2019年4月22日更新

「アベンジャーズ」のローニンって何者?「エンドゲーム」のホークアイとの関連性が噂される重要キャラ

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『アベンジャーズ/エンドゲーム』に登場!?ローニンとは何者なのか?

日本公開が迫る『アベンジャーズ/エンドゲーム』。そこに新たに登場するのでは、と噂されてるキャラクターがいます。彼の名前はローニン。 作品全体が謎に包まれるなか、さらに謎の存在となっている“ローニン”とは、いったいどんなキャラクターなのでしょうか。あのおなじみのヒーローとの関連もささやかれる新キャラクターを、コミックでの活躍から紐解きます。

ローニンとは何者なのか?

ローニンはキャラクターというより、複数のヒーローによって使われる仮の姿です。 ヒーローがコスチュームをまとう理由は、基本的にそのアイデンティティを偽わるため。その本当の姿を人々に知られないようにするためです。あるいは元々活動していたヒーローの姿を隠し、別人のふりをするためにも、ローニンのコスチュームは使われます。 コミックでは、「ニュー・アベンジャーズ」シリーズを中心に活躍。2014年から2015年にかけて日本で放送されたアニメ『ディスク・ウォーズ アベンジャーズ』にも正体不明のヴィランとして登場しました。

ローニンの能力は?

ローニンのコスチュームをまとったヒーローは、刀やヌンチャクなどアメリカでイメージされる忍者のような武器での戦闘を得意とします。 また、元々別の名前でヒーローとして活動していたキャラクターは、その元々のヒーローが持っている能力も引き継ぎます。

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名前の由来は日本と関連アリ?

仕える主人のいない武士を意味する「浪人」という言葉は、「サムライ」や「ニンジャ」と同じくハリウッドを中心にアメリカでも親しまれています。 マーベルキャラクターであるローニンも、前述した「浪人」が由来。このコスチュームを着たキャラクターが刀やヌンチャクを使用するのも、日本(アジア)の影響でしょう。

歴代ローニンを紹介

初代:エコー(マヤ・ロペス)

幼いころから聴覚障害があり、見た物の動きを完璧に再現できるパワーを持つマヤ・ロペスは、「エコー」の名前でヒーローとして活躍していました。 ヴィランであるキング・ピン(ウィルソン・フィスク)に父を殺したのはデアデビル(マット・マードック)であると吹き込まれ、彼を殺そうとするも和解。その後エコーは、デアデビルの勧めでシルバーサムライ(ケンイチロウ・ハラダ)を追って日本に潜入。その際に顔や性別を隠してローニンを名乗るようになりました。

二代目:ホークアイ(クリント・バートン)

原作コミックでホークアイは、2004年のクロスオーバーシリーズ「アベンジャーズ・ディスアッセンブルド」で死亡してしまいます。その後のシリーズ、「ハウス・オブ・M」でスカーレット・ウィッチによって復活。記憶を失い、エコーからコスチュームを引き継いだ彼は“ローニン”を名乗るように。そして新たに結成されたニュー・アベンジャーズに参加することになります。 コミックの「シビルウォー」からのヒーロー受難の時代は、同名義で正体を隠して活動していました。

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三代目:レッド・ガーディアン(アレクセイ・ショスタコフ)

三代目ローニンとなったのはソ連のスーパーエージェントであるアレクセイ・ショスタコフこと、レッド・ガーディアンです。実はショスタコフはスパイ時代にナターシャ・ロマノフ(ブラック・ウィドウ)と結婚していた人物。彼の死によってロマノフはソ連と決別し、S.H.I.E.L.D.のエージェントになります。 しかしショスタコフの死は偽装で、彼はレッド・ガーディアンとして復活。アベンジャーズと戦いますが、S.H.I.E.L.D.に捕らえられてしまいました。 後にショスタコフは“ローニン”を名乗り「ダーク・オーシャン・ソサエティ」のメンバーとなります。接近戦を得意とする彼は先代のローニン、ホークアイとの対決に敗れ死亡しました。

四代目:ブレイド(エリック・ブルックス)

人間と吸血鬼のハイブリッドとして生まれたブレイドは、超人的な腕力とスピードを持ち、日々ヴァンパイア退治を行うヒーローです。1998年にはウェズリー・スナイプス主演で実写映画化され、その後2作の続編が製作されています。 ブレイドが“ローニン”を名乗っていたのは、ルーク・ケイジのマイティ・アベンジャーズに参加していたときです。デスウォーカーズという悪の教団を倒すために活躍しました。

「エンドゲーム」のホークアイは“ローニン”として登場!?

「エンドゲーム」の最初の予告編が公開されたとき、ホークアイがいつもと違うコスチュームで登場したことに驚いた人は多いでしょう。この姿を見て、コミックファンの中には彼が“ローニン”として「エンドゲーム」に参加すると考える人も。 ホークアイは、『キャプテン・アメリカ シビル・ウォー』(2016)で締結された「スーパー・ヒューマン登録法」によってヒーローを引退していたようです。しかし「インフィニティ・ウォー」での地球のピンチを受けて、政府の目を逃れながらヒーロー活動に復帰するため、ローニンの衣装を纏ったのではないでしょうか。 またローニンのコスチュームは、コミックでよりダークなトーンのストーリーが語られるときに登場します。『アベンジャーズ/エンドゲーム』も、やはりダーク路線の作品になることが予想されますね。

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ローニンの謎は『アベンジャーズ/エンドゲーム』で明らかに?

「エンドゲーム」に登場するのではないかと言われているローニンについて紹介しました。ローニンは正体を隠すための別のアイデンティティで、コスチュームは初代から脈々と受け継がれています。 家族のために「インフィニティ・ウォー」には参加しなかったと思われるホークアイですが、サノスによってもたらされたピンチに“ローニン”としてアベンジャーズに復帰するのかもしれません。 すべての謎は2019年4月26日公開の『アベンジャーズ/エンドゲーム』で明らかになるでしょう!