映画『マトリックス』とは?
Gachonwith
久々に見なおした。
何度見ても面白い作品の1つ。
信じる力で世界自体を変えていく、っていうのを軸に3部作の始まり、ネオの誕生が描かれていく。
単なる映像作品としても出だしの黒地に緑の数字、直後の戦闘、超人的な力を見せるトリニティ、格闘や銃などを敢えてスローでみせたり非常に面白い。
最初の数分でマトリックスの世界というよくわからないけどすごそうな世界の一端を見せ、そこからマトリックスを追うけれど無知な状態なネオ視点からあらためて観客と一緒にマトリックスに行き着くまでの経過をみせ世界を説明するのも綺麗に繋がってる。
エイポックやらスイッチっていう脇役が出てくるけど一切細かく描かないのも結構好き。
続編を見ていくことでマトリックスとは何なのかとか確率だとか意思だとかに言及して深く考えられる作品になっているのも評価が高い。
歴史に残る名作だと思うし、現に歴史に残ってる。当時映画館で見たかったなぁ。
Chikasa
マトリックス、改めてスゴイ!
能力開発を映像化したものとして最高だというお言葉を聞いて、見ずにはいられなかったー!
“早く動こうとするのではなく、
早いことを知る”というセリフが印象的!!
全ては既にあることを知る!
1999年に公開された『マトリックス』は、近未来で繰り広げられるサイバーパンクのSFアクション映画です。主人公ネオを演じるのはキアヌ・リーブス。人類を支配するコンピューターと戦う未来。「救世主」に選ばれた天才ハッカーであるネオが、仮想空間と現実を行き来しながら、コンピューターに支配された人類を解放する戦いに目覚めていくという物語です。
第一作に続き、2003年の『マトリックス リローデッド』、そして完結編『マトリックス レボリューションズ』とシリーズ化され、世界中で大ヒットを記録しました。
脚本・監督は、アンディ・ウォシャウスキー&ラリー・ウォシャウスキーの姉妹監督
シリーズ第1作を公開した当時は、2人の監督は「兄弟」監督でしたが、後にトランスジェンダーであったことを公式に発表。性転換手術を受けて姉妹になっています。
彼女たちにとっては、それまでの日常生活こそが仮想現実であり、非現実的であったのでしょうか。カミングアウトや性転換手術をしたことで現実社会に入り込むことが出来たのかもしれません。
深淵なテーマに基づいた映画『マトリックス』
マトリックスの語源は、「子宮」を意味するラテン語「Matrix」、「何かを生み出すもの」を意味しています。翻訳は「基盤」「基質」が当てられることもありますが、むしろ「母体」「子宮体」の産み出す機能の方がニュアンスが近いとも言われています。
映画『マトリックス』の映像感覚を通してファンが魅了されたのは、本物の肉体と本当の精神への疑問や、自分が感じている世界観や生命観を揺さぶることを生み出した「母体的なドラマ」なのかも知れませんね。
『マトリックス』の世界観が好きな人には
1.『ジュピター』【2015】
2015年に公開された、ウォシャウスキー姉妹監督のSFアクション映画が『ジュピター』です。2人の初の3D映画でもあります。
物語の主人公ジュピターは、トイレ清掃を仕事にする平凡な日常生活を送っていました。ある日、何者かに襲撃されたとき、戦士ケインに助けられます。自分が宇宙最大の王朝の王族だと告げられ、自らの運命に気がつきはじめます…。
この作品は、サンダンス映画祭でサプライズ上映され、一躍注目を集めます。チャニング・テイタムが、戦士ケイン・ワイズ役を、ミラ・クニスがヒロインのジュピター・ジョーンズ役を務めたことも話題になりました。
『マトリックス』製作のヒント?になったジャパニメーションが好きな人には
2.『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』【1995】
Taku
難易度高いですが面白かったです。
かなり「マトリックス」ですね。
実際には「マトリックス」が「攻殻機動隊」ですが。
文学的過ぎるSFといった印象です。
緻密で理解しがたい設定を、説明を省いて視聴者に伝える。
かなり高度なことをしています。
名高い研究者の講演会聴いてる気持ちになりました。
結末まで話すことなく、結末を共有する。
賢者の姿ですね。
こういった硬派なSFは90年代カラーと思っています。
テクノロジーに対する信頼が20世紀と21世紀では異なるのでしょうか。
新作、楽しみです。
igagurichan
自分という存在の不確かさ。
自分に魂(ゴースト)が存在するのか。
非常に哲学的であり、やっぱり押井作品は難解なのですが、とてつもなくカッコ良くて中毒になってしまうのであります。
少佐~!
『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』は、1995年11月公開された押井守監督作品。ウォシャウスキー姉妹監督は、本作に強いリスペクトがあって『マトリックス』を制作したことは有名な話です。
その後、押井守監督の監修により、最新デジタルエフェクトと新たなショットが追加されてリニューアル。音響表現の音楽、効果音、アフレコも一新された『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊2.0』が、2008年7月に公開されています。
3.フルリニューアルされた『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊2.0』【2008】
西暦2029年。高度に情報化されたネットワーク社会で、国際手配をされたテロリストの「人形使い」が、他人の電脳をゴーストハックすることで人形のように操るという事件が発生。「人形使い」が日本へ入国したとの情報を受けた、公安9課の通称「攻殻機動隊」が捜査を開始します。
『マトリックス』が、『攻殻機動隊』に影響を受けている点は、映像表現の類似は元より、物語の内面性にある「物理的な身体」と「精神活動」との関係性や、その哲学的存在を問うテーマ性に影響を受けたことが世界観の共通項ではないかと言われています。
サイバーパンクな実写SF作品が好きな人には
4.『GHOST IN THE SHELL ゴースト・イン・ザ・シェル』【2017】
2017年4月に日本公開を予定されているハリウッドの実写版『GHOST IN THE SHELL ゴースト・イン・ザ・シェル』。ウォシャウスキー姉妹監督がリスペクトしたアニメ作品を、ついにハリウッドが完全実写化し、すでに大きな話題となっています。
監督を務めたのはルパート・サンダース。ロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズ・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザインを卒業。その後、アディダス、ナイキ、Xbox 360、トヨタなどのCM監督として手腕が認められ『スノー・ホワイト』(2012)で劇場映画監督デビューをしています。
2016年11月13日には、都内で映画PRのエクスクルーシブイベント開催
『GHOST IN THE SHELL ゴースト・イン・ザ・シェル』は、アメリカ公開予定も2017年3月ということで、まだ詳しい内容は不明ですが、PRイベントで公開された劇場予告を見たファンからは、大きな期待が持てそうだと熱い注目が集まっています。
キャスティングには、主人公の少佐役にスカーレット・ヨハンソン、日本からの俳優には、荒巻大輔役に北野武、その他にも福島リラ、桃井かおりなどが出演しています。
主人公が記憶を取り戻す展開が好きな人には
5.『トータル・リコール』【1990】
Maaaaaaboou
フィリップ・K・ディック原作のSF映画。これくらい古さを感じるSF映画好きです。そしてさすがのディック原作で設定が面白い。シュワちゃんだとマッチョ感ありすぎたけど、なかなか楽しめた。
didymalilacina
顔が膨張していくシーンが好き。主人公がパートナーの設定として「性別や国籍、体つき」を選ぶシーンがものすごいワクワクするし、現実と夢の境がなくなっていく感じも好き。
昔の映画のいわゆるハリボテーな小物や背景が苦じゃないので面白かったです
『マトリックス』と類似点があると言われている映画『トータル・リコール』は、1990年に公開されたハリウッドSF大作。1966年に、フィリップ・K・ディックが発表した小説『追憶売ります』をアーノルド・シュワルツェネッガー主演で映画化した作品です。
西暦2084年、地球が植民地としていた火星は、統治者コーヘイゲンが支配していました。そのころ、地球にいる肉体労働者ダグ・クエイドは、毎晩同じ火星の夢を見てはうなされる毎日を過ごしています。彼は夢の世界を実体験させる「リコール・マシン」を試したことで消されていた記憶が甦ってしまいます。
ポール・バーホーベン監督は、1シーン1セットという贅沢な撮影スタイルを敢行し、米アカデミー賞視覚効果賞、特別業績賞(視覚効果)を受賞しています。
キアヌ・リーブスが良かった人には
6.『コンスタンティン』【2005】
tetsuaki
タバコは体に良くない。吸いすぎると肺がんになるぞ!
自殺はしちゃだめ。自殺すると地獄に落ちるぞ!! って映画… 違うか(笑)
この手の世界観、天使だ悪魔だって大好き!
特に地獄の荒廃した風景は大満足!!
改めて思った…キアヌの横顔、美しいね (^з^)-☆
thewavecatch31
スタイリッシュなエクソシストは キアヌのハマり役でした!
ネオよりも リアルでいいですね!
いい人が 悪人ぶってるのが いいのかな?と個人的に思う 笑
ティルダのガブリエルなんかも ハマってましたね!
あとは a perfect circleの音楽も絶妙にマッチしていて 世界観を膨らませていましたね!
2005年に公開されたフランシス・ローレンス監督の『コンスタンティン』に主演するキアヌ・リーブスは、悪魔払いを生業とする探偵を演じています。
物語の主人公のジョン・コンスタンティンは、生まれ持った特殊な霊能力によって、人間に偽装する天使や、悪魔のハーフ・ブリードの存在を見抜く力をもっています。しかし、自己の恐ろしい能力に絶望して一度は自害を試みるも失敗。生き返ったコンスタンティンは、天国と地獄のバランスを破壊しようとする魔物と戦うことを決心します。
キアヌ・リーブス演じる主人公が、虚無感を抱きつつも悪魔と戦うハードボイルドな男の存在に加え、『マトリックス』を想起させるVFXアクションが魅力の作品です。
キャリー=アン・モスが素敵だと感じた人には
7.『メメント』【2000】
Kazuya_Furusawa
1回では理解できず!でももう1度見たくなる気持ちは分かる!また見ます!
2回目視聴!ストーリーも分かってきて伏線も分かってきて、この映画の凄さが分かってきました!まさに新感覚というかこんな映画は初めてです!
buchoshi_
ストーリー展開は多くの人が語っているので割愛。
固定概念に拘っているとすぐに騙される。
それにしても、登場人物が全員犯人っぽさを演出し、誰が犯人か最後まで悟らせない作りには脱帽。
2回目は是非とも逆再生で見たい
2000年に公開されたクリストファー・ノーラン監督の『メメント』。キャリー=アン・モスは、主人公のレナードを手助けする女性・ナタリーを演じています。
主人公の保険調査員レナードは、自宅に押し入った何者かが妻をレイプして殺害するのを目撃しますが、激しいショックで前向性健忘という記憶障害になってしまいます。10分間しか記憶を維持することができません。しかし、謎の女ナタリーに助けられ、ポラロイド写真にメモを書き残すことや、自身の肉体にタトゥーを刻みながらも妻を殺した犯人の手掛かりを追いかけますが…。
公開当時、31歳だった新進気鋭のクリストファー・ノーラン監督が、物語の構成を終わりから始まりへと時系列を逆向きに映し出していくという斬新な手法でストーリーを描いた演出が観客から大きく評価され、全米ロングラン・ヒットを記録しました。
『マトリックス』の公開された以後の作品ですが、記憶について同様のモチーフに扱っている点が見られますね。
最後に『マトリックス』に登場するオラクルの言葉を紹介!
今回は、『マトリックス』好きの人におすすめしたい映画をいくつかご紹介しました。
失われた記憶や自己存在を模索する中で、誰の言うことが真実なのか……?ということ。どの作品にも共通して、「肉体」と「精神」の両面が持つ生命観の迷いがあります。『マトリックス』シリーズに登場するオラクルが、主人公ネオに語った台詞「だけど忘れないで運命なんて決して信じてはダメ。人生は自分で決めるものよ。」
ご紹介した映画と『マトリックス』との共通性をアナタの目で確かめてみるのはいかがでしょうか。