ハリウッド映画の定義とは?おすすめ作品ランキングとともに紹介!【名作から最新作まで】
タップできる目次
- ハリウッド映画とは?メジャーな製作会社や、おすすめ作品を紹介
- ハリウッド映画とは?定義と歴史
- 押さえておきたいハリウッドの映画製作会社「ビッグシックス」
- ハリウッドに進出している日本人俳優たち
- 名作から最新作まで!おすすめハリウッド映画ランキングTOP10
- 10位「ジュラシック・パーク/ワールド」シリーズ
- 9位「ハリー・ポッター」シリーズ
- 8位「アベンジャーズ」シリーズ
- 7位『タイタニック』(1997年)
- 6位「トイ・ストーリー」シリーズ
- 5位『グレイテスト・ショーマン』(2018年)
- 4位『グリーンブック』(2019年)
- 3位『レディ・プレイヤー1』(2018年)
- 2位『ボヘミアン・ラプソディ』(2018年)
- 1位「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズ
- やっぱり世界一?!ハリウッド映画は名作ぞろいだった
ハリウッド映画とは?メジャーな製作会社や、おすすめ作品を紹介
ハリウッド映画といえばやはり、『ミッション・インポッシブル』や『ワイルド・スピード』のようなアクション大作を思い浮かべるかと思います。しかし改めて「ハリウッド映画」とは何か?と聞かれると、定義はきちんと知らないという人は多いのではないでしょうか? この記事ではまず、ハリウッド映画とはどういうものかを解説し、「ビッグシックス」と呼ばれるハリウッド大手の製作会社やその代表作に触れていきます。また、ハリウッドで活躍する日本人にもフォーカス! 記事後半ではハリウッド映画のおすすめ作品を、名作から最新作までシリーズを含む10作をランキング形式で紹介していきます。懐かしいシリーズや最近の大ヒット作など幅広くランクインしていますので、どうぞお楽しみに!
ハリウッド映画とは?定義と歴史
一般的にいわれている「ハリウッド映画」とは、アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルスにあるハリウッド地区で製作された映画のこと。ハリウッド地区は、20世紀初頭に映画製作の拠点として造られた“映画の都”です。 20世紀初めには、まだアメリカ映画の主な拠点はニューヨークやシカゴでした。その中で映画会社間のトラブルによって分裂が生じ、一部の映画人たちが新たな拠点として選んだのが、西海岸に広大な土地を持つハリウッド地区だったのです。 ハリウッドには豊かな自然があり、降水量も少なく、理想的な撮影所として機能したようです。こうして1910年代から20年代の間に、続々と映画の撮影所がハリウッドを拠点として開かれていきました。
押さえておきたいハリウッドの映画製作会社「ビッグシックス」
現在ハリウッドには「ビッグシックス」と呼ばれる大手映画製作会社があり、この6つのグループがハリウッド映画の製作の多くを担っています。このビッグシックスが製作・配給・興行に関わっている映画を「ハリウッド映画」と呼んで間違いないでしょう。ここからは各会社の特徴と代表作を紹介していきます。
ワーナー・ブラザーズ
「ワーナー・ブラザーズ」のグループには、「ハリー・ポッター」シリーズのワーナー・ブラザーズ・ピクチャーズや「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのニュー・ライン・シネマがあります。またDCコミックスが傘下にあり、DCヒーロー映画(通称DCEU)も製作。 「レゴムービー」シリーズで注目されたワーナー・ブラザーズ・アニメーションや、『スタンド・バイ・ミー』を監督したロブ・ライナーが設立したキャッスルロック・エンターテインメントもこのグループに属しています。
ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ
「ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ」のグループには、そうそうたるビッグタイトルを持つ5つのスタジオが集まっています。 実写映画を製作するディズニー・ピクチャーズの代表作は『美女と野獣』や「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズなど。『アナと雪の女王』のディズニー・アニメーション・スタジオ、「トイ・ストーリー」シリーズのピクサーも、ディズニーの傘下です。 ところがそれだけではなく、「アベンジャーズ」シリーズのマーベルと「スター・ウォーズ」シリーズのルーカス・フィルムまで入っているのです。2019年にはビックシックスの1つに数えられていた、20世紀フォックスを買収し、「エイリアン」シリーズや「猿の惑星」シリーズもディズニー傘下となりました。なんとも豪華な布陣!
パラマウント・ピクチャーズ
「トランスフォーマー」シリーズや「ミッション:インポッシブル」シリーズを製作しているのが、パラマウント・ピクチャーズ。現在はユニバーサル・ピクチャーズ傘下となっているドリームワークス・アニメーションは、かつてはパラマウントに所属していました。 『バベル』や『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』などアートなミニシアター系作品を製作しているのは、パラマウント・ヴァンテージです。アカデミー賞作品賞を受賞した2008年の映画『ノーカントリー』もこちら! ニコロデオン・ムービーズではキッズ向けの作品を製作しており、『エアベンダー』や『ランゴ』、『ミュータント・タートルズ』が有名。子ども向けケーブルチャンネル「ニコロデオン」の映画製作部門です。
20世紀フォックス
「X-MEN」シリーズが有名な20世紀フォックス。「ダイハード」や「プレデター」、「エイリアン」シリーズも製作しています。20世紀フォックスのロゴが登場するファンファーレの音楽も印象的ですが、なんといっても2018年最大のヒット作となった『ボヘミアン・ラプソディ』が記憶に新しいところ! インディペンデント系の作品を製作するフォックス・サーチライト・ピクチャーズでは近年、アカデミー賞受賞で話題となった『スリー・ビルボーズ』や『シェイプ・オブ・ウォーター』、『女王陛下のお気に入り』など非常に質の高い作品を作り続けています。 「アイス・エイジ」シリーズで有名なアニメ部門のブルー・スカイ・スタジオもあります。しかし2019年3月20日、ディズニーによる21世紀フォックスの買収完了が正式発表されました。ビッグシックスの業界地図にも大きな変動が見られそうです。
ソニー・ピクチャーズ・エンターテインメント
ソニーの傘下にはハリウッド老舗のコロンビア・ピクチャーズがあります。バブル全盛期のソニーがコロンビアを買収したことも、今では昔のこと。マーベル製作ではない「スパイダーマン」シリーズや「メン・イン・ブラック」シリーズ、ダニエル・クレイグ版「007」シリーズもコロンビアです。 ソニーの子会社であるトライスター・ピクチャーズとスクリーン・ジェムズには、それぞれ『エリジウム』や『第9地区』などの近未来SF、「バイオハザード」シリーズといった大ヒット作があります。 アニメ部門のソニー・ピクチャーズ・アニメーションでは、『サーフズ・アップ』や『モンスター・ホテル』など親子で楽しめる良質な作品を製作しています。
ユニバーサル・ピクチャーズ
ユニバーサル・ピクチャーズはユニバーサル・スタジオの映画製作・配給部門。USJなどアメリカやアジアにあるアミューズメント・パーク「ユニバーサル・スタジオ」を運営する映画会社です。 代表作はUSJでお馴染みのものばかり!「バック・トゥ・ザ・フューチャー」や「ジュラシック・パーク/ワールド」シリーズが一番有名でしょうか。また、「ミニオンズ」シリーズで大ヒットを飛ばしているイルミネーション・エンターテインメントもユニバーサル傘下。 イギリスの製作会社であるワーキング・タイトル・フィルムズの親会社でもあります。『ブリジット・ジョーンズの日記』や『ラブ・アクチュアリー』などのラブコメで有名ですね。『21グラム』や『ミルク』などの社会派作品を製作しているフォーカス・フィーチャーズもユニバーサルです。
ハリウッドに進出している日本人俳優たち
ハリウッド映画には、日本人俳優もこれまでに多く進出しています。古くは戦前から渡米し、最近では若手俳優たちもハリウッドに挑戦。特に20世紀初頭に単身渡米し、長年ハリウッド俳優として活躍し続けた日本人俳優・早川雪洲は著名な人物。ハリウッドの観光地にもなっているウォーク・オブ・フェイムにも名前が刻まれています。 三船敏郎や千葉真一、高倉健も多くの映画人にリスペクトされ、ハリウッドでも活躍した日本人俳優です。近年ではやはり渡辺謙や真田広之、浅野忠信の名をハリウッド映画で目にすることが多いですね。また世界的監督として有名な北野武も、ハリウッド映画に出演する日本人俳優の一人です。
工藤夕貴や菊地凛子、忽那汐里も日本人女優としてハリウッド映画に進出し、堂々とした演技で活躍。モデル出身のTAOや福島リラ、すみれもエキゾチックな雰囲気を持ち、独自の路線を切り開いています。 最近特に目立つのは、新田真剣佑や窪塚洋介、森崎ウィンなど若手俳優の活躍。それぞれ『パシフィック・リム:アップライジング』(2018年)、『沈黙 -サイレンス-』(2016年)、『レディ・プレイヤー1』(2018年)に出演し、作品に存在感を残しています。
名作から最新作まで!おすすめハリウッド映画ランキングTOP10
ここからはハリウッド映画のおすすめランキングTOP10をお楽しみください!懐かしのシリーズや最新の大ヒット作まで、シリーズ概要や見どころなどを紹介していきます。
10位「ジュラシック・パーク/ワールド」シリーズ
1990年のSF小説『ジュラシック・パーク』の映画化から始まった「ジュラシック・パーク」シリーズ。1993年から2001年の旧3部作と2015年から2021年の新3部作で構成され、全6作となる予定です。旧3部作では主にサム・ニール演じるグラント博士、新3部作ではクリス・プラット演じる恐竜監視員のオーウェンが主人公となっています。 1993年の『ジュラシック・パーク』は社会現象になるほどのヒットを記録し、ユニバーサル・スタジオの名物アトラクションとしても有名になりました。続く1997年の『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』、2001年の『ジュラシック・パークⅢ』で旧3部作は終了し、2015年の『ジュラシック・ワールド』から新3部作が始動。2018年の『ジュラシック・ワールド/炎の王国』も大ヒットし、2021年には3作目が公開予定となっています。 単なる恐竜パニック映画に留まらず、生命の進化をテーマにし、生命倫理に関する技術の進歩とその過信に対する警告が、このシリーズの最大の魅力。恐竜好きの子どもだけでなく、大人にも哲学的なテーマが受け入れられ、親子で楽しめるエンターテイメント作品になっている点が人気の秘密でしょうか。
9位「ハリー・ポッター」シリーズ
J・K・ローリングによるファンタジー小説「ハリー・ポッター」シリーズの映画化作品で、2001年の『ハリー・ポッターと賢者の石』から2011年の『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』までの8作品が11年かけて公開されました。ハリーを演じたダニエル・ラドクリフもハリーとともに成長し、壮大なシリーズ作品として映画史に名を残しています。 2014年にはユニバーサル・スタジオ・ジャパンにもテーマパーク「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」が開設され、人気のアトラクションとなっています。 また、2016年には「ハリー・ポッター」の世界が生んだスピンオフ映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』が誕生。シリーズは5部作が予定されており、2018年には『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』も公開され、3作目は2020年の公開が予定されています。
8位「アベンジャーズ」シリーズ
マーベルのヒーローたちが集結した「アベンジャーズ」シリーズも、2019年4月26日の『アベンジャーズ/エンドゲーム』でついにシリーズ完結を迎えました。 シリーズの始まりは2012年の『アベンジャーズ』ですが、それまでに各ヒーローたちの単発映画も製作。これらを含めて「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」というクロスオーバーした世界が形成されています。 シリーズ2作目は2015年の『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』、3作目は2018年の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』。しかしこの間にも新たなヒーローの登場や事件が起きており、それぞれのヒーローたちのシリーズ作で展開されて、さらに重厚な世界観を構築しているのです。
7位『タイタニック』(1997年)
ジェームス・キャメロン監督・脚本、レオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレット主演で1997年に公開された『タイタニック』。1912年に実際に起きたタイタニック号の沈没事故を元に、海洋パニックとラブストーリーを見事に融合し、世界的ブームを巻き起こしました。 1998年のアカデミー賞では、作品賞・監督賞をはじめとする11部門で受賞。特に撮影技術と音楽・音響で高い評価を得ました。セリーヌ・ディオンによる主題歌「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」も大ヒットを記録しています。 製作はジェームス・キャメロンが創設した「ライトストーム・エンタテインメント」で、「アバター」シリーズでも有名です。配給は北米ではパラマウント映画、日本ほか他の国々では20世紀フォックスが担当しました。
6位「トイ・ストーリー」シリーズ
2019年7月12日に日本公開される『トイ・ストーリー4』も楽しみな「トイ・ストーリー」シリーズ。1995年の『トイ・ストーリー』から始まり、これまでに『トイ・ストーリー2』(1999年)、『トイ・ストーリー3』(2010年)と製作されて完結したと思いきや、10年ぶりに続編が公開されました。 シリーズを通して、主人公のウッディはトム・ハンクス、バズ・ライトイヤーはティム・アレンが声を担当。日本語版吹替でも4作続けてウッディを唐沢寿明、バズを所ジョージが務めています。 シリーズ全作に共通するテーマは、おもちゃと持ち主の絆。大人にも自分の思い出にある大切なおもちゃがあり、心の琴線に触れるような深いテーマが描かれているのが人気を維持している魅力の一つではないでしょうか。
5位『グレイテスト・ショーマン』(2018年)
実在のアメリカの興行師P・T・バーナムの生涯にスポットを当てたミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』。バーナムを演じたのは『レ・ミゼラブル』でも素晴らしい歌声を披露したヒュー・ジャックマンです。 『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞歌曲賞を受賞したベンジ・パセックとジャスティン・ポールが手がけた劇中音楽も作品同様大ヒットし、サウンドトラックも世界中で累計600万枚以上ものセールスを記録。キアラ・セトルが歌う主題歌「ディス・イズ・ミー」も高い評価を受け、彼女を一躍世界的スターに押し上げました。 バーナムのビジネスパートナーとなるフィリップ役を務めたのは、『ハイスクール・ミュージカル』のザック・エフロン。フィリップの恋人アン役をダンサーのゼンデイヤが演じて大きな注目を集めました。
4位『グリーンブック』(2019年)
第91回アカデミー賞で作品賞を受賞し、大きく注目されたピーター・ファレル監督の『グリーンブック』。タイトルの“グリーンブック”とは、黒人の旅行者が宿泊所やレストランなどを見つけるためのガイドブックです。 物語の舞台は1962年、黒人差別が残る南部へ、黒人ピアニストのドン・シャーリーがコンサートツアーを行うために運転手を雇うところから始まります。雇われたのはナイトクラブで用心棒をしていたトニー・ヴァレロンガ。二人はまったく違う境遇と性格で度々衝突を繰り返しながらも、互いを理解するようになっていきます。 シャーリーを演じたマハーシャラ・アリの演技は高く評価され、彼に『ムーンライト』以来二度目のアカデミー賞助演男優賞をもたらしました。また同様に高い評価を受けたヴァレロンガ役のヴィゴ・モーテンセンも、同主演男優賞にノミネートされています。
3位『レディ・プレイヤー1』(2018年)
スティーヴン・スピルバーグが監督を務め、VRのゲーム世界を斬新な映像で描いた『レディ・プレイヤー1』。主演には「X-MEN」シリーズのスコット・サマーズ役で知られるタイ・シェリダンが抜擢。ミャンマー出身の日本人俳優・森崎ウィンが出演していることも話題となりました。 2045年の近未来、環境汚染や気候変動により荒廃した世界では「オアシス」と呼ばれるVRゲームが流行していました。そのオアシス内で、ゲーム創始者の遺産が授与されるゲームが開催され、世界中のプレイヤーがこぞって参加。主人公のウェイドもプレイヤーの“パーシヴァル”として、日々奮闘していました。 視覚効果を担当したのは、「スター・ウォーズ」シリーズなどでアカデミー賞視覚効果賞を度々受賞している「インダストリアル・ライト&マジック」。本作には、1980年代から90年代の日本やアメリカの大衆文化に対するオマージュが大量に散りばめられており、日本からはガンダムやゴジラなども登場しています。
2位『ボヘミアン・ラプソディ』(2018年)
伝説の英国ロックバンド「クイーン」のボーカルでフロントマンだったフレディ・マーキュリーを中心に、バンドの軌跡を描いた伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』。フレディをエジプト系アメリカ人のラミ・マレックが演じました。 製作はキャスティングや監督の解雇など困難を極めましたが、その苦労に報いる形で作品は大ヒット。ゴールデングローブ賞とアカデミー賞両方で主演男優賞を受賞し、サウンドトラックも全世界で大ヒットするなどの栄誉と実績を手にしています。 本作での一番の注目度は、なんといっても高い再現率!ラミ・マレックをはじめバンドのメンバーたちが本人たちそっくりと話題に。またクライマックスの「ライブ・エイド」でのステージも細部にわたり忠実に再現し、大きな盛り上がりと感動を与えてくれました。
1位「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズ
1980年代後半に一大ブームを起こし、後々まで影響を残した大ヒットシリーズ「バック・トゥ・ザ・フューチャー」。ロバート・ゼメキスを一気にメジャーな監督に押し上げ、主演のマイケル・J・フォックスをハリウッド・スターにした作品です。 科学者のドク(クリストファー・ロイド)が発明した車型のタイムマシンで、高校生のマーティが悲惨な運命を変えるために過去や未来へ行くという物語。 1作目の『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(1985年)では両親の結婚を左右する1955年にタイムスリップし、2作目の『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』(1989年)ではマーティの息子のトラブルを回避するために2015年へ。3作目の『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』(1990年)になると、なんと西部開拓時代の1885年へタイムトラベルしてしまいます。 タイムトラベルを扱うSF映画でありながら、そのコメディタッチの軽い作風で大人から子どもまで気軽に観ることができます。タイムマシンの車“デロリアン”も人気となり、USJのアトラクション「バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライド」でも多くの来場者を楽しませましたが、2016年5月に惜しまれつつクローズしています。
やっぱり世界一?!ハリウッド映画は名作ぞろいだった
最近では中国資本の映画も増え、世界一の映画の都ハリウッドに対抗して中国でも大規模な映画都市の建設が行われていますが、やはり大作映画はまだまだハリウッド製作のものが世界市場を席巻しています。しかし中国では映画産業の復興のために力を入れて、国民もハリウッド映画離れが進んでいるとか。 日本ではどうでしょう?現状では邦画と洋画の割合でいえば、劇場で公開している作品は邦画の方が多く、大ヒットするものも半々になっているような気がします。ハリウッドでもミニシアター系やインディペンデント系の作品に力を入れ、小規模ながらも公開して高い評価を得ているものもあります。 ハリウッド内でも業界再編が激しくなりそうな昨今。これから世界的な映画業界地図がどのように変化していくのかはまだ未知数ですが、ハリウッド映画が世界の覇者として君臨し続けられるのかは、時代の波に乗れるかどうかにかかっているのかもしれませんね。