「ハンターハンター」ビスケを徹底解説だわさ！最高に可愛いオバさん

可愛らしい見た目ですがなんと年齢は57歳！愛称は「ビスケ」です。本来は身長が3m近くある筋骨隆々とした姿ですが、本人はこの姿を嫌っており、いざというとき以外はひた隠しにしています。 普段は猫を被っており、可憐な少女を演じていますが、本来は短気でがめついところも。自身が偽りだらけなため、嘘をつくことも、見抜くことも得意です。

中身はともあれ、幼げな少女のようなビジュアルから非常に人気が高いビスケ。 作中でツインテール、ポニーテールの2つの髪型をしたこと、「～だわさ」という口調、むしろ57歳というギャップがいいなど彼女のファンは非常に多く、人気投票第3回では9位にランクインしました。その人気の高さから、フィギュアも発売されています。

ビスケはいい男に目がなく、男性が被写体のエロ本を愛読しています。作中ではヒソカが目をつけられてしまっていて、ビスケはヒソカのヌードに興奮していました。 また、キルアの紹介を受けたクラピカからその容姿を褒められると少し嬉しそうにするなど、クラピカにも目をつけた可能性も……。

ゴン、キルアの師匠であるウイングはビスケの弟子で、ゴン達は又弟子にあたります。グリーン･アイランドにて、ゴン達の才能とそれを生かせない未熟さに見るに見かねて、自ら指導を申し出、ゴン達の第2の師匠となります。 無事ゲームをクリアするとこれ以上一緒にいたら本当の親の気持ちになってしまう、と2人の元を去りますが、キメラアント編ではまた特訓をつけてあげています。その際、元の姿に戻って特訓をしたためか、キルアは顔の半分を腫らしていました。

グリードアイランドにはその中でしか手に入らないといわれる宝石「ブルー・プラネット」が存在しています。 ビスケは光り物にも目がなく、それを手に入れるために参加しました。その途中、ゴン達に出会い、その友情を壊すために近づきますが、先ほど記したように彼らの師匠になりました。 最終的には、グリードアイランドを無事クリア、見事にブルー・プラネットを持ち帰ることに成功します。本来はバッテラ氏にカードの所有権がありますが、奥さんが死んでしまったことで手を引き、そのまま自分のものにできました。

実は作中で初めて登場した2つ星ハンター。 その実力は高く、キルアが手も足も出ないほどです。真の姿に戻って戦闘を行うと、大抵相手を殺してしまうため思い出に一発攻撃させることにしています。 さらに念能力も使える、作中でも最強クラスの力の持ち主です。

ビスケが持っているのは、エステティシャンを具現化し、様々なマッサージを行う念能力です。美容･健康･疲労回復などその効果は非常に豊富。それ以外にも強化から変化系など幅広く念をコントロールできるためその実力は計り知れません。

ビスケが最初に力の一端を見せたのが、グリード・アイランド編でのビノールトとの戦いです。その時点ではゴンやキルアとあまり力量の変わらないビノールトを一撃のもとに倒していまい、このことがきっかけで2人はビスケの強さを確信、弟子入りすることとなりました。 そしてそんなビスケが本当の力を見せた数少ないシーンが、ボマー組との戦いです。ゴン達もボマー組も3人構成だったということで、それぞれが1対1で戦うこととなり、ビスケは浜辺でバラと対峙することとなりました。 最初ビスケはスピードで圧倒するも、攻撃力不足で有効なダメージを与えられずバラから反撃をくらうこという展開に。それを受けてビスケは筋骨隆々とした本来の姿になります。その力は凄まじくパンチ一発でバラを瀕死の状態にしてしまいました。

初登場したグリード・アイランド編以降も登場を続けているビスケ。キメラアント編でもゴンとキルアの師匠として2人のさらなるレベルアップに一役買い、選挙編ではなにげに会長候補として終盤まで残っていました。選挙でのキャッチコピーは「ハンター協会のお母……お姉さん」。 さらに最新の暗黒大陸編では、クラピカの依頼で第13王子マラヤームの護衛としてカキン帝国の王位継承戦に参加しています。そこでは久しぶりに登場したハンゾーとコンビを組んでいたり、本来の筋骨隆々とした姿に惚れる男性が現れたりと面白い展開となっています。 ゴンやキルアの師匠ではなく暗黒大陸編では1人のハンターとして臨んでいるビスケ、そんなビスケのこれからの動向も楽しみです！

『ルパン三世 カリオストロの城』を観て感激したことから声優を目指すことに。高校の頃から、声優学校に通っていたそうです。『サクラ大戦』の真宮寺さくら役で出演したことで人気を集め、20年経った現在でもさくらの声を担当しています。 そんな横山智佐は『ハンター×ハンター』を愛読していたようで、ファンの期待に応えたいと意気込んで収録に挑んだようです。その意気込みどおりの素晴らしい演技でしたね。