江口洋介のプロフィール
1967年12月31日生まれ東京都北区出身の俳優兼歌手の江口洋介は、1987年の映画『湘南爆走族』で、湘南を舞台にした暴走族のメンバー5人の二代目リーダーである主人公に抜擢されます。
1987年に学校差別をテーマとして描かれた『翼をください』で、私立高校に通う落ちこぼれの生徒「丸山栄作」を演じ、テレビドラマデビューを飾ります。
1990年代初頭の江口は、長髪がトレンドマークで、シンガーソングライターとしても活動し、「恋をした夜は」「愛は愛で」などのヒット曲をだしましたが、1999年以降は音楽の活動はおこなっていないようです。
『東京ラブストーリー』では鈴木保奈美と共演で1度は熱愛の噂も
1991年のフジテレビドラマ『東京ラブストーリー』で、私大の医学生三上健一 役の江口洋介と広告代理店に勤務のジンバブエ育ちである赤名リカを演じた鈴木保奈美は、共演時につきあっていると噂があったそうです。
ドラマ『白い巨塔』や『救命病棟24時シリーズ』など、医者役の多い江口洋介、連続ドラマ主演の常連!
『ひとつ屋根の下』
1993年にパート1、1997年にパート2とフジテレビの月9」枠で放送された『ひとつ屋根の下』で、両親が他界後、生き別れとなった兄弟を訪れ絆を深めていく主人公柏木達也を江口洋介は演じています。
主人公のセリフ「そこに愛はあるのかい?」は流行語になるほど人気を博しました。
『結婚しようよ』
1996年に放映されたTBSのドラマで、江口が演じた殿山圭太郎は、小さな会社の社長で別れた妻との間にできた子供の蓮と二人で生活をしています。しかし別れた妻の弁護士から、再婚しないなら息子は元妻のもとにいくという話があり、あわてて結婚相手を探し始めます。
ドラマの主題歌「TRAVELING BOY~解き放たれた矢のように~」を江口が歌っていました。
『逃亡者 RUNAWAY』
1960年代のアメリカドラマのリメイクである『逃亡者』は、保護観察官の永井徹生が、妻を殺害したとして、濡れ衣をきせられ、逃亡しながら真犯人を探すというドラマで、江口は逃亡者役永井を、共演した阿部寛は捜査一課の刑事で、逃亡した永井をおいかける峰島隆司となる人物を演じています。
『スクール!!』
2011年のフジテレビのドラマで、勤務していた中堅ゼネコンが倒産し、母校の小学校の校長先生として就任することになった成瀬誠一郎を江口洋介が演じています。
映画では主演としても名脇役としても活躍が目立つ江口洋介
『スワロウテイル』
架空の町「円都」は移民がすみ、日本語、英語、中国語が混ざった言語を話す無国籍な街。そんな街で暮らす娼婦のグリコと一緒に生活しているアゲハは、母を殺され犯人を捜す日々。そんな中、グリコが歌手として成功します。
グリコの生き別れの兄で、円都の顔役的存在を江口洋介が好演しています。
『るろうに剣心』
和月伸宏が描く漫画『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』をベースにした実写映画の『るろうに剣心』は、動乱の幕末を描いた作品で、江口は斉藤一という新選組隊士を演じています。
『アンフェア the movie』
大ヒットテレビの映画化で、警視庁につとめる雪平は、警視庁きっての検挙率ナンバーワンの警部補です。ある日、雪平の娘が爆破事件にまきこまれ、病院に運ばれるも、テロリストに病院を占拠されたため、雪平は単身、病院に乗り込み、テロリストと戦いはじめました。
雪平の上司で公安ナンバーワンとよばれる斉藤陣を、江口洋介が演じています。
『ギミー・ヘブン』
ヤクザの下請けで盗撮サイトを運営している新介は生まれたときから共感覚の持ち主。ある日、盗撮のカメラを設置した女が、謎の失踪をとげたことから周囲に様々な事件がおきはじめるサイコサスペンス映画です。
盗撮サイトを運営している新介を江口洋介が演じています。
2015年は映画『天空の蜂』で主演を熱演
東野圭吾の同名小説の映画化である『天空の蜂』は、1995年8月8日にビッグBとよばれる巨大ヘリがのっとられて、稼働中の原子炉および建設中の原発をすべて停止しないと、福井県にある原子力発電所にヘリを墜落させるというクライシスサスペンスです。このビッグBとよばれる新型ヘリを開発した湯原という人物を江口洋介が演じています。
性格までかっこよすぎる江口洋介
ドラマで医者の役が多い江口洋介は、病院でのロケがあったある日、手術を控えた病気の少年と父親が、江口洋介を訪ねてきたことがあったらしく、ロケ中だったということもありスタッフは父子を止めにはいろうとしましたが、江口はそれを逆に制し、父子の話を聞き、少年を励ましたとのことです。
ルックスだけではなく、性格までカッコいいですね。
森高千里との結婚後は子どもにも恵まれる
1996年3月に歌手の森高千里と結婚し、2000年2月に長女、2002年5月に長男が誕生し、一男一女に恵まれている江口洋介。子育てについては下記のように語っています。
「同じスポーツしたり、食卓以外のコミュニケーションを大切にしている」
忙しい仕事の合間をぬって子供たちと過ごすことをたのしんでいるのがよく伝わってきますね。
お正月映画『人生の約束』では竹野内豊と共演
『池中玄太80キロ』『点と線』をてがけた石橋冠初の劇場作品である『人生の約束』は、石橋が第二の故郷とよぶ富山県が舞台です。
親友の塩谷航平と数年前に決別したままの中原佑馬(竹野内豊)は、航平からある日何度も電話があり、折り返してかけてみたところ、電話はつながらなかった。むなさわぎがして、彼の故郷へ向かう中原は、そこで航平の義兄(江口洋介)から親友の死と死ぬ前に航平がしたかったことをきかされる。航平の夢をかなえるために、中原が奔走する。
脇をかためる俳優陣は、西田敏行はじめ、ビートたけし、榎本明、室井滋などの豪華キャストです。
2015年10月1日に開催された映画の完成報告会見で石橋監督は、初共演となった江口について、
「漁師にしか見えなかった」と役作りの角刈り姿を絶賛。引用:eiga.com
江口洋介の角刈りと演技がとても気になりますね。2016年1月9日から劇場公開です。