『フラーハウス』を徹底解剖!ドラマがもっと面白くなるトリビアも紹介【『フルハウス』の続編】
人気ドラマ『フルハウス』の続編『フラーハウス』を徹底紹介!
世界中のファンに惜しまれながら放送が終了した人気ドラマ『フルハウス』。アメリカのシチュエーション・コメディ・ドラマであり、1987年から1995年にかけて全192話が放送されました。コメディでありながらも、家族愛や人間関係の築き方、さらには社会問題との向き合い方も学べるストーリーは世界中で大ヒット。 そんな『フルハウス』の続編である『フラーハウス』。成長したD.J.を中心に物語が展開します。2016年にシーズン1がNetflixで配信され、2019年秋よりアメリカで配信されるシーズン5にて、放送が終了することが決定しています。 この記事では『フラーハウス』の基本情報から、ドラマが面白くなるトリビアまでを一挙に紹介します。
『フルハウス』のあらすじをおさらい
妻を交通事故で無くしてしまったダニー・タナーと、その2人のまだ幼い3人の娘D.J.・ステファニー・ミシェル。男で一つで3人もの娘を育てることになってしまったダニーのもとに、子育てを手伝うため親友のジョーイと義理の弟ジェシーがタナー一家にやってくるのでした。 近所に住むD.J.の親友キミ―やジェシーの妻レベッカ、2人の間に生まれる双子の男の子など、しだいにタナー一家はいっぱいに。タナー家はもういっぱいですという意味が『フルハウス』という題名に込めらているのだそうです。
ドラマ「フラーハウス」シリーズのあらすじ
『フラーハウス』のあらすじは、未亡人となってしまった長女D.J.を中心に物語が進みます。D.J.のもとには3人の息子が残され、その子育てを手伝うべくステファニーとキミーがD.J.のもとへ。そうして6人の同居生活がはじまるという『フルハウス』のような展開になります。 シーズンを重ねていくごとに、キミーの弟のジミー、D.J.とよく似たスティーブの恋人CJなど、新キャラクターも登場します。
気になるキャストは
ジェシーおじさん/ジョン・ステイモス&ベッキー/ロリ・ローリン
ファン待望の新シリーズが制作されるきっかけとなったジェシーおじさん役のジョン・ステイモス。レギュラー出演のみならず、プロデューサー業にも携わります。 ダニーと一緒に「おはようサンフランシスコ」の司会を務めるベッキー。後にジェシーと結婚し、双子の男の子のママとなります。 男3人の教育では解消できない娘たちの悩みの相談にも乗っていました。そんなベッキー演じたロリ・ローリンはレギュラーではありませんが、ゲストとして出演しています。 またジェシーの日本語吹替を担当するのは、声優の堀内賢雄。独特の低音を持ち、渋くも甘くも演じ分ける声質を持つ堀内は、『フルハウス』以外に『機動戦士ガンダムZZ』や『ビバリーヒルズ高校白書』でも知られています。
D.J./キャンディス・キャメロン・ブレ
今回のシリーズの主役を務めるのが、3人姉妹の長女D.J.役を演じたキャンディス・キャメロン・ブレ。20年の時を経て、D.J.は3人の男の子のママになっています。 D.J.の日本語吹替は、主に子供や動物など、アニメで活躍する坂本千夏が担当します。
ジョーイおじさん/デイブ・クーリエ
コメディアンであり、明るい性格や多彩な芸やものまねなど番組の盛り上げ役であったジョーイおじさんを演じるのはデイブ・クーリエ。残念ながらレギュラー出演ではないのだそうですが、ゲスト出演しています。 ジョーイの日本語吹替は、俳優・タレントとしても活躍するおなじみの声優・山寺宏一が続投。「七色の声を持つ男」という異名を持つ彼は声優界では欠かせない存在です。
ダニー/ボブ・サゲット
3人の娘のパパ、ダニーを演じたボブ・サゲット。几帳面でお掃除が大好きという清潔好きなパパを演じていました。ボブ・サゲットも、残念ながらレギュラー出演ではありませんが、ゲストとして出演します。 ダニーの日本語吹替を務めたのは、大塚芳忠。アニメ、洋画、バラエティなどのテレビ番組など幅広く活躍しており、前シリーズ『フルハウス』は自身でも出世作だと自負しています。
ステファニー/ジョディ・スウィーティン
いつも明るくやんちゃでお喋りな次女ステファニー。「クマタロウ」という母親にもらったクマのぬいぐるみをいつも大事に抱えていましたね。そんなステファニーを演じたジョディ・スウィーティンは、レギュラー出演しています。 日本語吹替は、『ポケットモンスター』のピカチュウなどで知られる大谷育江が務めました。
キミー/アンドリア・バーバー
タナー家の隣人であり、D.J.の大親友であるキミー。やんちゃなトラブルメーカーであったキミーを演じたアンドリア・バーバーは、『フラーハウス』でもレギュラー出演しています。 日本語声優は、『フルハウス』でもキミーの声優を務めた伊藤美紀が続投しています。
オルセン姉妹の2代目!?メシット兄弟!
The #FullerHouse Family Tree starts with baby Tommy Jr. ???? Watch it grow on instagram: https://t.co/sv5IcrjMeK pic.twitter.com/ghjQdZ34k7
— Fuller House (@fullerhouse) February 20, 2016
D.J.の三男トミーは双子で、ミシェルのように同じく双子の兄弟が交代で演じています。 ダシール・メシット、マックス・メシットの2歳の双子ですが、オルセン姉妹のミシェルのようにその愛くるしさで注目を集めています!
タイトルが『フルハウス』から『フラーハウス』になった理由とは
When you see your family bingeing anything BUT Fuller House. ???? pic.twitter.com/Gg2vhGAd25
— Fuller House (@fullerhouse) December 27, 2017
『フルハウス』続編の『フラーハウス』。なんだか”フルハウス”をもじったようなタイトルですが、なぜこのタイトルなのでしょう? 以前の「フルハウス」よりもっと家族が増えて家が“さらにフル”の”フラー”になったという印象を与えているこのタイトル、『フラーハウス』。 『フルハウス』ではタナー一家とジェシー、ジョーイの大人3人と子供3人の計6人が同居していましたが、『フラーハウス』ではD.J.のフラー一家とキミーと娘のラモーナ、そしてステファニーの大人3人と子供4人計7人が住んでいることになっています。 さらに『フラーハウス』はシングルマザーとなった長女D.J.を中心とした物語となっていますが、そのD.Jが結婚した相手である消防士の苗字がフラー。ということで、現在この家に住んでいるフラー家=フラーハウスを中心とした話になっているからとも言えるよう。 ちなみに偶然ですが、ミシェルを演じたオルセン姉妹の一人、アシュレーのミドルネームがフラーなんです。
オルセン姉妹が演じたミシェルネタがあちこちに!
Toasting the people I love @fullerhouse on Mr. T-day. ???? Premieres @Netflix Dec. 9. #firstlook pic.twitter.com/1fJsVMW57a
— bob saget (@bobsaget) October 25, 2016
『フルハウス』の中でも人気のあったキャラクター・ミシェル。第1話では生後8か月であった双子のオルセン姉妹も今や30歳を超えました。女優業はすでに引退しているため続編には出演しないとの決意を固め、出演はかないませんでした。 しかしエピソード内でミシェルネタがあちこちに散りばめられており、不在ながらもその存在感をしっかりアピール?しています。 ダニーパパが、ミシェルが家族の集まりのパーティにミシェルが来れない理由として、「ミシェルは皆によろしくって。今ニューヨークでファッション帝国を築いていて忙しいからね。」と説明。 オルセン姉妹は実際ファッション業界で活躍中。本シリーズに出演しない理由の一つがまさにニューヨークでファッション帝国を築いているからなのです。
オルセン姉妹プロデュースのブランドもネタに!
キミーが娘のラモーナの13歳の誕生日に、ミシェルを演じたオルセン姉妹が実際にプロデュースしているハイファッションの「エリザベス・アンド・ジェームズ」の服を買ってプレゼント。さらにレシートの高額な値段を見て思わず「ドラマになんてもう出る必要なんてないのね!」とコメント。まさにその通り!?
プロデューサーがタナー家を買い取っていた
30 years and it still feels like home. pic.twitter.com/ZGvUQ4JNeI
— Fuller House (@fullerhouse) September 7, 2017
『フルハウス』の放送以来すっかりサンフランシスコの名所となり、連日のようにファンが押し寄せるようになったタナー家のモデルとなった家。 これに辟易したオーナーは、『フラーハウス』のシーズン1終了後ついに売りに出すことを決意。そしてなんと400万ドル(およそ3億2千万円!)で『フルハウス』、『フラーハウス』のプロデューサーであるジェフ・フランクリンが購入したのだとか! ジェフは即座にドアをあのタナー家と同じ赤いドアに変え、実際にタナー一家がこの家に住んでいるようにしたのだそう。これはファンに対する贈り物だとか。ファンにとっては嬉しい粋なプレゼントですね。
時の流れを感じるエピソードも見どころ!
『フルハウス』から20年以上の時を経て戻ってきた『フラーハウス』ですが、キャスト人にはもちろん、様々なところにその年月の流れが感じられます。 本シリーズで使われているD.J.の次男マックスのベッドは、『フルハウス』で実際にミシェルが小さい頃使ったベッド!30年の時を経てまた使われるとはちょっと感慨深いエピソードですね。 さらに、『フルハウス』に登場していたラブラドール・コメット。『フラーハウス』に登場するコスモというラブラドールは、初代コメットの曾孫にあたる、スティーブの飼い犬コメット・ジュニア・ジュニアの子供なのだそう。
『フラーハウス』シーズン4の舞台は日本!撮影秘話を紹介
『フルハウス』の日本ファンにとっては夢のようなエピソードが実現!『フラーハウス』のシーズン4の10話「日本で親友の結婚式」が日本で撮影されました。 渋谷の交差点から始まり、竹下通り、下北沢、キティーランド、小泉元首相とブッシュ大統領が会食したことでも知られる権八など、キャスト達が東京のあちこちを訪れているこのエピソード。その撮影秘話を少し紹介します!
特別版!日本語バージョンのテーマソング!
The 3 @fullerhouse amigos in Japan #CountdownToJapan #FullerHouse ???????? Los 3 amigos de Fuller House en Japon #ContandoLosDiasParaJapon pic.twitter.com/aeGGiZKPu4
— Juan Pablo Di Pace (@juanpablodipace) December 18, 2017
このエピソードだけオープニングのテーマソングが特別に日本語バージョンで、英語のサブタイトルが付いていました。
知られざる撮影エピソード
ニューオータニの庭園での撮影は、台風一過の37.1度という記録的な猛暑と湿気の中行われたのだそう。そんな悪条件の中でもキャストたちはドラマそのまま笑いの絶えない楽しい現場だったとのことです。 そして実は、撮影前に神社で祈祷をしたというキャストとスタッフ達。日本の文化をリスペクトしてくれていたようで嬉しいですね。
シーズン4にSexy Zoneのマリウス葉が出演!
True gentlemen ???????????? It was a pleasure working with you all #sexyzone #セクシーゾーン #MariusYo #FullerHouse pic.twitter.com/mhHLV5baeP
— Soni Nicole Bringas (@Soni_NicoleB) December 22, 2017
Sexy Zoneのマリウス葉(よう)が、なんと『フラーハウス』に出演し海外シットコムドラマデビューを果たしました。 下北沢でラモーナと偶然運命的な出会いをするという、ハンサムで優しいマリウス葉(よう)本人を演じているマリウス。海外のメディアでは「上手くこなしていたようだ」と、まずまずの評価のようです。 ただ、ラモーナもドラマ内でマリウス葉のことを知らなかった様に、海外ではSexy Zoneって実在するグループなのかと疑問を持った人も多かったそうです。
『フラーハウス』は2019年秋配信のシーズン5で終了!
『フルハウス』の続編ドラマ『フラーハウス』。2016年よりNetflixで配信が開始され、2019年4月現在はシーズン4まで配信中です。 そんな人気ドラマですが、シーズン5にてシリーズを終了するとのニュースが。シーズン5は2019年秋より、アメリカで配信予定とのことです。 日本で撮影を行ったり、『フルハウス』ネタを絡めたエピソードが放送されるなど、多くのファンを笑わせてくれた『フラーハウス』。ドラマの終了は少し寂しいですが、最新シーズンの配信を心待ちにしましょう!