一本に数えられます。 スティーブン・キングお得意の囚人ものでありながら、十八番のファンタジー要素は薄め。それよりも、より濃密に敷かれたサスペンスの風味に、華麗な終幕に、驚嘆せざるを得ません。もちろんお話ですから、そんな上手いこといかんやろ(笑)ってのも無くはないんですが、あのラスト観れるならそれもいいかな!って思い直してしまいます。 「死に励むか、生に励むか」 これは、おそらく塀の中だけでなく、あらゆる人生において、問われるものだと思います。希望は大切だ、他の何よりも。 わたしがモーガン・フリーマンを、好きな俳優、として確信した映画、久しぶりに観たらやっぱりヤラレてしまいました。あー素敵。

スティーブン・キングの小説が原作の『ショーシャンクの空に』は、1995年に日本で公開されたヒューマンドラマです。 冤罪で刑務所に送られたアンディ。刑務所内で孤独だった彼は、調達屋・レッドと言葉を交わしたことをきっかけに、他の受刑者と関わりを持っていきます。 持ち前の知性を働かせ問題を解決していくアンディは、刑務所の中で一目置かれる存在に!信頼関係を築いた仲間と共に地に落ちた人生をやり直していきます。 人生に絶望したアンディですが、刑務所に入ったからこそレッドに出会うことができました。最高の仲間と共に必死に生きる姿は、勇気を与えてくれます。

「バーフバリ」2部作

新たなヒーロー誕生!歌や踊り、壮大なストーリーで展開される大迫力のアクション映画

バーフバリ 伝説誕生<完全版>
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王バーフバリは如何にして失権したのか、そして真相を知った子バーフバリは立ち上がる。 前作は子バーフバリの冒険譚的なストーリーが多かったのですが、本作ではまるで大河ドラマのような(決して複雑ではないが)ストーリーになっています。裏切りと誤解、そしてその末の破滅。もちろんストーリーに目新しさはないのですが、そこに爆発的なテンションが加わっているわけです。ありえないアクションシーンと、とにかくバーフバリ賛美の展開。テクニックではなく物量で映画を盛り上げていきます。そうすると薄めのストーリーにもどんどん飲み込まれていく。忠臣カッタッパの葛藤、長期間監禁されるデーヴァセーナの苦しみ、そして王バーフバリの絶望……。それらに憤慨した子バーフバリによる超絶怒涛の殴り込み。カタルシスの大爆発です。最高。最高。 全席満席の劇場で鑑賞しました。観劇後にはどこからともなく始まった拍手が喝采。ざわざわという興奮が劇場中から溢れています。これは『マッドマックス怒りのデスロード』を劇場で鑑賞した時と同じ雰囲気です。老若男女国籍を問わず、世界中の人が楽しめる最高の映画です。

インドで歴代興行収入1位を獲った「バーフバリ」シリーズは、『バーフバリ 伝説誕生』と『バーフバリ 王の凱旋』の2作品から成ります。 主人公であるシヴドゥは、彼を守り死んだ母親の代わりにサンガという女性に拾われ育てられました。滝の下に住む彼は、滝の上の世界に興味を持つようになります。 幾度もの挑戦の末、滝を登り切った彼は敵と戦うアヴァンティカという女性に出会いました。恋に落ちたシヴドゥは彼女を追いかけ、王位争奪をめぐる壮大な戦いに巻き込まれていきます! 今回は、未鑑賞の方に「バーフバリ」シリーズをより楽しんでいただくために、前編『バーフバリ 伝説誕生』の冒頭のみを記載しました。 アクション、ラブロマンス、インドならではの歌や踊りなどいくつもの観客を楽しませる魅力が詰まっている本作。「観ると体調が良くなる映画」と評判の「バーフバリ」シリーズは、日常を忘れて映画の世界に引き込まれたい人におすすめ。きっと映画が始まったら最後まで瞬きを忘れてしまうはずです。

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『下妻物語』(2004年)

ロリータ娘とスケバンによる異色のコンビ結成!ファンキーでキュートな2人の友情物語

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この映画、たまに観たくなる。 映像美とスローモーション。中島監督ワールドにどっぷりと浸かれる。 伝説の刺繍屋を見つけに行くあたりがフワフワしていて好きです。 最初から最後までテンポ良く飽きない。 菅野よう子の音楽も良い。 主演の2人とも可愛くてカッコ良くて大好きな作品です。

深田恭子、土屋アンナがW主演を果たした『下妻物語』は、2005年の第28回日本アカデミー賞で主演女優賞、助演女優賞、新人女優賞を獲得し、長い間ファンに愛され続けている作品です。 ロリータファッションを愛する竜ヶ崎桃子(深田恭子)と、スケバンの白百合イチゴ(土屋アンナ)が、ひょんなことから下妻で出会いました。イチゴが桃子の夢だった代官山に連れて行ってあげたり、桃子がイチゴの特攻服の刺繍をしてあげたりと2人は距離を縮めていきます。 友達がおらずロリータ命であった桃子が、親友のイチゴのためなら服を汚す姿は、彼女の成長が感じられます。「本当の友人との出会いは、人生さえも変えてしまう」ということを改めて実感できるでしょう。 忙しさのために連絡をなかなか取れていない友達はいませんか?『下妻物語』は、懐かしい友達と再び繋がるきっかけをくれるような作品です。

『ぼくたちと駐在さんの700人戦争』(2008年)

いたずらっ子7人VS大人げない駐在さん!笑いあり、青春ありのコメディ映画

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いたずら大好きな僕らの住む村に堅物駐在さんがやってきてさあ大変。ぼくたちと駐在さんの全面戦争が始まった。 友人の一番好きな映画なのですが、本当に残念ながらピクリともはまりませんでした。笑いのセンスがイけないというわけではないのですが、僕の趣向と正反対。つまり「なにか変なことをした」ことに対して「変なことをした!」と大きな声で言うだけなのです。あまりに痛いギャグに直視できませんでした。ヤバいな…、と思っていると終盤ではFUNKY MONKEY BABYSが。仲間!うおおお!!ということ。僕にはこれっぽっちも仲間なんていないので、どうりで共感できないわけですね(卑屈)。そうするとなんだかこの作品の笑いにセンスがないのではなく、僕がダメなんじゃないかと思い始めました。僕にはこの映画で笑うセンスがないのです。星2じゃ!市原隼人の演技を中心に苦手な映画でした。倉科カナだけが絶対正義でした。

『時効警察』の脚本を務めた塚本連平演出の『ぼくたちと駐在さんの700年戦争』は、7人の高校生と駐在さんの戦争を描いた青春コメディ作品です。 田舎町に住む個性豊かな7人の高校生は、毎日いたずらに明け暮れていました。しかし、町の駐在さんに怒られてしまいます。仕返しにいたずらをしますが、なんと駐在さんもいたずらで対抗してきたのです。彼らのくだらないけど愛おしい700日戦争が始まります! いたずらに情熱を注ぐちょっぴりアホな高校生たちと大人げない駐在さんの仁義なきバトルは、あまりに馬鹿馬鹿しく笑ってしまいます。ダラダラと友達と過ごしたり、先生に怒られたりそんな毎日を思い出させてくれる、笑って泣ける作品です。彼らと共に学生時代に戻った気持ちを味わいましょう!

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ciatr厳選!元気が出るミュージカル映画

ここからはciatr編集部が厳選した元気が出るミュージカル映画を紹介します。 歌や踊りでハイテンションになれるミュージカル映画。音楽やダンスがシーンを盛り上げてくれます。ミュージカル映画好きの方にも、そうでない方も満足できるような爽快感MAXのミュージカル映画をピックアップしました!

『グレイテスト・ショーマン』(2018年)

グレイテスト・ショーにようこそ!個性と仲間を武器に開幕するドラマチックなミュージカル映画

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一発当ててやろうとする男が奇抜な人々を集めてショーを始めた。社会からの反感は買いつつも成功を収めていく。 全編歌と踊りのてんこ盛り。『アーティスト』によるミュージカル映画の見直しにはじまり『ララランド』で反ミュージカルをやって人気が再燃したミュージカル映画ですが、本作は王道。感情が揺れ動くタイミングで必ず最高の歌と踊りで盛り上げてくれます。個人的に好きなのはヒュー・ジャックマンがザック・エフロンを酒場で口説くシーン。コミカルで楽しい。ただ『ララランド』鑑賞後だとシーンがぶつ切りの印象もある。ワンカットで見せる!みたいなのはありませんでした。テーマもマイノリティへの言及はありますが、少し薄めでなんとなく流行りに乗った感も否めない。ただそれらがマイナスになることはありません。テーマについて主人公以外のメインキャラクターはみんな知っていて、最後に思い知らされるのが主人公という親切設計。誰が観てもテーマについて理解できる。後は歌と踊りに浸るだけ。映画鑑賞に難易度なんてないと思いますが、この映画はすごく易しい。超デート向きのハッピー映画です。 映画終盤でヒュー・ジャックマンが全力で走るシーンがありますが、こちら『ローガン』を意識しているのでしょうか。全力で走らせて美しいおじさんはヒュー・ジャックマンとトム・クルーズだけ!

19世紀に活躍した興行師・バーナムの人生を描くミュージカル作品の『グレイテスト・ショーマン』。作中の楽曲は、『ラ・ラ・ランド』の作曲家を手掛けました。 勤めていた会社が倒産したことで博物館を始めたバーナムですが、娘の「生きたものを置かなきゃ」という一言で、サーカス団を結成します。ショーは成功!しかし、サーカス団やバーナム一家は上流階級や街からひどい扱いを受けます。さらに、サーカス団の人気は低迷してしまいバーナム一家にも変化が訪れます。 バーナムの人生の成功と挫折を描いた本作ですが、彼を支える家族やサーカス団の仲間のストーリーも魅力的です。コンプレックだらけのサーカス団が個性を武器にショーをやり遂げる姿は、心を震わさずにはいられません。

『雨に唄えば』(1953年)

誰もがHappy!心も体も踊るミュージカル映画の最高傑作

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映画バー『八月の鯨』のスタッフさんとお話しさせていただく機会があり、その際に本作が一番好きな映画だと教えてくれました。無声からトーキーとなる過程で一人の映画スターが恋をする物語。 あの大雨の中で踊り歌うシーンはあまりに有名ですが、その前のストーリーを知って観ることで心揺れます。時代の転換についていけるか否か、勝機を確信し喜びのあまり雨の中踊ってしまう。こっちまで踊りたくなっちゃいます。あまりミュージカル映画を観ないのですが、ジーン・ケリーの踊りはいいですね。キレッキレでニッコニコ。ドン、キャシー、コズモが三人で踊るシーンが本当に三人が楽しそうでお気に入りです。 ラストの理想的カタルシスは素晴らしい。あの三人がウッキウキで舞台の幕を引っ張るシーン、最高に愛おしいですね。

第25回アカデミー賞のミュージカル部門作曲賞にノミネートされた『雨に唄えば』は、ミュージカル映画の金字塔と言われる作品です。 サイレント映画全盛期のハリウッドに、圧倒的な人気を誇る俳優のドンと女優のリナがいました。 そんなハリウッドにトーキー映画の波が押し寄せますが、リナには重大な問題がありました。それは、彼女の声が非常に悪いことです。声に加えセリフ覚えが悪い彼女に制作人、ドンは困り果ててしまいます。 そんなときにドンは美しい声を持つキャシーに出会います。キャシーはリナの吹き替えをすることに。 長い下積みを経験したドンやトーキー映画という居場所を見つけたキャシー、そして自身の才能を生かし裏方として支えるコズモ。3人が時代の変化に順応し幸せになる様子は、とにかく私たちをハッピーにさせてくれます。 王道のラブストーリーである本作は、ミュージカル映画が苦手な方にもおすすめです!

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映画は、観ると元気になれるビタミン剤!

今回は、観ると絶対に元気になれる映画を紹介しました。 美味しいご飯や友達とのおしゃべりなど疲れを癒す方法はたくさんありますが、時には1人でゆったりと映画を鑑賞するのはいかかですか?素敵な映画が明日への活力になってくれるかもしれません。