ドラマ『SUITS/スーツ』について知っておきたい10のこと

2017年5月12日更新 1797view

人気ドラマ『SUITS/スーツ』は、一流弁護士事務所ピアソン・ハードマンを舞台に、敏腕弁護士と経歴に秘密を持つ彼の部下の切磋琢磨する姿を描いたリーガル・ドラマです。こちらでは、今作の知られざる10の意外な事実をご紹介します。

ドラマ『SUITS/スーツ』って?

海外ドラマ『SUITS/スーツ』は、2011年にシーズン1が放送開始されてから、2017年現在でもシーズン6が制作・放送され続けている人気作品であり、タイトル通り“スーツ”を着こなした2人のスタイリッシュさが映える作品です。

今作は、名門大学であるハーバード大学ロー・スクール出身者しか採用しないマンハッタンの一流法律事務所ピアソン・ハードマンが舞台。事務所の顔ともいえる敏腕弁護士ハーヴィー・スペクターと、高学歴が必須の当事務所に学歴を詐称してハーヴィーのもとで働くことになったマイク・ロスがタッグを組み、時に衝突しながらも奮闘していく姿を描いた大人気リーガルドラマです。

現在は最新シーズンとなるシーズン6が放送されている今作ですが、こちらでは、知るといままで以上にドラマが楽しめるであろう10の知られざる事実や意外なポイントをご紹介していきます。

1. 高評価なリーガルドラマ!

ドラマ『SUITS/スーツ』は、2011年に放送開始されて以来、現在でも最新シーズンが続いているので視聴者人気が高いことは間違いありませんが、様々な賞にノミネートされています。

2012年には、マイク役のパトリック・J・アダムスとジェシカ・ピアソン役のジーナ・トーレスが、全米映画俳優組合賞の男優賞と女優賞にノミネート。また、2014年には、ピープルチョイスアワードのベストドラマ賞やお気に入りドラマ賞にもノミネートされました。

2. ドラマのポイントは

正反対のタイプである二人がコンビを組んで奮闘し、キャリアを築いていく点が今作の大きな見どころのひとつです。

超エリート揃いの事務所で敏腕弁護士として活躍するハーヴィーは部下も持たずにひとりで奮闘していましたが、上司の強い勧めでしぶしぶ採用面接会場に赴きます。一方、マイクもまた、麻薬の密売捜査から逃れるために面接会場にいました。大学を中退しているマイクはそもそも面接に参加できる条件すら整っていないはずなのですが、ハーヴィーはその場でマイクが並外れた頭脳を持っている人間だと見抜き、部下として雇用します。

しかし重要なのがマイクはハーバード大学のロー・スクール出身者ではないということ。その時点でピアソン・ハードマン事務所には本来は入れないのですが、マイクを雇用するために2人は彼の学歴を詐称して正式にハーヴィーの部下にしてしまいます。マイクは異端児ながらもその頭脳を以てメキメキ頭角をあらわしていきます。ただ、発覚すれば職を失うどころか法を犯してしまっているので、いつかばれてしまうのではないかと怯える彼の姿も見どころのひとつです。

3. スペクターの名前の秘密

ピアソン・ハードマン事務所の草創期を支えた事務所の顔ともいえるハーヴィーは、自他共に認める絶対的な自身の持ち主です。

そんな彼の苗字であるスペクターは英語だと「Specter」と綴りますが、この名前には秘密があります。彼の苗字は、文字の順番を入れ替えると「尊敬」を意味する"RESPECT"に変換されるアナグラムとなっているのです。常に冷静沈着でカリスマ性があり、女性にもモテる彼がある意味完璧な男性像だということを表しているのかもしれませんね。

4. ファッションも本作の注目ポイント

ハーヴィーが着用しているスーツは、アメリカのファッション・デザイナーであるトム・フォードが展開しているファッション・ブランド「トム・フォード」です。

彼が着ているスーツは、「トム・フォード」の中でもウィンザーというラインのものであり、しっかりとした肩のシルエットを出しながらもウエストにかけては絞ったデザインなのが特徴です。このラインのスーツは、人気スパイ映画『007』シリーズでは、現ジェームズ・ボンドを演じているダニエル・クレイグが映画『007/スペクター』の劇中でも着用しており、話題になっていましたね。

5. ドラマでも親子で共演

今作に登場するハーヴィーの父親であるガラッド教授は、俳優のステファン・マクトが演じています。ガラッド教授の息子であるハーヴィー役は俳優のガブリエル・マクトが演じていますが、なんと2人は作中だけでなく実際の親子でもあるので、まさに親子共演を果たしているんです。

作中でも仲睦まじい父親と息子の姿を見ることが出来ますよ。

6. 本当は男性だった!?

今作には、女優ジーナ・トーレス演じるピアソン・ハードマンの所長、ジェシカ・ピアソンが登場します。

彼女は常に冷静沈着かつ確かな判断力と頭脳で一流事務所を維持し続けているハーヴィーたちの女性上司ですが、今作で製作総指揮及び企画、脚本を担当するアーロン・コルシュらが書いた原案ではジェシカは男性の予定だったそうです。しかし、スタジオや放送局であるUSAネットワークの助言により、性別を男性ではなく女性にしたのでした。

7. 同じ誕生日!

弁護士の補助業務を行っているレイチェル・ゼインを演じているメーガン・マークルと、ロー・スクール学生の頃からハーヴィーとライバル関係にあるスコッティを演じるアビゲイル・スペンサー。

二人共、今作を彩るヒロインたちですが、なんと二人とも1981年8月4日生まれという全く同じ生年月日なのです。誕生日はともかく、生まれた年まで同じとはすごい珍しいことですよね。

8. 風変りなキャラクターにも注目!

ピアソン・ハードマンに所属している弁護士のひとりであるルイス・リットは、とにかくひねくれている人物で。平気で人が傷つく言葉や態度を平気でとり、部下への指導もかなりの厳しさで周囲からはあまりよく思われていません。

しかし、彼は彼なりに厳しい環境で鍛錬してほしいからその様な対応をしているという意図があり、風変りながらもどこか憎むことが出来ないキャラクター性の持ち主でもあります。

そんなルイスには、ルイスの苗字リットと、光ったなどという意味を持つ“Lit”をかけてか、"私が目を光らせているからな!"という意味で「リットしてやる」、「リットされたいのか」という彼の決め台詞が度々出てくるのも彼のキャラクターをよりコミカルにして面白くするポイントのひとつですね。ちなみに、彼は“YOU JUST GOT LITT UP!(リットしてやる!)”とプリントされているマグカップを使っています。

9. オフィスから見える景色の正体は…?

ピアソン・ハードマン事務所はマンハッタンを一望できる場所にあり、それぞれの弁護士のオフィスからもその景観を眺めることが出来ます。

しかし、それぞれのオフィスから見える景色は全てそこからの眺めではないのです。撮影の際にはマンハッタンの景観を映したカーテンを使って、あたかも本物のオフィスである様に見せているという工夫と秘密があるのでした。

10. 『SUITS/スーツ』は『ツイン・ピークス』に影響されている?姿を見せないアシスタントの正体は

ルイスの助手にはノーマというアシスタントがいるそうです。というのも、ルイスの口からは度々ノーマの名前や存在が言及されるのですが、彼女は一度もドラマに登場したことがありませんし、そもそもこの役には誰もキャスティングされていません。

何故この様な姿を現さないアシスタントが存在しているのかと言うと、これはツインピークス1990年に放送されたテレビドラマ『ツイン・ピークス』の影響を受けているからだそうです。このドラマはFBI捜査官のデイル・クーパーの活躍を描いた作品であり、主人公のデイルは常に携帯しているテープレコーダーに録音する時、決まって秘書のダイアンの名前から録音を始めます。しかし、ダイアンという彼の秘書は一度も作中に登場しません。

これを真似て、『SUITS/スーツ』でもルイスにアシスタントはあえて姿を現さないで、存在が確かなことだけ描いています。その証拠に、ルイスはいつもボイスレコーダーを持っているのです。