2019年8月21日更新

エマ・ストーンがかわいい!出演映画から人物像まで、彼女の魅力を紐解く【『ラ・ラ・ランド』監督と再タッグ】

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エマ・ストーン
Adriana M. Barraza/WENN.com

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エマ・ストーンの魅力あふれる人物像やおすすめの出演映画を紹介

デイミアン・チャゼル監督の大ヒット作『ラ・ラ・ランド』に主演し、瞬く間にハリウッドで若手スターの地位を築いたエマ・ストーン。演技力もさることながら、美しさ、愛らしさにも磨きがかかってきています。 ここでは彼女のプロフィールやプライベートのほか、意外に長かった下積み時代や意志の強さを物語るエピソードなど、その魅力あふれる人物像に迫っていきます。 後半にはエマ・ストーンのおすすめ出演作も紹介していきますので、ぜひ最後までお楽しみください!

エマ・ストーンのプロフィール

エマ・ストーンは本名じゃない?!

エマ・ストーンは、1988年11月6日生まれのアメリカ人女優です。本名はエミリー・ジーン・ストーンですが、エミリー・ストーンという名の女優がすでに存在していたため、エマ・ストーンという名前で活動を始めました。 2004年16歳のときにタレント発掘番組『In Search of the New Partridge Family』に出演。この番組でドラマ『The New Partridge Family』のローリー・パートリッジ役を射止め、テレビドラマデビューを果たしました。 しかし本編に先駆けて放送されるパイロット版の出演のみに留まり、その後も出演したドラマの打ち切りやドラマ『HEROES』のオーディションに落選するなど、エマにとっては苦しい下積み時代となりました。

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コメディ映画出演を足がかりにステップアップ

その後、2007年19歳のときに『スーパーバッド 童貞ウォーズ』で映画デビュー。2010年の『小悪魔はなぜモテる?!』では主演を務めるなど、コメディ映画を中心に女優としてのキャリアを積み重ねていきました。 2018年までに、コメディやアメコミなど24作品もの映画に出演。2014年には『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』で、ゴールデングローブ賞やアカデミー賞をはじめ数々の国内映画賞の助演女優賞にノミネートされるなど、輝かしいキャリアを送っています。

女優になる夢のためにユニークな方法で両親を説得

4歳の頃から演技することを志し、幼少期はバレーユース・シアターのメンバーとして活動し、11歳で初舞台を踏んでいます。14歳の時に女優になることを決意して両親を説得したそうですが、その時に使ったのが、なんとパソコンのパワーポイント。 タイトルは「プロジェクト・ハリウッド 2004」、BGMはマドンナの「ハリウッド 」!パワーポイントのスライドショーでプレゼンテーションしながら、自分にとって女優になることがいかに大切なのか、意味があることなのかを両親に説明したそうです。 高校はアリゾナ州フェニックスのカトリック系「サビエル・カレッジ・プレパラトリー」に通っていましたが、演技のキャリアを優先するために高校をドロップアウト。ロサンゼルスに居を移した後は、ホームスクーリングで学業に励んでいたそうです。

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エマ・ストーンのトレードマークである赤髪は地毛じゃない?

エマ・ストーンといえば赤毛のイメージが強いですが、実は元はブロンドであることを明かしています。赤く染めたのは『スーパーバッド 童貞ウォーズ』や『40歳の童貞男』の監督であるジャド・アパトーからの勧めで、これ以降赤毛の役を演じることが多くなったよう。 『スーパーバッド 童貞ウォーズ』のほかにも、ブレイクのきっかけともなった『小悪魔はなぜモテる?!』のオリーヴ役でキュートな赤毛を披露しています。地毛のブロンドはグッと大人の雰囲気になりますが、エマの可愛さを引き立たせる赤毛の魅力も捨てがたいですね!

彼女のハスキーボイスには理由があった?

エマ・ストーンのもう一つの特徴として挙げられるハスキーボイスは、赤ちゃんの時に夜泣きが原因で声帯を痛めたせいだとか。エマは自分の声が男の人のように感じるそうですが、ハスキーボイスは彼女の素晴らしい魅力の一つであることは間違いないでしょう。 『ラ・ラ・ランド』でミュージカル女優としても花開いたエマですが、それ以前にも2008年の『キューティ・バニー』や2010年の『小悪魔はなぜモテる?!』でも歌声を披露しています。実はミュージカル女優を目指して、8年間のボイストレーニングを行なっていたそう!エマならではのハスキーボイスでの歌唱は、作品に独特の雰囲気を醸し出しています。

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エマ・ストーンの交友関係&影響を受けた人物

テイラー・スウィフトとジェニファー・ローレンスが親友

エマは親友として、アメリカの歌姫テイラー・スウィフトを挙げています。2008年のヤング・ハリウッド・アワードで出会い、メールのやり取りで距離を縮めていったようです。2014年までは二人仲良く収まった写真もよく撮られていましたが、それ以降はパッタリとツーショット写真が撮られることもなくなりました。 その時期と入れ替わるように、エマは「ハンガー・ゲーム」シリーズで有名な女優ジェニファー・ローレンスと急接近!どうやら二人は同じストーカーに悩まされていたことが仲良くなるきっかけだったそうです。

実はK-POPファン

また、人気トーク番組「Conan」に出演したエマ・ストーンは、そこで自身がK-POP好きを公表。韓国のガールズグループ「2NE1」の虜になっていると語っています。「一番好きな歌は?」という質問には、「I AM THE BEST」という曲が一番好きだと回答。韓国語で歌うことはないようですが、すばらしい歌だと語っていました。 エマがさらにビッグファンだと語っているのは、スパイス・ガールズのエマ・バントン。2019年6月のスパイス・ガールズ再結成コンサートでは嬉々としてバントンとツーショット写真を撮っていましたが、なんとツアー参戦中にエマは肩を骨折しまったんだとか!

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『小悪魔はなぜモテる?!』での“フェイク・セックス”シーンの裏話

エマが主演を務めた2010年のコメディ映画『小悪魔はなぜモテる?!』。初期の代表作として知られています。 実は彼女は、本作の撮影中に、人生で初めて喘息の発作に襲われました。喘息の発作は映画のワンシーンであるフェイク・セックスのシーンで起き、その時初めて自分が喘息であることを知ったといいます。 それは撮影の2日目に起きたようで、とても恥ずかしかったと語っています。ベッドの上で何時間も飛び跳ねたり叫んだりするようなシーンだったため、喘息の発作を引き起こしたのかもしれませんね。

注目度を一気にアップした代表作『アメイジング・スパイダーマン』

彼女の知名度が一気に上がったのは、2012年の『アメイジング・スパイダーマン』で演じたヒロインのグウェン・ステイシー役。この時に出会ったスパイダーマン役のアンドリュー・ガーフィールドと交際も始め、公私ともにベストカップルとなりました。 それまで赤毛の役柄を演じることも多かったエマですが、グウェンを演じるにあたって本来のブロンドヘアに戻し、可愛さ倍増!可憐なヒロインを演じ、幅広い人気を獲得しました。 2014年には続編『アメイジング・スパイダーマン2』でも、グウェン役を務めています。

彼氏はスパイダーマン!素晴らしいパパラッチ対応で堂々とデート

エマ・ストーンは『アメイジング・スパイダーマン』で共演したアンドリュー・ガーフィールドとの交際中、逃げも隠れもせず堂々とデートをしていたようです。 パパラッチにはカードにチャリティ団体サイトのアドレスを書いて、私たちよりも注目するべきところがあるとアピールしました。 現状をユーモアを交えて打破していく、彼女のポジティブな考え方や行動が魅力的ですね。ベストカップルとして結婚間近ともささやかれていた二人でしたが、残念ながら2015年には破局したことが報道されました。

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2017年、『ラ・ラ・ランド』でアカデミー主演女優賞に輝く

アカデミー賞14部門ノミネートで注目を浴びた映画『ラ・ラ・ランド』で、エマ・ストーンはヒロインのミアを演じました。ライアン・ゴズリング演じるジャズピアニストのセバスチャンと女優志望のミアの恋愛を、ロサンゼルスを舞台に綴ったミュージカル映画です。 すばらしい音楽に彩られ、華麗に歌い踊るエマの高い表現力が評価された本作。ゴールデングローブ賞ではノミネート7部門すべてを受賞、さらにアカデミー賞では監督賞など6部門を受賞する快挙を成し遂げ、エマに主演女優賞をもたらしました。

『ラ・ラ・ランド』監督デイミアン・チャゼルと再タッグ?

デイミアン・チャゼル
©JIM RUYMEN/UPI/Newscom/Zeta Image

エマにステップアップの機会を与えた映画『ラ・ラ・ランド』ですが、再びデイミアン・チャゼル監督とタッグを組む新作の情報が! 1920年代の初期ハリウッドを描いた物語になるという『バビロン(原題)』の製作が発表され、本作にはブラッド・ピットも出演するようです。 初期のハリウッドといえばサイレント映画全盛期。そこから音の入ったトーキー映画へ移り変わっていく様子を描くのでしょうか。チャゼル監督はNetflixのドラマシリーズやアップル社のドラマシリーズ製作にも携わっており、超多忙!新作映画の詳細が明かされるのはまだ先かもしれません。

『ラ・ラ・ランド』以外にもたくさん!エマ・ストーン出演のおすすめ映画

興行収入1億ドル超えのヒット!『スーパーバッド 童貞ウォーズ』(2007)

エマ・ストーンの映画デビュー作は、童貞の高校生の初体験にスポットを当てた青春コメディ映画。エマはジョナ・ヒル演じるセスが思いを寄せるクラスメイトのジュールズを演じています。 この作品で製作を務めたジャド・アパトーに勧められ、エマはブロンドを赤毛に染めてキュートな姿を披露し、ブレイクのきっかけをつかみました。

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ゾンビがあふれる世界が舞台なのにコメディ?!『ゾンビランド』(2009)

ウディ・ハレルソン、ジェシー・アイゼンバーグ、アビゲイル・ブレスリンと共演したゾンビ・コメディ映画。監督は本作が長編映画デビューとなったルーベン・フライシャーで、10年ぶりとなる続編『ゾンビランド:ダブルタップ』(2019)も監督しています。 エマが演じたのはアビゲイル演じるリトルロックの姉ウィチタ。二人はゾンビであふれかえる世界を自力で生き抜いていた生命力高めの姉妹です。続編には4人のオリジナル・キャストも復帰!日本でも2019年11月22日に公開されます。

青春コメディ映画で映画初主演!『小悪魔はなぜモテる?!』(2010)

学校でふしだらな噂を広められてしまった女子高生が、それを逆手にとって小悪魔を演じ通そうとする姿を描いた青春コメディ。 ビッチのレッテルを貼られてしまったものの開き直ったことで、モテない男子たちから「偽装セックス」をお願いされる主人公・オリーヴを痛快に演じています。 映画初主演で初のゴールデングローブ賞主演女優賞ノミネート。女優デビュー以来コメディ映画で力をつけてきたエマが、公に評価された作品となりました。

人種問題に立ち向かう新聞記者を好演『ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜』(2011)

公民権運動が盛んになりつつあった1960年代のミシシッピを舞台に、白人の富裕層家庭に仕える黒人メイドたちと、それを取材する新米記者の挑戦を描いた作品。 エマにとっては初の社会派作品への出演で、ライターを目指す主人公のスキーターを演じました。本作はアメリカ南部の黒人差別をテーマに描いており、評論家からは高い評価を受けつつも興行収入の面でもヒットを収めています。

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世界的人気映画シリーズのヒロインに大抜擢!『アメイジング・スパイダーマン』(2012)

世界的人気を誇るアメコミ「スパイダーマン」の実写映画で、映画『スパイダーマン』のリブートシリーズ。スパイダーマンをアンドリュー・ガーフィールドが演じ、続編『アメイジング・スパイダーマン2』も2014年に公開されました。 エマが演じたのは、スパイダーマンとしてニューヨークを守るピーター・パーカーの恋人で、17歳の少女グウェン・ステイシー。この映画公開を機に日本でも注目を集めるようになり、共演したガーフィールドとは交際に発展しました。

アカデミー賞助演女優賞にノミネート!数々の賞レースで評価『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(2014)

マイケル・キートン演じる落ち目のハリウッドスター俳優リーガン・トムソンが、ブロードウェーの舞台に挑戦する姿を描いたドラマ作品。監督は本作でアカデミー賞監督賞を受賞したアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥです。 エマはリーガンの娘であり、薬物依存を克服して舞台をサポートする付き人のサムを演じました。 本作はアカデミー賞で作品賞など4部門を受賞し、多方面で高い評価を受けています。エマもアカデミー賞やゴールデングローブ賞など数々の賞レースで助演女優賞にノミネートされ、大きな注目を集めました。

女子テニス界のレジェンド選手を演じた『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』(2017)

1973年に実際に行われた男女のテニス選手同士の「男女対抗試合」を描いたスポーツ・コメディ映画。エマは実在のテニス選手ビリー・ジーン・キングを演じています。 女子テニス界最強で“キング夫人”と呼ばれたビリー・ジーン。往年の男子選手ボビー・リッグス(スティーブ・カレル)から挑戦を受け、男女どちらが強いのかを問う世紀の一戦「バトル・オブ・ザ・セクシーズ(性別間の戦い)」を行うことになります。 エマはキング夫人の外見に寄せて眼鏡をかけ、華麗なテニスプレイを披露。女子テニス選手の権利と強さを主張したキング夫人を堂々と演じ切りました。

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高評価を受けた歴史ブラック・コメディに出演『女王陛下のお気に入り』(2018)

オリヴィア・コールマン、レイチェル・ワイズと共演した『女王陛下のお気に入り』では、実在の人物アビゲイル・メイシャムを熱演。没落貴族のアビゲイルが、18世紀イギリスでアン女王の“お気に入り”となっていく様子をブラックなコメディタッチで描いています。 貴族に返り咲くためにアン女王に取り入っていくしたたかなアビゲイルと、アン女王の寵愛を独り占めにしている親友サラとのドロドロの戦いが見どころ。 アン女王を演じたコールマンがアカデミー賞主演女優賞を受賞したほか、エマも本作の演技でアカデミー賞など3つの賞レースで助演女優賞にノミネートされました。

かわいいだけじゃない!エマ・ストーンの活躍に期待大!

『ラ・ラ・ランド』で一躍ハリウッドのトップスターの座を手にしたエマ・ストーン。それ以来評価の高い作品に出演を続けており、これからの活躍にも期待がかかっています。 2019年以降は『ゾンビランド:ダブルタップ』が公開されるほか、ディズニーの実写映画『クルエラ(原題)』やチャゼル監督の新作『バベル(原題)』など話題作も目白押し!コメディ作品に定評があるエマが今後どのような作品に挑戦していくのか、それ自体楽しみですね。