ジョディ・スウィーティンのプロフィール
ジョディ・スウィーティン(本名:ジョディ・リー・アン・スウィーティン)は、1982年1月19日に、カリフォルニア州ロサンゼルスで生まれました。
当時、両親はふたりとも服役していたため、生後9ヶ月で叔父のサムに引き取られ、2歳のとき正式に養子として迎えられます。養父母は、周囲から養子を無理矢理ショービズ界で働かせていると思われるのを恐れて、スウィーティンに養子であることは口外しないようにと言っていたそうです。
1987年にコメディドラマ『Valerie(原題)』でデビューし、同年から『フルハウス』にタナー家の次女ステファニー役で出演することになります。
ロスアラミトス高校在学中は、同じ学校に通っていたマシュー・モリソン(『glee/グリー』など)とともに、ミュージカルに出演しました。1999年に高校を卒業し、カリフォルニア州オレンジのチャップマン大学に進学しました。
2006年にはダンスコンテスト番組『Pants-Off Dance-Off(原題)』のシーズン2司会をつとめ、翌年の2007年には『フルハウス』で父ダニーを演じたボブ・サゲット監督映画『童貞ペンギン』に声優として出演しました。
『フルハウス』ステファニー・タナー役でブレイク!
ジョディ・スウィーティンは、1987年からコメディシリーズ『フルハウス』にステファニー・タナー役で出演し、ブレイクしました。
『フルハウス』は、3人の娘を残して妻に先立たれたダニーが、妻の弟ジェシー、友人のジョーイとともに娘たちを育て上げるシチュエーションコメディです。
スウィーティンが演じたステファニーは明るくおませで、少し勝気で生意気な面もある女の子です。”How Rude!”(「超ムカつく!」)が口癖で、マシンガントークがトレードマークの人気者。真面目な姉のD.J.をからかいながらも尊敬していて、彼女との多くの心温まるシーンや、妹のミシェル、D.J.の親友キミーとのコミカルなやりとりでも人気を集めました。
彼女の演技力、飲み込みの良さ、女優としての実力は当時のプロデューサーも認めるところです。
家族や友人との絆を描いたこのドラマは、放送終了から20年経った現在でも人気が高く、スウィーティンの代表作となりました。
薬物中毒に3度の結婚。波乱万丈の人生
2005年に薬物中毒が発覚
『フルハウス』終了時に13歳だったスウィーティンは、その後、女優の仕事を減らし高校、大学進学と普通の生活をしていました。しかし、大学在学中の22歳のときに初めてメタンフェタミンを摂取し、半年後には日常的に薬物を摂取するようになったと言います。
2005年にパーティーで倒れ、入院したため薬物中毒が発覚しました。心配した『フルハウス』の共演者であるジョン・ステイモスやボブ・サゲット、オルセン姉妹がスウィーティンを麻薬リハビリセンターの6週間集中コースに入院させ、克服しました。
3度目の離婚を申請中。シングルマザー志望
2002年、20歳のときにスウィーティンはロサンゼルス警察の警察官と結婚しましたが、薬物中毒の件もあり、相手から警察内での地位を危うくしたと訴えられ2006年に離婚しました。
依存症の克服後、スウィーティンは2007年7月に俳優のコーディ・ハービンと再婚します。翌年8月に、第一子となる女の子を出産しました。しかしその後、ハービンが失業し働く気力も見せなかったことが原因で夫婦仲が冷え込み、2010年に離婚しました。
同年5月にはDJのモーティ・コイルの子供を妊娠したと発表し、8月に第二子となる女の子を出産しました。コイルのプロポーズを受け2012年に結婚しましたが、2013年には別居状態となり、「和解しがたい不和」を理由に離婚を申請し、単独親権を主張しています。
自伝を発表
スウィーティンは2009年に自伝『UnSweetined』を出版し、薬物中毒やそれを克服した際の赤裸々な体験談や『フルハウス』の舞台裏、共演者との交流について綴っています。
ジョディ・スウィーティンの現在
ジョディ・スウィーティンは現在、母親業をメインに据え少しずつ女優業にも復帰しています。
2016年にはテレビシリーズ『Strange Ones(原題)』のパイロット版への出演も決定しました。シリーズの継続が決まれば、引き続き出演する可能性もあります。
ドラマ『フラーハウス』にも出演決定!
人気を博したドラマ『フルハウス』の続編『フラーハウス』にも、スウィーティンの出演が決定しています。
Netflixで2月から配信が予定されている『フラーハウス』は、長女のD.J.が未亡人になってしまい、3人の息子を妹のステファニーと親友のキミーの3人で育てるという、『フルハウス』に似た展開になるようです。
前作のキャストも、ミシェル役のオルセン姉妹以外はほとんど出演することが発表されており、注目が集まっています。