2017年8月5日更新

マイケル・ベイ監督おすすめ映画13選!【ハマる人はとことんハマって抜け出せない!】

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破壊&爆発大好きなポップコーン・ムービーの旗手、マイケル・ベイ監督

CMやPV監督としてキャリアをスタートしたマイケル・ベイは、1995年のジェリー・ブラッカイマー製作の『バッドボーイズ』で映画監督デビュー。以降、ブラッカイマーとコンビを組んで放つ、いわゆる「ポップコーン・ムービー」のヒットメーカーとなります。 ベイがこれまで手掛けてきた作品に共通するのは、とにかくド派手で供給過多な演出。撮影時も即興で爆発・破壊シーンを入れるなど、その過剰ぶりが良くも悪くも彼の特徴となっています。 また監督業以外にも、リメイク版『13日の金曜日』や『ミュータント・ニンジャ・タートルズ』シリーズ、テレビドラマ『ザ・ラストシップ』といった作品のプロデューサーとしても活躍しています。 今回はそんなマイケル・ベイが監督してきた作品を年代順に紹介。

1.犯罪都市マイアミでのヘロイン強奪事件に挑む凸凹刑事コンビ【1995年】

犯罪が多発する都市マイアミで、警察署内に保管されていた1億ドル相当のヘロインが盗まれる事件が発生。外部に事態が漏れる72時間以内に奪還すべく、麻薬特捜班のマーカスとマイクにその任務を命じます。 マーティン・ローレンス扮する家族思いのマーカスと、ウィル・スミス扮するプレイボーイのマイクの凸凹刑事のコンビネーションが受けて大ヒットするとともに、同時に本作で映画監督デビューを果たしたベイ監督の名を飛躍的に高めました。彼の代名詞となる大爆発シーンがすでに盛り込まれており、中でも空港での爆発シーンは、スケジュールの関係で中止寸前になりかけたところを、ベイの猛抗議で実現させるという執念を見せています。

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2.難航不落の島を占拠したテロリストにFBI&伝説の犯罪者コンビが挑む【1996年】

最も脱獄が困難な刑務所があることで知られた、“ザ・ロック”ことアルカトラズ島。閉鎖された現在は観光スポットとなり、連日観光客でにぎわっていました。しかしある日、元海兵隊のハメル准将率いるテロリストが島を占拠、観光客を人質に取り1億ドルの身代金を要求します。そこでFBIの化学兵器専門家スタンリーは、アルカトラズを脱走した腕前持つ元犯罪者メイソンを従え、島に潜入します。 ショーン・コネリーとニコラス・ケイジという二大スター共演のタイムリミットアクション。刑務所版『ダイ・ハード』とも評された怒涛のアクション演出は、まさしくベイ監督ならではと言えます。

3.小惑星衝突の危機を防げ!マイケル・ベイが贈る愛と涙のSFドラマ【1998年】

アメリカ・テキサス州と同じ大きさという小惑星が地球に接近していることを知ったNASAは、小惑星に核爆弾を備えて爆発させ、その軌道を変えるという策を講じます。そこで石油採掘会社社長のハリー率いるクセ者揃いのスペシャリストを召集し、宇宙飛行士としての参加を請うのでした。 科学的考証でいくつかの矛盾点を指摘されながらも、ブルース・ウィリス演じるハリーとリヴ・タイラー演じる娘グレースの親子愛が涙を誘い、全世界で大ヒット。リヴの実父スティーヴン・タイラー率いるエアロスミスが歌う主題歌「ミス・ア・シング」も好評を博しました。

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4.第二次大戦下で燃え盛る若者たちの愛と青春【2001年】

幼い頃からの友人のレイフとダニーは、揃ってアメリカ陸軍のパイロットに志願します。折しも、第二次大戦の勃発により、レイフはヨーロッパ戦線に参加すべくイギリスへと向かいます。ダニーとレイフの恋人にして看護師のイヴリンはハワイの真珠湾に転属になりますが、ここから3人の関係に変化が生じ……。 1941年12月7日(アメリカ現地時間)の真珠湾攻撃を軸とした、3人の男女の恋愛を描く戦争映画。真珠湾攻撃を含む細部の至るシーンで史実との違いを指摘されるなどの物議を醸しましたが、恋愛要素を高めた宣伝が功を奏し、日本でもヒットしています。

5.お騒がせコンビが今度はキューバで大暴れ!【2003年】

マイアミ市警のマイクとマーカスのコンビは、麻薬密輸ルート壊滅を進行するも手掛かりを掴めぬ状態が続いていました。かたやマーカスの妹にしてマイクの恋人でもある連邦麻薬捜査官のシドも、謎の麻薬王に接近していましたが、身元がバレてしまいキューバに拉致されてしまいます。2人は、職権が通らないキューバへの乗り込みを決意することに。 凸凹お騒がせコンビが舞台をキューバに変えて暴れるバディムービー第2弾。前作以上にカーチェイスやガンアクションがてんこ盛り状態となっています。なお本作は2018年1月に第3作『バッドボーイズ・フォー・ライフ』(原題)が、アメリカで公開予定です(マイケル・ベイは不参加)。

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6.地上最高の楽園に隠された恐るべき真実とは?【2005年】

地球が大気汚染状態となっていた2019年。人類は完全管理された安全な都市空間のコミュニティで暮らしていました。そんな彼らの夢は、日々行われる抽選によってアイランドと呼ばれる楽園都市に行く事。そんな折、コミュニティの男リンカーンは、ふとしたきっかけでアイランドの秘密を知ってしまい……。 これまでジェリー・ブラッカイマーとコンビを組んでいたベイ監督が、初めて独立してメガホンを取ったSFサスペンス。アイライドを巡るディストピア物として注目されるも、設定や世界観への既視感が強かったせいか興行的には失敗に終わりました。しかし、車やヘリを駆使したベイならではのアクションが満載です。

7.マイケル・ベイがスピルバーグと初タッグ!日本製変形おもちゃロボがスクリーンを席巻【2007年】

あらゆるマシンに変形する金属生命体「トランスフォーマー」が善のグループ「オートボット」と悪のグループ「ディセプティコン」に分かれ、キューブと呼ばれる生命の根源を求めて争っていました。そのキューブに関する手がかりを高校生のサムが持っていると知った両者は……。 日本の玩具メーカー、タカラトミーが製作したおもちゃ「トランスフォーマー」をベースにした物語を、スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮&マイケル・ベイ監督の初タッグで実写化しました。 スピルバーグから監督を打診されたベイは当初、「おもちゃに興味はない」と気乗り薄でしたが、いざ取り掛かると瞬く間にハマってしまい、映画も大ヒット。結果的に本シリーズは彼のライフワークとなりました。

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8.トランスフォーマーたちがエジプトで死闘を繰り広げるシリーズ第2弾【2009年】

前作での死闘から2年経ち、サムが大学へ進学するなど平和を取り戻した人類。しかし、絶滅したはずのディセプティコンの残党が、死んだボスのメガトロン及びトランスフォーマーたちの祖先にあたる邪心を持つザ・フォールンの復活を企てます。 前作の大ヒットを受け満を持して製作されたシリーズ第2弾。終盤では舞台をエジプトに移し、ピラミッドやスフィンクスを背景にトランスフォーマーたちの闘いが繰り広げられます。前半でのサムと両親のドラッグ絡みのトラブルといった、物語に直接つながりがない妙なギャグシーンを入れ込むあたりが、ベイ監督の真骨頂と言えます。

9.アポロ月面着陸計画には秘められた真実があった?驚愕のシリーズ第3弾【2011年】

世界中を沸かせた1969年のアポロ11号による月面着陸。実はその裏で、宇宙飛行士たちは月面上でとある物を発見していました。それはトランスフォーマーに関する重大な秘密だったのです……。 前作『リベンジ』の脚本内容に大いに不満を持っていたベイ監督は、本作製作にあたり徹底的に脚本を練り込みます。結果出来上がった脚本は、アポロ11号月面着陸計画やチェルノブイリ原発事故にトランスフォーマーも関係していたという、予想だにしない内容となりました。 当初は本作でシリーズの監督を降りるとしていましたが、スピルバーグらプロデューサーの説得により、次回作『ロストエイジ』も手掛けることとなりました。

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10.サイテーな筋肉男たちが企てるサイテーなブラックコメディ!【2013年】

マイアミのスポーツジムで働くトレーナーのダニエルは、刺激のない鬱屈とした日々を過ごしていました。そこで意を決して裕福なジム会員ビクターの誘拐を計画、2人の同僚とともに決行します。ところがビクターに逃げられたことで、事態はどんどん悪化の一途を辿っていき……。 1999年に実際に起きた強盗誘拐事件を映画化。ベイ監督自身、長らく構想を練っていたほどこの事件の映画化に意気込んでおり、自身の監督作としては最も低予算の2200万ドルで製作しました。次作の『トランスフォーマー ロストエイジ』が製作費2億1000万ドルだったのと比べても、その差は歴然。犯人の3人がやらかす事が、とにかく過剰でバカバカしさに満ちたブラックコメディです。

11.トランスフォーマーを危険視する人類と新たな脅威が襲いかかるシリーズ第4弾【2014年】

メガトロンの野望を打ち砕いた前作での戦いから4年後。政府はトランスフォーマーの存在を危険視し、厳しく弾圧しようとしていました。その頃、人類滅亡を企てる新たなディセプティコンが地球に襲来。身を隠していたオプティマス・プライムと出会った発明家のケイドは、オプティマスに手を貸すべく戦いに加わることとなります。 メインキャストを一新し、マーク・ウォールバーグを主演に据えたシリーズ第4弾。中国資本が製作に入ったことで、クライマックスのバトルも中国を舞台にしており、破壊度も爆発度もさらにパワーアップしました。 ベイ監督は「トランスフォーマーを監督するのは今回で本当に最後」と語っていましたが、全世界興収10億ドル突破というメガヒットを受け、再び前言撤回することに……。

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12.領事館を襲撃したテロリストと6人の元兵士たちとの13時間の攻防【2016年】

2012年9月11日に中東国リビアの都市ベンガジで、イスラム過激派テロリストによるアメリカ領事館襲撃事件が発生。人質となったアメリカ人大使を救うべく、元特殊部隊にいた6人の警備員がテロリストたちとの13時間に及ぶ攻防を繰り広げます。 ベンガジで実際に起きた紛争を、5000万ドルというこれまた低予算の費用で製作しました。それまで徹底してフィルム撮影にこだわっていたベイ監督が、ほぼ初めてデジタル撮影を取り入れたのも特徴。 本国アメリカでの興行成績が振るわなかったことなどから、『ペイン&ゲイン』同様に日本ではDVDスルーとなりましたが、『ローン・サバイバー』のような実録戦争ドラマとして、ベイ作品にしてはかなり重厚な出来となっています。

13.シリーズ第5弾、マイケル・ベイが描くアーサー王伝説!?【2017年】

トランスフォーマーの起源となる謎の異星人が、故郷の惑星サイバトロンの再生と地球侵略を計画していると知ったオプティマス・プライムは、単独で阻止すべく旅立ちます。一方地球では、復活を果たしたメガトロン率いるディセプティコンの勢力が拡大、新リーダーとなったバンブルビー率いるオートボットは苦戦を強いられていました。そんな状況下で、ついにオプティマスが帰還しますが……。 シリーズ5作目となる本作では、トランスフォーマーがアーサー王伝説や日本の戦国時代、はては第二次大戦といった幾多の戦史にまで絡んでいたという、これまた突拍子もない設定が登場。「そんなバカな!?」とツッコむか、「これぞマイケル・ベイ作品!」と納得するかは観る人の判断に委ねます。