スプラッタムービーの名作『死霊のはらわた』がテレビドラマ化!
1981年に第一作が公開され1980年代のスプラッター映画ブームの先駆けとなったスプラッター・ホラー映画『死霊のはらわた』。その後、第三作まで映画版は制作されましたが、そんな名作のテレビドラマ版が『死霊のはらわた リターンズ』です。
映画版第三作目から30年後に設定された世界で、中年男性となったかつての主人公アッシュが再び悪霊たちと戦うことになった人気のドラマシリーズについてご紹介します。
ドラマ『死霊のはらわた リターンズ』のあらすじは?
『死霊のはらわた リターンズ』シーズン1
かつての主人公、アッシュ・ウィリアムズは中年になりすっかり行き詰った人生を送っていました。
マートの店員として働きつつ、トレーラーハウスで暮らしながらうだつの上がらない日々を送るアッシュ。しかし、ある日薬物でハイになっているときにうっかり”死者の書”の呪文を読んでしまい、再び悪霊たちと対峙する羽目になってしまいます。
『死霊のはらわた リターンズ』シーズン2
アッシュは、シーズン1でともに悪霊と戦ったマートの同僚のパブロとケリーと共に、故郷のミシガン州に戻ります。彼らを呼び戻したのは、シーズン1で悪霊の世界を支配することになったルビーでした。故郷を舞台に再びアッシュたちと悪霊の血みどろ戦いが始まります。
『死霊のはらわた リターンズ』シーズン3
2016年10月2日に行われたニューヨーク・コミコンで『死霊のはらわたリターンズ』シーズン3の製作が発表されました。
シーズン3も引き続きブルース・キャンベルが主役のアッシュを演じます。キャンベル自身はシーズン5まで続けたいともコメントしており、アッシュと悪霊の血みどろの戦いはまだまだ続きそうです。
『死霊のはらわた リターンズ』を彩る個性豊かなキャスト達!
アッシュ・ウィリアムズ/ブルース・キャンベル
主人公、アッシュを演じるのはアメリカ出身の俳優ブルース・キャンベルです。
キャンベルは映画監督のサム・ライミとは中学時代から親交があり、一緒に自主制作映画を撮ったりするほど親しかったそうです。1983年、オリジナル映画版の『死霊のはらわた』に主演し、サム・ライミにとってもキャンベルにとっても代表作となりました。2002年サム・ライミが『スパイダーマン』を監督した際も、キャンベルはリングアナ役で出演しています。
パブロ・サイモン・ボリヴァー/ レイ・サンティアゴ
アッシュの同僚で、アッシュが悪霊と戦うことのできるヒーローだと信じているパブロを演じるのはアメリカ出身の俳優、レイ・サンティアゴです。
サンティアゴはニューヨークに生まれ、高校時代にニュ―ヨークの演劇学校で学びまいsた。在学中に、2000年公開の『ガールファイト』に出演しています。2004年、ロバート・デ・ニーロが製作、主演した『ミート・ザ・ペアレンツ2』には、デ・ニーロによってオーディションで抜擢されました。
ケリー・マックスウェル/ダナ・デロレンゾ
アッシュと同じマートに努めていて、過去から逃れたいと思っている女性、ケリーを演じるのは女優ダナ・デロレンゾです。
デロレンゾは、イタリアのシチリア系の家系に生まれました。シカゴのデポール大学を卒業しています。『死霊のはらわた リターンズ』への出演で女優として知られるまでは、マリッサ・サンチェズの名前でアメリカ全土で放送されていた朝のラジオ番組のパーソナリティをしていました。
ドラマ版でも遠慮ない血みどろっぷりが見どころ!
ドラマ版『死霊のはらわた リターンズ』は、もともと映画版の第四作目として企画がスタートしたそうです。しかし、映画製作の為の資金調達が上手くいかず、テレビシリーズとして企画は再スタートしました。
テレビドラマ用に脚本を書き直すことにはなりましたが、主演のキャンベルからも放送局からも、テレビ用に表現を緩和させる必要はないという確約を受け、オリジナルの映画ファンを失望させることのない血みどろコメディが書き下ろされました。
シーズン1に『キャプテン・スーパーマーケット』が反映されなかった理由
オリジナルの映画版は、『死霊のはらわた』、『死霊のはらわたⅡ』、『キャプテン・スーパーマーケット』からなる三部作で、原作の要素もドラマ版にしっかりと反映されています。
しかし、1992年公開の『キャプテン・スーパーマーケット』に関しては、権利元であるユニバーサルスタジオから許諾が下りず、アッシュが中世にタイムスリップしたという事実のみ、シーズン1では反映されていませんでした。
しかしドラマ版の人気に後押しされたのか、ユニバーサルスタジオはシーズン2以降『キャプテン・スーパーマーケット』の要素もドラマに使用することを許可しています。