2017年7月6日更新

ドラマ『グッド・ワイフ』であなたが知らない14のこと

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グッドワイフ

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1.『グッド・ワイフ』でジュリアナ以外の女優がアリシアを演じていたかも?

『グッド・ワイフ』の主役アリシアを演じる女優として、2000年公開の『ダブル・ジョパディ』リビー役や『ダイバージェント』シリーズのナタリー役などのアシュレイ・ジャッドや、1998年公開の『恋愛小説家』キャロル役でアカデミー賞主演女優賞を受賞したヘレン・ハントらが候補に挙がっていました。ジュリアナ・マルグリーズは第3候補だったそう。

2.『グッド・ワイフ』の撮影に、1日に14時間を費やしたマルグリーズ

主演のジュリアナ・マルグリーズは、シリーズの撮影のために1日に14時間、1週間に5日、そして1年のうち9カ月を費やしたと言われています。

3.長時間の撮影にはこんな工夫も!

3年間長時間の撮影に取り組んだジュリアナ・マルグリーズは、子どもを出産したこともあり、製作総指揮のロバート・キングとミシェル・キング夫妻と交渉。シーズン4では完全に撮影を終らせるには数時間かかる法廷場面は分割されることになりました。 まずアリシアがメインの場面を撮影し、次に他の俳優たちがメインで、背後にアリシアの姿が必要な場面を撮影。その後マルグリーズはセットを去って次の場面の準備をするか、帰ることができるようになったそうです。

4.ジュリアナ・マルグリーズはかつらをつけている

主役のアリシア・フロリックの髪は、もともとこんなに完璧なわけではなく、ウィッグを付けていたそうです。

5.撮影中に重傷を負ってしまったクリスティン・チェノウェス

2012年7月、『グッド・ワイフ』にゲスト出演していたクリスティン・チェノウェスは、撮影中に大けがを負いました。落ちてきた照明機器が頭に激突したのです。チェノウェスは意識を失い、救急車で病院に運ばれました。 その数カ月後には頭蓋骨骨折、肋骨や腰の痛み、事故の影響で文章で言葉を話せないなどの症状が出ていることが判明。現在彼女は回復し、2015年のトニー賞ではイーライ・ゴールドを演じたアラン・カミングとともに司会をつとめるなど活躍しています。

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6.実際の政治スキャンダルが元ネタとなった『グッド・ワイフ』

ドラマ『グッド・ワイフ』では、州検事をつとめていたアリシアの夫ピーターが女性関係のスキャンダルを起こして辞職することになります。これは部分的には、実際にニューヨーク州の司法長官や知事をつとめたエリオット・スピッツァーが起こした売春疑惑スキャンダルのエピソードがもとになっています。 また他のアメリカの政治家たちの政治と女性にまつわるスキャンダルにも影響を受けているそう。

7.エピソードごとのタイトルにもこだわりがあった

シーズン4までは、エピソードのタイトルに使われる単語の数は、シーズン数と対応していました。たとえばシーズン1のエピソードはすべて1ワード(第1話は"Pilot"、第2話は"Stripped"など)、シーズン2のエピソードのタイトルは2ワード(第1話は"Taking Control"、第2話は"Double Jeopardy")などとなっています。 シーズン5からはシーズンごとにワード数が減っていき、シーズン7はまた1ワードに戻っていました。

8.政治コンサルタントのイーライ・ゴールドにも実在のモデルがいた

アリシアの夫ピーターを支える政治コンサルタントのイーライ・ゴールドを演じたアラン・カミングは、彼のキャラクターはクリントン政権やオバマ政権で上級補佐官などをつとめ、後にシカゴ市長となったラーム・エマニュエルがおおまかなモデルになっていることを認めています。 ドラマでは取り上げられませんでしたが、イーライのバックストーリーには、コンサート・ピアニストとしての経歴があるという設定が。これはエマニュエルが政界を志す前にプロのバレエ・ダンサーを目指していたというエピソードに着想を得たものだそう。

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9.舞台はシカゴ、でもニューヨークで撮影された『グッド・ワイフ』

『グッド・ワイフ』の舞台はシカゴなのですが、撮影はニューヨークで行われました。第1話はカナダで撮影され、そのまま以降の撮影もカナダで行われる予定でしたが、母親になったばかりのマルグリーズは1年間に9カ月もカナダで過ごすことはできないとプロデューサーたちに訴え、ニューヨークでの撮影を頼んだそうです。

10.テレビのコメンテーターや政治家達が本人役で多く出演した『グッド・ワイフ』

『グッド・ワイフ』には本物の政治家たちが本人役で出演しました。ビル・クリントン大統領のアドバイザーや経済情報番組のホスト、政治コメンテーターなどが物語の中のキャラクターたちと共演。ニューヨーク市の市長マイケル・ブルームバーグはシーズン4の最終回に出演しています。

11.『グッド・ワイフ』で犬猿の仲となったアリシアとカリンダ、現実でも不仲説が!

主役のアリシアと、法律事務所のスタッフ、カリンダ・シャルマ(アーチー・パンジャビ)はもともととても仲が良く、同じ場面によく一緒に登場していました。しかしシーズン2の最後に、カリンダがアリシアの夫と一夜を共にしたことがあることが判明。この裏切り行為が二人の間に亀裂をもたらすことになります。 物語で二人が仲直りした後も、アリシアとカリンダが同時に登場するシーンがほとんどないことに気付いたファンの間では、アリシアを演じるマルグリーズとカリンダを演じるパンジャビが実際に仲が悪いのではないかとの噂が出ていました。シーズン4以降では二人の会話は電話か第三者を介したもののみとなり、二人の女優が同じ部屋にいるのも耐えられないのではないか、という説も出ているようです。パンジャビはシーズン6で『グッド・ワイフ』を降板しています。

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12.『ロー&オーダー』でも共演していた『グッド・ワイフ』の出演者たち

『ロー&オーダー』

主演のジュリアナ・マルグリーズは、夫のピーターを演じたクリス・ノースがテレビドラマシリーズ『ロー&オーダー』に出演していた時期に、この番組にゲスト出演していました。シリーズ3第17話で、ある事件に巻き込まれた若い海軍の将校を演じ、ノースの演じる探偵マイク・ローガンから尋問を受けています。 他にダイアン・ロックハートを演じたクリスティーン・バランスキー、デヴィッド・リー役を演じたザック・グルニエ、ジャッキー・フロリック役を演じたメアリー・ベス・ペイルらも、『ロー&オーダー』でクリス・ノースと共演しています。

13.ゴールデン・グローブ賞などに毎年ノミネートされた

ジュリアナ・マルグリーズはアリシア役で2009年にゴールデン・グローブ賞を受賞、その後も2014年まで5年間連続でノミネートされています。映画俳優組合賞(SAG賞)には5回ノミネートされ、そのうち2回受賞しているほか、プライムタイム・エミー賞にノミネートされました。出演キャスト全体としても8回にわたりこれらの賞にノミネートされています。

14.『グッド・ワイフ』スピン・オフシリーズが2017年2月にアメリカで放映予定!

10エピソードからなる『グッド・ワイフ』スピン・オフシリーズが2017年2月にアメリカで放映されることが決定したようです。物語はオリジナルシリーズの1年後を描くもので、主役の一人は『ゲーム・オブ・スローンズ』に以前イグリット役で出演していたローズ・レスリーとなるそう。シリーズのタイトルは『ザ・グッド・ファイト(原題)』になると2016年10月に発表されています。