2021年8月24日更新

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愛がなんだ
(C)2019「愛がなんだ」製作委員会

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映画『愛がなんだ』の作品概要

公開日2019年4月19日
監督今泉力哉
主要キャスト岸井ゆきの
成田凌

角田光代原作!映画『愛がなんだ』あらすじ

愛がなんだ

OLのテルコは、ある日偶然出会ったマモルに片想いをし、彼のことしか考えられなくなってしまいます。 すっかり恋は盲目状態で、どんなに遅い時間だろうと仕事中だろうと、彼からの電話を最優先するという生活を送っていました。親友の葉子はそんな彼女を心配していましたが、本人はまったく聞く耳を持とうとしません。 仕事を失いそうになろうと、周りから馬鹿にされようと、マモルさえいればそれで幸せなテルコ。そんな中、彼女はひょんなことからマモルと身体を重ね、これでようやく恋人同士になれると舞い上がってしまいます。 大喜びでこれまで以上にマモルの世話を焼くテルコでしたが、あるとき突然彼からの連絡が途絶えてしまって……。

映画『愛がなんだ』の登場人物/キャスト

テルコ役/岸井ゆきの

愛がなんだ,岸井ゆきの
(C)2019「愛がなんだ」製作委員会

『愛がなんだ』主人公のテルコは28歳(原作)のOL。仕事よりも恋が優先、自分よりも好きな人が優先という価値観で生きています。テルコの恋は、好きとか嫌いとかを超越し、「マモちゃんになりたい」というレベルまで育っているのです。 そんなテルコを演じるのは、演技の上手い若手女優として注目を集める岸井ゆきの。2015年には長回しが印象的な映画『友だちのパパが好き』で確かな演技力を見せ、2016年の『ピンクとグレー』では中島裕翔、菅田将暉、夏帆らと並ぶメインキャラクターを好演しました。 岸井は2017年の映画『おじいちゃん、死んじゃったって。』に主演し、ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞。2018年の朝ドラ『まんぷく』では26歳にして14歳の役を演じる離れ業を見せるなどお茶の間にも認知される演技派女優に成長しました。

マモル役/成田凌

愛がなんだ
(C)2019「愛がなんだ」製作委員会

テルコの片思い相手で、出版社勤務のマモル。テルコとは知人の結婚式で出会いました。以来、テルコとは恋人関係ではないけれど、飲みに誘ったり、風邪を引いた時に看病に来てもらったりするという関係です。付かず離れずの関係だった2人ですが、すみれの登場によって関係性が変わっていって……。 マモルを演じるのは、2019年に人気が急上昇した成田凌。2019年は本作のほか、『チワワちゃん』、『翔んで埼玉』、『さよならくちびる』、『カツベン!』と注目映画に出演しました。なかでも『さよならくちびる』、『カツベン!』の2作は要チェック。 小松菜奈、門脇麦と共演した『さよならくちびる』は、女性ふたり組音楽ユニットの解散ツアーを描いたロードムービー。小松、門脇演じる女性ふたりと成田凌演じるローディのほぼ3人で物語が展開していきます。若手演技巧者3人のやりとりが素晴らしい作品です。 『カツベン!』は、『Shall We ダンス?』、『それでもボクはやってない』などで知られる周防正行監督作品。本作で成田凌は映画初主演を飾りました。

葉子役/深川麻衣

テルコの数少ない友人・葉子。マモルに執着するテルコのことを心配していますが、一方で自身に好意を抱くナカハラのことを軽く扱っています。テルコとマモル、葉子とナカハラは鏡のような関係とも言えるでしょう。 葉子を演じる深川麻衣は、2016年に乃木坂46を卒業した女優。2018年には今泉力哉監督の映画『パンとバスと2度目のハツコイ』に主演、朝ドラ『まんぷく』では岸井ゆきのと姉妹役で共演するなど、本作のスタッフ、キャストと縁があるようです。

ナカハラ役/ 若葉竜也

葉子に好意を抱き、テルコと同盟関係になるナカハラ。原作では、テルコを映す鏡としての存在が強いですが、映画ではそれに加え、物語を少しかき乱すような登場の仕方をします。 象徴的なのは、原作ではテルコ、マモル、すみれの3人で行く旅行にナカハラがついて行くというところでしょう。旅行シーン、テルコと1対1で話すシーンなど印象的な登場の仕方をする人物です。 ナカハラを演じる若葉竜也は、2016年に映画『葛城事件』で無差別殺人を起こす葛城家の次男を好演し、TAMA映画賞・最優秀新進男優賞を受賞した演技巧者。俳優としてだけでなく、監督としても活躍しており、2018年に監督作『蝉時雨』が門真国際映画祭にて最優秀作品賞を受賞しました。 映画好き、演劇好き以外にはあまり知られていないかもしれませんが、本作を観た後、多くの人の心に深く印象を刻むであろう若手俳優です。

すみれ役/江口のりこ

中盤から登場するすみれは、マモルに好意を抱かれる女性。すみれ自身はマモルのことを薄っぺらい男だと軽く見ており、むしろテルコと仲良くなりたい(恋愛感情ではない)と思っています。 すみれを演じるのは多くの映画・ドラマに出演している演技派女優江口のりこ。朝ドラ『マッサン』(2014)で姉御肌な事務員・好子を演じ、知名度を上げました。『マッサン』しかり、本作しかり、姉御肌な女性を演じている印象があります。

映画『愛がなんだ』の見どころ

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(C)2019「愛がなんだ」製作委員会

監督は本作について「両想いなんて存在しないのでは、と言い続けてきた私の元に、この小説を映画化しませんかという話が来て、これは、と嬉しくなりました」とコメントとしています。 今泉監督は本作の他にも『サッドティー』(2013)、『パンとバスと2度目のハツコイ』(2018)、そして2019年9月に公開予定の『アイネクライネナハトムジーク』など、現代人とその恋愛観にまつわる作品を多く手がけており、"現代恋愛映画の旗手"と呼ばれているほどリアルな恋愛描写が魅力の監督です。 本作『愛がなんだ』でも、「恋人のようで、恋人ではない関係」や、「好きな人に尽くしすぎてしまう女性」など、現代人であれば身に覚えのあるような描写が散りばめられており、そのリアルさが本作の魅力の1つともなっています。 見終わった後に自分の恋愛に重ねてみたり、タイトルの「愛がなんだ」ということに思いを馳せずに入られません。

映画『愛がなんだ』の評価・感想は?

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マモルに対する想いを次第にエスカレートさせていくテルコの姿に、思わずぞっとしました。でも、彼女の気持ちもなんとなくわかるかもと思ってしまう自分もいて、それが余計に怖かったです。愛をテーマにした話ではありますが全然美しくはなくて、心が痛くなりました。テルコと同じような経験がある人は余計共感してしまうのではないでしょうか。

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恋愛の痛々しい部分、醜い部分、恥ずかしい部分をリアルに描いた作品です。登場人物が大体クズなのに、気付くと感情移入してしまっているのが不思議。ラストにかけての展開は、観ているだけでもとても苦しくなります。視聴後には、人を愛するってなんだろう……と改めて考えさせられました。『愛がなんだ』というタイトルが身に沁みます。

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テルコはマモルを心から愛していて、彼といるだけで幸せだったはずなのに、そのせいでボロボロになっていくさまが見ていて悲しかったです。愛が人を狂わせる過程を間近で見せられるというなかなか生々しい作品でした。岸井ゆきのをはじめとして、出演キャストの演技がとてもよかった!さわやかな恋愛ものではないので、心が健康なときに観るのをおすすめします。

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