ドラマ『Lの世界』ってどんなドラマ?
アメリカ・ロサンゼルスに住む、レズビアンとバイセクシャルの女性達の恋愛や結婚生活、ライフスタイルを描いたドラマです。
彼女達の恋愛事情とラブシーンは衝撃的で、放送開始すぐに話題になりました。2004〜2009年まで全6シーズン放送されていました。
性別を超えた彼女達の衝撃的な恋愛模様から、深いく心に残る名言・名ゼリフを集めてみました。
シェーンの名言
シェーン「男の体を手に入れたら、立ちションするよ」 ジェニー「女の子を手当たり次第、ファックしないの?」 シェーン「それをするのに、アレはいらないんだ」
シェーンは『Lの世界』ナンバーワンのプレイガール、毎晩違う女性と情事を重ねています。シェーンはボーイッシュな見た目なのですが、自分には男性の体は必要ないとのこと。
女性同士の恋愛って?シェーンの付き合い方とは?様々なことを想像してしまう、衝撃的なセリフとして視聴者の好奇心を掻き立てました。
ヘレナの名言
女って毒だわ
ヘレナは大富豪の娘なのですが、裕福な母親の経済的支援を断たれ、ホームレス生活を送ることになります。転落を味わった彼女から発せられるこの言葉に、多くの女性が頷いたのです。
致命的なことをされたり、言われたりするのはいつも女性からなのかも。
または、危険とわかっていても、ちょっと手を出してみたくなるような危うさを持っているのが女性という生き物なのでしょうか。
ティナの名言
要は、自信なのよ。シェーンは街で一番キレイな乳首を持っているし、彼女はそれを知っているの
プレイガールのシェーンは、目があっただけで女性を口説けるような、魅力的なキャラクターなのですが、どこかミステリアスでいつも堂々としています。
自分の魅力を知ることは、自信に繋がり、他の誰かを惹きつけるものになるという意味なのです。
ちなみに、この発言者のティナはレズのベットに出会うまではストレートでした。ベットとパートナー生活を送り、人工授精で子供を授かります。
パピの名言
女の子の声が好き、目が好き、髪の毛とか体の曲線、笑い声、恥ずかしがりやなところ、濡れるところ。女の子の全てが好き
パピはシーズン4からの登場人物で、女性にかなり積極的にアプローチをするタイプ。女好きな女性で、プレイガールのシェーンよりも女性経験が多いという噂なのです。
女性の魅力に気づかされるこの一言。『Lの世界』のファンはレズという未知の世界をみる好奇心よりも、自分が女性として生きていると実感できるという声をよく聞きます。
キットの名言
理想のイメージを見せているんでしょ。お互い好きで、楽しいうちはそれですむわ。相手の望むイメージに自分を合わせる
キットは昔有名だった歌手で、このドラマで唯一のストレート。離婚した夫との間に息子がいます。女性にも男性にもモテるキャラクターです。
このキットのセリフは、恋愛でも友達でも日常の人間関係の全てに言えることだと、人々の共感を得ました。シーズン1のエピソード1で出てくるセリフなのですが、ただのレズの群像劇ではないと期待を高めてくれた一言ではないでしょうか。
アリスの名言
どんな恋愛も終わる。愛は終わる。あとに、頭痛と裏切りの迷宮を残して
アリスは明るく、ユーモアがあり、とても友達思いの性格。バイセクシャルで、恋愛傾向はピュアで一途です。アリスが彼女のデイナと別れ、薬付けになり精神的に参っている時のセリフです。
アリスにとってデイナとは、いつも楽しくて、お互いに素直になれ、心から信じ愛し合っていた関係でした。理想の関係の崩壊は、中々受け入れられず、いい方にも悪い方にも考えてしまうものです。
アリスの名言
“友情”イコール“前戯”だもの
友達思いのアリスの発言です。アリスはとても優しく、落ち込む人には励まし、みんなを笑わせ、いつも相手のためを思って行動しています。
アリスのように相手の喜ぶことや心地よいと感じることができることは、まさに”前戯”に通じるものがあると、納得のセリフでした。
友達みんなが恋愛対象なのか?と思ってしまいそうですが、アリスは「友達とは寝ない」と発言しています。
ドラマ『Lの世界』は本当の話?!脚本家はレズビアン
ドラマ『Lの世界』の企画構想をしたアイリーン・チェイケンはレズビアンであり、脚本スタッフ10人中9名がレズビアンであると公表しています。
さらに、アリス役のレイシャ・ヘイリーはレズビアン、ティナ役のローレル・ホロマンとジェニー役のミア・カーシュナーはバイセクシャルとカミングアウトしています。
ドラマ『Lの世界』は製作に関わる人々のリアルな体験と、キャストの渾身の演技が作品を盛り上げ、視聴者も虜になってしまうと言われています。