吉田鋼太郎、NHK連続ドラマ小説『花子とアン』で好演したベテラン俳優に迫る7つの事実

2017年7月6日更新

ベテラン舞台俳優が、50代半ばを過ぎてテレビドラマでブレイク!『半沢直樹』や『MOZU Season1〜百舌の叫ぶ夜』、『花子とアン』などで好演を続ける吉田鋼太郎について、7つの視点からまとめてみました。

1:舞台俳優としてデビューする

吉田鋼太郎(よしだこうたろう)は、東京都出身で、1959年1月14日生まれ。2016年現在、俳優・演出家として活動しています。 高校時代に観た劇団雲のシェイクスピア喜劇『十二夜』に感銘を受け、役者を志したという吉田。その後、上智大学に進学し、大学のシェイクスピア研究会公演『十二夜』で初舞台を踏みました。そして、劇団四季やシェイクスピア・シアター他を経て、1997年に演出家・栗田芳宏と劇団AUNを旗揚げ。シェイクスピア劇や海外古典劇などを得意とし、スケールの大きな舞台で役者として活躍するほか、演出も担当しています。

2:蜷川幸雄作品に多く出演

舞台『ヘンリー四世』

自身が主宰する劇団AUNの公演以外にも精力的に参加してきた吉田鋼太郎。とりわけ、蜷川幸雄演出作品に数多く出演しています。蜷川は、現代劇から海外の古典・近代劇まで、幅広く手掛けている日本を代表する演出家です。 蜷川演出で吉田が主演した作品というと、2004、2006年『タイタス・アンドロニカス』、2007年『オセロー』、2011年『アントニーとクレオパトラ』、2013年『ヘンリー四世』などが挙げられます。いずれも吉田十八番の古典劇であり、蜷川のシェイクスピア作品に吉田の存在は欠かせません。そして、吉田は『ヘンリー四世』で、第64回「芸術選奨 演劇部門文部科学大臣賞」を受賞しています。

3:2010年代からドラマや映画への出演が多くなる

ドラマ『MOZU Season1〜百舌の叫ぶ夜』

舞台を中心に活動していた吉田ですが、2010年代からドラマや映画への出演が増えました。舞台俳優として大ベテランの吉田にとって、映像は新しいチャレンジ。ドラマ用の芝居に慣れるまでには1年ほどかかったそうですが、舞台で培ったハリのある声と重厚な演技で、お茶の間でも人気となります。 例えば、2013年『半沢直樹』では、堺雅人演じる半沢直樹の上司・内藤寛役を務めました。半沢の能力や人柄を認め、上に反発する半沢をなだめながらも応援する正義感あふれる魅力的な上司役でした。また、2014年の『MOZU Season1〜百舌の叫ぶ夜』では、強烈なインパクトの悪役・中神を務めています。

4:NHK連続ドラマ小説『花子とアン』で実業家・嘉納伝助を好演!

そして、2014年のNHK連続テレビ小説『花子とアン』への出演で、吉田のテレビドラマにおいての知名度はさらに上がりました。『花子とアン』は、「赤毛のアン」の日本語翻訳者である村岡花子をモデルに、その半生を描いた吉高由里子主演のドラマです。 吉田が演じたのは、花子の親友・蓮子の夫役。仲間由紀恵演じる蓮子を想いながらも、通じ合えないでいる九州の石炭王・嘉納伝助で、福岡の実業家・伊藤伝右衛門をモデルとしています。 妻の蓮子を帝大生にとられ、新聞に“絶縁状”を掲載されたにもかかわらず潔く諦め、さらには蓮子の妊娠を知り、出産祝いとして白紙の小切手を渡す男っぷり。その不器用で情の厚い豪快なキャラクターが大きな話題となりました。そして、吉田はこの役で、「東京ドラマアウォード 助演男優賞」を獲得しています。

5:大河ドラマ『真田丸』では織田信長を演じる

また、2016年のNHK大河ドラマ『真田丸』にも出演しました。『真田丸』は、堺雅人演じる真田信繁(真田幸村)を主人公とする物語で、吉田は織田信長役です。 戦国の風雲児と呼ばれた信長は、真田家を迎え入れたあと、家臣の明智光秀の謀反により本能寺の変で命を落としてしまいます。吉田は、貫録のある印象深い織田信長を演じました。

6:4度目の結婚?これまでの女性遍歴は?<

吉田鋼太郎のプライベートを語る上で、女性遍歴は外せません。最初の結婚は未入籍で事実婚だったとか。2度目は息子がいたそうですが、妻が引き取り離婚。3度目は詳しく語られていません。4度目は元タカラジェンヌの安蘭けいとゴールインかと噂されていたところ、2015年に破局。 そして、ついに事実婚を含むと4度目となる結婚を果たすことになります。2016年1月1日、めでたく22歳年下の一般女性と結婚しました。出会って4ヶ月のスピード婚だそうです。

7:主演のドラマ『東京センチメンタル』の久留里はまさに適役?

吉田が初主演した『東京センチメンタル』。2014年に単発ドラマが、2016年1月から連続ドラマが放送されました。ここでの吉田は、「くるりや」という和菓子屋店主・久留里卓三役。自由人で女性好き、バツ3の独身という設定です。下町の老舗和菓子屋を舞台に、久留里の淡い恋愛模様を描いたオリジナルストーリーは、吉田のために書かれたのかと思ってしまうほどぴったりとハマり、まさに適役でした。 50代半ばを過ぎてから、テレビドラマでもブレイクした舞台の大御所・吉田鋼太郎。今後も、その進化に注目です。

8:映画『OVER DRIVE』に出演、東出・真剣佑兄弟を見守る

2018年6月1日公開の映画『OVER DRIVE』で吉田は、檜山篤洋と直純兄弟が所属する「スピカレーシングファクトリー」の社長・都築一星を演じます。 都築は、檜山兄弟を幼い頃から知っていて、2人を見守る一方で、少しお茶目なキャラクターとのこと。このキャラクターはバラエティ番組で見せる姿と少し重なり、適任と言えそうです。