2018年7月27日更新

ポール・ラッドについて知っておきたいこと!【『アントマン』】

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ポール・ラッド
©JIM RUYMEN/UPI/Newscom/Zeta Image

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ポール・ラッド、映画・ドラマ・舞台とマルチにこなす人気俳優はどんな人物?

ポール・ラッドは、1969年4月6日にアメリカ・ニュージャージー州に生まれました。カンザス育ちの彼はカンザス大学にて演劇を専攻、卒業後にはロサンゼルスにあるアメリカン・アカデミー・オブ・ドラマティック・アーツにてさらに深く演技を学びました。 その後、1995年公開『クルーレス』にてスクリーンデビュー、アリシア・シルバーストーンとの共演で注目されるも活動の場をブロードウェイに移し、しばらくは舞台俳優として活躍していました。その一方で映画への出演もコンスタントに続け、日本でも有名な『サイダーハウス・ルール』や『40歳の童貞男』はヒット作となりました。 コメディ俳優としての印象が強く、『40歳の童貞男』シリーズや、『俺たちニュースキャスター』でも重要キャラクターを演じ、フランスの名作コメディのリメイクである『奇人たちの晩餐会 USA』にも出演しています。イケメンながらもやさしさと柔らかさに溢れる彼の雰囲気が、コメディ映画にぴったりなのかもしれませんね。

映画『アントマン』で大ブレーク

ポール・ラッドが主演として参加するのは、マーベルヒーロー「アントマン」の実写化映画。MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)映画の"フェーズ2"を締める、シリーズの一区切りとなる重要な作品です。

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意外に高身長

何もかも上手くいかない男・スコットが人生をやり直すために掴んだチャンスは、なんと1.5cmの極小ヒーローとなって戦うことでした。果たして彼はチャンスを活かして真の「ヒーロー」になることは出来るのか?奇抜な設定が話題を呼ぶ、マーベル史上最小のヒーローの戦いに期待は膨らむばかり。 そんな、最小のヒーローを演じるポール・ラッド。スーツを見事に着こなし、ジェントルマンな趣を持つ彼は、なんと178cmの高身長!史上最少のマーベルヒーローへの大抜擢は、どうにも身長が理由というわけではなさそうですね。

日本での未公開作品の多いポール・ラッド

マーベルコミックスの中でも異色の、1.5cmのヒーロー『アントマン』を演じることになり、世界中から大きな注目を浴びているポール・ラッド。本作以前の日本での注目度はあまり高くなかったので、本作で初めて知ったという方も少なくないのではないでしょうか。出演作品数はベテラン俳優と言うに足るほどなのですが、残念なことに日本での公開作品はとても少ないのです。

アメリカでは、映画、ドラマ、舞台として活躍している彼ですが、日本での知名度は超有名というわけにはいかないようです。『40歳の童貞男』は日本でもヒットとなったものの、同監督による『無ケーカクの命中男/ノックトアップ』や、そのスピンオフ的続編『40歳からの家族ケーカク』は日本では未公開となっています。

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ドラマ『ウェット・ホット・アメリカン・サマー:キャップ1日目』で主演に!

2015年には、ポール・ラッド出演ドラマ『
』が大人気となっています。本作は2001年の映画『ウェット・ホット・アメリカン・サマー』のドラマ化で、
などそうそうたるキャストがそろっています。

ポール・ラッドの妻ジュリー・イェーガーとは?

ポール・ラッドは2003年2月に結婚しています。そのお相手はジュリー・イェーガー。彼女の職業は広報や宣伝などを担当するパブリシストだそうです。 ポール・ラッドとの出会いも、彼が専任のパブリシストをつけようと彼女が働く事務所を訪れたことがきっかけだったそう。当初、ニューヨークに拠点を移したばかりで、他に誰も知り合いがいなかったポール・ラッド。その為、彼女をランチに誘い、そこから交際に発展しました。5年間の交際の末、結婚した二人の間には一男一女の二人の子供がいます。

夫婦の会話が映画に使われている

ポール・ラッドが2012年に主演したコメディ映画『40歳からの家族ケーカク』。 共に40歳を過ぎ、冷え切った夫婦が絆を取り戻していく過程を描いた作品です。 本作では夫婦の会話にリアリティを持たせる為、監督のジャド・アパトーがポール・ラッドに頼んで妻との様子を撮影してもらったそうです。 ちなみにジャド・アパトーは、ポール・ラッド も出演した2007年の『無ケーカクの命中男/ノックトアップ』でも、彼と奥さんの会話を脚本に入れ込んでいます。ジュリーがパソコンに向かってばかりいる夫に向かって「あなたの背中ばっかり見ているのは飽き飽きだわ」と言ったセリフが採用されたそうです。

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ポール・ラッド、ベテランにして俳優人生はまだまだこれから!

俳優としての評価が非常に高いポール・ラッドは、2015年7月1日にハリウッド・ウォーク・オブ・フェイムを授与され、2,554番目のハリウッド殿堂入り俳優となりました。 既に数多くの作品に出演しているベテラン俳優の一人ですが、この受賞を機に、まだまだこれから注目は高まっていくばかりなのではないでしょうか。

ポール・ラッドが『アントマン&ワスプ』で主役続投

『アントマン』実写版第二弾『アントマン&ワスプ』でも、ポール・ラッドは主役を演じています。 彼が演じるアントマンことスコット・ラングは、犯罪歴もありちょっと頼りない印象のヒーローです。そんな彼と対照的に、本作では賢くて鋭いヒロインとして、エヴァンジェン・リリー演じるワスプことホープ・ヴァン・ダインが登場します。正反対な二人の掛け合いも、第二弾の見どころの一つです。 アメリカでは、前作を上回る興行収入で、初登場ランキング1位となりました。日本では2018年8月31日公開です。